西澤ロイ、北海道へ

西澤ロイ氏(以下、ロイ):I attended a cousin's wedding in Sapporo. 「西澤ロイのがんばらない英語」。

上村潤氏(以下、上村):このコーナーは、「納得!! 英語学習カウンセラー」西澤ロイが、英語に関する疑問、質問にお答えしたり、英語に関するさまざまなことを取り上げるというコーナーです。ロイさん、おはようございます。

ロイ:おはようございます。

上村:今日も暑いですねえ(注:動画投稿日は2014/07/30)。

ロイ:ですねえ、本当に。

上村:そんな暑いなか、かなり涼しい所に行ってこられたということなんですが。

ロイ:そうですね、札幌に行ってきました。いとこの結婚式がありまして。

上村:おお、いいですね、幸せな、ひと時を。

ロイ:そうですね。

上村:それは何日ぐらい滞在されてたんですか?

ロイ:金、土、日で感じで。

上村:じゃあ、ほかにもまわられたりとか。

ロイ:ちょびっとだけ。自分の講座「世界一聞きたい英会話の授業」を札幌でやってきまして。

上村:その期間内にやったんですかね?

ロイ:そうですね。その日曜日が結婚式で。土曜日に講座をやってっていう感じで。単なる旅行じゃなくて、出張してきたわけですね。

上村:なるほど、すばらしい、うまいですね。うまいと言うのか、なんと言うのか(笑)。

そんな、北海道でも行われた「世界一聞きたい英会話の授業」なんですが、実は先日、僕も受けてきました。ありがとうございました。

ロイ:いやいや本当、ありがとうございました。

「世界一聞きたい英会話の授業」って?

上村:非常におもしろかったので、今日はそちらをテーマにお話をしていきたいと思います。まず、この「世界一聞きたい英会話の授業」とは何ぞや? ということで、リスナーのみなさまにぜひ、ご説明をお願いします。

ロイ:そうですね、一言で言うと「2時間であなたはもう英語が話せます」っていうことをお伝えする講座です。多くの方が、「英語、自分は話せないです、苦手です」って思ってしまっていて。それがちょっともったいないと思うんですね。例えば、英会話やろうとしたら、「私はぜんぜん英語を知らないから、単語を覚えなきゃ。表現覚えなきゃ」って学んでしまうんですけれども。

話せないんじゃなくて、いや、すでに話せるんです。それを知ってくださいということをお伝えしています。

上村:行くまで、どういった講座なのかっていうのがいまいちわからなかったんですけど、行ってみて、本当に納得できましたね。

ロイ:おっ、まじですか!?

上村:「納得!! 英語学習カウンセラー」に恥じない納得をいただきました。

ロイ:おお、よかった……(笑)。

(一同笑)

上村:まあね、アンケートにも、いろいろ感想っていうのがあるんですけど。これは後ほど紹介したいと思います。普通に英会話の授業というと、時間になったらテキストを開いて、これ読んで、これ訳して、みたいなイメージだったんですけど。ぜんぜん違いましたね。

ロイ:そう、いきなり喋って、とかやらないですからね。

上村:まずはその自分の考え方を徹底的に否定というか、自分が今まで持っていた固定観念を崩すところからはじまるのがすごく新鮮で。あの……某、世紀末救世主伝説的なイラストをロイさんが使っていらっしゃって。この……なんだ? イラストって言うんですかね。これが、講座中に何回も出てくるんですけど。

最初は、パロディ的なもので「おもしろいな」と思ってるんですけど、何回か出てくるうちに、「あ、そうだな」って。普通に思えるようになりましたね。

ロイ:そう、最終的に1番本当に崩したい思い込みは、「私、英語喋れない」なんですよ。「ない」っていうのを、「あ、喋れるんだ」っていう「ある」に変えたいんですけど。そのためには、ちっちゃな思い込みがたくさんあって、その思い込みのせいで喋れなくなっちゃってるんですよね。

上村:はい。その、僕のなかにある思い込みっていうのが、ロイさんには手に取るようにわかるかのように、1つ1つ潰されていくのが(笑)よくわかりました。

英語が苦手な人がしがちな思い込み

ロイ:例えばどんな、思い込み変わりました?

上村:やっぱり、自分は英語ができないって思い込みと。あとは、学ばなきゃいけないっていう。英単語をまずは覚えないと、英語って喋れないんだ、みたいな思い込みって言うんですか?

ロイ:それが、どう変わったんですか?

上村:それが、もともと持ってるんだっていう。

ロイ:もともと、単語を?

上村:単語が、自分のなかにもうすでにあるんだっていうのを。わざわざ教科書を買ってきて読まなくても、もう自分のなかにあるじゃんっていうこと。本当に気付きましたね。

ロイ:そうなんですよね。

上村:講座のなかで、100個英単語が書いてある紙があって。「これ、わからない単語ありますか?」って。

ロイ:そうそう。中学校で学ぶ動詞100個ですよね。じゅんじゅん、何個知ってました?

上村:90個以上はわかりましたね。最初にチェックを入れる項目があって。1個1個チェックを入れてたら時間が足りなくて(笑)。いかんいかんと思いながら。途中で、「わからない単語だけチェック入れてください」って言われて。そうか、そうすりゃ良かったと思いながら(笑)。

ロイ:最初からそうやって指示、出してたんですよね(笑)。

上村:そうなんですよね。もう、英会話の授業だからと思って。

ロイ:身構えちゃう。

上村:緊張しちゃって、たぶん(ロイさんの)声が届いてなかったんでしょうね(笑)。まあでも、そういうところから1つ1つ潰していくことで、自分のなかの考え方っていうのがどんどん変わっていくっていうのを感じられたっていうのは、非常に……ためになったと言うか。

本当に、「今日はこの文法を覚えて帰ってください」とかとはぜんぜん違う講座だったっていうのが、すごく収穫でしたね。あと、自分がいかに、喋れない原因っていうものに囚われていたかっていうのがね。

ロイ:うん。

上村:センテンスとしていくつか出てくるんですけど。1つ1つが、もうド直球でハマるんですよね。