C2Cサービス運営の苦労ってどんなもの?
メルカリファンド出資先の若手起業家たちが集結

第一部 #1/3

C2Cの事業を運営する企業をゲストに招き、テーマにそってパネルディスカッション形式でトークする「C2Cスタートアップナイト」。2017年11月30日に行われた同イベントの1部に登場したのは、メルカリファンドの出資先である現ソウゾウ執行役員の鶴田浩之氏、フラミンゴの金村容典氏、ジラフの麻生輝明氏。C2Cサービスならではの苦労やサービスローンチまでの舞台裏などを語りました。

メルカリファンド初主催のmeetup

原田大作氏(以下、原田):まず簡単に私の自己紹介させていただきます。今、ソウゾウで執行役員で新規事業をやっております。とくに「メルカリ メゾンズ」というファッション・ブランド系に特化したフリマアプリを、8月の下旬に立ち上げたばかりです。

今年の2月まで実は6年ほど、ザワットという会社をスタートアップでやっておりまして、最初はそれこそC2Cの「Craigslist(クレイグスリスト)」みたいなもの、「売ります」「買います」とか、「手伝って」「助けて」とか、ユーザーのニーズが上がってくるサービスから始めました。

なんでもありになりすぎちゃうと、収拾がつかなくなるし、モノの売買のサービス、ブランド品のフリマアプリに振り切って、がんばったんですけど、メルカリのパワーに圧倒されました。

最後、僕たちは越境のC2Cという、日本の方がスマホで写真を撮ると、世界の人がサクッと買って届くみたいなとこで、最後、少しだけ伸びました。そこでM&Aというかたちでメルカリにおります。モデレーターを務めさせていただきます。よろしくお願いします。

(会場拍手)

原田:はい。じゃあ、ここから紹介をお願いします。

起業のきっかけはインド人のUberドライバー

金村容典氏(以下、金村):はい。はじめまして、フラミンゴの金村と申します。どうぞよろしくお願いします。

僕は立命館大学を卒業して、今は一応大学院に在籍してるんですけど、その後はベンチャーキャピタルで関西で働いたりとか。ChatWorkさんがアメリカにオフィスがあるんですけど、そこで働いた後、ディー・エヌ・エーさんで「Anyca(エニカ)」というC2Cで車を貸し借りするサービスで働いた後、フラミンゴを立ち上げています。

僕自身が父方も母方も日本人じゃなくて、海外にルーツがあるところを活かして、外国人のためにサービスをつくりたいなと思って、こういうサービスを提供しております。

という文脈があるので、僕たちは語学のC2Cを始めているんですけど、始めの趣旨は、外国人の友人が皿洗いのバイトを深夜などにずっとしてるのを見ました。すごい単純なんですけど、それよりも自分たちが持ってるスキルを使って、空き時間とかで働いたら、時給2,000円、3,000円と稼げるんじゃないかというところに一番興味を持って、そこからスタートした会社です。

一番始めの原体験で言うと、アメリカで僕がChatWorkさんにインターンした時に、Uberのドライバーさんのインド人と出会って、その方がけっこう稼いでたんですよね。

日本の外国人って貧しい印象があるんですけど、彼はUberのドライバーもしながら、Airbnbで家も運用しながら、インド料理屋で働いていました。インドにいる息子を大学院に入れるために、ずっと稼いでいました。そんなものが日本でも作れればと思って開始したのがフラミンゴです。

サービスの概要を知らない方のために簡単に言うと、フラミンゴは簡単に英会話とか、だいたい40言語ぐらい対応してるんですけど、外国語のレッスンを予約できるカフェ英会話のC2Cです。投資家としてはメルカリさんはじめ、今日発表させてもらったグロービスさん。

原田:今日、投資されましたね。(注:2017年11月29日にグロービス・キャピタルから個人投資家を引受先とした総額1.7億円の第三者割当増資を受けた)

金村:そうですね。

原田:おつかれさまでした。

金村:(笑)。よろしくお願いします。

(会場拍手)

原田:1.7億?

金村:そうです。次のスライドで、もう出るんですけど。

今日、ちょっとリリースが出たんで、せっかくなんで1枚スライド使わしてもらおうなんて思って。

原田:これも今日のイベントに合わしてきたんでしょ?

金村:もちろんですね(笑)。せっかく機会をいただけるんで、「がんばってるぞ、フラミンゴ」というかたちで来ました。

今、積極採用中で、募集しているエンジニアのポジションと、デザイナーさんとか、その他職種のポジション書かせていただいたので、もしフラミンゴ興味ある方いらしたら、まあ、僕でもいいですし、フラミンゴ、2人ぐらいいますので、その方々に話していただければなと思います。ありがとうございます。

原田:はい、ありがとうございます。

(会場拍手)

原田:続いて、ジラフ、お願いします。

中古スマホの売買に特化

麻生輝明氏(以下、麻生):はい、ジラフの麻生と申します。

自分は、2014年の大学在学中に起業いたしまして、「ヒカカク」という買取の価格比較サイトをつくりまして、そこから今3つやってます。その後、修理の情報サイトの「最安修理ドットコム」というWeb2.0のサービスを2015年に出しました。

その後、「ポケラボ」というゲームの会社をグリーに売却した、シリアルアントレプレナーが弊社に参画し、直近で2017年10月にC2Cのサービスを新しくリリースしております。「スマホのマーケット」というサービスになってまして、メルカリファンドさんに直近、資金調達させていただいています。「メルカリNOW」さんと、ちょっとかぶってくるんですけれども……。

即金買取サービスで「スマホダッシュ」っていうのを、「スマホのマーケット」の中の1機能としてリリース予定で、目下準備中です。

新しく今、「スマホのマーケット」というC2Cのサービスやっています。簡単な仕組みとしては、中古のスマートフォンの売買に特化したマーケットプレイスをやっています。

売る人からするとデータが気になるとか、買い手からすると本当に動くのか気になるとか。他にもスマホにまつわる不安に応えるようなオプションを用意してまして、売買を普通にただお互いにしてもらうよりは、そこにオプションをさらに追加していて、自分がやりたいように取引をしていく仕組みになっています。

売り手の人がいらなくなったものを出品していて、買い手が買う時に動作保証の確認をチェックしますと、一度商品が我々ですとか、まあ、ちょっと提携先の会社さんもいらっしゃるんですけれども、そちらに届きまして、そこで動作確認など対処して、問題なければ買い手に届くという仕組みで。

正確に言いますと、C2B2Cの仕組みなんですけれども、在庫を持つわけではなくて、あくまで間でサービスをやるだけ、という仕組みを今提供しています。

即金買取サービス「スママダッシュ」も

麻生:さらに言うと、買い手が買ったら、いらない端末が出てくるので、そちらを出品していただいて、今度は売り手に回っていただくかたちで、買い手が売り手に転換するという仕組みを実現しようとしています。

原田:あくまでもオプションなんですか? 基本はC2Cで、ユーザーさんが希望すればつけられるんですか?

麻生:はい、現状そうなってまして。ただ、実際にオプションを買っていただく方もけっこう多いというのが、やる中でわかってきているので、まあ、そちら必須にするかどうかっていうのは、ちょっと今検討しているという状況です。

原田:なるほど。

麻生:直近ですと、「スママダッシュ」という即金買取サービスというのもリリースしようとしてまして。とくにスマホの端末については、「ヒカカク」というサービスの中で買取の相場情報が、今までデータで貯めてきているですとか、ありまして。

あと、端末っていうことで、非常に査定もしやすい商品ですし、場合によっては、遠隔でも本当に動くのかどうかというのを確かめる方法もあるということで、わりと向いてる商材じゃないかなと思っております。

いろいろすっ飛ばしてしまってるんですけれども、直近で4億円資金調達させていただいて、ここからけっこう加速していこうとしております。今、全体ですと、社員が30名ほどで、けっこう今成長してきていて、全体人員数60人ぐらいの規模になってきています。

来月もリリースを予定していて、ワラワラみなさんに来ていただきたいなと思っています。とくにうちの会社では、サービスを3つぐらいやっているんで、事業責任者ですとか、マーケターですとか、デザイナーの方、けっこう募集してます。今日は超すごい方がいっぱいいらっしゃってると思うので、ぜひお声かけください。よろしくお願いします。

原田:よろしくお願いします。

(会場拍手)

原田:はい、最後にもっちさん。

「Game8」などをバイアウト

鶴田浩之氏(以下、鶴田):ソウゾウから参加させていただいてます、もっちです。鶴田浩之と申します。

私は7月にジョインしたばかりで、7年間ずっと自分のスタートアップをやってきました。

2011年にLabitという会社を創業して、まあ、最初につくったのは大学生の時だったので、これはリクルートさんにバイアウトして。「Game8」というメディアを作ったりして、Gunosyさんにバイアウトして。

業界内では、ちっちゃなバイアウトばっかする男みたいに、すごい認知されているんですけれども。昨年、初めてのデータベースを持つフリマアプリの構想を立てて、「ブクマ!」というサービスをつくりました。

いろいろ縁があってメルカリに今年ジョインしました。1年間、スタートアップでC2Cをやってきた、いろんな苦労もあった話とか、今日パネルの中でできたらと思ってます。

今は執行役員として、ソウゾウ社の新規事業をやったりしています。私がPOとしてやってるプロダクトは、来年出る予定なので、近々出るプレスリリースをお待ちください。よろしくお願いいたします。

原田:はい、ありがとうございます。

まさかメリカリにいることになるとは

鶴田:金村くんとの最初の出会いは、実はこのメルカリのDrink Meetupだったんですよね。

金村:そうですね。

鶴田:1年前かな?

金村:そう、ちょうど1年前ぐらいですね。

鶴田:フラミンゴをつくった直後ぐらいですね。

金村:そうですね。

鶴田:僕がまだメルカリに入る前だし、まさか今ここにいるとは思ってなかった。そういう時に知り合って。まだ増床工事中でしたよね?

金村:そうですね、そうですね。(会場内を指して)このへんが椅子がないぐらい。

鶴田:メルカリってイベントをよくやってるじゃないですか。今日もみなさんいらっしゃってる、抽選でいらっしゃってる方の定員の2倍以上の応募があったんで、ぜひこのイベントですね、懇親会も用意されてるので、もちろんいろいろ仲間づくりとか、横のつながりとかもつくっていただきたいなと思う中で。

原田:はい。

鶴田:ちょっとこう、アイスブレイク的なトークを(笑)。

(一同笑)

鶴田:「けっこうここでの出会いあったな」みたいな、さっき話してたんですよ。

原田:意外とそういうイベント大事だったりしますよね。

鶴田:イベント大事かなと思います(笑)。

原田:去年の今ぐらいに、メルカリのイベントに侵入したんですよ。侵入(笑)。

金村:あー。

鶴田:偵察ですね(笑)。

原田:「誰でも来ていいですよ」みたいなかたちだったので、「じゃあ、行ったろ」と思って、行って、あまりにも人が多くて、「こんな人いるの?」と思ってびっくりして。

鶴田:そうですね。

原田:わりとこの業界で有名な方がゾロゾロいて、「あれ? この人たちは遊びに来てるんですか?」って聞いたら、けっこうみんなシャイで、「おー、そうか」っていう感じで焦った、っていうのがありましたね。

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