末っ子キャラCOOの香田氏

東明宏氏(以下、東):2部なんですけど、私の質問は2個しかありません。なので、あとは会場に投げたいと思っています。質問を考えておいてください。事前のフォームを見るに、たぶん、みなさんいろいろお悩みがあるのだとお見受けしました。せっかく来ていただいてるので、バンバン質問してください。

2部は私のほうでモデレートさせていただきます。まず自己紹介していただきたいんですが、普通にしてもつまらないので、香田さんからお願いします。

香田哲朗氏(以下、香田):え、好きなタイプとか言うんですか?

(会場笑)

:それも加えていただいて大丈夫ですけど(笑)。まあ、事業内容はほどほどにしていただいて……。(質問は)2個あります。「どういう社長と一緒にやってるのか?」「どういう役割分担でやってきたのか?」 

変わってる場合もあると思うので、そのへんも踏まえて自己紹介をお願いします。

香田:はい、香田と申します。アカツキという会社の共同創業者で、COOをやっています。1個目ですが、何でしたっけ。どういう社長とやってるか。

:はい。どういう社長とやっているか。

香田:僕と一緒にやってるのは、学生の時からの友達で塩田元規っていうんですけど、インターンシップで一緒になったんです。歳は彼が2歳上なので、大学院生の彼と学部の僕が3年生の時に会って始めたって感じなんですけど。

どんな人かというとですね。どうなんだろうな……。クソ真面目なんですよね。彼が長男で、僕が末っ子。なので、めちゃくちゃ責任感が強くてしっかりしようとする長男と、エヘみたいな感じの僕で(笑)。

(会場笑)

役割的には彼が、まあ、良く言うと「ビジョナリーで引っ張っていって」みたいな感じなんですけど。僕のほうが頑固なんですよね。どっちかっていうと、僕のほうが譲れないほうが強いよねって。「あ、実は違うんですね」って中に入るとよく言われて。その「末っ子っぽい」と言われるのが本当に心外で。

:(笑)。

香田:「こんなにしっかりしてる人はいないんじゃないか」と言ってますけど。まあ、聞くところによるとそんな感じらしいです。

:それ、誰が言ってるんですか?

香田:みんな言ってますね。

:みんな言ってる。基本、塩田さんが長男キャラで、(香田氏が)末っ子キャラっていうのは合ってる?

香田:合ってる……、合ってるんでしょうね、きっと。

:これまでけっこうしっかりしたNo.2の人が多かったような気がするんですけど(笑)。末っ子キャラで自認されてる?

香田:末っ子キャラですよね、はい。

:なるほど。役割分担は?

香田:役割分担は、うちも期間が8年間ぐらいと長いので。最初の頃は僕も開発してたり、つくること全部やってたんですけど、徐々に人や組織を見たりしながらやっています。

うちの場合はすごくオーバーラップしてて、その時その時で、役割がかなり柔軟に変わってきている感じですね。それが良いのか悪いのかはあるんですけど。

普通に事業も見てるし、組織も一緒に見てる。そういう感じでやってるので、その時その時によって、柔軟に変わってますね。

:じゃあ、8年間の中で変遷があって。かつ、ぴっちり役割分担してるというよりは、けっこうオーバーラップもあるっていう。

香田:かなりそういう感じだと思いますね。

:わかりました。ありがとうございます。じゃあ、次は中川さん、お願いします。

「温泉ハッカソン」の主催者

中川草也氏(以下、中川):はい。みなさん、こんにちは。

会場:こんにちは。

中川:私、FACTBASE という会社で VPoE(Vice President of Engineering)をやっております、中川と申します。よろしくお願いします。

会社の事業としては、仮想通貨のBloombergをつくるということで。株式市場だと情報ベンダーというのがいて、Bloombergという会社が最大手なんです。仮想通貨の情報ベンダーのポジションは空いてるということで、そこを作りにいくというようなことをやってます。

toB向けの情報提供みたいなものも今仕込んでる途中なんですけれども、その先駆けとして、一般投資家向けのiOSアプリケーション(SIGNAL)をちょうど先頃リリースしたばかりという感じです。よろしくお願いします。

:お願いします。ちなみに、社長はどんな人ですか?

中川:社長はけっこう昔からずっと組織のトップに立ってたみたいな(人です)。学生の時も部長でザ・リーダーみたいな感じで、すごくおおらかなタイプの人間ですね。

:役割分担としては、社長と自分とでは、どういう立ち位置でいらっしゃいますか?

中川:社長がどちらかというとビジネスサイド、僕はけっこうプロダクト寄りなかたちです。実際にプロダクトをつくっていくというところにけっこう比重を置いて責任を負っているイメージですかね。

:中川さんはTwitterとか見ると、温泉ハッカソンなどけっこうおもしろい試みをやってらっしゃってますね。

中川:はい。React Nativeの温泉ハッカソンを月に1回か2回目ぐらい、後楽園のラクーアという最高の施設でやってるんで。今日、「エンジニアだよ」っていう人いますか?

(会場挙手なし)

中川:さすがにいないか(笑)。React Nativeのエンジニアを募集しているので、みなさんの周りにいらっしゃいましたら、「温泉ハッカソンってのがあるよ」というのを、ちょっと伝えておいてください。お願いします。

:今日は中川さんが一応唯一のエンジニアサイドということで、そういう立ち位置でもちょっと話を聞きたいなと思ってます。よろしくお願いします。

中川:はい。よろしくお願いします。

COOは目立たないこと担当

:SCOUTERの山田さんです。

山田浩輝氏(以下、山田):株式会社SCOUTERのCOO、山田と申します。弊社は誰でもエージェントになれる、日本で初めて個人の方が人材紹介のエージェントになれるプラットフォームを運営している会社でございます。

社長はどんな人かと言うと、たぶんこの登壇者6人の中で、今日唯一(会場を指して)社長がついてきております。

(会場笑)

山田:見ていただければわかりますけど、超目立ちたがり屋で、まあ、僕のことが大好きで、ロッカーになりたいと。

:いいですね。ヒートアップしてきましたね(笑)。

山田:「目指すはロックスターだ」と、意味のわかんないことをいつも言ってるような方ですね。

:なるほど。役割分担としては、こういう役割分担だという、ご自身ではどう規定されてますか?

山田:ざっくり言うと、目立つことは彼、目立たないことは僕というのが、まあ最初の分かれ目ですね。

(会場笑)

:なるほど(笑)。

山田:ほめられることは彼、ほめられないことは僕。

(会場笑)

山田:まず、はい。

:なるほど(笑)。

山田:事業も最初は2人で見てたんですけど、最近2人で話して、「役割分担が出てきたね」というのがあります。アイデアを出すのは彼です。ただ「そのゼロをイチに最初の組成をするのは僕なんだな」という話をしてて。そのつくったイチ、いい感じのイチをとてつもなくでっかくするのは、また彼に戻る。

:なるほど。グルグル回ってるわけですね。

山田:グルグル回ってるような感じですね。「いい感じにいくぞ」となったら、僕はもう事業から離れるんで。そうすると、あとは組織側のほうを見てる、っていうような感じですね。

:なるほど、わかりました。ちなみに、最近山田さんはブログがけっこうバズってまして。見た方もいらっしゃると思うんですけど、メルカリのストックオプションの記事は、もともと山田さんが書かれていたブログで。最近目立ちつつあるんで、ちょっと(社長が)イラッとしてるんですよね(笑)。

(会場笑)

山田:はい、そうかもしれないです(笑)。

:そういうジェラシーが。

山田:はい、ジェラシーが。

:そんなお三方でやらせていただきます。

社長とのコミュニケーションで悩む人が多い

:私の質問は2つです。事前のアンケートでもらった内容で多かった内容を採用しています。1つ目がコミュニケーションの話です。No.2ってやっぱり、会社の中でハブになって、コミュニケーションの要諦になることがすごく多いポジションかと思ってまして、1つ目はコミュニケーションについて聞きたいと思ってます。

「社長とのコミュニケーションに悩んでます」みたいなお話がみなさんからすごく多かったんですね。なので、みなさんに聞こうかなと思ってます。

香田さん、長男と末っ子のコミュニケーションは、どういう頻度で、どういう話が、どんなスタイルでされているのか。飲みに行くことが多いのかとか、そのへんの細かいところも含めて。けっこうアーリーな(ステージの参加者の)方も多いんで、ちょっと振り返りながらしゃべってもらってもいいでしょうか。

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