仕事のモチベーションが一番高かった時期は?

森ゆき氏(以下、森):(モチベーショングラフの)お仕事のラインを見てみますと、やっぱり多少上がったり下がったりがありますよね。管理職と書いてあるのは、最初に管理職になったときですよね。

西村つむぎ氏(以下、西村):そうです。

:このときはどうですか。若干ちょっと下がりぎみ?

西村:このときは、そんなに下がったなということでもなくて。異動で担当の業界が変わったところがけっこうインパクトがあって、仕事も変わったので、そこで「がんばらなきゃ」って、ここ(モチベーション)がすごく高くて。

そのあと、プロジェクトマネージャーになったあとの管理職だったので、管理するところに少し慣れてきたあとというのもあって、まあマックスのところではある感じです。

:そうですよね、確かにマックスですよね。産休・育休から、また管理職への復職で、ぐっと上がっていますよね。そこで、自分としてもモチベーションはまたさらに高まる感じですか? それとも、管理職でもそうじゃなくても、あんまり気にしないというか、変わらない感じですか?

管理職としてどうプライオリティを高く持っていくか

西村:そうですね。先ほどお話した、管理職としてどうプライオリティを高く持っていくかという働き方に対しても、すごく自分の中で考えたり。

あと、3年ぶりにまたエンジニアに戻ったので、いろいろ社内の技術が変わっていて、そういう部分のキャッチアップとか、1エンジニアとしてもいろいろ大変だったのもあって、両方で「がんばらなくちゃ」と働いていた時期です。

:そうなんですね。ちなみに今もまだ時短勤務で、何時から何時の勤務時間なんですか。

西村:今はだいたい8時から16時半ぐらいですね。

:8時から16時半ですね。8時のスタートは他のメンバーと一緒くらいですか?

西村:他のメンバーはもう少し遅くて、10時がコアタイムのスタートなので、10時前ぐらいに来るメンバーがほとんどです。

:なるほど。じゃあメンバーよりも、自分の方が早く出社している感じですね。

西村:そうですね。自分の仕事はメンバーが来る前に……そこが一番集中できるかなと。

:でも、16時半ってことは、メンバーよりも先に帰るってことですよね。そこは実際、仕事の回し方としてはどうですかね? メンバーはまだ残業していらっしゃる方もいるかもしれないし、定時だとしても18時か18時半ぐらいまではいる。

西村:そうですね。10時に来ると18時45分が定時になります。

:2時間くらい先にあがるということで、自分がいる時間が短くて、それは実際にどう上手く回しているんですか?

西村:たぶん私がどうこうというよりは、メンバーが自発的に(私は)いないものだと思って覚えてくれているというか(笑)。

:上司は16時半に帰るんだとわかっていれば、それに合わせるわけですね。

西村:そこは復職したあとはすごく引っかかっていたところではあって、帰った夜に限ってけっこう問題が起きたりとか、今後どうするかを決めなければいけないみたいな話し合いをされていたときはやっぱりあって。自分が仕事場にいなくていいのかなと思う時期は、やっぱりありました。

上手く家庭とのバランスが取れるなら時短の方がいい

:でも、それでなんとかなったんですね。いられないときは、いなくてもなんとかなるんですよね。いられればいてしまうけど、16時半になったら、今度はお母さんとしての仕事があるんだということで、そこはもうスパッと割り切るしかないですよね。

西村:そうですね。

:これは、時短じゃなくて定時だったとしても、結局同じなんですよね。定時で18時45分までがんばります、と。まあ、がんばっていいと思うんですけども、それだってやっぱり残業してる人に比べれば、早く帰らなきゃいけないので、そこは実際変わらないですね。

だから、時短の方が働きやすい。上手く家庭とのバランスが取れて回していけるんだったら、時短でやっていけたらいいですよね。実は私も会社員時代は、時短で管理職でした。ただ、やっぱりヤフーさんはすごいなと思うのは、部下も含めてちゃんと受け入れていますよね。それから、周りの管理職の方たちの反応はどうですか。別になんにも?

西村:どうですかね、最初はひょっとしたら……はい(笑)。今はけっこう子どものいる管理職の女性が増えてきているので、わりと一般的になってきているかなと思いますが。

:私は、「他の管理職の人たちからどう思われていますか?」と聞いたときに、「さあどうでしょうかね」っていうのがいいと思う。やっぱりそれぐらいでないとね。実際にちゃんとやっていけているので、それでいいんですよね。

そこを気にしすぎちゃって、「私、周りからどう思われているのかしら」って考え始めたら、やっぱりできないって思います。「みんな私がいないところでなんか言っているかもしれないけど、私は知らないわ」ぐらいでないと、やっていけないですよね。

西村:はい。あと弊社の場合、評価のときにメンバーと他の仕事で関わっている方からフィードバックをもらえていて、そこでもなにかあればきっとコメントしてくれるかなと思ったりとか。それと、本当にもう私が時短で回らなくなれば、組織がなんとなくこう変えてくれて、リーダーがもう難しいとなれば、リーダーじゃない仕事をきっと上手いことアサインしてくれるんだろうなっていう。

管理職での経験は育児や家庭で活かせる

:もし本当にできていないんだとしたら、それはもちろんそうですよね。会社だって「これじゃあ困る」となれば変えますよね。だけど、変わらずこのままやっているってことは、それは会社から見てもちゃんと回っているからですよね。管理職になって、「やっぱりなってみてよかったな」って思うのはどんなことですか?

西村:たくさんあるんですけども、管理職でメンバーとの付き合い方とか人とのコミュニケーションというところは、家庭や育児でも活かせているなって思っていて。例えば、夫とふだんの家事や育児を一緒にやっていく中で、自分のやり方に対してケチをつけられたら(いやですよね)。自分のやり方って人それぞれあって、そのへんも仕事と同じなんですよね。

距離感とか、どこまで突っ込んで文句を言っていいかとか。けっこう家庭でも、子どもを怒ることはもちろんあるんですけれども、子どもを育てるのとメンバーを育てるのは、ちょっと共通しているところはあるなと。

:そうですよね、ありますよね。ありがとうございます。最後のスライドをもう1枚用意してくださっていて、こちら出してもいいですか? 普段のおうちの写真を撮ってきてくださいってお願いしまして、こんな感じ?

西村:こう見ると(部屋が)すごく汚いですね(笑)。

:いやいや(笑)。これはなんですかね、ソファ。洗濯物ですかね。

西村:そうです。これを見ると、いつもがっかりするんです(笑)。なんとかしたいなと思うんですけど。こっちはご飯を食べるテーブルの上なんですけど、本当はこのテーブルをきれいにして、ご飯だけを並べてご飯を食べたいなっていう(笑)。

:だけど、時間は限られていますからね。優先順位的に(後回しになってしまう)。いやいや、私が子育てしていたときなんてもっとすごかったですよ。

西村:そうですか?

:これはまだソファが見えていますから(笑)。ぜんぜん大丈夫なレベルだと思います。(うちは)ソファが埋め尽くされて、「なんの山だこれは」っていうぐらいになっていましたけど。ちなみに私の場合は、もうギブアップというか、「1人で家事はできない」と思いまして、家事代行をお願いしました。今でもつむぎさんは、旦那さんと2人でなんとか家事をがんばっているんですよね。

西村:そうですね、あとは家電に頼ったり。

:機械にできることは機械にやってもらうと。ありがとうございます。みなさん聞いていただくばかりでもなんですので、ちょっと近くの方同士で、お話を聞いた感想を共有していただけたらなと思います。

「女性管理職についてみんなで考えよう」

:なにかつむぎさんに質問したいことが出てくれば、質問タイムなんかも設けたいなと思います。では、今自由に座っていただいていますので、近くに座っている方同士で4、5人くらいのグループを作っていただきまして、今聞いた話でもいいですし、そもそも「女性管理職についてみんなで考えよう」が今日のテーマですので、そんな話題でもいいですし。

5分くらいの短い時間ですけども、ちょっと共有していただいて、そのあとマイクを回しますので、コメントをいただければと思います。ではどうでしょうか。男性の方も入れてあげてください。よろしくお願いします。あとで、グループごとにマイクを回させていただきます。はい、お願いします。

あと3分くらいお話していただいたあとに、もしご質問があるようだったら、お聞きしたいと思います。じゃあみなさん、どうでしょう。つむぎさんに、ちょっとこんなことを聞いてみたいって質問があるグループは、手を挙げてください。なにかございますか。追加でこれを聞いてみたいというのが。

そう言われてもなかなかというところがあると思います。グループごとに今からマイクをお回ししますので、どなたか代表で質問でもいいし、今日聞いてくださった感想でもいいし、女性管理職に関して日頃からちょっと感じていることなんかを言っていただきたいと思います。

ちなみにちょっと聞きたいんですけども、今日お申込みいただいた方は、管理職経験がある方とまだない方で、だいたい半々くらいだったんですね。差し支えなければ、すでに自分は管理職経験があるという方は、手を挙げていただいてもいいですか。管理職経験がある、もしくは今すでに管理職ですという方。

(会場挙手)

はい、ありがとうございます。「まだ管理職経験はないです」という方のほうがちょっと多いですかね。はい、どうもありがとうございます。今日は男性も何人かきてくださって、こういう女性の団体のイベントで男性が参加してくださるってけっこう少ないというか、すごく貴重なんですね。