kintoneが電話やAlexaと意外なコラボ?
業務改善ツールの驚きの拡張アイデア

kintone hack fukuoka vol.2

kintone hive fukuoka vol.2
に開催
2018年3月7日、福岡県で開催された「kintone hive fukuoka vol.2」では、日ごろの業務でkintoneを活用しているユーザーが集い、さまざまな事例を紹介しました。その中で5分間という短い時間で「ここまでできるkintone」をテーマにkintoneの可能性を広げるプレゼンテーションを行う「kintone hack」では、ジョイゾー四宮靖隆氏、AISIC久米純矢氏、オルターブース藤崎優氏、Alphasta村濱一樹氏らが登場し、驚きのアイディアを披露しました。
提供:サイボウズ株式会社

災害時の情報システムが重要

四宮靖隆氏(以下、四宮):みなさん、こんにちは。まず、簡単に自己紹介させていただきますと、株式会社ジョイゾーの四宮と申します。今日はよろしくお願いいたします。

いきなりですが、日本は自然災害が非常に多い国だと思います。

東日本大震災以降、災害時における情報システムの必要性・重要性が、非常に注目されてきています。この情報システムを作る上の必須要件が3つほどあります。

まずは、迅速にシステムが提供できること、作れること。次に、端末や特別なアプリケーションに依存しない、いつでもどこでも使える状態であること。もう1つは、現場の状況変化にすばやく対応する必要があること。

この要件を満たすシステムとして、真っ先に思い浮かんだのはkintoneです。kintoneは、ノンプログラミングですぐシステムが作ることができる、ファストシステムです。実際に、このkintoneを使ったシステムの構築の支援をやらせていただいたことがあります。それが、2年前の熊本地震のときです。

このときは「kintone café」というユーザーコミュニティのメンバーと、「IT DART」というボランティア団体がありますが、そこと連携をしてシステムの構築の支援をやらせていただきました。今日は実際に、どういったものを作ったのかをご覧いただきます。

まず1つが、災害時の家屋の損害を証明する、この罹災証明書を発行するシステムを作りました。これは、調査員の方が現場に行って被害状況を見て、それをもとに証明書を発行するんですが、「これをタブレットで入力できるようなシステムができないか」と要望をいただいて作りました。

kintoneでアプリ自体はすぐ作れたんですけど、要件の中で配置図を手書きする必要があると言われたんです。そこに関しては、弊社で出しているこの「手書きプラグイン」をそのまま適用しました。

また、損害の割合をサイエンスするロジックがあるんですけれども、そこの計算のロジックだけは、一部JavaScriptでのカスタマイズを実装しています。

罹災証明書を発行するアプリを作って、先ほどの調査アプリからkintoneのアクション機能を使って必要な情報をコピーして、あとは必要な情報・項目を入力して、プリントクリエイターを使って証明書を発行するシステムを作ったんです。

このシステムなんですが、アプリ自体はもう要請を受けてから、要件を聞いてわずか半日くらいで作れました。というのも、一部のカスタマイズを除いて、基本的には基本機能、プラグイン、連携サービス、これをすべて使うだけで実装できてしまったんです。

避難所の救援物資管理システム

四宮:続いて、避難所の救援物資管理システムです。さきほどのものは実は本採用までは行かなかったんですけれども、こちらは実際に避難所で使っていただきました。

これは避難所に入ってくる救援物資、要は入出庫を管理する仕組みです。あらかじめ入庫ラベルを用意しておいて、それをスマートフォンで写真を撮ってkintoneに登録して、必要な情報を管理していきます。

これもアプリ自体はすぐできたんですけれども、実際に現場で使っていただいたときに、kintoneの入力画面を開いて、写真を撮って保存する行為が「そこまで作業としてはもうできない」「必要な情報は後で入力するから、とにかく写真だけ登録していきたい」と言われました。

「そういったかたちでできないか」と言われたので、ここは「フォームクリエイター」というサービスを使って、表側に簡単なHTMLだけ用意しました。

とにかくスマートフォンで写真撮って保存する。そうすると、どんどんアプリにデータが登録される仕組みを作りました。あとは、「後から情報を入力するときに、分類を入れたい」。ただ、「分類がかなり多岐にわたるので、絞り込んでいきたい」という要望があったんです。

ここに関しては、たまたま似たような案件でカスタマイズをしたことが弊社ありましたので、そのカスタマイズをそのまま適用して使っていただきました。

2つのシステムに共通して言えることなんですけれども、やはり実際に現場で使ってみないとわからないことが、たくさんあったんです。そこに対して、いただいた要望をものの数分ですぐシステムとして実現できる。

それだけじゃなくて、最後はもう現場の人たちがkintoneを初めて触ったんですけど、どういったものなのかがわかってきたので、現場で直接システムを改修できたんです。

あとは、基本機能と連携のカスタマイズだけで、ほぼ要件に見合う開発を実現できました。そうすると、複雑なカスタマイズをする必要がなくなってくるので、改修の柔軟性を保つことができる。それがまた結果、何か変更することがあったときに、すぐに変更することができるところに結びついていきました。

こういったかたちで、kintoneは日頃の業務システムでももちろん活用できるんですけれども、それだけではないです。こういう非常時のシステムとしても、非常に活用できるものだったのを私としても実感しました。そういった話になります。私からは以上となります。ありがとうございました。

(会場拍手)

日本中の災害地で応用可能に

伊佐政隆氏(以下、伊佐):ありがとうございます。(プレゼンが)4秒残しでした。

四宮:セーフ。

伊佐:5分はこれくらいなんですよね。ものすごい時間が短いんですけれど、その中で密度の濃い発表をいただきました。

四宮:もともと6分かと思って、1分削って作った資料ですからね。

(一同笑)

伊佐:僕はこの話を実は聞いていたんですけれど、外でお話しされるのは、ほとんど初めてですか?

四宮:初めてですね。なかなか話す機会もなかったんですけれども。

伊佐:だからたぶん実際、ボランティアで活動されていた方もたくさんいらっしゃると思うんですけれど、実はああいう支援もしていたということなのかなと思いました。

四宮:そうですね。このときも本当にkintoneの環境自体も、すぐサイボウズさんから出してもらいましたし、「プリントクリエイター」などもすぐ出していただきました。本当にみなさんの協力があって、すぐ作れたというところもあると思うんです。

伊佐:現場の人が、自分で最終的に入力できることが常に選択肢にあれば、他の地域で同じようなことが起こったときにも、役に立つんじゃないかなと思います。

四宮:そうですね。その場の地域に合ったものでも作れるところですよね。

伊佐:はい。それがすごいいいですね。ぜひ、ここから僕らもまたがんばってスタートしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。

四宮:ありがとうございました。

(会場拍手)

kintoneからの通知を電話で受け取るには

伊佐:怒涛のようなkintone hackですが、もうどんどんいきます。2番手は福岡を代表するエバンジェリスト、久米さんにお願いしています。久米さん、よろしくお願いします。

(会場拍手)

久米純矢氏(以下、久米):福岡でkintoneエバンジェリストをしている、久米と申します。

よろしくお願いいたします。「今日はkintoneからの通知をアレで受ける!」というお題で説明させていただきます。

ところでみなさん、kintoneからの通知は、どんなふうに受け取られていますでしょうか? ブラウザやスマートフォン、メールなどの方もいらっしゃると思いますが、今回、私が取り組んでみましたのは……バン!

電話です。字が超でかいですけれど、電話で実は受け取ることも可能です。kintoneからの通知を電話で受け取るところを、今日はやってみたいなと思います。

今回kintoneと「Zapier」というサービスと、「Twilio」というサービスを使って実装します。「Zapier」はサービスをつなぐサービスと呼ばれていて、「Twilio」は電話に関係するようなサービスを提供している会社のサービスになります。

ノンプログラミングで簡単かつ超速に連携できるので、今からやります。ここから時間との勝負なので、巻きでいきたいと思います。

それでは、いきたいと思います。

まず、「Twilio」に関して、設定のサービスを作ってあげないといけないんですが、このあたりはもうすでに準備しています。「Twilio」で「Programmable Voice」を作るあたりからいきます。

けっこうサクサク飛ばして進めたいと思います。「Twilio」側に設定をいろいろ先に進めておきます。どう設定するかのあたりから進めていきたいと思います。

まずkintone側において、APIのトークンを作っていきます。APIのトークンの中身に関しましては、細かくはkintoneのいろいろなところを見てもらうといいんですが、APIトークンを設定の画面から、生成するボタンを押して、今回はレコードを編集したときだけ使えるようなものに準備します。保存をして、いったんアプリの更新をしておくと、これでAPIのトークンが生成されました。

この生成されたAPIのトークンを、いったん保存して、これをコピーだけしておけばいいと思います。これを「Zapier」というサービスに、このあと渡してあげたいと思います。これから、「Zapier」というサービスの連携する仕組みにいきたいと思います。「Zapier」の中で新しく接続する設定を作っていきます。

お年寄りユーザーにやさしい

久米:今回はWebhookという機能を使いますので、Webhookを使って、Catch Hookの、とりあえず内容はこれくらい簡単にできるところだけ、見ていただくといいかなと思います。セットアップのWebhookで、Continueにコピーします。いかん、時間がどんどんなくなってくる。

(会場笑)

調子に乗って、かなり簡単にしすぎちゃいましたね。3分くらいでいけるはずなんですけど、もう残りがあと1分も切ってしまいました。

レコードの編集で、kintone側としては簡単に一応設定ができて、kintone側で設定をして保存をすると、Continueで次に進みます。このあと、「Twilio」側でパパっと設定だけします。「Connect a New Account」で「Twilio」を入れます。

内容としてはこれくらい設定をしてあげて、あとはここからテンプレートを付けていってあげます。「Twilio」側とつないで、さらにkintone側とつないであげると、ここでいけます。

kintone側に実は電話番号を登録しているので、そこに対して当たっていきます。誰々さんにメッセージを「お客さま対応ありがとう」。それでWomanで、languageを「ja-jp」にします。設定する内容としては、以上になります。

ここくらいまで設定が済むと、あとは電話をかけてあげる。(電話を鳴らして)こんな感じです。

実際、設定を取ると、どんなふうになるかというあたりのところまでさせていただいて、いきたいと思います。一応これで設定自体は済んでいます。

これでいったん保存をしてみます。そうすると同じように、電話がこれからかかって……こないですね。

(会場笑)

残念。うまくいきませんでしたが、これで電話がかかってくると、実はVoiceのメッセージも、実は最近の「Twilio」の中ではうまく反応してくれます。kintoneの中にデータが入っていて、その日本語の文字も音声として通知をしてくれます。

電話としてかかってくるので、いろいろな使い方ができます。最後にどんな使い方するかだけ紹介させていただいて、私のセッションを終わりにさせていただきたいと思います。

利用場面として、ガラケーの人に通知したい場面がたぶんあると思います。とくに年配の方、ガラケーしか使えない方、けっこういらっしゃいます。そういった方とか、固定電話に連絡したい、運転中などの目視が難しい場合もあります。そういった場合に電話で通知が行くことによって、何かを伝えるということも可能になります。

スマートフォンで見るということではなく、聞くことでもアプローチができるところを、ご理解いただければいいかなと思います。長くなってすみませんが、以上になります。ありがとうございました。

(会場拍手)

新しいアイデアが業務改善につながる

伊佐:ありがとうございます。デモは難しいんですよね。

久米:難しいです。

伊佐:デモは難しいんですよね。

久米:はい。修行します。

伊佐:いえいえ(笑)。今回も新しいアイデア、ありがとうございました。

久米:はい。ありがとうございました。

伊佐:ありがとうございます。久米さん、昨年は「MESH」というソニーさんの作っているセンサーを使って、温度管理とかをkintoneに通知を飛ばすアイデアから、ご参加いただいていた大分の温泉旅館さんが、「総務業務でkintoneを使っているんですよ」とおっしゃっていました。

その「MESH」の温度管理からkintoneに通知することを聞いて、「うちの温泉の温度管理がkintoneで作れるんですね」と言ってすごい興奮していたのを、すごく覚えています。

今回の電話で通知を受けることも、こういう引き出しが1つ増えると、新しいアイデアとして、みなさんの業務改善にもつながっていくんじゃないかなということで、わくわくしながら聞いていました。ありがとうございます。

Slackとkintone連携、できること

伊佐:それでは、3番目。福岡と言えば、やはりスタートアップ企業。スタートアップ企業と言えば、今、資金調達もして、乗りに乗っているオルターブース。藤崎さんに初登壇いただきます。よろしくお願いします。

(会場拍手)

藤崎優氏(以下、藤崎):よろしくお願いいたします。初めてkintone hive登壇させていただいて、めちゃくちゃ緊張しています。よろしくお願いいたします。

起業から3年間を支えてくれたkintoneとChatOpsのお話をします。久米さんは電話で通知を受け取るという話をしていただいていたんですけど、私はチャットで受け取って、いろいろな業務、管理者たちが忙しい中でkintoneをうまく使って、業務を回していくという話ができたらと思います。よろしくお願いします。

私、藤崎と申します。紹介いただいたように、株式会社オルターブースで業務執行役員COOをしています。会社説明はばっと飛ばします。こういうサービスをやっています。ということで、起業して、まだ3年です。(社員は)2名でした。

2名だからこそ、いろいろ整えなきゃいけないと考えたときに、CRM・経費精算・勤怠管理等々のアプリが必要だなと思っていましたが、なかなかWebサービスでやろうとすると高く、契約すると煩雑になります。

というところで悩んでいたところで、「kintoneがあるぞ」ということで、導入させてもらいました。今10個くらいアプリを使わせてもらっています。

導入した後の話なんですけれども、社員が2人、4人、8人と増えてきたときに、運用がなかなか回らなくなってきた。なんか通知が来たけどわからない。問題点で言うと、いろいろアプリを入れてみたけど入力を忘れたり、通知見落としなどがありました。

メールで通知が来ても、やはり埋もれてしまうことがありました。画面を開いてばかりいられないところもありました。そこでChatOpsという考え方で、チャットを導入しました。ChatOpsは、チャットをベースにシステム運用をしてみる考え方です。

オルターブースでは、チャットサービスにSlackを導入しています。オルターブース流のChatOpsとしては、kintoneの画面は通知が来たとき、Slackに自分宛てのメンションが来たときだけ見ればいい。

だからいろいろな業務の中で、自分宛ての通知が来たときだけ、kintoneの画面が開ける仕組みにしています。

kintoneの通知はこういう仕組みにしています。kintoneで入力すると、AzureのFunctionを使ってSlackに自分宛てに通知が来ます。kintoneという名前で今やっています。導入のメリットとしては、自分宛てのときだけ来ればいいので、ずっとkintoneの画面を開いておく必要がなくなりました。

タイムカードも今Slackとkintoneでやっています。これは出勤したらSlackで「Hi」、Hiと入れるだけ。帰るときに「Bye」と入れるだけで、kintone側にデータが登録される。

これでもうメンバーは、楽に勤怠を管理できるようになりました。導入のメリットとしては、(スライドを指して)こんな感じです。

エンジニアじゃなくても…

インフォメーションです。実はうちのメンバーのデザイナーがプログラミングを一切書かずに作ったんですが、「Azure Logic Apps」という機能で、ユーザーからのメールを受け取ったら自動返信。返信したものをkintoneで登録。そしてSlackに通知という仕組みを作っています。

導入のメリットとしては、kintoneでWebの通知もすべて管理できるようになりました。ひと手間かけるだけで、「面倒くさい」が減らせる。そして、メンバーがkintoneを使ってくれる=運用がスムーズになるということで、チャットをベースにkintoneを回すやり方を我々はしています。

どうやるのか。我々はAzure Logic Appsを利用しています。これを使うとノンコーティングである程度の実現が可能であります。Azure Logic Appsは「ノンコーティングでアプリケーションやWebサービスを」、と(スライドに)書いてあるとおりなんですけれども。Azureとの連携が可能なので、もしいろいろパワーアップさせたいというときは、クラウドを使った連携も考えていくことができます。

ざっと画面だけお見せします。kintoneのコネクタが、kintone側で用意されています。Azureともこれでフローの連携ができます。

作成例だけ画面でざっと流します。外部連携をして、これがAzure Logic Appsの画面になります。

ここでHTTPを受ける。画面左側にメールの送信、右側から同時に並列で走らせるロジック、現在の時刻等々を流していきます。メールそのものの設定をして、そして通知の時刻の設定をします。

こういうかたちで、メッセージの設定をすると、kintoneにこのように入ります。

そしてSlackに通知が来る。こういうことも、ノンコーティングで実現が可能になっています。エンジニアじゃなくてもがんばれば、ちょっとした一手間で面倒が減らすことができます。

ということで、ご清聴ありがとうございます。

(会場拍手)

全体のチームワークにはつながる

伊佐:ありがとうございました。めちゃくちゃ短いですね、5分(笑)。

藤崎:めちゃくちゃ緊張しました。

伊佐:ありがとうございます。

藤崎:ありがとうございました。

伊佐:今、チームはエンジニアというか、ほとんど全員プログラマーですよね?

藤崎:デザイナーのメンバー以外はそうですね。

伊佐:デザイナーの方以外は、全員プログラマーじゃないですか。あえてプログラミングできるのに、kintoneを使うのは、どんな雰囲気なんですか?

藤崎:やはり自分たちで作ると、自分たちでメンテナンスをしなきゃいけないというのもあります。やはりあるもので実現するのが、我々のモットーでもあります。ないものは作る、あるものは使う。そこにkintoneが自分たちの業務にぴったりハマったという感じです。

伊佐:でも今日、カクイックスさんとかは「書いてくださいというよりも、言ってください。kintoneに」という、こういうアプローチもあれば、エンジニアの会社だと、チャットでアプローチできるんだったら、kintone使いやすいよみたいなことになるんですよね。

藤崎:はい。

伊佐:どっちかだけということではなくて、やはり昔からのコミュニケーションとか紙とか、そういうものもうまく使いたいし、新しいテクノロジーのチャットなども、うまく使う。でも最終的にしっかりkintoneの中にたまっていると、全体のチームワークにはつながるんですね。

藤崎:そうですね。はい。

伊佐:すごいわかりやすかったです。ありがとうございました。

藤崎:ありがとうございました。

(会場拍手)

Alexaに会社への意見を投稿

伊佐:もういよいよ最後のセッションになりましたけれども、kintone hack、トリは今日沖縄から応援に来てくれました、村濱さんにお願いしています。よろしくお願いします。

(会場拍手)

村濱一樹氏(以下、村濱):みなさん、こんにちは。よろしくお願いします。今日ははるばる沖縄から来まして、5分しかないんですけど(笑)。このために2泊3日で、飛行機代ももちろん自費で来ました。

(会場笑)

どうか生暖かい目で最後までご視聴いただければ幸いです。よろしくお願いします。

まず、自己紹介からですね。僕は今、フリーランスなんですけれども、それで沖縄で開発しています。今は最南端kintoneエバンジェリストかなと思います。サイボウズさんが公認のエバンジェリストということで、何人か公認で出しているんですけれども、私はたぶん沖縄に住んでいる中で1人だと思うので、最南端とさせてもらっています。

今日やることなんですけれども、Alexaとkintoneを連携して、わざわざタイピングなどをしなくても、話しかけるだけでkintoneにデータを投稿するお話です。

Alexaとは何なのかというお話なんですけれども、ご存知の方はご存知だと思うんですけれども。画像に出したみたいに音声認識のアシスタント、例えばSiriなどの類いの、Amazonが出しているものです。今、家で試したデモをいったん出します。Alexaだけのデモなんですけれども。

(動画が流れる)

村濱:(動画の中で)Alexa、ライトを赤くして。

Alexa:はい。

村濱:とやると、赤くなったりですね。

村濱:Alexa、ライトを青くして。

Alexa:はい。

村濱:という感じで……。

村濱:Alexa、ライトを青くして。

(動画が終わる)

村濱:OKです。スマートハウスというか、電気や色を変えたりできます。(自身の)テンションが低いのは、夜中3時だからなんですが。

(会場笑)

Alexaとkintoneの共通点としては、同じくJavaScriptを使って、柔軟なカスタマイズが可能です。kintoneはkintone APIがあります。Alexaは「AWS Lambda」という仕組みを使えば、外部と連携できます。

Alexaに話しかけたら、AlexaからAWS Lambdaにいって、kintoneに何か投稿します。今回作ったものは、「社内簡単ご意見箱」ということで、いつもは言いにくいことを匿名で、何か前向きな意見を言うものです。これは写真撮らないでいただきたいんですけれども、実際に僕のクライアントさんでやっていることです。

「何か意見があったら、言いづらいので匿名で言いましょう」ということを、こういうふうにやっているんですが、これを音声でできたらおもしろいんじゃないかということで、今回デモをやっていきます。

Alexaに「もう残業したくない」

村濱:デモなので、ちょっと大丈夫かなという感じはあるんですけれども(笑)。がんばります。これが今日持ってきたAlexaちゃんです。話しかけていきます。Alexa、意見箱を開いて。

Alexa:何か意見はありますか?

村濱:私の意見は、もっと給料上げてほしいです。

Alexa:投稿に成功しました。

村濱:上司のみなさんには、つらい要望になってしまいました。例えば、こういうことをやると、今事前に用意しているアプリなんですけれども、こういうふうに僕が今言ったことをこういうふうにつぶやく感じで、わざわざ入れなくても、こういうことならじゃんじゃんできます。

では、あと1個。あと1個、ちょっと前向きな意見を会社に申し入れたいと思います。Alexa、意見箱を開いて。

Alexa:何か意見はありますか?

村濱:私の意見は、もう残業したくないです。

Alexa:投稿に成功しました。

村濱:はい、これで働き方改革もばっちりですね。

(会場笑)

よかったです。みなさんもこれで残業がなくなると思います(笑)。こういうふうに音声アシスタントを使った、デモが先ほどまでうまくいかなかったんですけど(笑)、なんとかうまくいって良かったです。

今回のように、例えばkintoneと「AWS Lambda」を使うのはよくある話なんですけれども、例えばAlexaやIoTなどが最近もっと出始めてきて、よりリアルとkintoneとかクラウドサービスとのつなぎ込みが、すごいいろいろできるようになってきたかなと思っています。

例えば今回のような簡単な入力だったら、どんどんやっていけるかなと思っています。実はちょっとした欠点があります。Alexaが日本語の長文を理解することがまだまだできないので、例えば……。

(Alexaが反応する)

村濱:ちょっと「Alexa」と言うと反応しちゃうんですよ。マイク切っておきますね。

(会場笑)

すみません、ちょっと自意識過剰なんで、よく「Alexaと言うと、全然話しかけていないのに反応してしまいます。どんどんオフィスに置く未来ができてくるんじゃないかなということで、今回試しにやってみました。

みなさんもぜひ、お家かオフィスに1台いかがでしょうか? どうもありがとうございました。

(会場拍手)

働き方改革をITの力で叶える

伊佐:ありがとうございました。もういい感じに未来が見えてきましたね。

村濱:未来が、未来が来たよ。

伊佐:これ、たぶんみなさんが想像しているより早く、オフィスに当たり前に置かれる環境が来ると思います。よくあるのが、Alexaに会議室を予約してもらおう、スケジュールの調整をしてもらおう。

そういうデモンストレーションは、すでに英語環境だとたくさん出ていますし、私たちはグループウェア作っていますから、そういう環境というのは、もうすぐに来るなというのは思っているんですけれども。

今日のアイデアいいですね。もう「王様の耳はロバの耳」と言いたくなる状況ですけど、ああいう投稿箱のようなものがあれば、もっとみんな気軽に意見が言えます。

まあサイボウズだと、実名入りでもぜんぜん集まってきちゃうんですけど。

(一同笑)

これはこういう社風というのはあります。一般的にはやはり匿名で、言いたいことを言えて、誰が言ったかわからない。でも、会社のために言おうじゃないか、と。

村濱:そうですね、前向きなね。前向きな意見。

伊佐:そうですね、前向きな意見も含めて言おうじゃないかということで。

村濱:前向きな、「ちょっと早く帰りたいな」とかですね。

伊佐:集めていくと、働き方改革も少しずつ進んでいくんじゃないかと思いました。本当に今日は沖縄から、本当に自費で来ていただいているんで。

(村濱・会場笑)

本当にありがとうございました。みなさん、拍手でお送りください。

(会場拍手)

伊佐:ありがとうございます。

村濱:どうもありがとうございました。

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