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Googleマップの声の人、野口美穂さんインタビュー<西澤ロイの頑張らない英語>(全1記事)

カンヌ映画祭から伊勢志摩サミットまで 社会を影から支える、“Googleマップ音声案内の中の人”の正体

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、Googleマップの音声案内の中の人、野口美穂をゲストに招き、バイリンガルMCとしてのキャリアや英語学習についてお聞きしました。

Googleマップの音声案内の中の人

野口美穂 氏(以下、野口):イングリッシュドクター西澤ロイの「西澤ロイの頑張らない英語」の時間です。次の方、診察室にお入りください。

西澤ロイ氏(以下、ロイ): 「西澤ロイの頑張らない英語」。

このコーナーは、イングリッシュドクターの私、西澤ロイが英語を使って活躍している、さまざまな方にインタビューするコーナーです。このコーナーは社会貢献型レストラン予約アプリ「テーブルクロス」の提供でお送りします。ということでですね、いつもは英語で僕が喋るところを、ちょっとみなさん、変わった感じでお届けしたのですけども、この声に聞き覚えがある方もいるかもしれません。

Googleマップの音声案内の声の人。お姉さん。野口美穂さんが今日はなんとスタジオに来てくださっております。美穂さん、どうぞよろしくお願いします。

野口:よろしくお願いします。

(一同拍手)

野口:Good morning, Tokyo. I'm Miho Noguchi coming to your live on the Rainbow Town Studio with my wonderful host Roy Nishizawa. Thank you for having meet. おはようございます。

ロイ:おはようございます。

野口:一応、英語の番組なので(笑)。

ロイ:ありがとうございます。美穂さんは、バイリンガルフリーアナウンサーで、MCでナレーターをやっていらっしゃいまして、もうすごいですよね。例えば、カンヌ映画祭。G7伊勢志摩サミット。東京国際映画祭の英語司会などを実はやっていらっしゃるということで。

野口:ありがとうございます。バイリンガルで英語と日本語の司会をする仕事をしているんですけど、やっぱり海外の方が日本にいらっしゃって、言葉がわからない中でイベントに出席したりとか結婚式とかね。やっぱり、一緒に楽しんでもらうというのをもっとうに、こういう英語と日本語で進行するということを続けて、もう10年、15年近くやってますね。

ロイ:そうなんですね。

野口:はい。

ロイ:結婚式とかも、新郎新婦がインターナショナルな感じだと。

野口:そうなんですよ。実は、この後も午後から1件ありまして、昨日はあまり寝てないです(笑)。

ロイ:準備で(笑)。

野口:準備で(笑)。

ロイ:なるほど、なるほど。

野口:そうなんですよ。でも、すごい今日は楽しみできました。

国際結婚で英語圏の次に多いのはフランス人

ロイ:ありがとうございます。バイリンガルMCとしてご活躍なんですけども、美穂さん実はトライリンガルでフランス語までおできになるという。

野口:Oui Je peux parler francais.(はい。私はフランス語を話せます)。Est-ce que vous parler francais?(あなたはフランス語を話しますか?)。

ロイ:そもそも、別に帰国子女とかではないですよね?

野口:そうなんですよ。フランス語は全く趣味で、一応フランスに語学留学はしたことがあるんですけど、あまりやっぱり大人になってからの留学って、寂しくなっちゃって、日本人と一緒にいる時間が多くなっちゃって、あまり役に立地ませんでした。

これはいつかやり直したなと思うんですけど、やっぱり結婚式の司会をしてても、英語と日本語のカップルの組み合わせって、もちろん1番多いですけど、イギリス人、アメリカ人、オーストラリア人とかね。その次に多いのはフランス語圏の人なんですよ。

ロイ:へえ、そうなんですか。

野口:ご主人が特にね。

ロイ:そうなんですね。

野口:なので英語と日本語とフランス語ということもやってますけど、海外のご家族がフランス語しかわからないという場合とかね。

英語にハマったきっかけ

ロイ:でも、特にやっぱり英語についてお聞きしたいのですが、どうやって上達されたんですか?

野口:それが、そうなんですよ。やっぱり私もよく聞かれるんですけど、やっぱり好きだったからなんですよね。英語が。

ロイ:おお。

野口:その入り方というのは、洋楽が私は大好きで、しかもラジオがきっかけだったんですよ。

ロイ:そうなんですね。

野口:それまではAMラジオしか知らなかったんですけど、小学校5年生ぐらいの時にラジカセを買ってもらったんです。やっぱりFMとAMのラジオの切り替えスイッチがあるじゃないですか、それも知らなかったんですよ。ある時、間違えてカセットテープで吹き込んだ音源にFMが入ってて、すごいきれいな音で、しかもその時洋楽の曲でスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)だったんですけど。

ロイ:おお、スティーヴィー・ワンダーから入ったんですね。

野口:そうです。overjoyedとかYester me Yester you Yesterdayとか、そういう、今でいう渋い曲を小学生のくせに聴いて、そこからどっぷりはまってしまって。

ロイ:そうなんですね。

野口:歌詞を覚えたりとかね。なので学校の勉強は、あくまでも教科書があるけど、やっぱり作られた会話だから、文法はわかるけど、その覚えた文法を今度英語の歌詞の中にね。洋楽の歌詞の中に見つけると「あっ、なるほど。この構造になってたのね」とかというふうに、すごい楽しく勉強してましたね。ありがたいことに。

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