2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
婚活領域(全1記事)
提供:株式会社リクルートホールディングス
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桜井まり恵氏:みなさま、こんにちは。婚活領域を担当しております、桜井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
私どもは約3年前より「ゼクシィ縁結び」「ゼクシィ恋結び」というかたちで婚活を提供するサービスを展開しております 。
私どもが発表する2018年のトレンドキーワードは、「お見せ合い婚」です。お見合い結婚ではございませんので、ぜひ覚えていただけるといいなと思います。
みなさまのお近くにも独身の方がいらっしゃるかと思います。昨今、若者の価値観が変わってきまして、多様化が起こってきています。そのなかで恋愛や結婚における相手選びのスタイルが変わってきている。そこで「お見せ合い婚」と名付けさせていただきました。
まずは前提のお話です。みなさまもご存じのとおり、婚姻組数は人口減少とともに減ってきております。
さらに未婚男女でいいますと、日本には1,800万人の独身男女がいますが、「恋人がいない」と答えた方は約7割になります。ですが、一方では「いつか結婚したい」と回答される方が過半数にのぼります。なぜ「いつか結婚したい」方々は恋人がいないのでしょうか?
こちらの理由は、圧倒的に出会いがないからです。みなさまのお近くの独身の方々も「出会いがない」と嘆いていらっしゃるのではないでしょうか。
そして一方で、我々のような婚活サービスを使って出会い、結婚したという人は年々増えてきています。2017年に実施した調査では約11.3パーセント、9組に1組の方が婚活サービスを利用して結婚されています。そのなかでも婚活・恋活のサイトやアプリ、いわゆるオンラインで出会っているという方が増えてきています。
これはなぜなのでしょうか?
1つは、若者の価値観が多様化しているところにあります。昔は、どちらかというと周りの目を気にして、「みんなと一緒」「同じ価値観にありたい」という方々が多かったかと思います。しかし今は、 「一人十色」の時代。仕事場での私、趣味の領域での私、そのように変わってきております。
そしてもう1つの理由として、今の20~30代の方々は15~16歳の多感な時期にmixiがスタートし、そのあとFacebook、Instagramといったような、オンラインのいわゆるソーシャルというものが当たり前になっている。ですので、自分の情報を例えば投稿する、なにかをさらけ出すということに対しては当たり前になってきているということが挙げられます。
こういった若者たちにおいて、結婚で相手に求める条件はどのように変わってきているのか。バブル期は「3高」と呼ばれるものが当たり前でした。現在は、自分に合うこと、自分軸による絶対評価に変わってきています。
昔は3高で、「他人にどう見られるか」ということを気にしていたので、相対評価ですよね。今はどちらかというと、「自分に合うかどうか」「今の自分を変えずに合うかどうか」という絶対評価の考え方に変わってきています。
図解で表すと、このような多面体の中に自分の色がたくさんあって、その中の1つがマッチングすれば「あ、この人いいな」となるような、そういう考え方です。
ですから、オンライン上で自分の色をいかにさらけ出せるか。それによって相手を選ぶということがうまくいくか、いかないかが変わってきます。
事例をご紹介します。まず1人目はInstagram婚のカップルです。こちらの方は野球専用のアカウントというものをご自身で持っていて、そのなかで、同じ球団のファンの方と知り合ったカップルになります。
右側のお二人は、女性の方がシングルマザーで、そのことを最初から情報としてアップしていました。お会いした時もお子様と一緒だったということで、そういうところに惹かれたという、実際のカップルです。
3つ目が、この方はずっと彼女がいなかったのですが、いろいろ駆使をしまして、なんとプロフィールを300回も書き換えて出会ったという事例になります。
まとめますと、リアルな世界の出会いは、やはり見た目など、ある一定の情報しか伝わってきません。ですが、オンラインだと、ありとあらゆる自分をさらけ出せるわけなんです。ですから、多面体の自分、いろいろな自己開示を行うことによって、マッチングの総量が上がっていく。そのような世界に変わってきています。
そしてもう1つは恋愛におけるプロセスの変化です。
今まではまず出会って、その後、恋人未満の期間があって、お付き合いをするということがあると思いますが、現在では新しい恋愛のプロセスというものができあがっています。
「相思相Likeな関係」というのは、あらゆるたくさんの人から「この人いいな」と、その人の多面体の1つが「いいな」と思われて「Like!」となります。そして相手に対して「いいね!ありがとう」となるとマッチングをします。これを「相思相Likeな関係」と言っています。
この段階では、オンライン上で出ている情報だけ知っているという関係です。その後の「より深く知りたいな」というところが「トライアルデート」期間になります。このトライアルデート期間でより深く相手を知っていきます。
そこでさらに「じゃあ結婚を前提にお付き合いしていきましょうか」というところが加わってきてはじめて、「恋人」という期間に突入していきます。このような出会いのかたちが、オンラインで増えることで、価値観が変わってきています。
実際にデータでも、プロフィールの項目や、自己紹介文、写真など、オンライン上で情報を充実させると、結果的にマッチングの総量が上がるという分析も出ています。
最初にお見せしたとおり、婚姻組数は減少傾向にあります。昔ではお見合い結婚、近年ではオフラインでの恋愛結婚が当たり前になっていましたが、ここ最近ではこのようなオンラインの「お見せ合い婚」というものが増えることで、婚姻組数もV字回復することが可能性として挙げられると思っております。
私どものキーワードは「お見せ合い婚」。ぜひご注目ください。ご清聴ありがとうございました。
株式会社リクルートホールディングス
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