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第17回:英会話スクールの正しい活用法とは?<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」> - YouTube(全1記事)

「英語が上手くなりたいから外国人と英会話」は正しいか? 勘違いしがちな英語の上達法

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、「英会話スクールに通っているけど上達している気がしない」というリスナーからのお便りに回答します。

街頭インタビューを受けたけど……

西澤ロイ氏(以下、ロイ):I barely failed to appear on television. 西澤ロイの頑張らない英語!

上村潤氏(以下、上村):このコーナーは、納得!! 英語学習カウンセラー・西澤ロイが英語に関する疑問・質問にお答えしたり、英語に関するさまざまなことを紹介するコーナーです。ロイさん、おはようございます。

ロイ:おはようございます。

上村:今「television」という単語が聞き取れましたけど。

ロイ:聞こえました?

上村:誰でも聞き取れると思うんですけれども(笑)。

ロイ:(笑)。

上村:なにかテレビに関係がある……?

ロイ:1週間前に新橋で「世界一聞きたい英会話の授業」を開催したんですけれども、その終わったあとに、新橋のSL広場でちょっとテレビ取材を受けたんですね。

上村:それは英語の学習カウンセラーとしてではなく?

ロイ:いやいや、単なる……。テレ朝の「モーニングバード」で街頭インタビューしてたんですよ。「専業主夫ってOKですか? NGですか?」みたいな問いでしゃべったんですけれども、僕の一緒にいた友人が映りました。僕は残念ながら……みたいな(笑)。

上村:なるほど、「俺もインタビュー受けたんだけどなぁ……」みたいな(笑)。

ロイ:そうそう。ただ、別の話として、昨日ちょっと新聞の取材を受けまして。

上村:おお、新聞ですか。

ロイ:雑誌とかラジオはけっこう出させてもらってるんですけど、新聞は初めてなのでちょっと楽しみですね。

上村:朝刊にロイさんの顔写真とともになにかが載るわけですね。

ロイ:そうですね。ちょっといつかはわからないので、載ったらご報告します。

英会話スクールに行っても身についている気がしない

上村:そうですね。詳細は追ってということで。今週なんですが、1通メールをいただいておりまして。

ロイ:ありがとうございます。

上村:では、さっそくメールのほうを紹介いたします。

「ロイさん、こんにちは。いつも楽しく聞かせていただいています。私はここ半年ぐらい英会話スクールに通ってネイティブの方と会話をしていますが、ほとんど上達していない気がします。なにかアドバイスをお願いします」。

という、ラジオネーム・ヨウコさんからいただきました。えー……まぁ「ロイさん、こんにちは」ということで、僕の名前がないんですけど(笑)。

ロイ:(笑)。

上村:まぁまぁまぁ。

ロイ:まぁまぁまぁ。

上村:ロイさんへのメールですからね(笑)。

ロイ:質問メールということで。

上村:僕も聞いていきたいと思います。

ロイ:(笑)。

上村:ヨウコさんのメールでは、半年ぐらい前に英会話スクールに通い始めた。そこの講師の方はネイティブの方で、授業を受けているけど上達していない気がします、ということなんですけど、上達しているかしていないかというのはそもそもどういった基準なんですかね?

ロイ:そこは実感の問題もあると思うんですけど、そもそもの発想みたいなお話をちょっとしたいと思います。英語を話せるようになりたいと思う方は非常に多いと思うんですよ。話せるようになりたいから英会話をするとか、スクールに通うとか、ネイティブと会話する。そういう発想を多く方がしますよね。

ちょっとじゅんじゅんに聞きたいと思うんですけど、「英語が話せるようになりたいから、ネイティブと会話をしています」ってどう聞こえます? どう思います?

上村:それはもうすでにできてるんじゃないかなって思っちゃいますけどね。

ロイ:うん?

上村:英会話は、スクールに通ってネイティブと会話ができている。その時点で、僕よりもかなり上なステージにいるなとは思うんですよね。

ネイティブとの会話をスポーツに例える

ロイ:なるほど。まぁ、そこはある程度しゃべれる人もいれば、もっとしどろもどろになっちゃって「う〜ん」って方もいらっしゃると思うのでいろいろだと思うんですけど、今のをスポーツに例えてみたいんですよ。

上村:スポーツですか?

ロイ:例えば、野球に例えたら「私は野球がうまくなりたいから、野球の試合に出ています」。なんか変な感じしません?

上村:そうですね。「野球がうまくなりたいから試合に出ています」って、もう試合に出ているなら目的は達せられている気もするんですけどね。

ロイ:そうそう。じゃあ試合に出たら上達するのかというと違うじゃないですか。

上村:そうですね。

ロイ:例えば素振りだったり走り込みとか、そういうもうちょっと基礎的なトレーニングをした上で試合に出るというのがあるべき姿というか、そうしないとなかなか上達しないですよね。

上村:そうですね。

ロイ:だからそういう意味で、英会話スクールとか、例えばネイティブとの英会話というのは試合とか練習試合にあたる場合が多いんですよ。

上村:ああ、なるほど。位置づけとしてはそういったところですか。

ロイ:うん。だから会話なので、相手が言ってることをまず聞いて理解しないといけないし、自分でなにを言おうって考えて、英語の文を作ってなに言うのか決めて、それをうまく発音しなきゃいけないという、全部やらないといけないんですよね。それだけトータルないろんな力が求められるので、野球とかスポーツに例えるなら試合に近いんですよね。練習試合とか。

上村:今まで学んできたことの総合力が試される。そういう場なんですね。

ロイ:そうそう。どこか弱い力があったらほかのところでカバーしようとしちゃうものじゃないですか。そうすると、本当につけたい力がつかないケースが非常に多いんですよね。

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