いいとこ取りの精神で行うハイブリッドな最適化
ソフトウェア企業が取り組むkintoneの活用術

CData Software Japan 桑島義行氏

kintone hive sendai vol.2
に開催

2019年3月15日、仙台Rensaにてkintone公式ユーザーズイベント「kintone hive 2019 sendai」が開催されました。kintone hiveは、日々の業務でkintoneを活用しているユーザーが一堂に会し、業務改善プロジェクトの成功の秘訣を共有するリアルイベントです。この中で、「ここまでできるkintone」をコンセプトに、kintoneの可能性を広げるショートセッションを行う「kintone hack」を開催。本記事では、CData Software Japanの桑島義行氏が登壇。「ソフトウェア企業がたどり着いたハイブリッドな最適化」をテーマに、kintone活用方法について語りました。

提供:サイボウズ株式会社

ソフトウェア企業がたどり着いたのは、ハイブリッドな最適化

桑島義行氏:こんにちは。今日のkintone hiveでは、非IT系の企業の方がkintoneをどう活用してるかというお話があったかと思うんですけども、私はソフトウェアカンパニーに勤めてまして。言ってみればITのプロであるソフトウェアカンパニーで、このkintoneをどうやって活用してるかということについて、弊社の事例をご紹介させていただこうと思います。

今日のキーワードですが、こちらのとおり「ハイブリッド」です。ハイブリッドカーなどでお馴染みだと思うんですけども、電気とガソリンを組み合わせるように最適解を出すと。そういった「ハイブリッド」をキーワードに進めさせていただきます。

まず自己紹介させてください。私は桑島と申しまして、宮城県岩沼市出身で、現在仙台市に住んでおります。夏はキャンプをして、冬はスプリングバレーでスノボに行くような生活をしてます。

弊社はCData Softwareといって、ソフトウェアを開発してる会社なんですけども、アメリカに本社があります。アジアと欧州にも拠点がありまして、日本法人は宮城県の仙台に本社があります。

どんなソフトウェアを開発してるかと言いますと、kintoneのようなクラウドサービスのデータをあたかもデータベースのように、帳票とかグラフを作るBIツールからデータにアクセスして集計したりするような、その間のソフトウェアコンポーネントを作ってる会社です。

kintoneの精神「まずやってみよう!」を大切に

弊社のkintone導入のきっかけですが、kintoneのデータをODBCなどの規格でアクセスできるようなコンポーネントを2017年に開発しまして、自分たちでその開発したソフトウェアを使ってみようということから導入しました。これは「ドッグフーディング」っていうような言い方をします。

では1つ目のハイブリッドについてお話しします。「全体最適」と「個別最適」という言い方があります。弊社の場合はグローバルと日本法人ですが、みなさまの場合ですと本社と支社、またはグループ企業の親会社と子会社という言い方もあるかと思います。そういったかたちで、グローバル全体で使ってるものもあれば、日本だけで使ってるものもあります。その中でkintoneは、日本法人の人たちが使いたいツールを早く作れるようなサービスとして使っています。

kintoneで作ってるツールをいくつかご紹介しますと、例えばこういった製品マスターがあります。それぞれのソフトウェアコンポーネントをコンパイルするビルドコマンドや、スクリプトも全部生成できるような製品マスターを作ったりしています。

あと、基本はエンジニアが中心の会社ですので、エンジニアが書きやすいようなフォーマットで技術情報を共有するためのツールも作ったりしています。

個別最適というと、作った人しかわからなくなっちゃうようなことがソフトウェアカンパニーでもあります。ITのプロであっても、正直誰かが作ったものを違う人がメンテナンスするのは難しく、とはいえ属人化したりブラックボックス化させたりはしたくないですよね。

そこで、カスタマイズは基本的にしません。できるだけプラグインのようなものを使います。また日本とグローバルのデータの接点のところは、できるだけシンプルにするようにしています。これは、なによりもkintoneが得意としている「まずやってみよう、作ってみよう」というのを大切にしています。

ITのプロが行うハイブリッドなkintone活用

次に2つ目、「自動化」と「手作業」のハイブリッドということです。

弊社ではマーケティング活動の一環として、Twitterの運用をこういったかたちで行っています。間にクラウドサービスのジョブスケジューリングを挟んで、kintoneの中に入ってるツイートしたい文字列をある時間にTwitterに自動投稿すると。そういった仕掛けで運用してます。

ちょっともう少し詳しく説明しますと、いわゆるkintoneのネタのセットがありまして、「こういった情報をTwitterにツイートしたいよ」という自分たちが投稿したいネタを手動でセットしておきます。投稿は通勤時間とかお昼休みとか、みんなが見てくれそうな時間に自動で投稿します。ここは自動でやっています。あとは、こういったイベントに参加したときの情報とかは、リアルタイムで手動でやっています。半自動化ですね。

試しにこの自動投稿の回数を増やしてみたところ、インプレッションはまだまだ増えることがわかりました。もうちょっといけそうかなと思ってます。

3つ目のハイブリッドです。「Excel」と「kintone」ってことで、よく「脱Excel、kintoneにしよう」と言いますよね。

でも、やっぱりハードルが高いですよね。みんなExcelが好きですから。「脱Excel」って言ってる人も、絶対使ってると思うんですよね。

(会場笑)

Excelにもkintoneにも良いところはあります。kintoneってデータの共有とかは得意ですけども、Excelは慣れがあったりします。なので、それぞれの良いとこ取りっていうことで。ドッグフーディングの一環で、手作業で行っていたkintoneのツイート情報ネタのセットは全部Excel上で行って、それを一括でkintoneに上げるような仕組みを作ってます。

それではおさらいです。今日お話ししたかったことは、こういったITのプロの会社でもゼロイチや脱Excelとかいった話だけじゃなく、いいとこ取りをしてkintoneを活用してるということです。それをお伝えできればと思っていました。

ご清聴ありがとうございました。

(会場拍手)

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