生活習慣を変えたい男性は“鏡”を見るべき
医師が教える「気づき」の効果

『脳神経外科医が教える 一生疲れない人の「脳」の休め方』(実務教育出版)刊行記念 「寝ても疲れの抜けないアナタへ。今年こそ「脳内休息革命」で人生を変えましょう!」 #2/6

老若男女を問わず、多忙でストレスフルな生活を送る人が多い現代。疲労や不調の原因は「脳」にあるかもしれません。2018年2月28日、紀伊國屋書店新宿本店にて、『脳神経外科医が教える 一生疲れない人の「脳」の休め方』(実務教育出版)刊行記念イベントが開催されました。菅原脳神経外科クリニック院長の菅原道仁氏が登壇し、現代人の抱えるさまざまな悩みや疲れと「脳」の関係を解説。本パートでは、生活習慣を変えたい人へのアドバイスや、患者さんに行動を変えてもらいたいときの伝え方のコツを紹介しました。

年を1歳取ると筋肉量が1パーセント減る

小谷俊介氏(以下、小谷):その(記憶する力よりも思い出す力を大切にする)ために寝る前はスマホを見ないとか、スマホ断捨離も必要になってきませんか。

菅原道仁氏(以下、菅原):そうですね。寝る前にスマホを見ると、睡眠の質を落としますから。

小谷:そうですね。

菅原:疲れが取れにくくなる原因の一つが、スマホのブルーライトなんです。太陽の可視光線と同じ波長が出ていますから。

小谷:太陽と同じ。

菅原:そうなんです。なので、まあ、ここだけの話、ブルーライトカットの眼鏡なんて馬鹿にしてたんですけど(笑)

小松田久美氏(以下、小松田):おっしゃってました。

(会場笑)

菅原:電子カルテとか、こう、見ていて……あれ最近買ったんです。

小谷:ああ、はい。

菅原:超いいですよ。

小谷:馬鹿にしてたのに。

菅原:びっくりしました。本当に目の疲れが軽くなるんです。

小谷:へーえ。

菅原:本当にそうなんだな、と思えました。

小松田:はい。

菅原:3,000円とか5,000円くらいで売ってますから。目が疲れたなぁとか、デスクワーク、モニター作業が多い方は使ってみるといいかな、と思います。

小谷:今回の講演テーマが「脳内休息革命」ということで。寝ても抜けない疲れが取れる脳の休め方って、どういうこと? みたいなところで考えてるんですけども。

菅原:はい。

小谷:今、本を読まれた方も、読まれてない方もいらっしゃると思うんですけど。この本の最初に、レクチャー0「パフォーマンスが落ちる理由と脳のしくみ」とあります。僕も今年で40歳になるので、この企画につながりまして。僕はよくお酒を飲むんですが、やっぱり最近、翌日の残り方が違うな、と。

小松田:はい。

小谷:やっぱり、昔は朝まで飲んでいても2、3時間で……。

菅原:どんだけ飲んでたの?

小谷:いや、ちょっと前は。最近は行く機会が少なくなってありがたいんですけど。そういう年齢的なものは多少あるんですか。身体の回復力と年齢というのは。

菅原:そうですね。やっぱりどうしても肉体的な衰えというのは出てきています。年を1歳重ねると筋肉量が1パーセント落ちるというのは、よく言われていることです。

小谷・小松田:1パーセント。

菅原:はい。なので、実質的データで肉体的年齢が落ちるということと、歳を取ってから、あれができなくなってきたな、と思うのは、やっぱり自分のイメージと実際の動きの乖離なんです。子どもの運動会でお父さんが転ぶ理由と同じで、あの時はできたと思っても、実際は肉体の衰えが出てきて、それにパフォーマンスが追いつかない。

肉体の衰えと自己イメージのギャップ

小谷:参加者の方々で、「最近、ちょっとなんか体が違うぞ」みたいな、そういう経験されたことあります? 例えば、起きられなくなってきたとか、お酒が残るとか、なんでもいいんですけど。

小松田:みなさん、きっといろいろありますよね。

質問者1:僕、大学まで野球をやっていたんですけど。今も自分のなかでは速く走れると思ってるのに、この前、走ると10メートルくらいで肉離れを起こしてしまって。

小松田:肉離れ。

菅原:そうですね。ありますよね。

質問者1:ダッシュ力の感覚を覚えているのに、体がまったく反応しない。

小谷:ちなみにおいくつですか?

質問者1:小谷さんと同じ39歳です。

小谷:39歳。やっぱりそれ、最近ですか?

質問者1:最近です。

小谷:ああ。

菅原:私も学生の時、ラグビー部に所属していて、毎年1回、春先にOB戦があるんですけれど。いや、まったく動かないです。本当に。もうイメージではここでタックルだろうと思うんだけど、若い現役の人たちはその横を疾風のごとく駆け抜けていく。

小谷:(笑)。

菅原:そこで大事だなと思うのは、悔しいという思いで頑張ればいいということと、もう1つは現実を直視するという、強い心を持つということが大事かな、と思います。

小谷:心ですね。

菅原:そうですね。私たちの脳というのは、イメージでだいぶ世の中の見え方が変わってきますから、辛いこと悲しいことがあったとしても、違う見方、側面で見れば、それが糧になったり、楽しいことにつながったりします。まあどうしても忙しい方とか、休めない方というのは、視野がどんどん狭くなっていくんです。

小松田:はい。

菅原:ですから、そういった自分のことに気づいて、それを糧にするというのがいいと思います。だから、男性よりも女性の方が元気な理由って、僕は実はそこにあるんじゃないかと思っています。

小谷・小松田:ああ。

男性より女性の方が元気なのは「気づく」ことができているから

菅原:どういうことかって言うと、実は僕たち男性って、髭を剃るときくらいしか鏡を見なかったりするんですけど。

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