留学先での注意点
田中章雄氏(以下、田中):それでは次の方、質問をお願いします。
質問者4:僕はこの8月から1年間、アメリカのボストンユニバーシティという大学に留学することが決まっています。ボストンで学生生活を過ごされたお三方に、ボストンで学生生活を送る上で、これだけは意識をしておけ、これだけは気をつけておけということがあればお三方にそれぞれ教えていただけるとありがたいです。
田中:1番最新な情報からいきますか?(笑)
北川拓也氏(以下、北川):そもそも僕は、ボストンに出て行ったことが数えるほどしかないのでこれは善樹さんに。僕はキャンパスに9年間ずっと住んで、物理しか見ていなかったです(笑)。
石川善樹氏(以下、石川):BUに1年間行かれるということですよね。今はちなみにどういうとこに気をつけようかなと思っているんですか?
質問者4:ボストンは基本的に日本人が多いと聞いていて、BUにも留学生が結構いるということで、僕自身、英語もまだ拙いですし、そこで日本人とたまることだけは避けようというのはまずひとつ、意識としてあって。
あとはハーバードだったりBUだったりMITという大学があるので、そういうところのさまざまな大学の学部生であったり院生と交流を持つことができれば、ボストンという町を最大限生かせるかなと思っています。
石川:そういう意味でいうと、僕がお勧めするのは大学の教授です。一緒に来ている生徒とか、そういう人ではなくて、教授と一緒にコラボするというのにチャレンジしてみるのが1番成長するんじゃないかなと思います。なので、とにかく恐れずにばんばん会っていくというのがいいんじゃないかなと。
手巻き寿司パーティを開くといい
南壮一郎氏(以下、南):行く大学を変えたほうがいいんじゃないですか。
(会場笑)
BUって全米一、パーティスクールですよ。だから楽しいんですけど……。毎日、手巻き寿司パーティをやるといいと思います。そうすると外国人がたくさん寄ってくるので。
寿司職人の衣装を持っていっていただいて、寿司飯のもとをたくさん持っていって、毎日手巻き寿司パーティをやっていると外国人がたくさん寄ってきます。日本人は、「あいつおかしい」と寄ってこないので、その予防線がいいんじゃないですか。
質問者4:日本文化をしっかり売ってきます。
北川:手巻き寿司パーティは先生も来てくれそうですよね(笑)。
南:どうしよう、もう人気者ですよ、人気者。
質問者4:寿司パーティで人気者になってきます。ありがとうございます。
田中:寿司づくりに励んでください。では、質問。そのすぐ後ろの方まず先にいって、時間があればもうひとつ受け付けて終わりにしましょう。
大学生活の過ごし方について
質問者5:佐々木さんに伺いたいのです。僕は慶應義塾大学の1年生なのですが、SFCに実際に来て、具体的にどんな影響を受けて今の状況につながったのか。
例えばSFCの中で影響を受けた、影響の要因というのは、人間的な要因であるとか、SFC内のキャンパスの環境の要因だとか、色々な要因があると思うのですけれども、その中で1番自分が影響を受けて、その結果、今の状況につながったというものを教えていただきたいです。