「IWAI」ローンチ、特別対談
山川咲氏(以下、山川):11月22日って、いい夫婦の日じゃないですか。世の中的にはそう言われてて、私たちがCRAZY WEDDINGのオーダーメイドから「IWAI」という新しいサービスを今度ローンチするんですけど。
西野亮廣氏(以下、西野):それでIWAIっていうのはなんなんですか? ちょっと山川さん、インスタで「(ライブ中継)やってるよ」みたいなのことを言ったほうがいいんじゃないですか?
山川:あ、それやったほうがいいですよね。
西野:そうですよね。
司会者:それ、非常にありがたいです。
西野:これ、どうやってシェアしてるんですか?
山川:たぶん自分のインスタでってことですよね。
西野:できないですか?
山川:できるよね。
司会者:ライブのシェアは……。
西野:ライブのシェアはできないか。というか「やってるよ」って言ったらいいんですね。
司会者:あ、そうですね。ありがとうございます。
西野:そうだ。これを「やってるよ」って。
山川:お客さんは何人いるんですか?
司会者:今日は21名、お集まりいただいております。
山川:昨日か今日に、予定があったけど変えていらっしゃった方どれくらいいるんですか?
司会者:けっこう事前にお電話したんですけど、わりとお仕事なんかうまくやってこられた方が多い印象で。
山川:へえー。
西野:すごいですね。なんか広島から来るみたいな方もいらっしゃいましたよ。
司会者:今日、その方は結局お越しいただけなかったんですけど。
山川:来れなくなっちゃった。
西野:すごいですよね。
司会者:ガッツはすごい。
西野:ガッツがすごいですよね。でもみんな、なかなかこういうところに来れる機会がないから。すみません、話の腰を折って。はい、そう。IWAIね。
山川:そうそう、IWAI。表参道に新しく会場を持つんですよ。
西野:はあ、なるほどなるほど。
表参道に「IWAI」をつくった理由
山川:でもオーダーメイドのときは、会場なんて絶対に持たないってやってたんですけど。今回6〜7年目にして持つということに。
西野:なんでまた急に会場を持つとなったんですか?
山川:今オーダーメイドでできることって、すっごく限られてるんですよ。うちって2トントラックで毎回現場に行って。すべての現場にそれくらいのものを全部持っていってやってたんです。
全部セッティングしてって、じゃあ数をどんどん拡大していくビジネスでもないし。そんなに広げないで、プレミアムに作っていくべき事業だなと思ったときに、それでももっと多くの人たちに届けたいと思ったら、もっと多くの結婚式を届けられる新しいホールが必要だなと思って。
あえて結婚式という式場を持つ制約の中で、新しいことをやろうっていうね。
西野:これまでとなにが違うんですか?
山川:いや、ふふふ(笑)。
西野:僕、しゃべりすぎ? もし、その前にしゃべりたいことがあったら。
山川:じゃあ、あとで。
西野:あとで、はいはい。段取りがあるんですよね。すみません。
山川:いやいや。ありがとうございます。
西野:とんでもないです。
司会者:自由に。
西野:はい。
結婚式に「第2の革命」を起こす
山川:そうそう。それで、IWAIの全貌を11月22日に公開しようと思って。
西野:ああ、そういうことだ。(公開するのは)今日じゃないんですね。11月22日に。では、今日はなんなんですか?
山川:今日は11月22日に全貌を公開するにあたって、いい夫婦の日というのもあって、結婚式をとにかく解放したいというのが、私の思いなんです。6〜7年前にジャンヌ・ダルクぐらいの結婚式がもっとすごくない、みたいな。
もっとパワーあるのに、今の結婚式じゃまだまだ足りなくない? みたいなところで起業してるんですけど。第2の革命を起こそうというのがあって、結婚式で解放するのに、(西野氏が)結婚式が嫌いという噂も聞いてますし(笑)。解放するなら、この人しかいないんじゃないかってことで、西野さんをお呼びしました。
西野:いや、すみません。ありがとうございます。
(会場拍手)
西野:結婚式ね。マジで前に参加したのが、えーと、たぶん梶原(雄太)くんの結婚式で、それはもう10年以上前なんですね。
山川:それからしてないんですか?
西野:いえ。もちろん結婚式のお誘いはいただくんですけど、まずおもんないんで(笑)。
(会場笑)
そんなことに時間を使いたくないじゃないですか。なんか司会者の方が出てきて、別に食べたくもない料理を食べさせられて、なにこれみたいな感じで。
あ、違います。ごめんなさい。違います。前回が10年前って言いましたけど、そうじゃなくて、今年の夏にサロンメンバー同士が結婚したんですよ。そこは行かなきゃと思って。
山川:サロンで出会って? すごーい。
西野:そうなんです。それで「西野さん、どんな結婚式だったら逆に来るんですか?」みたいな感じで。「そんなもん、バーベキューに決まってる」って話をして。みんなでバーベキューをしながら、なんかこうみんなで「イエーイ」とか言えるほうが、僕は居心地がいいので。だから「僕、バーベキューなら行くね」みたいなことを言ったら、本当にバーベキュー会場で結婚式をしやがったんですよ。
山川:へえー!
西野:それはだから行きましたね。それが10年ぶりぐらいに行ったやつで、その前が梶原くんの結婚式で。それ以外はずーっと断り続けましたね。
山川:出ないことに?
西野:はい。
西野氏、結婚式は「おもんない」
西野:だから僕、基本的に行かないんで。まず、「おもんない」が1つですね。一番大きな理由が、おもんない。あと僕が劇場出身なので、地下の小屋出身なので、どの照明がどれぐらいお金がかかって、このセットを組んだらどれくらいっていうのは、だいたい計算できるじゃないですか。するとやっぱり……。
山川:計算が合わない!
西野:計算が合わないんですね(笑)。
(会場笑)
せっかく晴れの日じゃないですか。めでたい日に、これ新郎新婦がけっこう持ってかれてるなっていう。
山川:悲しくなる?
西野:悲しくなっちゃうんですよ。
山川:あ〜。
西野:それがいやなので、見たくないなと思って、あんまり行ってないですね。だから、(行かない理由は)その2つですね。おもしろくないというのと予算問題ですよね。
山川:なるほど(笑)。
西野:例えば、予算がかかってて、ムチャクチャおもしろかったら、それはいいんですけど。ライブに行くノリで、むっちゃ楽しいなみたいだったらいいんですけど。お金はかかってるけど、だれかの結婚式のコピペみたいなのをずーっと見させられるじゃないですか。あれはちょっとなあ、みたいなところで。逆に行かれるんですか? 結婚式に。
山川:いやあ、なんか呼ばれなくなりましたね(笑)。起業してから。
西野:確かになんかケチ付けられそう。
山川:ハードル高すぎて呼べないって言われて。
西野:確かに。
司会者:僕は呼んだんですけども。かなりプレッシャーを感じながら高砂に座ってました。
西野:確かに。ああ、それあんのね、とか見られてるんでしょうね。
山川:そう。だからCRAZY WEDDINGの結婚式以外には、最近あんまり行ったことがない感じですね。
司会者:そうですね。
西野:ああー。
山川:すごく呼んでくれるんですけど。
西野:なるほど。でもみんな、そうじゃないですか? 結婚式って、人間関係があるから、一応行くは行くと思うんですけど。
アップデートされていない現代の結婚式
西野:(結婚式の出席は)なかなか断るのって難しかったりするので、行くのは行くと思うんですけど。予算のことはさておき、退屈さみたいなのは絶対ありますよね。
山川:やっぱり、ありますかね。
西野:いやもう、ありますね。やっぱり、これだけエンタメがいっぱい転がってて、楽しいものがこれだけいっぱいある中で、そこはあんまりアップデートされてないじゃないですか。
山川:アップデートされてない具合がすごいですよね。
西野:すごいです。
山川:いつから止まってるんですかね?
西野:逆にいうと、なんで(アップデート)しないんですかね。まだまだキャンドルサービスをやるんですか?
(会場笑)
山川:あるところはありますけど。
司会者:だいぶ減りましたけどね。
西野:減りました? 今、結婚式ってどんな段取りなんですか?
司会者:でも、ケーキカットは永遠に生き続けます。
西野:ああー。
山川:すごく高いやつ。
司会者:ここだけしか切れないケーキは、いまだに健在です。
西野:へえ〜。そのケーキってみんなで食べるんですか? あの高いケーキは。
司会者:ほとんど食べないです。
山川:うん。食べないんですけど、ケーキ代っていうのは見積もりに入ってるので。
司会者:5万円とか。
山川:デザートの他にケーキも出てくるっていう。
西野:ああー。
山川:あれって私的にはちょっと不思議なんですけどね。
西野:確かに。じゃあ、あれはずっと残ってるんですね。
司会者:残ってます。
西野:へえー。いやあ、でもちょっといやだなあ。せっかくだったら、やっぱりおもしろいものを見たいです。
山川:いいですね。これをあとでもう少し詳しく聞けたらと思ってるんですけれど。
西野氏、結婚しないワケを語る
山川:西野さん自身は、結婚はされない派ですか?
西野:僕、しないですね。たぶん、一生しないかもしれないです。
山川:へえー。なんでしないんですか? 結婚に対する印象というのは?
西野:本当に幼稚なこと言っちゃうんですけど、なんか面倒臭いことが増えそうだなっていうのはあって。時間が呑まれそうだなと思って。もう今でいっぱいいっぱいなので。あの時間がもう、あれやこれやあるのでね。
山川:確かに、いっぱいいっぱいそう(笑)。
西野:山川さんいる前でこんなん言うのもあれなんですけど、しかも僕けっこうヤリチンなので(笑)。
(会場笑)
なんか不倫とかで怒られるのもいやだなと思って。
司会者:ひとまず自由に書ける場なので。
西野:ぜんぜん大丈夫です。実際ヤリチンなんで。それで不倫とかしたら、むちゃくちゃ怒られるわけじゃないですか。
山川:めっちゃ怒られますね。
西野:それは辛いなと思って。
山川:じゃあ、女性とお付き合いするのはいいけど。
西野:はい、それはいいですけど。だから、あらかじめ最初から言ってます。「それいいの?」「結婚とかしないよ」って言って。でも、どこかのタイミングで、誰かが「ずるい」とか言い出すんですよ。「女性の時間を奪っておいて、結婚しないなんてずるい」って。
僕、1回も奪ってないですよ。いや、どうぞ出て行ってもらってもぜんぜんOKなんですけど。奪ってないんですけど、なんか奪ったってことになるんですよね。
山川:被害者側だと。
西野:そうなんですよね。だから、だいたい怒られますね。「なんで結婚しないんだ」みたいに言われますね。
「結婚しなければいけない」という固定概念
西野:でも、なんで結婚しないんだというのも変な話で。僕この人生で1回も「結婚する」って言ってないんですよ。最初に生まれてきたときに「俺は結婚しますよ」って宣言したんならいいけど。
山川:自然とするもんだみたいな、なんかね。
西野:そうそうそうそう。例えば、なんか小学校に通い始めたら、急に人がズカズカって来て、「お前はなんで卓球部に入らないんだ?」って言われてる感じで。俺、卓球部に入るって1回も言ってないし。そりゃ、みんなはしてるかもしれないけどっていう。
俺1回も「結婚する」なんて言ってないんで。昔から結婚したいほうではなかったので。なので、そこの違和感もありますね。
山川:もういい年こいてるのに大人なのに、なんで結婚しないんだっていう。
西野:そう。それはもうしたい人がしたらいいし、むちゃくちゃ大賛成ですから、そっちのルールを押しつけないで、というのは強いかもしれないですね。だから、それで余計したくなくなってるのかもしれないです。
山川:しなきゃいけないものっぽいから?
西野:はいはいはい。なんかそれが反発を生んじゃってる感じはしますね。なんで結婚したんですか? だって、やりたいこといっぱいありそうじゃないですか。
山川:ありますね。
西野:じゃあ、なんで結婚したんですか?
山川:私、結婚式がしたかったんです。
西野:ああ、なるほど! 「結婚式をしたい」というのがあるんだ。
好きな子には好きなことをしてほしい
山川:私、24歳で結婚したんですよ。
西野:なるほど。
山川:それで結婚式をしたら、結婚式の仕事をしちゃったっていう。
西野:え? 24歳のときは?
山川:当時はまだ前職の普通の会社員で。結婚式したら、本当に楽しくて。自分で(プランを)作ったんですよ。
西野:ああー。
山川:1,000万円くらいかけて。
西野:ええ!
(会場笑)
山川:今だったらもうちょっと賢くやるんですけど。そのときはこんな一般人に1,000万の見積もりをいきなり出されて、ええっと思いながらも、じゃあやりますと言って、梅干しご飯を食べながら。
西野:え? 結婚式って1,000万円かかるんですか? そんなにかからないでしょ? それはかけすぎたんでしょ?
山川:私300人くらい呼んだので、それくらいかかって。
西野:ああー。
司会者:特殊中の特殊ですね。
西野:でもまあ、それが夢だったってことですよね。結婚式をしたいっていう。
山川:そう。「ああいうことしたい」「こういうことしたい」ということを、全部叶えたかったので。サンバ隊を呼びました。フルパッケージのみなさんを呼びました。
西野:それはかかりますね。なるほど。でも結婚って、いいんですか?
山川:結婚はいいんです。
西野:結婚はいいんですか?
山川:私はもう結婚賛成派。
西野:ああ、なるほど。浮気とかするんですか? そんなこと言えないか(笑)。
(会場笑)
山川:インスタライブがあるので(笑)。
西野:そうか、そうか。もう浮気できないとかが、いやですね(笑)。
山川:縛られるのがいやなんですね。
西野:そうですね。逆に自分も縛ったりはないので。
山川:根っからの自由人?
西野:というか変じゃないですか。だって自分が好きな人がいるわけじゃないですか。Aさんが好きなわけじゃないですか。で、このAさんがよそを見る場合もあるわけじゃないですか。じゃあAさんがよそを見てるんだから、本当に好きだったら、もう(よそを)見させてあげたほうがいいじゃないですか。
それをガッとこっちに向けて、「俺のほうを見ろ」っていう。それがちょっと苦手ですね。だから自分なんかは浮気してもらって、ぜんぜんいいんですけど。好きな子なんだから、それはしてても関係ないし、こっちが調べない限りわからないので。好きな子だから、好きなことしてほしいですよね。
山川:なんか、なるほど。
西野:だからダメなんですよ。そういうのが。
山川:すごく素敵な考えですね。好きな子には好きなことをしてほしい。
西野:だって、そりゃそうじゃないですか。好きな子には好きなことしてほしいですよね。
いい夫婦の定義ってどんなもの?
山川:ちなみに第1号の質問があるんですけど。まったく今のこの文脈を読まずに、多めの質問でいうと、「いい夫婦の日」にちなんで、いい夫婦ってどんななんだろう? という質問があるんですが。
西野:ああー。なんだろうなあ。僕、愛みたいなのけっこう好きなんですけど、恋愛とかはむっちゃ嫌いで。あの恋みたいなのが嫌いで。つまり、じゃあなにが違うかっていうと、要は自分目線か他人目線かということなんですけど。
要は恋愛とか恋とかって、完全に自分目線じゃないですか。もう自分の思い通りで。相手を見てるのは相手目線なので。だから、お父さんとかお母さんが、自分の子どもにやってるのって、たぶんその愛だと思うんですけど。相手の子の側に立ってあげたときに、どうするかっていう。
その相手目線で物事を考えられないっていうのが、ちょっと苦手なので。そんなこと言って、僕は結婚しないって言っちゃってるから、もう最悪なんですけど。でも、やっぱりそうですね。
山川:質問に、こういういい会に即席の心温まる改革がってありますけど(笑)。
西野:だから、愛は好きなんですよね。
司会者:こんなに真剣に考えるとは。
西野:愛みたいなのは好きっすね。相手のことをずっと考えてるのは自分主導じゃなくて。その恋だ愛だって、詰まるところは主役が自分か、主役が相手かって話じゃないですか。
相手が主役のほうが僕は好きなんで。いい夫婦でいうと、要は相手の奥さんだとかを主役にしてると、すごくいいなと思うんですよね。
山川:なんで変わってくれないの? とかそういうのは。
西野:それはもう最悪ですね。
山川:そんなのはいやなのね。
西野:そんなのはもう。だから、あのオリラジ中田の夫婦は僕は絶対いやです(笑)。
(会場笑)
あんなん、もうゾクッとしますね。結婚して、あんなこと言われるのは地獄ですね。
結婚式って、なんだろう?
山川:じゃあ、さっそく2本目に。ちなみに、結婚式ってなんだろうって質問なんですけれど。結婚式って、今の文脈でいくとなんなんだって感じですよね。
西野:でもまあ、やりたかったんですもんね。
山川:私はね。
西野:まあ、お姫様になりたい感は絶対ありますよね。そっちじゃないですか?
山川:そのときはあったと思います。あとはやってみて思うんですけど、あれだけお金と時間と労力をかけて、自分が好きなことをやりきる経験って、学校でも仕事でもないじゃないですか。
西野:ああー。はい。
山川:それってマジすごいなと私は思って。いわばすごいクリエイティブというか。
西野:なるほど、そっか。要は普通あんな経験ないんですよね。つまり、自分はこんな仕事をしてるので、ステージに出て見てもらって、ウエーイとかできてるから、別になにも感じないかもしれないですけど。普通に生きてたら、あんな自分色に世界を作って(という体験はあまりない)。
山川:全部するべきだからしてるっていう。勉強するべきって言われて勉強して、会社でもこれ仕事するべきって言われて仕事して。そういう人にとって結婚式というのは、なにしたいですか? なに着たいですか? なに食べたいですか? っていう。全部自分で選んで、自分で考える。でまあ、本当にすごい。
西野:そう言われると、けっこういいっすね(笑)。
(会場笑)
そっか。みなさん、それ絶対あるんですよね。
山川:それがもう私的には、けっこう人生が変わったレベルのパワーがあるなっていう。だから、ステージに立って人生が変わるようなイメージってあるじゃないですか。
西野:あります、あります。
山川:あのパワーが結婚式にあるんじゃないかなって。
西野:ああー。そっかあ。そりゃ特別な日だし、そりゃ女の子はがんばりますよね。
山川:がんばりますよね。女の子ねえ。
西野:そりゃちょっとお金かけてでも。なるほどねえ。
カジュアルな結婚式のメリット
山川:ちなみにCRAZY WEDDINGの結婚式も見たことありますか?
西野:あります、あります。はいはい。
山川:CRAZY WEDDINGについては、どんなご印象をお持ちですか(笑)?
西野:むっちゃ楽しいイメージがありますね。なんかもうみんなニヤニヤしてるみたいな。あんな風ならいいですね。ああいうくらいカジュアルだったら、ありがたいですよね。
山川:ワイワイしてる感じ?
西野:そうですね。要は……。
山川:かしこまってるのが無理なのかな?
西野:それがいやですね。
山川:今日の動きを見てても、かしこまってるのは無理そうですもんね(笑)。
西野:無理っすね。本当に無理(笑)。スーツを着てこうやってるのは、しんどいですね。でもあのカジュアルなのが、やっぱりいいですね。要は出席者の方を緊張させない。
山川:ああ。ちょっとみんなで喜ばそうと。
西野:はいはい、はいはい。あのノリがいいですね。全部あれやってほしいですね。そうすると、結婚式に行くのがもうライブを見に行くノリになっちゃって。
山川:今日も参加しようかなって。
西野:はいはいはい。それだったらうれしいですね。それだったら結婚式に行きたいですね。つまり、ぜんぜん知らないアーティストのライブを見るよりかは、友達がステージに立ってる、おもしろい結婚式のほうが楽しいので。
山川:なるほど、なるほど。
西野:その空間がむっちゃくちゃ楽しかったらいい。あ、そういうのを作るんですか?
山川:そう。えーっとね。今回作るのはまた違う。
西野:違うんですか。僕は結局、空間が好きなんですよ。
山川:CRAZY WEDDINGのオーダーメイドはすごく近しいものが(あると思う)。
西野:確かに、確かに。ああいうの好きです。僕、空間がむっちゃ好きなんで。
山川:うん。装飾とかも。
西野:はいはいはい。空間が好きなので、あらゆるところで、あれをやってほしいですね。