ノンコーディングで実現する「kintone × IoT」

伊藤和美氏:こんにちは。GEクリエイティブの伊藤と申します。今日はよろしくお願いいたします。

今日はあまり時間がないのと、kintoneの可能性をいろいろと持って帰っていただきたいと思いますので、会社の案内に関しましては割愛させていただきたいと思います。

興味がある方はぜひホームページをご覧いただければと思います。

今日のテーマは「kintone × IoT」ということで、今回はこちらのドローンから得られる情報をkintoneにアップするというIoTをノンコーディングで実現したいと思っております。

その上で必要なものが2つあります。1つは連携ツールで、こちらはGitHubにアップされていますので、もし興味がある方がいましたらぜひダウンロードいただければと思います。

もう1つは「Scratch」というアプリなんですけれども、簡単にご説明いたしますとお子様向けのプログラミングツールで、小学校なんかではよく導入されています。内容としては、ブロックを並べるだけで簡単に開発ができるツールになっています。

kintoneに連携ツールをインストールいたしますと、ドローンとkintoneの制御がブロックで追加されていまして、これを並べるだけでドローンとkintoneの制御ができるようになります。今回は実際にドローンを飛ばしているんですけれども、その中身もすべてこのScratchで同じようにブロックを積んで動かしております。

先ほどご紹介した連携ツールの中身はこのようなかたちになっています。ちゃんと説明いたしますと持ち時間の5分を超えてしまいますので、もしよろしければお写真を撮っていただいて、あとから確認いただければと思っております。

kintoneで拡張するIoTの可能性

では、実際にドローンを飛ばしてみたいと思います。ただ、ちょっと会場の中で飛ばすことはできないということだったので、動画を用意いたしました。こちらの動画を見ていただければと思います。

ちなみにこのEnterキーは、Amazonで1,000円ぐらいで売っております。さて、このようにドローンが登場いたしました。この動きは、すべてScratchでブロックを並べて動かしております。

いかがでしたでしょうか?

「Let’s see kintone」と書かれていますので、実際のkintoneの画面を見てみたいと思います。

連携ツールで登録された情報は、このようなかたちでkintoneに上がっております。

バッテリーの情報であったりドローンの温度であったりが記録されております。ただ、このままだとIoTっぽくないので、ちょっとだけ魔法をかけてみたいと思います。

はい。IoTっぽく、いろいろなグラフが出てきました。

こちらのグラフにはグレープシティの「krewDashboard」というものを使っていまして。実際にkrewDashboardもノンコーディングと言いますか、コードを書かなくてもこのようなグラフが簡単に作れるということで、非常に便利になったなと思っております。

「kintone × IoT」ということで、IoTとkintoneでもっと楽しんでいただければと思いまして、今回ご紹介させていただきました。今日はありがとうございました。

(会場拍手)