ゆうこすを成長させるのは、100万人のフォロワーから毎日フィードバックをもらえる、その環境

『下剋上タグ』が情報戦国時代をチャンスに変える!? #2/4

2018年06月25日、六本木アカデミーヒルズライブラリーにてトークイベント「『下剋上タグ』が情報戦国時代をチャンスに変える!?」が開催されました。これは電通とForbes JAPAN、アカデミーヒルズライブラリーによるコラボイベントで、ビジネス誌「Forbes Japan」で連載中の「電通BチームのNEW CONCEPT 採集」において、誌面に載せられなかったネタを鮮度の高いうちに届けるという番外編のトークセッション。本記事では、「下剋上タグ」を実践するゆうこす氏をゲストに行われたその模様をお送りします。

タグが大きすぎてトップになれない

倉成英俊氏(以下、倉成):(ゆうこすの)挫折話を聞いて、(藤吉が)ルポライターとして乗り出しましたね?

藤吉雅春氏(以下、藤吉):いやぁ、すみません。さっきずっと楽屋で一緒だったんですけど、実は初めて知る話ばっかりで。ちょっとForbesに出ませんか? これ、おもしろいですよね(笑)。

菅本裕子氏(以下、ゆうこす):やったー! ありがとうございます(笑)。

藤吉:有名な話なんですか?

ゆうこす:一応、本やネット上では発信はしてはいるんですけど。

藤吉:「テレビであることないこと」というのは、本でもチラっと読んだんですけれども、そこからのこの急展開がすごいですよね。その話、ぜひ聞きたいですよね。

ゆうこす:はい、話させてください。

倉成:しかも2016年からっていうのがすごいですよね。

山田茜氏(以下、山田):一気にですよね。

藤吉:つい最近ですよねぇ(笑)。

ゆうこす:そうですね。ここ2年間でガーッと増えましたね。

倉成:ちなみに、さっそく聞いてもいいですか?   ゆうこす:はい、ぜひ聞いてください。

倉成:3人から(始まって)170人が完売になったというのは、それ、何があったからそうなんですか? 

ゆうこす:あ、それはですね。やっぱり私が挫折したのがでかかったなというのがありまして。だからこそ気づけたんですけど、私、天狗になってわけですよね。やっぱり、元アイドルという肩書きと、かわいいっていうタグとで。

山田:あははは(笑)。

ゆうこす:すみません(笑)。当時の私の人格に憑依して、自分にハッシュタグを付けるとすると、『#元アイドル』っていうハッシュタグが絶対に付きますよね?   山田:絶対付きます。

ゆうこす:『#元アイドル』『#かわいい』『#ぶりっこ』。あとはグラビアをやってたので『#グラビア』とか。まぁ、それだけ(自分に)タグがあるんだったら、それは人気も出るだろうし、絶対に仕事も来るだろう! と。『#フォロワー数』っていうタグもありましたし。

そう思ってたんですけど、やっぱりそのタグが大きすぎて。大きすぎるから、そのトップになるのは難しいな、ということにイベントで気付けて。

「元アイドル」「元48」だけでもこれだけいるのに、そりゃだめだなと思って。そこで初心に戻ってSNSを振り返ってみた時に、どういう心理でリツイートとか拡散ってされるんだろう? と思ったんですね。芸能人ってめちゃくちゃリツイートされてるのかな、と思って見たんですけど、そうでもない人もいるじゃないですか。

倉成:そうなんですね。

拡散されるための「共感」

山田:『いいね』をされたりとか、リーチはするんですけど、「これはシェアしよう」というきっかけには、あんまりならなかったりしますよね。拡散はそんなにされなかったりとか。

ゆうこす:テレビで見ているすごい有名な人が、意外とフォロワー数が少なかったり、リツイートされなかったりとか。でもなんで、あんまりテレビに出てないこの人が、リツイートされるんだろう? とか。おかしいなぁ、なんか認知とリツイートが一致してないなぁ、と思ったんですよ。

一致してる人もいるんですけどね。一致してる人は、じゃあなんでリツイートされてるのか? っていうところを見たんですよ。そしたら共感できるかできないかだな、と思ったんですね。確かに共感して初めて「これ拡散したくなる~」とか、隣の女の子に「ねぇ、これ知ってる?」っていう意味での拡散であり、リツイートになるわけじゃないですか。

だから共感がないと、そもそも広げたいと思わないよなと思って。私って、共感は果たしてできていただろうか? 人に勧めたいっていう女の子でいただろうか? と思った時に、別にそのへんにいる元アイドル崩れのちょっとかわいい子みたいな感じだったな、と思ったんですよ。

じゃあ、そこをどうするか?……私自身は変えられないじゃないですか。じゃあ、めちゃくちゃ整形したりとか、なんか女子向けにしたほうがとか思ったけど。でもねぇ。変えられないじゃないですか、私自身は。

私の性格も名前も顔も変えられない。だからこそ、私は共感をされに自分を持っていくんじゃなくて、自分に共感してくれる人を無理矢理探して、自分のターゲット層を変えたんですけど。

ぶりっこというものを男子に売っても、それって消費であって、別に共感しない。女子に売ってもイラッとされる。じゃあ、どうしたらいいんだろう? って思った時に、ぶりっこしたいけどできないっていう、クラスの中に絶対1人はいる女の子だなって。

多くの人に好かれようなんて思わない、というふうに変えたんですよ。もともとやっぱりアイドルだったら、そう思っちゃうんですよね。みんなに愛されないといけないし、握手会で嫌われちゃいけないし。みんなに笑顔でいないといけないっていうのあるんですけど、そうじゃなくて「私はもう別にアイドルじゃない!」っていう。

(イベントをやっても)3人しか来なかったんで(苦笑)。そこでもう鼻がポッキンと折れまして。ぶりっこの中のトップというか、ぶりっこになりたいけど、なれない女の子のトップにまずはなろう。そこから少しずつ広がればいいやっていうことで、まずはぶりっこのトップになりたいということで、モテるために生きてる! っていう振り切りすぎたワードを掲げて(笑)。

山田:(インパクト)強いですよね。

ハッシュタグを「ネオぶりっこ」に変更

ゆうこす:きっと、その来場した170人っていうのは、モテたいって言いたかったけど言えなかったとか。ぶりっこしたいけどそんなことを言おうものなら、スクールカースト上位のサバサバした女の子から、いやな目で見られるわ、とかいう女の子たちがめちゃくちゃ共感してくれて。

なんかもう代弁者ですよね。「やっと自分の気持ちを代弁してくれた!」っていう女の子たち。相当コアな女の子たちが集まってくれたのかなと。だからこそチケットも売れて。しかも熱量が高いから、イベントにまで来てくれたのかなって思っています。

倉成:実際、ハッシュタグも変えたっていうことなんですか?

ゆうこす:変えました。最初の頃はまだ今に比べたらへたくそだったんですけど。投稿の時はやっぱり変えましたね。

倉成:例えば?

ゆうこす:例えばですけど、そうですね。最初の頃……あ、『ネオぶりっこ』だ!

倉成:ネオぶりっこ?

山田:ネオぶりっこ!

ゆうこす:最初はネオぶりっこって言ってやってましたね。

山田:そういえば今さらなんですけど、Forbesのコラムで『ゆうこすさんに見るネオぶりっこブーム』というのも取り上げたことがあります。

ゆうこす:えぇ~!(笑)

倉成:あははは(笑)。

山田:今さらですみません。

倉成:すでにForbesさんに出てた!

山田:勝手に書いてました。

ゆうこす:えー! ありがとうございます(笑)。

山田:半年ぐらい前に。

藤吉:そうですね。

山田:はい、記事にしてました。『ネオぶりっこ』っていうのが、まず最初に知った肩書きだったんですけども。『モテクリエイター』というのと同じように。

ゆうこす:はい、そうなんです。

ゆうこす現象でリップが完売

倉成:へ~。あと何枚かスライドが用意されてるのね?

山田:(スライドを指して)最近のゆうこすさんの投稿がこんな感じですね。モテクリエイターって名乗り始めたっていうこと。それとアイドルから、モテたい女の子のために、ぶりっこしたいけどしていいのかな? って、くよくよしてる子たち向けのメッセージということで、振り切ってやられているのが特徴のアカウントで。

(スライドを指して)例えば、これはもう本当に読んで明日からためになる、みたいな投稿ですよね。商品名も書いてあってりとか。

ゆうこす:そうですね。ぶりっこ女子に必見なリップメイクっていうのをこう(笑)。(スライドを指して)これはすごく反響がありまして。どのぐらい反応あったかなぁ。とにかく、この投稿で使ったリップが、日本全国からなくなったらしくて。

山田:「ゆうこす現象」って呼ばれていて。

ゆうこす:はい、そうなんです。

山田:ゆうこすさんがSNSで「これ、すごくよかった!」とか「これ、唇が荒れない」って、ちょっとつぶやいたもの、本当にゆうこすさんが使っているものっていうのが完売状態になるという、すごい現象になって。

ゆうこす:そうですね。この前、私『ViVi』という雑誌を読んでたら、この私が使ってるリップが出てきて、「ゆうこす現象で日本全国で完売」と書かれていて(笑)。私は知らなかったんで、うれしいなと思って。なんかすごく反響がありまして、これ(投稿)が80万件くらい見られていますね。

山田:インプレッションですか?

ゆうこす:はい。びっくりしました。4,630人の新規フォロワーが、この投稿から来てるんですね。世の中には、ぶりっこになりたいけど、なれないっていう女の子が、こんなにいて。意外といたんだなぁっていう。

山田:Instagramは本当に下克上タグだったりとか、自分で何かの第一人者になりたい! とか、フォロワー数増やしていきたい! ファン数を増やしていきたい! という人に向けて、どんどん改良されてるなと思って。

今、たぶん「なんでインプレッションがわかるんだろう?」とかって思われた方もいらっしゃると思うんですけど、Instagramのあるボタンを押すだけで、一つ一つの投稿のインプレッションから、何にいいねをもらったかももちろんですし、どれぐらいの人がプロフィール画面にまで移ってくれて、そこから何人の人がフォローしてくれてるっていうのが、全部わかる。企業用のアカウントだけじゃなくって、普通の個人のアカウントでも見れるようになっているので。

ゆうこす:うんうん。

山田:自分の投稿の中のどれが1番ファンに刺さったか、っていうのがわかるようになってるんですよね。

ゆうこす:うんうんうん。そうですね。本当に個人で生きてる私のような職業にとっては、めちゃくちゃありがたいですよね(笑)。

山田:ソーシャルメディアは強いです。

ゆうこす:はい。

なんで「モテ」にいったか?

山田:というわけで、ここから完全にトークセッションが始まるという。

ゆうこす:はい、よろしくお願いします!

山田:最後に質問とかも受付けられますよね?

倉成:そうですね。最後、聞きたい人がいっぱいいそうな気がする。なるべく20分ぐらい多めに取って聞きたいよね。

山田:はい、ぜひよろしくお願いします。下克上タグというのは、私が勝手に自分で考えて記事を書いていたので、「あっ! これ、まさにゆうこすさんだ!」と思っていたんですけど。ゆうこすさんはふだんInstagramなどのSNSを見られていて、実際自分で肩書きだったり、仕事の名前を作って、それで活躍されている人がいるなって感じることはありますか?

ゆうこす:最近とくにTwitterの世界でめちゃくちゃ増えているなぁと思いますね。

山田:Twitterは多いですね。

ゆうこす:『名前@なんとかブロガー』みたいな(笑)。

山田:うんうんうん。

ゆうこす:わかんないけど、仮想通貨ブロガーとか(笑)。

山田:います、います! けっこう増えてますよね。

ゆうこす:なんかすごく多いなと思いますね。

山田:『ブロガー』だけだと、何のブログ? っていうのも、自己紹介的に『〇〇ブロガー』って言うと、そんなのがブログに? みたいな感じになりますね。

ゆうこすさんは、その『モテクリエイター』というのをひらめき、その『モテ』という市場にたどりついた。

ゆうこす:はい。

山田:「『モテ』だ!って思えた」というふうにうかがったんですけど、Bチームとしては、なんで『モテだ!』っていうところまで到達できたのかを聞きたい。頭の中の動きみたいなのを聞きたいなぁと思うんですけど。

ゆうこす:あ~、わかりました。もともと私がモテたいとか、ぶりっこな性格だったというのがもちろんあって。なんで『モテ』にいったか? というところなんですけど、最初(イベントに)3人しか来てくれなくて、そこから「どうやって生きていこうか?」と考えて。仕事もない、お金もない、未来もない、どうしよう? っていう時に(笑)。

山田:あははは(笑)。

ゆうこす:本当に絶望的だったんですよ(笑)。炎上して周りの目は気になるのに、人気はゼロみたいな。もう最悪やないか! と思ったんですけど。一度、お金とか将来のこととかをなしにして、私が本当にやりたいことをやろうと。「もういいや、こんな芸能の仕事は辞めて好きなことをやろう!」と思った時に、私がお買い物が好きだったんですね。その時間が1番楽しいなって思って。

何を買ってるのが1番楽しいかなぁ? コスメだなぁ。なんでだろう? って、ずっと自分に問いかけ続けたんですよ。なんで自分はコスメを買うのが好きなんだろう? 自分の顔が可愛くなるからだよね。なんで自分の顔が可愛くなったらうれしいんだろう? それは、かわいいって言われたいからよね。

誰に言われたいんだろう? 好きな人だよね。好きな人って男の人だよね。男の人にモテたい。だから私はコスメが好きなんだって、そこに気付けたので。だから私はアイドルになったんだとか。服が好きなんだ、コスメが好きなんだとか、なんかいろいろ見えてきて。

ずっと自分に自問自答して、自分の好きなこととか、ワクワクするものの根幹に『モテ』があったなってことに気付けて。それでずっと自問自答したからかなぁ。そこには絶対的に敵がいなかったし、共感を生むなって思ったから、そこって決めました。

ファンがなぜ応援するか自問自答

山田:なんかすごくその疑問をなんでだろう? なんでだろう? って考えていくというのが、すごくなるほどって思いました。

藤吉:『己を知る』っていうことですよね。

ゆうこす:あ~、そうですね。まずSNSで発信する時に、私は何がしたいのかずっとわからなかったんですよ。アイドルを辞めて、今、何を目指してるのかとか。もっと言うと、めちゃくちゃ失礼なんですけど、(イベントに)来てくれたこの3人は、なんで私のことを応援してるかがわからなかったんですよ。意味わかんない! と思ってて。めっちゃ失礼なんですけどね。

山田:うふふ(笑)。

ゆうこす:私だったら応援しないなって思ってたんですよ。すごく失礼なんですけど。だからSNSで発信にしてる時に、まずは自分のことをとにかく知ってないと、ファンに失礼だしというか。応援できないなと思って。めちゃくちゃ自問自答しました。

山田:自問自答ってされたりしますか?

藤吉:これ、企業のV字回復の話に、まったく同じ話がけっこうあるんですよね。

ゆうこす:えぇ!?

藤吉:何年も前ですけど、スバルっていう車がぜんぜん売れない時代に「お客さん、なんで買ってくれるんですか?」って聞きに行ったんですよね。うち、こんなに赤字なのにと。

山田:お客さんに聞いてしまう。

藤吉:そしたら、いろいろ聞いていくうちに「本当はうちの会社って何が強いんだ」っていうのに気づいていくと。さっき言った『己を知る』ということですね。それからどんどん開発していって、大ヒットしたっていう話を聞きましたね。

倉成:しかも、自問自答の先に行き着いた先が、スバルとゆうこすさんは一緒ですよね。

藤吉:同じなんですよ(笑)。

倉成:「敵がいない」っていうのと「共感を生む」っていう、まさにそういうところにいった。

藤吉:そうなんですよね。実はスバルと同じような車ってなかったんですよね。

ゆうこす:スバルさんが自分のものを買ってくれたファンに聞いたのが、私と一緒で。私はその後、自問自答して、発信して、自分のコアな5人とか6人とかのファンに、ゆうこすのことを相談したりとかして、ちょっとずつ広げていったんですけど。

やっぱりファンからすると、自分に相談されて、自分の意見が反映されて、(ゆうこすが)アップデートされていくのが、めちゃくちゃうれしいようで。その5人が、私と同じぐらいの熱量で広めてくれたんですよね。その5人が2人に広めたら10人じゃないですか? あ、違う……まぁいいや(笑)。

そういう感じで、どんどん広がって。コアなファンを大事にしたっていうところが(スバルと)一緒かもしれない。

倉成:へ~。

自分のことが好きな人だけ集まってくれればいい

藤吉:それ重要ですよね。

ゆうこす:大事だと思う。

山田:ゆうこすさんのSNSを拝見してると、フォロワーに質問されることが多くって。「これとこれ、どっちがかわいいと思う?」とか。例えば、お洋服をブランドで作られると思うですけど。

ゆうこす:はい。

山田:「白と黒どっちがいいと思う? みんな聞かせて!」とか、何万人とか何十万人がフォロワーになった今でも、聞いてくださっているので。

例えばその時に「白!」って投票していて、本当に白が発売になった時に「私、これを白って投票したんだよ!」みたいなふうに、何十万分の1でも、自分も決めた中の1人だって思うと、より拡散したくなるっていうのもあるし。そういうのをゆうこすさんは、フィードバックとして得て、毎回ブラッシュアップされているのかなぁ、っていう感覚はあります。

倉成:へ~。

山田:コメントとか。

倉成:それって、背後に誰かチーフマーケティングオフィサーみたいな人が、ゆうこすさんについてるわけじゃなくて、自分で企画してるんですか? ファン5人に聞こうとか、これオープンにして、みんなにも投票してもらって決めて、エンゲージしてもらおう! とか。そういうのって、ご自分で全部考えられているんですか?

ゆうこす:はい。でも今は(山田さんが)私のチーフPRプランナーですかね? 

山田:あははは(笑)。

ゆうこす:誰だろう? と思った時に、やっぱりコアなファンかなと思いますね。「ゆうこすにああしてほしい、こうしてほしい」っていうのが、すごく来るから。

倉成:ますますファンはファンになっちゃいますね。

ゆうこす:うふふ(笑)。

藤吉:「コアなファンに聞く」っていう、これはベストな解決方法ですよね。

ゆうこす:本当にそうですね。

倉成:その5人は、どうやって選ばれたんですか?

ゆうこす:選ばれたというか、今はたくさんいると思うんですけど。最初はその人たちに聞くしかなかったんですよね。聞いたというか、聞くしかなかったという感じで。

最初にもともとアイドルだった時は、みんなに好かれよう好かれようっていう思いで、自分のことを(ちゃんと)わかんなかったですし。自分がなんでアイドルをしてるのか? ってところも、わかんなかったから語れなかったし、という感じだったんですけど。

辞めた後に「自分のことが好きな人だけ集まってくれればいいや」って思って。そうしたら、めっちゃコアな、自分の先まで考えられそうな人たちが集まってきたわけですよ。だから、その人たちに相談して、一緒になってがんばっていくのが1番かなと思って。

ファンの度合いによって発信する内容を変える

山田:例えばそれってTwitterとか、Instagramによくコメントをしてくれた人とかですか? 駆け出した時期に。

ゆうこす:コメントしてくれるのは、私の中でいったらレベル3なんですよね。レベル1のトップのコアなファンは、イベントに来てくれるっていうところですかね。

山田:イベントに来てくださった方とかに、ヒアリングを始めたってことですかね。

ゆうこす:そうですね、はい。

山田:うんうん、実際に会った時に。

ゆうこす:レベル1とか言ったら、ファンの人たちからしたら「なんかあいつ、ランク付けしやがって!」みたいな感じになってるかもしれないですけど(笑)。

(一同笑)

山田:そこは度合いの話で。

ゆうこす:そうですね、度合い。レベルに合わせて発信しています。

山田:SNSってひとくくりに言っても、Twitter、Instagram、Facebook、あとYouTubeなど、それぞれでたぶんぜんぜんファン層が違うっていうのがあって。ゆうこすさんは、プロフィールもご存知の人の度合いによって、たぶん自己紹介を変えられたと思うんですけど。SNSとか、ファンの度合いによって、発信する内容もわけられてますよね?

ゆうこす:わけています。

山田:YouTubeはこういう人がいるから、こういう情報を発信して。Twitterはこういう情報をというのを、すごくわけられているのも特徴です。

ゆうこす:はい。そうじゃないと、なんか親切じゃなくないですか? 例えば、今、道ですれ違った人から「私、モテクリエイターです!」とか言われて、急にめちゃくちゃ熱く「じゃあメイクを教える!」とか言われても、「いや、知らん知らん!」ってなるじゃないですか(笑)。

そういうふわっとした人には、まずはTwitterっていう、わりとライトなところからいこうかなとか。でもずっとライトに自分のことを発信してたら、コアなファンたちからすると、「私はもっとゆうこすの根幹を見たい!」みたいになって。

ストーリーとかも見たいのに140文字で寂しいんですけど? みたいな人にとっては、じゃあ、わざわざ拡散されない、わざわざURLを押さないといけない、例えばブログにしてみようというふうに、相手の立場になっていこうかなぁみたいな感じでわけています。

山田:めちゃめちゃ可愛くおっしゃってますけど、めちゃめちゃ(プロの)PRですよね。PRプランナーの。

藤吉:ひと手間かけるっていうことですよね、相手の立場に立って。

ゆうこす:そうですね~。ゆうこすのことを知らない人たちがいて、その次に、なんとなく名前は聞いたことがあるっていう人たちがいて。で、フォローはしてるけど、追ってまで見てない、通知まで付けてない人たちがいる。

その次に、投稿したら必ず「いいね」してくれて、必ずコメントはしてくれるけども、イベントに行くまで、お金払うまでではないよなぁぐらいの人がいて。そして、ここ(大きな円『ゆうこすを知っている人』の中心)に、イベントにも行きますっていう人たちがいて。なんかこう波でわけてて、それを意識しながら、いつも発信してます。

倉成:感心しきりですね。

ゆうこす:いえいえ(笑)。

ファンからのフィードバックで成長する

倉成:これ例えば、毎年、記事で出させてもらってる『マーケティング総合大会』という、マーケッターたちが集まるカンファレンスがあるんですけど、そういう常にマーケティングのことを勉強されてる方でも、こんなに自然体でサラサラっと(言えないと思う)。

もちろんご苦労されてると思うんですけど。最新のマーケティング理論を自分で体得して、自分で開発して、自然にやられてる感じがして、もう感心しきりですね。

山田:うんうん。

ゆうこす:いやでも、本当にそれに関して私はすごく恵まれていて。最近それをより言葉にできるようになってきたんですけど。今、(フォロワーが)100万人いて、何かを投稿したら100万いいねくらいのものが返ってくるわけで。フィードバックが来るから。そんなに自分を成長させられる環境ってないじゃないですか。ね?

山田:毎日、ブラッシュアップできますね。

ゆうこす:そうなんです。ありがたいことに。細かすぎるデータ化までされて。見たくもない数字とかもあるんですけどね(笑)。「こんなに見られてないの? がんばって書いたのに!」とかもあるんですけど。

倉成:じゃあ、フィードバックがゆうこすを育てている?

ゆうこす:もう本当に成長させられざるをえない。そういう、なんかイバラのような。パシパシって鞭打たれてます。

藤吉:ひと手間かけて時間かけてやったら、それが返ってきて自分を成長させるわけですから。

ゆうこす:はい。

藤吉:それはすごいことですよね。

ゆうこす:うふふ。

倉成:ごめん。せっかく山田がいっぱい質問考えてくれてるのに、ついついおもしろくて、横からおじさんたちしゃべりすぎて。

山田:いえいえ!

ゆうこす:いえいえ、ぜんぜん! うれしいです。そう思っていただけて。

倉成:ゆうこすさんがこうやって、ご自分のことでチャーミングに話をされているところを、横から無理矢理「どうですかビジネス業界は?」とか「なんか最近広告業界から聞くとこういう難しいことがあって」と、横から(割って入って)話を難しくするのが、今日は楽しい。

(一同笑)

倉成:むりやり理論付けしたり。

山田:横槍(笑)。

ゆうこす:私もちょっと楽しい。

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『下剋上タグ』が情報戦国時代をチャンスに変える!?

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