番組をハイジャック?

西澤ロイ氏(以下、ロイ):This program is going to be highjacked.『西澤ロイの頑張らない英語』。

上村潤氏(以下、上村):このコーナーは、イングリッシュドクター・西澤ロイが、英語に関するさまざまな話題を取り上げたり、英語を使って活躍している方にインタビューするコーナーです。

ロイさん、おはようございます。

ロイ:おはようございます。

上村:"highjacked"?

ロイ:はい。ハイジャックというかコーナージャックというか、なんて言うかわかんないんですが。この間、『頑張らない英会話フレーズ』、この本の表紙当てクイズをやったときに、おもしろいご回答をくださった方が。

頑張らない英会話フレーズ

上村:まぁたくさんありましたね。

ロイ:はい。その「おもしろいで賞」の賞品として、5分間の出演権を。

上村:おぉー。

ロイ:ということで今日3人お呼びしたんですが。

上村:はい!

ロイ:お1人がこの天気で、山梨から来れなくなり……。

上村:まぁまぁ。

ロイ:その方実は藤井「ロイ」さんとおっしゃって。

上村:(笑)。

ロイ:1番ジャックが怖かったんですけども(笑)、ちょっと来れなくなってしまったんで。今日お2人の方、8分ずつ出ていただきます。

上村:はい。僕もね、「ロイさん」って呼んで2人とも振り返らないで済みますんで。

ロイ:はい。じゃあさっそく、お願いします。

メディア活用プランナーの大内氏が登場

上村:はい、ではさっそく紹介しましょう。1人目のゲスト、メディア活用研究所代表所長で、ラジオパーソナリティの大内優さんにお越しいただきました。おはようございまーす!

(会場拍手)

大内優氏(以下、大内):おはようございます。

ロイ:おはようございます。

上村:ではさっそく大内さん、自己紹介のほうからお願いします。

大内:はい。テレビは見るもんじゃない、出るもんだ! 楽に楽しく集客したい方、ほかにはいらっしゃいませんか? あなたのビジネスをテレビで取り上げてもらい、ワンランク上のステージへお連れするのが私の仕事です。メディア活用プランナーの大内優です、よろしくお願いします。

上村:よろしくお願いします!

ロイ:よろしくお願いします。

(会場拍手)

上村:すごい、今のCMじゃないですよ? 生ですからね。

(一同笑)

ロイ:さすがですね、元テレビマンだけある。

大内:ありがとうございます。今日は実はロイさんのラジオ、50回だということを先ほどお聞きして。

ロイ:そう、記念すべき第50回目。

大内:おめでとうございます。

ロイ:ありがとうございます。

大内:まさしく相応しいゲストかなと!

(一同笑)

上村:自分で言っちゃったよ(笑)。

ロイ:良いですね、良いですね(笑)。

タイトルをかっこよく発音したい

大内:実は、ロイさんちょっと聞いて欲しいんですけど。私最近、悩みがあるんです。

ロイ:ほう、なんでしょう。

大内:私自身この1月から、実はほかのラジオ局で『ゆうちゃんのIt's Your Time』という番組を始めたんですけれども。前々からロイさんにお話してるとおり、私英語の発音に自信がないんですよ。

ロイ:あぁ、なるほど。

大内:それで、タイトルに英語の"It's Your Time"というのも付けちゃったもんですから。この発音が本当に正しいのかどうなのかっていうのを、このイングリッシュナース……ではなくてドクターの。

(一同笑)

ロイ:ナースじゃない、ナースじゃない。

大内:西澤ロイさんにぜひ今日おうかがいしたいな、と思って来たんですよね。

ロイ:もうバッチリですね、それは。

大内:あぁそうですか、ぜひお願いします。

ロイ:はい。どんなフレーズでしょうか。

大内:はい、『ゆうちゃんのIt's Your Time!』 こんな感じなんですよね。

ロイ:あー、もうシャウトしていただいて。

(一同笑)

なるほどなるほど、"It's Your Time"。で、実際僕ラジオをちょっとお聞きしたんですよ。

大内:あっ、ありがとうございます。

ロイ:で、"It's Your Time, Time, Time……"ってエコーかかってたんですけども。聞いててちょっともったいないなと思ったのは、"It's Your Tie"って聞こえちゃうんですよ。

大内:はい。

ロイ:つまり、「あなたのネクタイです」。

(一同笑)

大内:番組のタイトル、変えたほうがいいですかね(笑)。

ロイ:じゃなくて、これは……"m"とか"n"の音って、日本人が実は1番苦手としている音なんですよ。

大内:あぁー。

ロイ:それで、日本語を発音するような感じで"Time"とか言ってしまうと、"m"が弱すぎて聞こえないんですね。なので、"Time"……もしくは"Time"(「マ」に近い終わり方)っていうふうに、"m"の音をしっかり出すことが大事なんですよ。

ちょっと言ってみてください、"Time"。

大内:Time.

ロイ:そうですね、"Time"。っていうのをしっかり言えると、ネイティブにもちゃんと聞こえて、「あぁ"Time"だ」と。ネクタイじゃなくて時間のほうだな、ってわかりますので。

大内:なるほど。かっこいいですね。

ロイ:だから、"It's Your Time"というふうに、"n"もしくは"m"、しっかり言ってみてください。

大内:はい。もう1回シャウトしていいですか?

ロイ:あぁ、どうぞ。

大内:『ゆうちゃんのIt's Your Time』!

ロイ:あぁ、良いですね。

大内:こんな感じですか。ありがとうございます。

ロイ:今のはしっかり"m"が。

上村:エコーがかからなかったのが残念でなりませんが。

(一同笑)

ロイ:そこはまぁ、ディレクターが……舌出してますけどね。

大内:ディレクターさん、お願いしますね(笑)。もう1回いいですか?

上村:おっ、いきますか!

大内:『ゆうちゃんのIt's Your Time』!

ロイ:……まぁちょっとエコー弱かったですけどね。

(一同笑)

上村:細かい注文……(笑)。

ロイ:まぁしょうがない(笑)。フレーズ、1個だけで大丈夫ですか?

大内:いや、もう1つあるんですよ。

ロイ:もう1つ。