2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
提供:株式会社リクルートライフスタイル
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大宮英紀氏(以下、大宮):みなさん、こんにちは。本日はお忙しいところ足を運んでいただき、誠にありがとうございます。
本日は、これから約80分間ほどお時間をいただきまして、「Airレジのこれまで」、そして「Airレジのこれから」の2点についてお話をさせていただきたいと思います。おつきあいのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
Airレジは昨年11月で4年を迎えることができました。立ち上げから現在まで、シンプルで、カンタンで、スマートで、誰にでも手が届く。そんな信頼できるパートナーになりたい。この想いを胸に私たちはAirレジを作り、改善し、提供してまいりました。
思い描くお店、自分らしいお店を、誰もが実現できる。そうなったら絶対にいい。そうした想いの下に、私はその手段の1つとしてAirレジをご提供してまいりました。そんな自分らしいお店を経営されている方々を、ここでご紹介させてください。
まずはこちら。麻布十番にある、大きくて色鮮やかなドーナツとおいしいコーヒーが話題の人気店「DUMBO Doughnuts and Coffee」さん。Instagramではフォロワー数がなんと1.4万人もいらっしゃいます。
「地域で長く愛されて、そこに暮らす人が自然と集まってくる、コミュニティのような場を作りたい」。そんな想いでお店をスタートされました。そのためには、可能なかぎり自分のやりたいことに時間を費やしたい。それをサポートとするのがAirレジだったそうです。
そしてこちらは砂風呂屋さんです。この「砂風呂 孳-ふゆる-」さんは、「やるからには、お客様にとっても自分にとっても、心にも身体にもいいことをしたい」と、好きだった砂風呂屋を50歳を超えて起業されたそうです。
「お客様一人ひとりと向き合いたい。そのためには管理業務を楽にしなきゃ」。そういったことでAirレジを選んだそうです。
さて、こちらはなんだかわかりますか?
これ実は食品サンプルなんですね。この料理の魅力をあまねく伝えるサンプルの事業をやられて80年を超える「サトウサンプル」さん。ご覧のように、商品は1品1品なのでバラエティが豊富です。つまり数が多いんです。この管理の煩わしさに悩んでいました。
「商品開発に時間をもっと使いたい。そのために業務をもっともっと楽にしたい」。そういうことでAirレジを選んでいただいています。
ダイニングバー「VANDALISM」さんは、「カルチャーの発信地である渋谷に新たな体験ができる、そんな基地を作りたい」。そして「50歳までに30店舗に拡大したい」。そういう想いをもって経営されています。
もっと店舗の経営を向上させることはもちろん、そのためには日々の業務をカンタン、シンプルに。そう考えたときにAirレジを導入するのは必然の流れだと言っていただけました。
そして、ご覧のように雰囲気のいい天ぷら屋さん。こちらは安倍首相も通うという創業60年の天ぷら屋の姉妹店「天婦羅 あら井」さんになります。
「日本の文化である天ぷらを次世代に継承していきたい。そのためには若手の育成、それに天ぷらを食べていただく新しい顧客の開拓が必要となる」と語り、今後の可能性と細部までをこだわりお店をもっとかっこよくしたい。そんな理由でAirレジを選んでいただいています。
そして最後になります。こちらは世界の若手ベストシェフにも選ばれたオーナーが理想を追求して作り上げた、5,000円1本のコースのみを提供する「L’AS」さんです。
「システムを柔軟に取り入れることで、クオリティの高い料理を多く提供したい。人を大切にして働き方も改善したい」。そのためにAirレジを導入されたそうです。
ご紹介させていただいたみなさんは、自分の思い描くお店を実現するパートナーとしてAirレジを選んでいただきました。この4年でそのようなお店さんが増え、昨年末には31万8,000を超える方々にAirレジを選んでいただいています。
今、最も選ばれているPOSレジアプリ。利用店舗数ナンバーワンのPOSレジアプリ。多くのみなさまのおかげで、この4年間で大きな成長を遂げることができました。誠にありがとうございます。
そして、冒頭にもお話しさせていただきましたが、本日はAirレジのこれまで、Airレジのこれから、この2点についてお話をさせていただきます。まずはAirレジのこれまでについて、この1年間の成長についてお話をさせていただきます。
1つ目は、カードも電子マネーも使えるお得な決済サービスです。サービスは約2年前にスタートしています。VISA、MasterCardからはじまり、JCB、アメックス、Diners、Discoverと、現在では主要国際ブランドをすべて取り扱っています。
そして約1年前、SuicaやPASMOなど、交通系電子マネー9種類にも当時業界初で対応いたしました。その後、そしてこちらも当時業界初、Apple Payのような最新の決済手段やiD、QUICPayの取扱いも開始しています。Airペイ、そして決済端末、スマートデバイス1台があれば、多くの支払い手段に対応できます。
Airペイをお使いのお客様に、導入の決め手、そして導入してよかったことを1つだけ聞きました。
まずは導入の決め手です。「決済手数料が低い」ということがトップです。続いて「Airレジと連携できるから便利」「お客様が望む多くの支払い手段に対応できるから」。次に「導入・運用費用が安いから」。そんなお言葉をいただいています。
そして、導入してよかったこと。「お客様の望む支払い手段に対応することで、最後の最後に手持ちの現金がなくて支払いを諦められた」といった販売機会のチャンスを逃すことがなくなったことや、現金を気にせずに買い物できることで「あれも買いたい。これも買いたい」ということで、顧客の単価が向上しました。「売上が上がった」とお答えいただいた方は7割を超えます。
Airペイは本当に多くの方々にご好評いただき、年々成長しています。この1年で取扱いが15倍も増えました。日本は国家戦略としてキャッシュレスを推進しており、キャッシュレス決済比率を現在の20パーセント弱から、この10年で2倍の40パーセントまで引き上げることを目指しています。
Airペイの導入が増えている背景には、このような追い風があるのはもちろん、ただ私たちは、お客様のためにもっと便利にするようなサービスを心がけて、この変化をさらに支援していきます。
続いて、訪日外国人を呼び込む決済サービス「モバイル決済 for Airレジ」になります。約2年前、中国最大の決済サービス「Alipay」と連携し、そして「LINE Pay」の取り扱いもスタートしました。多くの支払いを追加し、今年春にはドコモの「d払い」にも対応する予定です。
約5.2億人以上が、商品の購入から飲食店の支払い、旅行の支払い、生活のさまざまなシーンでAlipayを使っています。「支払いはAlipayで」というのが中国ではもう当たり前の世界です。
Alipayをする旅行者は、手持ちの現金を気にせずに「あれもこれもたくさん買いたい」という購買意欲のある方がほとんどです。あるお店ではその差は2.6倍です。Alipayを導入するだけでお店の売上向上に貢献します。
そんな訪日中国人を取り込むために、JRの主要な駅に併設されているアトレさんでは全国約1,600のショップに導入を決定し、飲食業のワタミさんでは4業種、216店舗に導入を決定しています。
(スライドを指して)ご覧のような人気店、そして本日リリースさせていただいた銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」さんにも、この「モバイル決済 for Airレジ」を導入されます。
「モバイル決済 for Airレジ」は、Alipay導入法人数ナンバーワンへのサービスへと成長しています。取扱高も年々向上し、この1年で16倍もアップしています。「Alipayを導入するなら、モバイル決済 for Airレジで」と言えるまでに成長しました。
増え続ける訪日中国人を呼び込むサービスとして、先行している小売業・商業施設だけでなく、今後は飲食業だったり宿泊業、美容業、そういった多くの領域へサービスを拡大してまいります。
そして3つ目、ポイントが簡単に始められる販促支援アプリ「POICHI for Airレジ」になります。約1年前、TポイントとPontaの取り扱いを始めました。そしてWAON POINTが追加され、現在は(スライドを指して)ご覧のような3つのサービスに対応しています。
POICHI for Airレジをご利用いただいている、北海道にある「CONTROLLER(コントローラー)」さんのコメントです。「使い始めるのがカンタン。誰でもスムーズに使いこなせる」。
ただそれ以上に、なによりTポイント、Ponta、WAON POINTのブランド力のある3つのカードが使えるようになったことで、お客様からお店の信頼感がアップしたり、会話のきっかけになることでコミュニケーションが増えたり、そこから関係性がさらに生まれる、そんなきっかけになったそうです。
加えて、ポイントが使えるからあの商品も買っていただける、といったケースも少なくないそうです。
そして長野県本社の靴大型チェーン店の「シューマート」さん。今まで地域密着型の共通ポイントサービスを展開していましたが、有力なこのサービスを利用することによって、さらなるお客様サービス向上のために全店舗に導入していただくことを決定いただきました。
POICHI for Airレジを使って会計された支払い総額はこの1年で20倍以上もアップしています。これまでは飲食業や小売店、そして不動産賃貸ショップなど、さまざまなお店にご利用いただいておりますが、引き続き拡大していくだけでなく、新たなポイントにも対応し、サービス自体を改善してまいります。
ご紹介したこの3つ、Airペイ、モバイル決済 for Airレジ、POICHI for Airレジ。これらを導入すれば、ご覧のようなブランドの取り扱いが可能となります。
これらはこちらにあるたった1つの決済端末、1つのスマートデバイス、これに3つのアプリを入れるだけ。導入までのプロセスは至ってシンプルです。どれも同じような操作感で使っていただけるので、直観的に誰でもすぐ使いこなせます。
支払い手段に応じて機器を購入して設置する、取扱いのブランドごとに契約をする、スタッフに使い方を教える、といった煩わしい手間や面倒から解放されます。
この1つの決済端末とiPadがあれば、さらにAirレジと連携できますので、決済からPOSレジまですべてをまかなうことが可能になります。さらに便利になることはもちろん、煩雑になりやすい会計カウンター周りはすっきりシンプルになります。
続いて、集客と接客に効く予約台帳アプリ「レストランボード」です。0円ですぐに始められ、直感的な操作で誰にでも使いこなせます。いつでもどこからでもお手持ちのスマートデバイスで使うことができます。
なによりこのレストランボードは、Airレジと連携することでまるで1つのサービスかのように便利にお使いいただけます。繰り返しますが、レストランボードは集客と接客に効きます。
テーブル管理、予約管理、顧客管理などの接客をサポートする機能が備わっており、メッセージ配信やホームページ作成、ネット広告配信などの集客の機会を広げるオプション機能とも連携しています。集客向上と業務改善を同時に支援するサービスです。
こちらの「明神丸」さんでは、以前はホワイトボードを使って予約を管理されていたそうです。予約が入ったらホワイトボードに予約を記入する、そして予約が変更されたり追加されたらそれを消してまた書く。そのために読みにくかったりミスが多発していたそうです。
ミスをなくすためにレストランボードを導入していただき、現在ではほぼすべてのホールスタッフが使えるようになったそうです。
実際に、すべて電話予約だったのが、3割から4割がネット予約経由になりました。それによって忙しい時間帯に予約の電話応対をする必要がなくなり、自分たちのペースで予約対応ができるようになって、精神的にも作業的も楽になった。もちろん転記ミスもなくなりましたし、集計時間も削減されるので、早く帰れるようになったとおっしゃっています。
このレストランボードのオプション機能を含め、導入いただいている数は昨年9月で16,000を超えます。飲食ネット予約利用者数ナンバーワン、そして予約満足度ナンバーワンのホットペッパーグルメや、その他のサービスと連携を強化し、今後も集客と接客の2点の強化を進めてまいります。
続いて、順番待ちの不満を解決する受付管理アプリ「Airウェイト」です。受付をスマートにすることはもちろん、分析機能で課題の見える化、それによって業務改善や接客レベルの向上、そして商品開発の向上も実現できます。さらには、来店するお客様の集客支援のサポートもする、というように、この先もっと業務の幅が広がっていきます。
1つ事例を共有させていただきます。H.I.S.ラゾーナ川崎店様には、週末は多くの人がやってきて賑わうそうです。その結果、お客様の問い合わせに対して手作業での作業が追いつかなくなってきた。そんな課題を解決するためにAirウェイトを導入いただきました。
お客様が来店されたらAirウェイトに入力をします。Airウェイトの案内にしたがって、例えばこのなかでは「海外旅行を希望するのか、国内旅行を希望するのか」、海外旅行であれば「アジアなのか、ヨーロッパなのか、アメリカなのか」といった案内に沿って入力していきます。
これによりお客様にはスムーズな受付体験を受けたと思ってもらえる一方、実はH.I.S.さんは自動的に成約されている情報も未成約の情報も一元管理で取得することができます。
そういった情報を利用することによって、お客様がやって来られた際に希望に沿ったご案内ができたり、新しい商品を開発するときのネタにもなります。そのことによって大幅な成約率の改善、そして同時に商品開発につなげたそうです。
AirウェイトはH.I.S.様含む有名な企業様に導入いただくまでに成長しています。単に受付をスムーズにするだけでなく、業務改善はもちろん、売上改善にも貢献できるサービスへと進化していっています。
そしてサービスの最後、予約管理をシンプルにするWebサービス「Airリザーブ」。昨年、横浜銀行さんにこのAirリザーブを導入いただきました。大手企業や金融機関のような企業様の要望に応えるまでに成長しています。
金融機関ならではのセキュリティ対策、それも私たちと横浜銀行さんの担当者が膝を突き合わせて確認したり会話をすることによって基準を満たせる、そういったことを確認できたことによってセキュリティも満たす。そんな取り組みをしてまいりました。
横浜銀行さんは、「働いている現役世代との関係性をもっと強化したい。そのためには、平日の15時までの営業だけでなく、土日もお客様と接点を持つ時間、機会を増やしたい」という想いでAirリザーブを導入されています。
お客様はいつでもどこからでも週末の予約を受け付けることが可能になって利便性がアップしますし、銀行さんは、どんなニーズを持ったお客様が来られるか事前に把握できます。それによって担当者を変えたり、いろいろな工夫が可能になります。
「普段来店しないお客様もご来店いただけるようになったり、それによって接客レベルが向上した」という言葉をいただいています。Airリザーブは今後も多くの価値を提供してまいります。
最後に、「Airレジ サービスカウンター」になります。2年前、Airレジを含む4つのサービスでリアル店舗、そして専門販売員に直接相談できる場所として業界初でオープンさせていただきました。本当に多くの方々からご好評をいただいています。
ここではAirシリーズを実際に見ることができますし、試すことも相談することも、その場で機器を購入することもできます。軽減税率補助金を相談することもできます。しかも、トレーニングを受けた専門販売員がその場にいますので、来店された方々のニーズに合わせたきめ細やかな対応が可能となります。
この取り組みは、大手家電量販店ビックカメラさんとだから実現できました。現在では全国29ヶ所、多くの主要都市にAirレジ サービスカウンターが出店するまでになっています。
実際にAirレジ サービスカウンターに来られる方々はどんな方々なのでしょうか? 少しご説明させていただきます。
来店タイミングは、お店のオープン日からわずか1ヶ月以内という方が4人中3人になります。つまり、お店のオープンギリギリになって「どうしようか」と悩んで来られる方がほとんどです。
そして動機といえば、「レジは自分のお店に合うのかどうか」「使い方や実際の使い勝手」「費用」もそうですし、「これからどんなことをしなければいけないのか?」ということを直接相談したくて、このAirレジサービスカウンターに来られます。
ここで実際にAirレジ サービスカウンターをご利用いただいた方の声をぜひみなさんに見ていただきたいと思います。スクリーンにご注目ください。
(映像開始)
安藤祐理子氏:安藤祐理子と申します。アンドビールという名前でやらせてもらっています。
特徴はやはりビールのタンクが見えることだと思っています。目の前にあるタンクからビールが飲めるというところですかね。
私はお客さんの裾野を広げようと思っていて、カレーがきっかけで来てくれた人がビールのタンクを見て「こんなところで作るんですか?」と発見してもらえるようなお店にしていきたいなと。
AirレジとAirペイと、あとレストランボードです。使いやすいのは、やはりアルバイトの方になんの説明もなく使い始めてもらえることですかね。「こんな感じです」って(笑)。
「ここを押して数字を書いてください」というくらいしか説明しないですし、説明コストがないというのが一番ありがたいなと思っています。
営業が終わって金額を確かめて、今日はなにをたくさん売って、どの時間帯に売上が多いかということをフィードバックしてくれるので、毎日見ています。働いている主人も、リモートで昼も夜もずっと追いかけているので欠かせない存在ですね。一緒に戦っている感はありますね。
工事を進めていくうえでレジにお金がかかるということをまったく忘れていて。「まあなんとかなるやろ」と思っていたんですけど。「実際にレジどうしようか」と考えたときに、大阪の飲食店でお手伝いをしていたときにAirレジを使っていたことを思い出して。調べたら新宿東口にあるビックロにAirレジのサービスカウンターがあるという話を知ったので、予約をして行ってみました。
そこのお兄さんがすごく丁寧に説明してくださって、その人自身にけっこう惚れた感じもありましたね。わかりやすかったです。すごく使う側の立場に立って話してくださっているという印象がありました。
iPadなどのリテラシーはわりと高いほうだと思うので、私の基準に合わせて説明をしてくださった感じがします。「わかってるよ」というところは割愛して、もう少し細かいところを説明してくださったので、なにが必要かとか、このお金がかかるとか、なんの部品がいるとか、導入するところのイメージまですごくわかるように説明してくださって、「キャッシュドロアはすごく大きいので私のところには置けない」という話をしたら、「じゃあこういうふうにしましょうか」とか。
レジのパネルの使い方であったり、商品の追加の仕方であったり、あとは軽減税率の補助の申請の仕方まで教えてくださったので、もうそこで買うことを決めました。
そのあとも何度か電話でやりとりしたんですけど、電話でもすごくスムーズに説明してくださったので、飲食店を開業するうえで時間がないなかで調べたりするよりも、対面で話してその場で全部解決したほうが1日でやってしまえるのでいいのかなと思います。
(映像終了)
大宮:わかりやすい説明をしてくれるだけでなく、お店にあった機器の選び方、そして使い方も丁寧にアドバイスをくれる。そして、購入だけでなく、その後も相談に乗ってくれる。そういったことが高い満足度につながっています。
Airレジサービスカウンターはこの1年で認知度が向上し、お店に来店され接客する数は1.6倍に、そして機器の購入をしていただいたり、サービスを契約していただく数が1.9倍に成長しています。今後は取り扱いサービスを増やしていき、より総合的にご提案できる場として、さらに進化させていくつもりです。ぜひご期待ください。
さて、みなさんお待ちかねだったかもしれませんが、これから新しいAirサービスを発表させていただきます。
まず、1つ目になります。毎月24時間、時間にして3営業日になりますが、こちらは実際のお店である業務にかかっている時間です。あるお店とは、株式会社坂乃ダイニング様。東京・中野坂上に「旬菜和食 やさいと」など3店舗を運営されている企業です。
こちらは、スタッフが20数名働かれています。そして、とある業務の主役の1人が、マネージャーの塩澤様です。7年前にアルバイトとして入社され、昨年社員に昇格し、現在はマネージャーとして多くの業務をされているそうです。塩澤様の業務は、接客、予約受付、レジ締め、レジ操作、クレーム対応、スタッフ指導にシフト作成・調整、そしてご覧のような本当に多くの仕事を毎日毎週毎月されています。
(スライドを指して)そしてこの数字。
これは、日々たくさんある業務のなかから、たった1つに費やす時間です。それは、シフト管理です。たくさんの作業が発生するのはもちろん、人手が足りるのだろうかという不安をいつも抱えていらっしゃいます。
シフト管理の流れは5つです。希望シフトを集められて、その情報をもとに作成され、スタッフの方と調整した上で、決まったシフトを連絡する。そして、日々のやり取りを流動的にしていく。それがシフト管理の流れになります。
では、実際の現場ではどのようなことをされているか、見ていきましょう。
連絡手段は、コミュニケーションツールのLINEを使っていて、シフト表は紙で管理をしています。まずは全員から希望シフトを集めます。毎月毎週決まったタイミングで、全員にLINEのメッセージを送ります。
対象の期間や業務連絡、そして「ここに入ってほしい」といったシフト作成側の要望を書いて、絵文字やスタンプなどを使って、受け手が協力しやすくなることを意識しながら、毎回文を作成して配信しています。シフト希望はご覧のように、テキストで日時が書かれています。
塩澤様は、これを全員から一人ひとり、個別でシフト希望をもらいます。そして、よくあるのが日付間違い。こちらもまた絵文字やスタンプを使いながら、雰囲気を和らげつつ、毎度確認をしています。希望シフトを集めるだけでも、今ありましたように、確認作業があったり、実際出していない人に催促するという大変な作業がたくさんあります。
そして、一人ひとりから来るシフトを毎回追いながら、ご覧のように紙にシフト表を書き込んでいきます。もちろん、人手が不足していれば「もっと入ってくれないか」と個別に連絡をします。ここでもかなり気を遣いながらメッセージを送られています。
そして、この際にすぐに反応されなかったり、一時保留されるようなことが多々あります。こういった待ち時間の間、塩澤様はいつもモヤモヤしていたり、早く連絡してもらえないかと心配になったり。それは、店舗を運営していく上での責任者として、当たり前の課題になります。
やっと日程調整ができました。しかしながら、「ある日にちを入れるなら、逆にこの日は休みたい」といった調整がさらに調整を呼ぶということもよくあります。これを一人ひとり随時やっていくんです。すごく大変ですね。
このような苦労の末に、やっとシフト表が完成しました。実際に写真を撮影して、LINEで送ります。この際も、不足していれば、「この日に入ってもらえないか」という依頼も載せて送ります。
ちなみに、シフト表は紙なので、シフトの修正が入れば書き換えて、また写真で撮影して送るということを繰り返します。そうすることによって、最新のシフト表がどういった内容なのかといった認識齟齬のミスや、いろいろな手間が増えます。
続いて、日々の調整です。来てしまいました、このようなメッセージ。「風邪、もしくは病気で休まざるを得ない」。
とても気を遣われて返信をしています。もちろん、心配はしていますが、マネージャーとしては店舗を運営する責任を担っていることから、お店の経営のことも考えなければいけません。心配と同時に、ほかの人に「バイトに入れないか?」と連絡して調整する作業が発生します。それに伴ってまた新たに心配の種が増えるんです。
今までに見てきたように、マネージャーは人手が足りるか常に心配をしながら、メッセージにも気にかけて、シフト管理をしています。すごく大変です。でも一方で、スタッフのほうも同じように気を遣ってメッセージをしていたり、スタッフにはスタッフなりのさまざまな事情があります。
先ほどのこの数字(24時間)。実際は作業ややりとりだけではなくて、心配したり、不安になったり、心理的な負担もそうですし、モヤモヤし続ける時間がマネージャーには発生します。それはマネージャーだけでなく、スタッフも一緒です。
アルバイトに入るかどうか。いろいろな心理的な負担がスタッフに関わります。これは実際「やさいと」さんに限ったことではありません。
私たちの調査では、平均で15時間もシフト管理に費やしているお店がいらっしゃいます。しかもなんと、8割以上がコミュニケーションにかかわる作業になっています。
このコミュニケーションの煩わしさを解決しなければ楽になりません。そのため、私たちはやりとりも作成も楽になるシフトサービス「Airシフト」を発表します。
まずはこちらをご覧ください。スクリーンにご注目ください。
(映像開始)
ナレーション:やりとりも作成も楽になるシフト管理サービス、Airシフト。スタッフのシフト希望集めから、一覧化、作成と調整まで、これまでSNSやメールなどいろいろな方法で行っていたシフト管理にまつわる煩雑なやり取りを、これ1つで簡単、シンプルに。Airシフトは、新しいシフト管理のかたちです。
Airシフトは希望の収集、作成から調整までのプロセスすべてをサポート。シフト収集の時期になると、シフト提出依頼が送信され、自動で希望シフトを集めます。自動でリマインドされるので、提出遅れのスタッフがいても煩わしい催促をする必要はありません。
集まった希望はもちろん自動で一覧化。一人ひとりの希望を提示する必要もゼロに。写し間違えはもう起こりません。シフト作成時にはスタッフごとの労働日数、労働時間や時間帯ごとの観測も一目で確認できるので、スタッフの配置ミスがなくなります。急な欠員が出ても大丈夫、そのままチャットで調整し、内容はすぐに反映されます。
できあがったシフト表はワンクリックでスタッフに共有。SNSやメール、電話での連絡は必要ありません。さらにスタッフは「シフトボード」を使って、いつでもシフトの提出、確認が可能になります。
店長の大切な判断以外の時間は、限りなくゼロに。Airシフトは店長、スタッフみんながうれしいシフト管理サービス。これが新しいシフト管理のかたちです。
(映像終了)
大宮:Airシフトは誰にでもカンタンに使えることはもちろん、最大の特長はシフトボードと連携し、やりとりまでスムーズになることです。
そのためには管理者だけではなく、スタッフにも便利なツールが必要です。スタッフ向けの便利なツールがシフトボード。シフトボードはバイト管理アプリです。
現在まで280万人以上の方にダウンロードされ、15歳から34歳までのアルバイト、パート就業者の2人に1人が、このシフトボードをお使いいただいています。ほとんどの方が、バイトのスケジュール管理や簡易な調整に使っています。
そして今回、このシフトボードにシフト調整機能が加わります。
今まではバイトのスケジュールはシフトボード、そしてやりとりはLINE、そういったものを使い分けていたのがほとんどです。シフトボードでシフト調整できるようになったことによって、スケジュールの管理から給与の計算、そしてシフトの調整が1つになって、便利に使うことができます。
これらはやりとりもシフト作成も一貫していることで、スタッフはもちろん、管理者にとっても楽になります。
実際のデモをご覧ください。このような流れになります。
ご覧のように、マネージャーがある日程でシフトを依頼します。そうすると、スタッフに即時に通知が飛びます。
スタッフはいろいろなアプリを使い分ける必要もなく、そのアプリを開いて、入れるかどうか、それをワンタップするだけでシフトが確定します。
それによって同時にシフト表にも反映されるというように、紙ではなくクラウド上にデータが集まることによって、最新のシフト状況がどこからでも誰からでもわかるようになりますし、転記のミスもそうですし、コミュニケーションも同じようなメッセージになりますので、メッセージ1つに気を遣う必要はありません。
そして、シフト表としての使い方以外に、ご覧のようにチャット機能もありますので、いろいろなコミュニケーションをすることができます。
さらに、このAirシフトはシフトボードの連携だけではなく、機械学習を活用したシフト作成機能も追加していきます。現在開発中になります。
このシフト作成機能は最適なシフト案を出してくれます。過去の実績もそうですし、実際このシフト表はあとから手直しができますので、その手直した差分のデータを全部ひっくるめて学習をして、使えば使うほど、さらに便利で最適なシフト作成、提案ができるようになるという仕組みになります。
今年から使いはじめた「やさいと」さんでは、このシフトボードとAirシフトの運用がもっと浸透すれば、3割、もしくはその先に最大7割の業務改善が見込めます。
「作業の手間を削減し、ミスや認識の齟齬をなくすことで、発生する突発な調整に手間がかからなくてよい」、そしてなにより「心理的な負担が減った。とくにマネージャー、スタッフともにやりとりが楽になってになってうれしい」。私たちにとって、もっともうれしい、そういった評価をいただいております。
このやりとりも作成も楽になるシフト作成サービスAirシフトは、今年の春から提供を開始します。ぜひお楽しみください。
株式会社リクルートライフスタイル
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