ベストセラー作家から書評が

西澤ロイ氏(以下、ロイ):I'm delighted to receive a book review from a famous psychiatrist. 西澤ロイの頑張らない英語! このコーナーは、イングリッシュドクターの西澤ロイが英語に関する話題を取り上げたり、英語を使って活躍している方をゲストに招きお話しをうかがう番組です。さて、リスナーのみなさんは最初の英語を聞き取れましたでしょうか? 僕が言ったのは「I'm delighted to receive a book review from a famous psychiatrist.(私は書評をもらって嬉しいです。有名な精神科医から)」。

ということで、新刊『頑張らない英単語記憶法』。

頑張らない英単語記憶法

こちらに精神科医の樺沢紫苑先生から嬉しいレビューを頂きました。樺沢さんは15万部を超えたベストセラー『読んだら忘れない読書術』という本の著者で、『覚えない記憶術』という本も書かれている方です。

読んだら忘れない読書術

そんな方になんて言ってもらったかと言うと「英語学習者必読の一冊」というふうにこの本のことを書いていただきました。ということで、お陰様でけっこう評判になっていますので、ぜひよろしくおねがいします。

英語落語家ってなに?

さて、今日も素敵なゲストをお迎えしています。素敵なお着物で、さっき着替えていただきました! ではご紹介いたします。英語落語家、喜餅さんです。よろしくおねがいします。

喜餅氏(以下、喜餅):おはようございあす、どうぞよろしくおねがいします。

ロイ:まず最初に、簡単に自己紹介をお願いします。

喜餅:はい。今ご紹介いただきましたとおり、私、英語で落語をしております、喜ぶ餅と書いて喜餅と言います。どうぞよろしくおねがいします。

ロイ:英語落語って、パッと聞いた時に「誰向けなんだろう?」ってちょっと思っちゃったんですけど。

喜餅:あー、そうですよね。

ロイ:そこはどんな感じなんですか?

喜餅:昨今、英語というものが会社や企業で強制的に「やれ!」という流れ中で、僕が狙っているのは英語との距離が近い方ですね。もちろんネイティブも含めてなんですが、あまり英語を勉強の対象としない、もっと親しいものと捉えている方たちにたくさん見てもらいたいなと思います。

ロイ:なるほど。英語だからといって身構えてしまうのではなくて、もっと気楽にツールとして。

喜餅:ファーストフード店とか某有名コーヒーショップに行くかのような感覚で、喜餅の娯楽を楽しんでみようかな、という形を狙っていますね。

ロイ:ちょっとどんな感じでやっていらっしゃるのか、みなさん気になると思うんですよ。

喜餅:そうですよね。今日、ロイさん無茶ぶりが多くてですね、朝私服で来て、今大慌てで着替えて「ネタもやってほしい」ということですね。

ロイ:よろしくおねがいします。

喜餅:1ネタやると数十分かかってしまうので、本当に数行で終わってしまうような小ネタを2つほどやりたいなと思います。これは後からみなさんYouTubeとかで見れますよね?

ロイ:はい。

喜餅:ぜひ何度か再生していただいて、ロイさんのチャンネルの再生回数を増やしてもらいたいなとおもいます(笑)。

ロイ:お気遣いありがとうございます(笑)。

ここで一席披露

喜餅:ではまず1つ、これはベタな話で、小話のタイトルで「Just a minute」というものなんですが、それを楽しんでいただければと思います。では、はじめますね。

(電話の音)「Hello this is Nishizawa airline services. How may I help you, sir?」「Hello. I like to know how long takes from Tokyo to Okinawa.」

「Just a minute, sir.」「Just a minute!? Wow so first! Thanks, bye!」

ロイ:(笑)。

喜餅:笑うところですよ?

ロイ:あはは(笑)。

喜餅:ディレクターの反応が悪いですね。オチを説明するときほど情けないことはないんですけど「Just a minute」というのは「少々お待ちください」というのと、純粋に「1分」ということで、おじさんは「1分」と間違えたというところです。

ロイ:落語って感じですね。この頭の悪さというか(笑)。

喜餅:そうですそうです(笑)。