「従順な赤ずきんではなく、狼となれ」
理不尽と闘い続ける、女子サッカー界レジェンド選手からのメッセージ

バーナード・カレッジ 2018 卒業スピーチ アビー・ワンバック

バーナード・カレッジの卒業式で、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の元女子サッカー選手であるアビー・ワンバック氏がスピーチを行いました。ワンバック氏は2003年に代表入りして以来、実に4度のワールドカップに出場。2015年にはチームを優勝に導く立役者となった名サッカー選手。バーナード・カレッジの卒業生に向け、サッカー選手としての経験を踏まえた上で、これから女性はどう生きていくべきかについて語りました。

女子サッカー界の偉大な選手 アビー・ワンバックのスピーチ

アビー・ワンバック氏:みなさん、お元気ですか? ベイロック学長、プロヴォスト、ディーン、バーナード・カレッジの教授のみなさん、理事会の皆さん、そして受賞される皆さん、キャサリン・ジョンソン、アンナ・クゥインドレン、リア・スーへ挨拶をさせていただきます。

そして、2018年度のバーナード大学の卒業生である、619人のかっこいい女性の皆さん。おめでとう! 本当におめでとう! 人生で何かの答えを出す瞬間、また何かを始めなければいけないという感じがしませんか? 専門家はそういう瞬間を変革と呼びます。私はそれを恐怖と呼びますけどね。

私は最近サッカー選手を引退して、恐ろしい変革を経験してきました。世界は、こういった変革の時に、素敵なセレモニーをつくることで、私たちを恐怖から引き離そうとします。今日はみなさんにとっての素敵なセレモニーです。

コービーとペイトン、2人のヒーローと共にステージに立つ

私のセレモニーはESPYSという、アメリカ全土で放送されるショーでした。私も今のみなさんのように、そのショーのためにドレスアップしなくてはなりませんでした。でもかなり高いスタイリストの元に送り込まれてしまったのです。皆さんが着ているような感じではないですね。ごめんなさい。

それはこんな感じでした。ESPYSは私にアイコン賞を授与してくれると言いました。私はそんな賞をいただけるなんてと恐縮しました。私、自分が像だって言いました? 私はバスケットボールのコービー・ブライアントと、フットボールのペイトン・マニングという、この上もないほど素晴らしいアスリート2人と共に、賞を受け取りました。

私たちは一緒にステージの上に立ち、カメラロールでそれぞれのキャリアのハイライトを見ながら、ファンたちが祝福してくれているのを聞いていました。私は周りを見回して、とんでもない畏怖の念を感じていました。私はその場にいられることや、コービーとペイトンの仲間に入れたことに心から感謝しました。私は何か達成したような気分でした。女性がついにやってやった、という感じでした。

そして拍手が鳴り止み、私たち3人がステージから降りる時が来ました。男性2人がステージから降りるところを見ながら、私たち3人は全く異なる未来に足を踏み入れたんだということに気づきました。コービー、ペイトン、そして私はそれぞれ、同じだけの犠牲を払い、同じだけの汗と涙を流してきました。何十年もの間、私たちは同じだけの辛さ、才能、そして献身と共に、それを全てフィールドに置いてきたのです。

男女・人種による賃金格差が人生を犠牲にしている

でも、私たちの引退は同じではありませんでした。なぜなら、コービーとペイトンは私が持っていない何かと共にキャリアを終えたのですから。それは、莫大な額の貯金です。彼らは私が持っていなかったものを持っていたからです。それは自由です。彼らの駆け抜けた日々は終わりましたが、私はまだ始まったばかりです。

その夜遅くホテルの部屋に戻り、ベッドに横になりながら思いました。これは私だけの話ではないし、サッカーだけの問題ではないと。私は賃金格差についてたくさん声をあげてきました。アメリカ人女性は男性が1ドル稼ぐ時、80セントしか稼げません。黒人女性なら63セントです。ラテン人は白人男性が1ドル稼ぐ時、54セントしか稼げません。

私たちは、女性の人生における賃金格差の総合的、一時的な影響について、もっと話さなければならないのです。

賃銀格差は、女性は投資額も少なく、貯金も少なくなるので、長い時間働かなくてはならないということです。賃銀格差がどんな犠牲を私たちに与えているのかについて話すなら、クリアにしておきましょう。私たちの人生を犠牲にしているのです。それは私にも当てはまりました。

私は自分のキャリアのほとんどを、ESPYSのステージ上で過ごしたのと同じようにして過ごしてきました。ただ感謝していただけです。その場で、たった一人の女性として席を与えられたことに対しての感謝です。私だけを尊敬していただけることにはとても感謝しています。でも私は、みんなのために平等を求める機会を何度も逃してきました。

従順な赤ずきんではなく、狼になる

バーナード・カレッジの皆さん、今こそが変わる時です。女性たちは自分たちが持っているものに感謝することができますし、同時に私たちが値することを求めることもできると学んできました。全ての小さな女の子たちと同じく、私も感謝することを教えられてきました。私は目立たないようにして、道を失わず、そして自分の仕事をすることを教えられました。

私は怖がりな赤ずきんでした。みなさんもご存知のおとぎ話です。世界中で女の子が話して聞かされる、警告を繰り返す物語です。赤ずきんは森に向かって進んで行くのですが、厳しく言いつけられるのです。「道から外れちゃダメだよ。誰とも話しちゃダメ。手作りの頭巾に顔を隠していなさい。」そして赤ずきんは最初は従っていました。

けれど好奇心が湧き上がり、道を外れてみようと思いました。それが大きな悪い狼との会うこととなり、不幸の始まりでした。ここでのメッセージは分かりやすいですね。好奇心なんて持ってはいけない。問題は起こしてはいけない。多くを語ってはいけない。そうしないと、悪いことが起こるのだ、ということです。

私は狼に食べられるのが怖くて道から外れなかったのではありません。私はクビにされることが、ベンチで待機させられることがが、給与を失うことが怖かったのです。もし私が若い頃の自分の元に行って、伝えられるのだとしたら、きっとこう言うでしょう。「アビー、あなたは赤ずきんじゃない。あなたはいつだって狼だった。」と。今日、この場でお話をさせていただく名誉を与えられた時、みなさんにお話すべき最も重要なことはこれだと思いました。2018年度のバーナード・カレッジの女子学生の皆さん、私たちは狼です。

脅威だった狼が救済に変わるとき

1995年、みなさんが生まれた頃、狼たちはイエローストーン国立公園に再び放されました。7年間ずっといなかった後のことです。その頃、鹿の数はとても増えていました。なぜなら鹿の命を脅かす存在がなく、彼らが食物連鎖のトップに君臨していたからです。

鹿たちは草木を食べ尽くし、川岸は侵食されました。そこに狼たちが現れると、狩りをして鹿たちの数を減らすことになりました。けれどもっと劇的だったのは、狼の存在が鹿たちの行動を変えたことです。

賢いことに、鹿たちは谷を避けるようになり、その付近の草木が生え始めました。たった6年間で木が5倍にも増えたのです。鳥やビーバーが引っ越してきました。ビーバーたちが作った川のダムはカワウソやカモ、魚たちにとっての住まいを与えました。動物の生態系が再生したのです。

でもそれだけではありません。川も変わりました。植物が再生したことで、河岸を安定させ、決壊を抑えられるようになりました。川が安定したのは全て狼たちの存在のおかげです。ここで何が起こったのか分かりますか? 生態系にとって脅威であった狼たちが救済となったのです。

群となって古臭いシステムを変えていく

バーナード・カレッジの女子学生のみなさん、私が何を言いたいかお分かりでしょうか? 女性はこの世界のシステムにおいて脅威です。そして、私たちは救済でもあるのです。

私たちの前に広がっている世界は、女性に対する古臭い考え方で占領されています。肌の色や他人に対して、裕福か貧乏に対して、力を持っているのか、持っていないのかに対して、そう言った考え方が私たちを壊すのです。私たち自身が私たちが待ち望んでいる誰かなのです。

私たちは赤ずきんではありません。私たちは群れをつくり、共に谷に向かい、この酷いシステムを変えるのです。

私は人生を通して、その群れとは私のチームでした。チームは結束した構造が必要です。気持ちを一つに合わせるために最高の方法は、チームが存続するためにルールを作ることです。みなさんがどの段階にいようと関係ありません。みんなが同じ地点にいることが大事なのです。

金メダルを獲るためのルール1・間違いから学ぼう

私がチームを作り上げ、金メダルに導くために使った4つのルールがあります。ルールその1は、間違いから学ぼう、です。最高のアスリートは理解していて、アスリートではない人が理解し難いことがあります。アスリートではない人は、失敗から何が学べるのかを知りません。だから失敗を隠すのです。失敗などなかったかのように振る舞うのです。あからさまに失敗を拒絶します。そして失敗のために時間を費やすことはしなくなります。

聞いてください。失敗は恥ずかしいことではありません。失敗は力を与えてくれるものです。失敗は人生を動かす最高のオクタン燃料です。みなさんも失敗を糧にする方法を学べるでしょう。私がナショナルユースチームにいた頃、ミア・ハムと一緒にプレーすることだけを夢見ていました。彼女のこと知っていますか? 良かった!

私はナショナルチームのロッカールームに行くチャンスがありました。私を引き付けたのは、私のヒーローたちの芝生で汚れたスパイクでも、ロッカーにつけられた選手たちの名前や背番号ではなく、ある写真でした。それは誰かがドアの隣にテープで貼り付けたもので、トレーニング場を出る時に、最後に選手たちが目にするものでした。きっとみなさんは、それがそのチームが最後に勝利したときの写真だと思うでしょうね。もしくは、表彰台で金メダルを受け取っている写真だと思うでしょうか。

でも違ったんです。それはチームの長年のライバルの写真でした。ノルウェーの代表チームが1995年のワールドカップでアメリカのチームを負かして喜んでいる写真だったのです。そのロッカールームで、私はピッチでもピッチの外でも最高でいるためには、失敗した時の気持ちや失敗から学んだことを自分の力に変換して生きて行くことを学びました。失敗は動力になります。動力は力になります。女子学生のみなさん、聞いてください。私たちは失敗を破滅として見るのではなく、活力として扱うべきです。

「As Michelle Obama recently said: “I wish that girls could fail as well as men do and be okay. Because let me tell you watching men fail up = its frustrating.」

ミシェル・オバマは最近こう言いました。「女の子も男性と同じく失敗して欲しいと思っています。なぜなら男性が失敗するのを見ていることは、イライラするからです。男性がそれに立ち向かうのも、勝つのもイライラします。そして私たちはそのバカバカしい基準を保っていなければならないのです。」狼のみなさん、失敗しても進むのです。失敗など吹き飛ばして、勝つのです。

金メダルを獲るためのルール2・ベンチから指揮をとろう

ルールその2は、ベンチから指揮をとろう、です。想像して見てください。あなたが、この地球上で誰よりもたくさんゴールを入れたとしましょう。男性でも女性でも構いません。そこで過去数十年に渡りほとんど全ての種類のスポーツで副キャプテンとしてアメリカチームを率いてきました。あなたはあなたのコーチと一緒に席につき、あなたにとってアメリカチームとして最後のワールドカップのスタートメンバーに選ばれないということを決めました。最悪ですね。ベンチの控えメンバーの気分にもなるでしょう。昇進を見送って、プロジェクトから離れ、ビジネスバッグの代わりに赤ちゃんを抱いている自分に気づくかもしれません。そして、同僚が昇進していくのを見ているのです。

ここが大事です。あなたは人生において自分が控え選手扱いなんだと思ったのならば、失望しても良いのです。やってはいけないのは、ベンチから指揮をとる機会を逃すことなのです。最後のワールドカップで、私のチームメートたちは私の存在、私のサポート、私の声、ベンチからの厳しい信念は、自分たちがチャンピオンシップで勝つために必要な自信を与えてくれたと言ってくれました。みなさんがベンチでリーダーではないならば、フィールドでもリーダーとは呼べないのです。どこでもリーダーか、もしくはどこのリーダーでもないかなのです。

ところで、私が今までに見た最も厳しい指導は、母と子の間での指導です。子育てで控え選手になることなどありえません。それは単に大きな試合なのです。狼のみなさん、どこにいようとも、そこでリーダーシップをとってください。

金メダルを獲るためのルール3・お互いを支持しよう

ルールその3は、お互いを支持しよう、ということです。90分間のサッカーの試合で、蹴ったボールがゴールネットを揺らし得点が入るという奇跡の瞬間など、そうそうありません。それが起こった時、それは全てが完璧に揃ったということなのです。最適な時に、全ての選手が最適な場所で完璧なパスを完璧なタイミングで受け取る、ということです。この全てが最高潮に達した時、ゴールが生まれるのです。

この後にフィールドでは、個々の女性の集団がチームへと変わります。フィールド中のチームメートたちがゴールを決めた選手の元に走り寄ってくるのです。それはその選手を祝福しているということです。

しかし、実はこのたった1つのゴールが象徴する全ての選手、全てのコーチ、全ての練習、全ての全力での走りに、全ての疑問に、そして全ての失敗を祝福しているのです。みなさんが常に得点を決められる選手な訳ではありません。得点を決めた選手ではないのなら、得点を決めた選手の元に走り寄っていくべきでしょう。女性はそれぞれが支持し合うべきなのです。そうです。難しいことでしょう。

大昔から女性たちは、テーブルの1つの席を取り合って対抗し合ってきました。欠乏感は私たちの中に、私たちの間に植え付けられてきました。この欠乏感は私たちのせいではありません。けれど、私たちの問題なのです。欠乏感が存在した場所において、女性にとっての存在感を生み出す力は私たちの中にあるのです。

世界に出て行ったら、お互いの声を増幅させるのです。女性やあらゆる人種、そして社会から取り残されてしまった人々のために、決断がされる場での席を求めてください。私たちがフィールド上でするように、それぞれの勝利を求めてください。全ての女性たちの成功であるように一人の女性の成功を主張してください。喜び、成功、そしてパワーです。それは誰かが大きなパイの切れをもらえるなら、あなたは小さいパイしかもらえない、という意味ではありません。制限などないのです。

何かを真実にする方法である、どんな革命においても、それを信じることから始まります。無限の喜びと成功とパワーを求め続けましょう。一緒に。狼のみなさん、誰かの勝利はあなたの勝利なのです。祝福しましょう。

金メダルを獲るためのルール4・ボールを求め続けよう

ルールその4は、ボールを求め続けることです。私がティーンエイジャーだった頃、私のヒーローであるミシェル・エイカーズとともにプレーをする幸運に恵まれました。その通りです。その当時、女性のプロリーグはなかったので、彼女はトレーニングをする場所を必要としていました。ミシェルは私のように背が高く、私がそうしたいと思っているように鍛えてあって、今までプレーを見たどんな選手よりも勇敢でした。彼女は私の夢そのものでした。

私たちは5対5の小さな練習試合をしていました。私たちは18歳で、ミシェル・エイカーズは30歳の端正でエネルギッシュな人でした。試合の4分の3ほどは、彼女は軽くやっている感じで、空間の取り方や、試合の戦略について私たちに指導や教育をしてくれました。けれど、最後の方には、彼女は自分が教えているせいで、彼女のチームが3点失っていることに気づきました。その時、彼女の中で火がついたのです。

彼女は自分のチームのゴールキーパーの元へ走り寄り、そこから1ヤード離れたところに立ち、叫んだのです。「いいから、私にボールをちょうだい!」そしてゴールキーパーは彼女にボールを回しました。彼女はボールを受け取り、ドリブルで私のチームをみんな抜き去り、ゴールを決めたのです。

そのゲームは得点を入れた側がボールをキープするルールだったので、ゴールを決めたらボールを返してもらえます。ミシェルは得点を入れると、自分のチームのゴールキーパーの元へ走って戻り、1ヤード離れたところに立ち、こう叫ぶのです。「ボールをちょうだい!」キーパーは言われた通りにしました。そしてまた、彼女はドリブルで私のチームを抜き去り、ゴールを決めたのです。もう一回彼女は同じようにしました。彼女は自分のチームに勝利をもたらしました。

ミシェル・エイカーズは試合のいかなる場面でも、自分のチームが自分に何を求めているのかを知っていました。試合の最後まで、ミシェルは私たちに手助けをし、サポートをしながら教えることでリーダーシップをとっていましたが、彼女は最終的にはリーダーシップをとってボールを求めたということを忘れてはいけません。狼のみなさん、歴史上のこういった瞬間、リーダーシップとは私たちにこう主張せよということです。

「私にボールをちょうだい。」「私に仕事をちょうだい。」「私に、隣の席の男性が貰っているのと同じ額の給与をちょうだい。」「私を昇進させて。」「私にマイクをまわして。」「大統領執務室を与えて。」「私がもらっただけの敬意を払って。そして私の狼の仲間達にも敬意を払って。」

最後に、私がサッカーを引退してから学んだ最も大事なことをお伝えします。私が引退した時、私のスポンサーであるゲータレードは、私の送別広告についてのプランを話し合うミーティングで私を驚かせました。こんなメッセージだったのです。

「私を忘れて。」

いいですね。彼らは知っていたのです。私は自分の遺産が、自分が人生を懸けてきたスポーツの将来的な成功の保証になってくれることを望んでいるのだ、と。私の名前が忘れられるということは、私の後に続く女性選手たちがチャンピオンシップに勝利し、試合をより高め、記録を塗り替えてくれるということです。私はその広告を撮り終えた時、泣いてしまいました。

アイデンティティを失うことが怖い

1年後、私は10歳になる娘のサッカーチームでコーチをしていました。私は彼らがチャンピオンシップに行けるように教えています。いつかのチームのウォーミングアップの時に、ちょっとしたシューティングドリルを行いました。

私は彼らに私が引退した時の話をしました。チームの小さな女の子たちの1人が私を見上げてこう言いました。「それで、あなたは何から引退したの?」私はその子を見下ろして答えました。「サッカーよ。」彼女は、「そうなの。あなたは誰のためにプレーしていたの?」と聞いてきました。私は、「アメリカ合衆国よ。」と答えました。彼女は、「あら。つまりアレックス・モーガンを知っているってこと?」と言いました。

バーナード大学のみなさん、自分の望みには気をつけて。私は忘れられます。でもそれはいいのです。私の引退について忘れられることは怖くはありません。怖いのは、試合が私に与えてくれたアイデンティティを失ってしまうことです。私は自分のことを、自分の100パーセントを所属するチームに与え、狼の仲間たちと次世代のために良い未来を築こうとして戦った、サッカー選手のアビー・ワンバックだと定義しています。

団結し、嵐を起こし、救済となれ

引退の数ヶ月後、私は新しい生活を始めました。私はグレノンと3人の子供達に会い、私は妻に、母に、ビジネスオーナーに、そして活動家になりました。私が今、何者なのかご存知ですか? 私は変わらずアビーのままです。私は今でも100パーセントの力を、私の新しい仲間たちに与えていて、次世代のためにより良い未来をつくろうと戦っています。

サッカーは私を何者にもしてはくれませんでした。私がサッカーに私というものを示し、そしてどこへ行こうとも私が何者なのかを示したのです。わかりますか。みなさんも同じです。みなさんは今日、ここを去って、毎日前進していきます。どうか自分自身に何がしたいのかを聞くだけで終わらせないでください。自分に、一体どんな人になりたいのかを聞いてください。

私が学んだ最も重要なことは、あなたの行動があなたを定義することはない、ということです。あなたが何者であるのかということがあなたを定義するのです。そして、バーナード大学の女子学生のみなさん、あなたたちは狼です。みなさんを取り囲んでいるのは狼の仲間です。周りを見回してください。進んでください。みなさんならできます。お互いを見失わないでください。この聖地を団結させ、共に谷に嵐を起こし、救済になりましょう。

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