レノボの3つの戦略「Three wave strategy」

安田稔氏(以下、安田):ただいまご紹介にあずかりました、安田稔でございます。

まず冒頭に、今回西日本豪雨におきまして亡くなられた方にご冥福をお祈りしたいと思います。また、被災されております方にお見舞いを申し上げたいと思います。

レノボでは、今回被災された地域におきまして、被害を受けた製品に関しましては今無償のサポートを行っております。もしもそのような方がいらっしゃいましたら、ぜひ私どものサポートの窓口にお問い合わせいただけたらと思います。

本日は「レノボ製品と共に創るAI×IoT Business」に題しまして、少し私の方からお話をさせていただきたいと思います。

まずは、レノボの「Three wave strategy」についてお話をさせてください。

(スライドを指しながら)まず1つ目のストラテジー。ファーストウェーブです。スライドの一番左側です。これはPCを中心とした働き方改革で、働き方のソリューションについて、我々のコアとなるPCのビジネスを中心に提案させていただくというビジネスがファーストウェーブです。

続いてセカンドウェーブ。これはIBMさんから引き継ぎました86サーバーのビジネスと、motorolaさんから引き継いでおります携帯・モバイルのビジネス。この業務インフラのソリューションを提供させていただいたビジネスがセカンドウェーブです。これは2つ目のビジネスの軸となっております。

そしてサードウェーブ。3つ目の波ということで、サードウェーブはすべてのデバイスのクラウドからつながることを前提として準備しております、「スマートデバイス」を中心にしたソリューションの提供でございます。我々の得意としております「マスプロダクション」と「スマートデバイス」を、普及価格で提供できるように今後ビジネスにおいて、最もフォーカスするエリアでございます。

本日は、こちらのサードウェーブのお話が中心になると思いますけれども、お付き合いいただけたらと思います。

場所や時間の制約を振り払うことが、本当の働き方改革に

まず、「Always Connected」というお話からさせていただきます。まさしくこれからの世界は、すべてのデバイスがクラウドにつながる、Always Connectedの世界です。まず、IoT(Internet of Things)の世界が、もうそのものが広がりつつあるのかなと考えております。

これらのデバイス、ソリューション。Always Connectedによって、働き方もだいぶ変わってきていています。それを、誰もが享受できるようにレノボは最先端のデバイステクノロジーを提供することを目的としております。

本日は、このお話に関して3つに分けてお話させていただけたらと思います。まず1つは「ワークプレイス」。2つ目が「コラボレーション」。3つ目が「AI」。3つに分けさせていただいて、デバイスを通して、通じて、その世界が変化していくのか? というをご紹介させていただきたいと思っております。

まずは、ワークプレイスの話しからお話をさせていただきたいと思います。(スライドを見ながら)まさしくこちらのプレゼンにありますように、場所を選ばずに働けるようになってきていると思っております。ただそこには、クラウドにつながるということが不可欠でございます。

(スライドを指しながら)これ、山のように仕事をしている写真なんですけども。だからこそ我々は、Always Connectedということに注力をしております。こちらの写真にもありますように、フタを開ければ、PCがどこでもいつでもクラウドにつながる世界を提供していきたいと思っております。

例えば、LTE(long term evolution)をSIMM(single in-line memory module)を内蔵できるAlways ConnectedのPCに。これもその1つのになるのかなと思っております。

それによって、場所や時間という制約を振り払うことが、本当に働き方改革の統一の話しなのかなと考えております。

(スライドを指しながら)こちらはノートブック(パソコン)の製品で、先ほどのビデオにもございましたけども、ThinkPadの製品でございます。

ご存知の通り、ThinkPadのホームPCですけれども、まさしく働く場所にとらわれないPCとしてIBMから引き継いでおるのですけれども、日本の大和研究所で26年前に産声をあげて。本当に現在は、Always ConnectedのPCとして、進化してきているかなと考えております。

ThinkPadの製品に関して、現在だとラインナップは20以上におよんでまして。様々な働き方、こちらにありますように、フィールドワーカー向け、モバイルワーカー向け、ハイブリッドテレワーカー向け、インターナルワーカー向けとあらゆる働き方に対応した、Always Connected PCとして、提供させていただいております。

会議室の70パーセントには通信インフラがない

ワークプレイスのお話しをさせていただきましたけれども、次にコラボレーション。こちらのお話しを少しさせていただきたいと思います。

コラボレーションの観点で変化をみていきたいと思いますが、少し前までは会議室で会議をするというのが普通であったと思っております。現在は、場所にとらわれず会議できる仕組みが、ずいぶんと求められてきているのかなと思います。

それらのニーズに応えられるデバイスをいくつか提供しておりまして。今日そのうちの2つのデバイスを、紹介させていただきたいと思っています。

1つが「ThinkSmart Hub」という会議室のシステムで、もう1つがVR、バーチャル・リアリティーのデバイスとなります。

まず、会議室の仕組みということでお話しさせていただきますけれども、みなさんご存知の通り、会議室をとりまく環境の変化というのは、ずいぶん変わってきているのかなと思っております。以前は、会議室でコミュニケーションが完結するようなミーティングでしたが、その次に、拠点間を接続するコミュニケーションに変わってきました。

そして現在は、マルチコミュニケーション間の接続と。いろんなところからいろんな人が入ってくるといったような、このような形態に変わってきているのかなと思っております。ただ、会議の仕組みが変わってくるのですが、会議室のインフラの整備というのがなかなか進んでいないのが実態なのかなと思っています。

先日レノボのCAC、カスタマーアドバイザリーカウンセリングというミーティングをやってまして。年2回開いています。レノボのお客さま、だいたい40社ぐらいお越しいただいて、お客さまと大和(研究所)のThinkPadを開発しているエンジニアとのミーティングなんですけれども。

いろいろなご要望でありますとか、ニーズですとか(を一緒に話し合うミーティング)、そういったものを年2回開いています。前回のミーティングで、40社来ているお客さまでにですね、「今、お客さまの会議室に、どのようなインフラがありますか?」といったお話しをしてアンケートを取らせていただいたところ、なんと70パーセントの会議室にテレビ会議システムやプロジェクターや電話がない。なんのインフラもない。というアンケート結果をいただきました。

会議室の働き方改革 ThinkSmart Hub 500

ここまでお話ししましたけれども、なかなか課題が解決できない。といったのが現実なのかなと思います。現在レノボが提供しております会議室、特にハドルルームといった、5〜6人用の、ハドルルーム向けの製品を今提供しております。Skype for Businessの専用端末になります。

「ThinkSmart Hub 500」といいまして、360度をカバーするスピーカーや、マイクや必要なパッケージをオールインワンでこの中に入れて提供しております。まさしく、次世代のスマートオフィス向けの製品なのかなと考えております。これ1台を各会議室に入れていただければ、まさしく会議室の働き方改革となる製品、環境がつくれるのかなと考えております。

そして、もう1つが、コラボレーションをワークプレイスの観点でみていきたいと思うんですけれども。まずは、既存概念を捨てていただきたいと思います。ワークプレイスを再定義したいと思っております。ワークプレイスは、今後業務をたぶん、仮想空間で行うようなかたちになってくるのかなと。

また、その仮想空間でやっている仕事が、シミュレーションができ、3Dの画像で確認できるようなバーチャルなものとなっていく。仕事というものはやはりそうなっていくのかなと考えています。

VR製品「Mirage Solo」で顧客プレゼンテーションが大きく変わる

ここで、具体的なワークプレイスの変化というものを少しお見せしたいと思います。ここからデモをまじえて我々の弊社のドイとモトジマの方から、製品の紹介をさせていただきたいと思います。ドイさん、モトジマさんお願いします。

ドイ氏(以下、ドイ):それでは、私のほうからVRの説明をさせていただければと思います。今安田からありました通り、今回VRの製品2つご用意させていただいております。1つ目が「Mirage Solo with Daydream」といった一体型のヘッドバンドディスプレイと、あとそれに合わせて、VRのカメラ「Mirage Camera with Daydream」といった製品になります。おそらくこちらの部屋にいらっしゃる方もVR体験されたことがあるかと思いますが、VRを体験されたことがある方、挙手をお願いできますでしょうか? どれぐらい、いらっしゃいますか?

(会場挙手)

ありがとうございます。けっこういらっしゃいますね。3割か4割ぐらいいらっしゃいましたが、一番最初にでてきたデスクトップのPCに、USBのエーブルをつないで、かつセンサーを2つ三脚に立てて、挟みこむようなかたちでセンシングしてVRを体験するといったかたちのものかと思います。

今回発表させていただいたMirage Soloという製品は、完全にコードレスで、前の方にちょっと「目」のようなものがありますと思いますが、こちらにカメラがありまして、外から見えるわけではないんですが、使っていた外のセンシングを中に内蔵することによって、完全にコードレスにできるといったところです。

このヘッドマウントを、いかに法人向けで利用していくかといったところで、まずカスタマープレゼンテーションが1つ大きく変わってくるのではないかなと考えております。

今までお客さまへある商品を説明する際に、紙ベースでカタログでお見せしていたと。でタブレットが出てきた時代には、タブレットにそのメディアをそのまま入れるですとか、マルチメディアのコンテンツ、動画や音声を含んだものでお客さまにタブレットでお見せすると。

昨年はAR(augmented reality)に対応しました。これもGoogleさんと開発したTangoというテクノロジーの「Phab 2 Pro」といった、ARに特化したスマホを出していましたけれども、(スライドを指しながら)これの場合はこの写真にもありますように、実物を持っていけないのが家具ぐらいのサイズのもの。それをARで、スマホの画面を通して表示することで、お客さまに対するプレゼンテーションができていたのかなと。

これからVRになってくると、さらに大きなものということで、部屋であったり建物といったかなり大きなものを、スマートフォンでみてもリアリティがないので、いっそのこと中に入ってしまおうということで、こちらのデモをさえていただければと思います。 今パートナーさまは2社おります。NECさまのほうでは2つありまして、トレーニングで使っていただくというところと、下の画像に関しては、コンビニをVRでつくってしまって、陳列をどうするかとか、人の流れをどうするか? といったところのシミュレーションに使っていただくVRの実験を今していただいております。