ユニリーバ・ジャパン島田氏と法政大学田中教授が登壇

大野誠一氏(以下、大野):ここからは「カイシャの未来研究会」のコアメンバーに入っていただいてのパネルディスカッションです。まず4名の方々に、パート1でご登壇いただきます。これ、全員並べますと終わらない人数になってしまうので……。

(会場笑)

大野:2つに分けてやらせていただくんですけれども、まずパート1にご登壇いただくみなさまに一言ずつ簡単な自己紹介をお願いしたいと思います。ではいちばん遅れてきました島田さん、お願いします。

(会場笑)

島田由香氏(以下、島田):遅れてきました(笑)。みなさま、こんにちは。

会場:こんにちは。

島田:ユニリーバの島田です。安藤さんの作られた、そして大野さんの率いられている「ライフシフトジャパン」は、ものすごく魅力的なタイトルの会社だと思います。また、今日は、みなさまがどんなふうに人生を送られているのかという(お話をお伺いするという)ことで、すごく楽しみにしています。自己紹介になっていませんが、よろしくお願いします。

(会場拍手)

大野:はい、ありがとうございます。では、田中さん、お願いします。

田中研之輔氏(以下、田中):こんにちは、法政大学の田中と申します。私はキャリアデザイン学部で10年教員をしています。2年ぐらい前から(ライフシフト・ジャパン株式会社の)大野さんにお越しいただいて、法政大学で特別講師として授業をしてもらったり、いろいろなお話をさせていただいていました。

(この前のお話で紹介されていた)リンダ・グラットンさんの『LIFE SHIFT』という本と、あとは『WORK SHIFT』もですね。うちの学部の方針にもすごく近くて、個人的にも関心があり、この間、読み込んでいます。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

あと、会長の安藤さんも学部授業で毎年、講演をしてくださっています。ライフシフト・ジャパンとキャリアデザインはすごく親和性が高いだろうということもあり、ご縁をいただいて、非常に楽しみにしてまいりました。よろしくお願いします。

大野:はい、よろしくお願いいたします。

(会場拍手)

では、次は宮城さん、お願いします。

起業家支援NPOの宮城氏と大手商社の人事部・子会社社長の和光氏

宮城治男氏(以下、宮城):はい、ETIC.の宮城です。私は、1993年の学生時代にちょうどこの仕事を立ち上げたんですけども、当時の学生が「自分で会社を作る」ということを、キャリアのひとつとして意識するということはまったくなかった。そういうことを、大学の教育プロセスの中で教わるといったことが当時はまったくなくて。

起業をするのはもちろんですけど、ベンチャーに就職するというのも、誰もそんなことを積極的な選択肢として考えなかった時代だったんですけれど、そこでたまたまご縁があって、起業という生き方をして、それを同世代の人たちに伝えていくというようなことをやっていました。大野さん、『アントレ』を創刊されたのは何年ぐらいですか? 90……。

大野:97年。

宮城:97年。アントレが創刊される頃というのは、本当に創業ということ自体がまだ縁遠いもので、すごく狭い村のできごとだったんですけれど、それが今、これだけの世界に広がっているということをとても感慨深く思っています。

一方で、2000年以降ぐらいから、私としては、だんだんビジネスの創業を支えるエコシステムやマーケットができていったことで、今後しばらくはそれを支える基盤の成長が必要であろうと思い、ソーシャルビジネスや、社会起業家と言われる人たちの挑戦を支えていくということで、これまで1,000社ぐらいのソーシャルビジネスの立ち上げを応援してきました。

大野:はい、宮城さんでした。ありがとうございます。

(会場拍手)

大野:じゃあ最後に、和光さんお願いします。

和光貴俊氏(以下、和光):和光でございます。こちらでご紹介いただいたように、今はヒューマンリンクという、親会社である商社の人事部が100パーセント出資をしている機能分社の社長と、それから親会社の人事部を兼務しているという立場でございます。

おそらくこちらにお声がけいただいたのは、大企業に所属している者という立場と、それからその機能分社である子会社の経営をしているという立場で、いろいろなジレンマやパラドックスに日々対面していますので、そのあたりを生の声としてフィードバックさせていただいて、みなさまと一緒に考えていければと思っていますので、よろしくお願いいたします。

(会場拍手)

大野:はい、よろしくお願いいたします。

「人生100年時代」のネガティブなイメージをどう変えられるか

大野:それではパート1ということで、今、豊田から100年ライフのイメージ調査のご説明をさせていただいたんですけれども。リンダ・グラットンさんの本は、僕もすごくインパクトがあったんですが、やっぱりどこか「イギリス人が書いた本だよな」というようなところも一部あって。日本人があれを読みかえていくときに、ポイントになるようなところが何かないのかなぁと思っているんですけれど。まず田中先生、キャリアデザイン学部の立場でいかがでしょうか。

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