現代版翻訳こんにゃく?

西澤ロイ氏(以下、ロイ):I have found a great iPhone app.「西澤ロイの頑張らない英語」。

上村潤氏(以下、上村):このコーナーはイングリッシュドクター西澤ロイが、英語に関するさまざまな話題を取り上げたり、英語を使って活躍している方にインタビューするコーナーです。このコーナーは社会貢献型レストラン予約アプリ「テーブルクロス」の提供でお送りします。ロイさん、おはようございます。I have found a great iPhone app.(アップ)? epp(エップ)?

ロイ:app(アップ)

上村:app(アップ)って読むんですね。これ。

ロイ:アプリケーションの略でapp(アップ)ですね。

上村:おお! app(エーピーピー)って読んでました(笑)。

ロイ:iPhoneのアプリ。iPhoneのアプリだけじゃなくてAndoroidも出ているんですけども、すごいアプリがあってですね。

上村:はい。

ロイ:一言で言うなら「翻訳コンニャク」。

上村:ドラえもんの超便利グッズじゃないですか。

ロイ:そう。それ級の便利なものがあるんですよ。今。

上村:ほう。ぜひ教えてください。

ロイ:その話を今日したいと思いまして。それを開発した方をお呼びしています。

上村:では、さっそくご紹介致しましょう。ゲストにお迎えしましたのは、アプリ「英読」のプロデユーサー藤田より道さんにお越しいただきました。おはようございます。

藤田より道氏(以下、藤田):おはようございます。

ロイ:おはようございます。

(一同拍手)

上村:翻訳コンニャク。

ロイ:はい。まずは自己紹介をお願いします。

難しい英単語に出会ったときにどうするか

藤田:藤田より道でございます。普通の会社員をしているんですが、自分の英語の勉強のためにアプリを作ったんですけども、難しい単語があったら、けっこう英語って読めなくなるんですね。そういう時に調べなくてもいいようなアプリがあったらいいなということで開発したアプリでございます。

ロイ:だから、英語を勉強しなさいというアプリではないんですよね。それが、これ実際に画面のイメージなんですけども、スティーブ・ジョブズの有名なスピーチありますよね。

スタンフォードで行なった。I lived with that diagnosis all day.みたいな文があるわけですよ。じゃあ、このdiagnosisの意味、じゅんじゅんわかります?

上村:いや、さっぱりわからないですね(笑)

ロイ:そうすると、どうします? もう読まないか、想像して勝手にやるか。

上村:ああ、それもありますね。

ロイ:そうそう。例えばbiopsyの意味は何でしょう? 

上村:わからないです。バイオ的な何か(笑)。

ロイ:じゃあendoscope。

上村:endoscope。終わりで見る的な何かですかね(笑)。

ロイ:はい。throat。

上村:throat。スロートなら知っているんですけどね(笑)。

ロイ:とか、じゃあpancreasとか。

上村:pancreas。

ロイ:聞いたことないですよね。

上村:聞いたことがないです。

難しい単語だけ意味を表示

ロイ:実際に僕も聞いててpancreasは知らなかったんですよ。だいたい内臓だろうなというのは話の内容からわかるんですけど、これをアプリで指をスライドすると、ぱっと単語の意味が出ます。

上村:はい。

ロイ:超便利なんですよ。これが。

上村:これは、この文章だけが、そうなる?

ロイ:このアプリに読み込ませたものが、こうやって、難しい単語の訳を出してくれるんです。

上村:めちゃめちゃすごいじゃないですか!

ロイ:そうなんですよ。

上村:はあ。というか、pancreasは膵臓なんですね。

ロイ:そうなんですよ。

上村:ただ、ただ感心するばかりであれですけども(笑)。

ロイ:というものを開発されたのが、藤田さん。

上村:へえ、すごいな。本当に「翻訳コンニャク」あんなこといいな、できたらいいな。それができるんですね。

ロイ:そうなんですよ。

上村:すごい。お見逸れしました(笑)。

藤田:ありがとうございます。

ロイ:だから英語がちょっと苦手でも、ぜんぜん英語のシャッターを降ろす必要がなくて、読めちゃうんですよ。

上村:はあ、すごい! やっぱり好きな海外のアーティストとか、日本語化されてない記事も読みたいけど、読めないって諦めている人って一杯いると思うんですよね。

ロイ:そうそう。

上村:夢のようなアプリじゃないですか。

藤田:そうですね。ホームページだったら何でもその場で訳せますし。

上村:へえ。