2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
提供:株式会社JTBコミュニケーションデザイン
リンクをコピー
記事をブックマーク
鍵本忠久氏(以下、鍵本):みなさん、お集まりいただきありがとうございます。私は13年間企業家として身を置いてきました。日本には素晴らしい科学があります。今年も本庶(佑)博士がノーベル賞を受賞しました。
しかし、基礎はあるのですがシステムに欠落があります。とくにエコシステムと言われるものです。その要素が何なのかということを私たちは解明しようとしています。アメリカのエコシステムは非常に優れています。
また、中国のレベルも上がってきているのは、とても素晴らしいことです。日本、中国、アメリカでグローバルマーケットの7割を占めています。今回はまず、「何が足りないか」「どう取り組むか」ということについて学ぼうと思います。
この業界のすべての側面をカバーする素晴らしいパネリストにお越しいただいております。バイオテクノロジー業界のインサイト、また次のステップへの明確な道しるべとなることを期待しています。
まずは、Eight Roads Ventures JapanよりSheen Komotoさん、中国のYafo CapitalのSean Jiangさんです。
Sheen Komoto氏(以下、Komoto):最初に数字についてお話ししたいと思います。日本とアメリカで数字上どのように違うのかということについてです。普段は数字を追いませんが、今回は追ってみました。
2017年、(医療)業界におけるアメリカVCの総投資額は100億ドルです。日本は300万ドルですから、(アメリカの)3パーセントですね。2016年から2017年までのIPOは、アメリカでは117件。日本では驚くことにたったの3件です。このような現状です。
この次に話したいのは、政府は(医療分野に)どのくらいの予算を持っているのかということです。アメリカは年間5000億ドル、日本は2000億ドルで、他の数字と比べると大きな隔たりはありません。GDP に対する国家予算は3.2パーセントです。韓国に次いで世界2位の規模で、これはアメリカよりも高い数字です。
Eight Roads(Ventures Japan)はグローバルヘルスケア/テックベンチャーキャピタルです。Eight Roadsに参加する前は、日本企業のヘルスケア投資部門に在籍し、医療ビジネスに従事していました。在籍中、新規投資に約250億ドル近く費やしました。日本企業に勤めていたにも関わらず、そのうちの20億ドルほどは海外のものです。
Komoto:現在、私はヘルスケアチームを先導しています。完全に日本に投資しているものです。私たちのエコシステム内で投資を増やし、ベンチャーをサポートすることが私の仕事です。Eight Roadsは資産運用会社の中でも、一番大きな類のものです。
また、UK、中国、インド、日本、アメリカにF-Prime Capitalというファンドがあり、とてもユニークなエコシステムがあります。
ユニークというのは、意思決定のプロセスがとてもグローバルだからです。各ファンドの決断が、グローバルチームで仕切られた投資コミュニティに届きます。私はミーティングのオブザーバーで、日本の国外にもいます。
20年以上の歴史に及ぶ250以上の投資専門の会社です。40億ドルのマネジメント資金があります。その半分以上を医療、とくにバイオテックの分野に投資しています。残りの50パーセント(の投資)は、食や農業の会社です。こちらは日本のファンドで、規模は10万~500万ドルほどのものから、2億~2.5億のところもあります。合計31のベンチャーに投資しているのですが、バイオベンチャーはまだ5つしかありません。
Komoto:ここで私のアジェンダです。(医療の)グローバルシェアをどのようにして50パーセントまで上昇させるかです。医療のグローバルポートフォリオがこちらで、ほとんどを中国、UK、インド、アメリカが占めており、日本は限られています。医療会社の合計数は120で、IPOとM&Aは半々です。完成品として承認された商品は20以上あります。
また、投資エコシステムにおけるユニークな側面の1つとして、共同出資があります。 私たちは普通100パーセントでやりますが、これまでに投資した5〜6社のうち、70パーセントは日本の資金で、残りの30パーセントはアメリカから(の資金)です。中国、UKにも同じことが言えます。
では、なぜそうするのかと言うと、共同出資の重要性は、ローカルのテクノロジーをグローバルにすることだからです。リターンを求めたり、競争できるプログラムを作りたいのであれば、海外に進出しなければなりません。
ベンチャーを買うためにアメリカの同僚からヘルプをもらう場合、アメリカに行かなければなりません。収益とリサーチの実用性を上げるためです。そういったことを行うアメリカのチームもあります。
こちらは最近使っているシステムの一部です。一つ一つ説明はしませんが、これら5つの会社は、私たちの資金で設立されています。つまり、科学者、共同出資者、マネジメントチームを調達したことになります。こうして、ほかの投資家とともに会社を作ったというのが、最近のダイナミズムです。
当時のバイオテックにおいて、アメリカと日本における大きな違いはなにかと言うと、1億のメガラウンドがあるわけですが、これについてはディスカッションで詳しく説明します。アメリカなどグローバルな世界ではスピードが重要で、私たちは科学的根拠に欠けており、他のものを見る傾向にあります。
アメリカでは初期段階のIPOが多いです。アメリカではIPOのあと、投資家は株主としてとどまりがちですが、日本では撤退しますね。ありがとうございます。
(会場拍手)
鍵本:次の登壇者はSheenです。自己紹介をお願いします。
Xiaoyang (Sean) Jiang氏(以下、Xiaoyang):上海のYafo CapitalのSheenです。
会社の簡単な説明となりますが、上海を拠点にグローバルビジネスにも投資をしております。自社のサイエンスプラットフォームもあります。中国国外の薬や医療機器のライセンスについてです。最初に中国の強力な医療市場について説明します。
2017年の医療部門におけるIPOのトップ10のうち、9件が中国の会社でした。昨年の医療部門におけるIPOのトータルのランキングでは、46件を中国が占め、次が8件のインドでした。 トータル金額は約40億ドルです。
過去30年におけるIPOのチャートをみると、医療部門におけるアメリカのIPOは非常に多く、2017年は45件となっていました。中国のものも含みます。2018年は驚くことに数字が小さく、マーケットが小さかったです。青のバーはパイプラインの医療会社で、93件となっています。
なぜ中国でこのように(IPOが)高騰しているのか。そこには主に4つの要因があると考えています。まず、残念なことではありますが、中国では患者数が非常に多いからです。とくに肺がん罹患率が高く、全体の50パーセントを占めています。(そのため、)中国では革新的な(がん免疫治療)薬を発表しています。
日本・中国・アメリカの医療市場を比較すると、(中国の)人口はアメリカの4倍、日本の10倍ですが、医療(分野)への支出はアメリカの5分の1強です。市場は大きいのに、参入項目が少ないのです。
Xiaoyang:次は、日本・アメリカ・中国において、7つの(新)薬が市場に入ってから5年経ったらどうなるかについて示したグラフです。アメリカでは7つの薬で105 US billion dollerです。 中国では患者の数は多いですが、たった50US billion dollerです。これは払い戻しシステムに関係があると言えます。
アメリカでは(新)薬が承認されたらすぐに販売できますが、中国では7年かかります。これは中国市場の参入を遅らせる原因となります。事業家が中国に参入する場合は、このことを知っておく必要があります。
次に投資です。過去4年でPE(プライベートエクイティ)やVC(ベンチャーキャピタル)からたくさんの投資がありました。昨年は247社が、合計55億ドルの投資を受けました。
医療分野のお金の動きについてです。175億ドル規模で132の取引がありました。さらに資本は増え、医療だけで56のファンドから合計300億ドルの投資がありました。
お金とは別に才能も重要です。2008年に中国がベンチャー(ビジネス)を始めるために、海外にいる中国人のプロフェッショナルを確保しました。医療業界に貢献するために、中国政府が実施しました。
健康ブームをもたらす最後の要因は、とくに過去10年の医薬品ライセンスに関して世界の均一化を図ることです。この過去4年で、(医薬品ライセンスは)とても増えていることがわかります。中国国内で海外から60の医薬品がライセンスを得ました。
この表では54パーセントがアメリカのもので、次に韓国、カナダ、スイスと続きます。このうち3パーセントが日本のものです。医薬品の特許におけるステージに関しては、驚くことに多くの初期段階のライセンスが見受けられます。非臨床が30パーセント、フェーズ1が18パーセントで、全体の約半分を占めます。色の違いがテクノロジーの違いを表しています。
(時間切れのベル)
Verastem(Oncology)の興味深い事例です。ヤクルトは1,000万ドル、中国企業のCSPCは1500万ドルを出資しています。市場参入とポテンシャルから考えれば、めずらしい例と言えます。ありがとうございました。
楠淳氏(以下、楠):Johnson & Johnsonの楠です。
最初に皆さんに覚えておいてほしいこととして、あとでパネルディスカッションがあります。パネリストを混じえてみなさんと意見交換します。私たちは中国とアメリカの有能な投資家を2名お招きいたしました。
Joseph Payne氏(以下、Joseph):彼がスライドを準備している間に自己紹介をします。アメリカ東海岸でキャリアをスタートさせ、ここまで来ました。新薬の開発から始まり、今は日本の会社に勤めています。私のキャリアは日本によるものが大きいです。この業界では専門家で、Arcturus Therapeuticsを設立しました。
ほかの会社と同じように、今までにないことをやろうと思って始めたわけです。世界にはジェネリック医薬品がたくさんあります。世の中ではRNAは大きな問題です。RNAを注射すれば、血液がそれをすぐに壊し、薬は役に立たなくなりますが、違った技術で届けることは可能です。
Joseph:基本的な前提を説明します。到達させる技術には即効性があり、RNAは体内を駆け巡ります。膜で守られている細胞に到達して中に入ります。ここから外に出る技術を開発しなければならないわけですが、そこでより酸性になり、結果として陽性として確保されます。
そして破裂して外に飛び出てRNAとして効果を発揮します。なおこの説明の中ではメッセンジャーRNA(mRMA)となります。複数回に分けて投薬が可能で、適応も可能なテクノロジーです。つまり、メッセンジャーRNAは、自然なプロテインを作り、治癒できるような効果を発揮するわけです。
今私たちが苦しんでいるすべての病気について考えれば、遺伝子を圧迫させるようなものもいくつかあります。しかし、多くは機能を失わせるようなもので、弱くしたりタンパク質を失わせたりするものです。
そういったことから、このテクノロジーをコントロールするには メッセンジャーRNAが最適なのです。なぜなら、これは非常に長い分子であり、端で停滞している分子からは届かないからです。そして、それはゲノム編集でもあるため、lipid mediated systemが必要なのです。
細胞に関与し、破裂して外に出て行くというのが遺伝的な前提です。こうして5年が経ち、とてもうまくいっていて、最初のJ-Labsをサンディエゴに設立しました。Johnson & Johnsonにおける15のインキュベーターの中でも新参者というわけですが、とても素晴らしい施設となっています。
Joseph:この次に行く前に、ちょっと忘れていたのですが、まず日本政府に感謝したいと思っています。ここに呼んでいただき、話す機会を与えてもらったので(笑)。
(会場笑)
遠く離れて暮らす私たちに、こうして機会を与えていただき、本当に感謝しております。そこからどうなったのかと言うと、今私たちには素晴らしい首脳陣がいます。2桁の1億ドルレベルの会社で経験を持つ人材です。5年前には想像できなかったほど、素晴らしい人材が揃っています。
マネージメントチームのスーザン・パーカーはクリニックにおける世界で初めて遺伝子治療を先導した方です。彼女はパイオニアとして著名人であり、私たちのチームに参加することを楽しみにしていました。
ケビンとはよく仕事をしてきましたが、彼も常にしてくれました。アンドリューはfidelityの素晴らしい人材です。パッドも素晴らしいパートナーで、共同で起業しました。他に類を見ない天才です。科学者とアイデアを掛け合わせた、リスクをおそれない、とても素晴らしい企業家です。
(スライドを指して)サンディエゴで大量に解雇を行った会社の跡地です。従業員は70名です。希少疾病の会社で、サンディエゴにありがちな会社ではありません。
世界中から140のP&Pのアプリケーションがあります。デリバリー、化学、生産、プログラムでパイプラインも優れています。最初の契約がJohnson & Johnsonでした。ワクチン会社の武田薬品工業とも契約しています。 CureVacはメッセンジャーRNA(の分野)で最も古い会社で、20年一緒にビジネスを行っています。
そしてCF Foundation(Cystic Fibrosis Foundation)は、 希少疾患にたくさんのお金を出しています。あの2回連続のベルの音をまだ聞いていませんが、次が私の最後のスライドです(笑)。
(会場笑)
Joseph:こちらが私たちのRNAの薬のパイプラインです。ゲノム編集や多様なRNAを手がけています。国内では希少疾患の会社ですが、パートナーはJohnson & Johnsonや武田薬品工業です。とはいえ、私たちは超希少疾患(に特化しているわけ)ではありませんし、ワクチンに特化した会社でもありません。だからこそ、このようなテクノロジーを利用可能にさせているのです。
科学やデータに基づいたたくさんの共同研究を成功させています。多様な細胞の種類にもインパクトを与えることができています。 このように、遺伝子(治療)薬の新たな領域を探っています。こういった到達技術は、多目的で生分解が可能で、生産も効率的なため、次世代のRNAを可能にさせます。
それらに加え、私たちには薬の成分自体にも強力な許容と生産があり、他とは違う部分でもあります。この部屋よりも大きな工場で、たった1グラム(の薬)しか作れません。私たちはそこでイノベーションを起こし、結果として1週間以内に30グラム(の薬を)生産できるようになりました。1回分としては非常に大規模です。洗練技術で純度を高めることができます。
ポイントとしては、これらは科学者によって可能になったということです。ただお金をかけただけで、これが実現したわけではないのです。イノベーションによってこれらを解決しました。
Joseph:あるデータのスライドを1つお見せします。OTC Deficiencyと呼ばれるものです。OTCは希少疾患に対応します。 黄色とオレンジと茶色のラインがありますが、投薬量を上げると尿の中のオロト酸を下げることができます。この病気に関係しているものです。このデータに私たちはとても関心があります。
こちらのデータは、さらに興味深い内容です。希少疾患を持つ実験ラットがいるのですが、OTCにかかったネズミが高タンパクな食生活を送ると、すべて死にます。投薬を受けなかったすべての動物は28日後に死亡しました。投薬を受けた動物はどれも、回し車で元気に走ります。ハンバーガーや油っこい食べ物を食べて幸せなのです。胃袋も回し車でも幸せです(笑)。
これを翻訳すれば、臨床としてとても大きな価値になります。データはたくさんあります。
こちらで最後です。(スライドを指して)この人たちを見てください。見た目もいいですが、才能もあり一生懸命働く人たちです。彼らなしでは成り立ちませんでしたので、感謝を申し上げたいと思います。このあとの質問コーナーなどを楽しみにしております。では、マイクをお返しします。
(会場拍手)
鍵本:ありがとうございます。Jin博士、どうぞ。
Jin Li氏(以下Jin):ありがとうございます。スライドが(準備)できるまで、興味深い話をしたいと思います。過去10年で大きな変化がありました。
その1つはたくさんの中国人が国に帰ったことです。スタートアップについてもそうです。新しいテクノロジーを作っています。Johnson & Johnsonの方にも感謝を申し上げなければいけませんね。
バックグラウンドについてです。もちろん詳細についてはあとでお話ししようと思います。私は中国の酉陽(You Yang)という田舎で育ちました。とてもマイノリティです。
そこから大学院勉強のため、成都(Chengdu)に行きました。中国の中でも最も大きな都市の1つです。
そして博士号取得のため、1980年代にイギリスのバーミンガムに行きました。そのあとはタンパク質の勉強のため、マンチェスターに行きました。バイオテック系の会社で11年働き、AstraZenecaで11年勤務しました。今はChengduでバイオテック会社を立ち上げました。
Jin:HitGenは2012年に設立されました。このようなサイエンスパークで、です。過去20年でバイオテック会社などが設立されています。現在従業員は300名います。私たちはテクノロジーの発展に集中しています。この建物の中の1つだった会社が、今では外に出て、より大きなバイオファーマー会社になりました。34平方キロメートルのインターナショナルバイオタウンです。投資もとても多いです。蔵書に基づいて研究をしています。
知っている人もいるかもしれませんが、薬の発見の第一ステップは分子です。だいたい、数百万、数千万の分子があります。分子は60という数字にも到達し得るので、とても大きいものと言えます。宇宙の原子よりも多いのではないかという人もいます。こうして分子を作っていくのがとても重要なのです。
今では数百万から数百億という数まで増えています。私たちは兆という数字を目指しています。しかし、これは肉体的分子であって、コンピューターではありません。
農家やバイオテックとコラボレートすることも重要です。中国の限られたところでライセンスをやり取りするといったことも始めています。様々な方法での共同研究も模索しています。直接の支払いやライセンスに限らず、先程お話しされたような方法でも使うことがあります。
テクノロジーのプラットフォームのプロバイダーとどういう風にやり取りしていくか、施設にどう届くか。そういったことについても、常に開発しています。良い文化を作り上げているわけです。
このテクノロジーはSydney Brenner により1999年にサンディエゴで始まりました。最近までは便利なものではありませんでした。なぜなら、これに必要なテクノロジーはまだなかったからです。素晴らしい考えでしたが止まっていました。しかし、ここ数年でとても便利になりました。主なポイントは分子に関する生産についてです。
過去行われていた一般的な方法に対して、私たちはこのように小さな分子で連結するという方法を取ります。この DNA が分子を説明することで、生産しているものがわかるということなのです。連続する情報を使うことによって、そこに何があるのか、分子がどうできるのかがわかるのです。
Jin:では、なぜユニークなDNAタグがついたこのような数の分子になるかということについては、現場の足場のように捉えてみてください。そこにいくつものブロックを生み出すのです。ライブラリーと呼びますが、数は100万ほどあります。そして、それぞれの分子にユニークな DNA タグが付いているのです。世界では、2007年に初めて、GSK(Glaxo Smith Kline plc)という会社がこのテクノロジーを所有しました。
Nuevolutionは(設立から)15年(以上)経った会社です。 X-Chem、HitGenと、ほかにも(このテクノロジーを所有する会社が)あります。
そして今、私たちは2,300億の分子があります。ドラッグ分子との違いを説明するとすれば、 たった1,000しか可能ではないわけですが、 ロシアや中国、日本、ヨーロッパ、アメリカの今までの化学会社はある程度できていますが、まだ三次元で可能ではない状態です。このも分子が可能な数字は既存のスペースをカバーしていて、他のエリアにも合流していきます。これある意味で便利なのです。
どのようにして分子をピックアップするかということについては、薬が病気の原因をターゲットにし、分子とインキュベートされます。ターゲットとつながることによって、他の分子から剥がします。一度これができると、分子において非常に優れた技術となります。そこでDNAを増幅させます。そうすることによって、何十億という分子からの潜在的なバインダーがわかります。
こちらが3〜6ヶ月のプロセスの更なるディテールです。ここにたくさんのターゲットがあり、GITもコラボレーターのうちの1つです。Pbiもあります。こちらは活動の幅です。できることはたくさんあります。今までやってきた既存の方法では不可能なたくさんの異なる方法があるのです。これも進歩のうちの1つですね。私たちには独自のパイプラインもあります。ほとんどが共同研究によるものです。
(終了のベル)
はい、終わらせます。Johnson & Johnsonに感謝を申し上げたいと思います。最初の公的な共同研究です。ほかにも(感謝を申し上げたい方が)たくさんあります。数年にわたるパイプラインのパートナーなどです。こちらが私たちのチームです。そして、こちらが新しいラボの建物です。10月にミーティングでお会いできることを願っています。1,000人以上来ます。毎年、小さな会社を設立しています。私たちが数年前に始めました。ありがとうございました。
鍵本:Jin博士、ありがとうございました。それではパネルディスカッションに移りたいと思います。
株式会社JTBコミュニケーションデザイン
Jin Li
President and CEO, HigGen Ltd.
Joseph Payne
President and CEO, Arcturus Therapeutics, Inc.
Sheen Komoto
Partner, Eight Roads Ventures Japan
Xiaoyang (Sean) Jiang
CEO, Yafo Capital
Dan Wang
Head, Johnson & Johnson Innovation, Asia Pacific
楠淳
Director, New Ventures Japan, Johnson & Johnson Innovation Asia Pacific
鍵本忠久
ヘリオス株式会社 取締役/代表執行役社長CEO
2024.11.13
週3日働いて年収2,000万稼ぐ元印刷屋のおじさん 好きなことだけして楽に稼ぐ3つのパターン
2024.11.11
自分の「本質的な才能」が見つかる一番簡単な質問 他者から「すごい」と思われても意外と気づかないのが才能
2024.11.13
“退職者が出た時の会社の対応”を従業員は見ている 離職防止策の前に見つめ直したい、部下との向き合い方
2024.11.12
自分の人生にプラスに働く「イライラ」は才能 自分の強みや才能につながる“良いイライラ”を見分けるポイント
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.11.11
気づいたら借金、倒産して身ぐるみを剥がされる経営者 起業に「立派な動機」を求められる恐ろしさ
2024.11.11
「退職代行」を使われた管理職の本音と葛藤 メディアで話題、利用者が右肩上がり…企業が置かれている現状とは
2024.11.18
20名の会社でGoogleの採用を真似するのはもったいない 人手不足の時代における「脱能力主義」のヒント
2024.11.12
先週まで元気だったのに、突然辞める「びっくり退職」 退職代行サービスの影響も?上司と部下の“すれ違い”が起きる原因
2024.11.14
よってたかってハイリスクのビジネスモデルに仕立て上げるステークホルダー 「社会的理由」が求められる時代の起業戦略