モバイルバッテリーなどの設置目標は

司会者:質疑応答とさせていただきます。私から指名させていただきますので、所属とお名前に続いて、ご質問をお願いしたいと思います。

記者1:日本経済新聞です。まず、モバイルバッテリーが何ヶ所で使えるかということと、現状でアプリのクーポンが使えるお店、予約できるアクティビティの数を教えてください。

繁田光平氏(以下、繁田):1つ目のモバイルバッテリーの設置箇所は、私から説明させていただきます。まず、この開始のタイミングでは8ヶ所を予定しております。まだシーズンが始まるところでございますので、実際にスキー場がオープンしていくにつれて、設置場所は増やしてまいります。

最終的に、今季は22ヶ所を予定しております。バスのターミナルといったところにはさっそく置いてありますので、ご体感いただける状況です。

記者1:ありがとうございます。現状でのクーポンが使えるお店と、予約できるアクティビティの数、あとは目標などがあれば(教えてください)。

太田睦氏(以下、太田):ギフティの太田と申します。現状で(クーポンが)使えるお店は22店舗ございます。

記者1:今後増やしていく予定でしょうか? 当面は22店舗ですか?

藤本元太氏(以下、藤本):当然、今後増えていくということを期待しております。

記者1:アクティビティの数をお願いします。

藤澤政志氏(以下、藤澤):アクティビティの数は、お調べして後ほどご報告させていただきます。

司会者:ほかにはいかがでしょうか。

決済サービスの導入は考えているか

記者2:ケータイWatchです。白馬村で提供するサービスの例として、決済サービスも1つの例として挙がっていました。その提供されるイメージ……例えば、来春に「au PAY」が始まることは明らかにされていると思いますが、そういったものを使っていくのか、また別の仕組みを導入されるのか、教えてください。

繁田:ご質問ありがとうございます。時期等については、まだ検討中ということです。基本的には我々が進めている決済を導入させていただくことを検討しているというところで、今回のコメントは(ここまでに)留めさせていただければと思います。

記者2:もう1点、今回のスタンプ等はお店で(利用できる)ということだと思うんですけれども、例えばスキー場のリフト券のように、スキー場の中で利用していくといったことは考えていらっしゃるでしょうか?

藤澤:現状では、いわゆるクーポンのバウチャーとしてのもぎりにしか使っておりません。私がお答えするよりギフティ太田さまがご説明されたほうがいいかと思うのですが、技術的にはネット上で決済を終了して、その場で権利を得て、現地に行って同等の機能を受けるということが、もうできているんですね。

ですので、まずはスタンプから入りまして、さらに(サービスを)広げて、いろいろなところで使えるようにしていきたいなと考えております。

司会者:ほかにはいかがでしょう?

藤澤:申し訳ございません、先ほどの(質問の)お答えをさせていただければと思います。アクティビティの数について、現在20のアクティビティが掲載されております。

実は、アクティビティはもっと存在しておりますが、冬のシーズンにできるスキーなどのアクティビティだけを計算して20となっております。時期が変わって夏のシーズンになりますと、ラフティングなど、別のアクティビティが増えてくるというかたちです。

記者1:ありがとうございます。

司会者:ほかにはいかがでしょうか?

白馬村がKDDIと連携した理由は?

記者3:よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。白馬の山麓のスキーエリアは、地図で見ると栂池から白馬村へ向かったり……という理解が正しいかはわからないのですが、白馬コルチナ(スキー場)など、北側にあるスキー場は白馬村ではないけれども、スキーヤーから見るとそこも白馬だというふうに思っています。

行政で分けられている白馬村と、スキー場エリアとしての白馬は、一般の人からすると、随分隔たりがあるようにも感じられます。今回、白馬村としてKDDIさんと連携された積極的な理由があるようでしたら、そのあたりを教えていただけると助かります。

藤本:おっしゃるとおり、確かに行政でいうところの白馬村とスキーエリアの白馬というエリアは少し違いがあります。後者は、大町市、白馬村、小谷村という3市村にまたがるエリアになろうかと思います。

現状では、観光に関してもこの3市村でしっかり連携を取っていこうという取り組みを行っております。来年度から3市村のDMOというものを構築しまして、3市村にまたがる観光を主導する1つの団体を作っていこうということで進めております。

そのうえで、今回の協定に関しましては白馬村として実施しているんですけれども、いわゆるHAKUBA VALLEYの3市村の中でも、白馬村がこれまで一番主導的に観光を(推進するかたちで)やってきて、これからもそうしていこうというところです。

今回のHAKUBA VALLEYのアプリに関しましては、白馬村と白馬の観光局で主体的に進めていきます。まずは白馬で展開してみようということで取り組み始めており、そういった中で、白馬とKDDIさんとで協定を結んだと思っております。

記者3:将来的には、アプリに関しても白馬エリアとしてエリアを統合して打ち出していく予定であるということで大丈夫ですか?

藤本:アプリに関しましては、先ほども紹介がありましたとおり、スキー場としては白馬のスキー場だけではなく、白馬エリアのすべてのスキー場にまたがって展開するという方針ですでに動いております。今後のアクティビティに関しましても、白馬村だけではなくて白馬エリア全体で捉えていきたいと思っております。

記者3:ありがとうございます。

司会者:お時間の関係がございますので、次のご質問を最後とさせていただきたいと思います。

村外も「HAKUBA VALLEY」の視野に

記者4:信濃毎日新聞のオカダと申します。いまの質問関連で整理したいんですけれども、スキー場の情報提供というところでは、小谷村、大町市も含めて提供するということで、クーポンやシャトルバスの運行、アクティビティに関しては、今回はまだ村内のものに限るということでよろしいのでしょうか?

藤本:アクティビティも含めて、村外も含めて、HAKUBA VALLEYとして取り組んでいきたいと考えております。

記者4:シャトルバスも、小谷や大町へ行くものが(あるということですか)?

藤本:HAKUBA VALLEYシャトルというものがあり、大町や小谷のほうにも行っております。そういったものも含めて、このアプリの中で展開していくということでございます。

記者4:(クーポンを使えるお店が)現状では22店舗ということですが、エリア外にも店舗はありますか? 

藤本:現状は登録されていないようですけれども、登録してはダメという話ではなく、今後、小谷も大町も含めて、ぜひ広がりを持っていければと考えております。 (編集部注:2019年1月10日現在、小谷村では2店舗の登録あり)

記者4:わかりました。ありがとうございます。

司会者:それでは、質疑応答を終了とさせていただきます。