36歳以上と若者の間には「深い溝」がある--世代の壁を乗り越えるために理解すべき、2つの変化

尾原和啓×シバタナオキ

『モチベーション革命』10分対談
に開催

ベストセラーとなった『モチベーション革命』の著者・尾原和啓氏が各界のパイオニアと行う10分対談。前回の佐渡島庸平氏を経て、noteで「決算が読めるようになるノート」を公開するシバタナオキ氏で4回目となりました。“好き”を“強み”することで日常にはどんな変化が訪れるのでしょうか?

若い世代と36歳以上の間にある「深い溝」

尾原和啓氏(以下、尾原):僕の『モチベーション革命』読んでいただいて、どうですか?

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)

シバタナオキ氏(以下、シバタ):Facebookにも書いたんですけど、すごいですね。若い人とおじさんおばさんたちの間には価値観という点で「深い溝」があって、ちょうど私なんかはその間ぐらいだと思うんですけど。

尾原:そうですよね。シバタさんはたぶん、ちょうど間の世代で。

シバタ:その考え方の違いというのはすごくあって。それがどんな世代でも世代が離れたら違いがあるんだと思います。両方の人たちの共通の言語がない。あるいは共通の価値観がわからないから困っている。

それを見事に言語化した本だな、というのが一番の印象ですね。一番疑問だったのが、尾原さん、なんでこの本書こうと思ったんですか?(笑)。

尾原:(笑)。

シバタ:それが一番疑問でしたよ。

尾原:シバタさんだから言うと話が2つあって。

シバタ:はい。

尾原:やっぱり自分がちょっと若い世代の方を軽蔑しかけてた時がありました。しかも、実際に会った人ではなくて、(若い世代)全員を軽蔑しかけてた時があって。

シバタ:なるほど。

尾原:これは自分のなかでそういう壁を作るっていうのはやはりあり得ないことなので。やばいと思って書いたのが1個目です。

シバタ:はい。

尾原:あともう1個は、正直マーケティング的な動機もあります。僕の観測だと境目が36歳なんですよ。

シバタ:はい。

尾原:いわゆる一般的な日本の会社だと課長になりはじめるんです。

シバタ:なるほど。

尾原:つまり、会社を執行する部分は、今の世代の「ないものがない、乾けない世代」。会社の経営とか方向性を決める人たちは「ないものがあった、乾いた世代」っていう。会社が経営と執行で分離しています。今、一番深刻な状態になってるはずなんですよ。

シバタ:なるほど。

ミレニアル世代は「隔離しようとする言葉」

尾原:なので、そこにわかりやすい言葉を言ってあげることで、みんな「助かった」って言ってくれるんじゃないかなと思っていて。

シバタ:「助かった」と言っている人が本当にたくさんいると思いますよ。

尾原:この話は、「ミレニアル世代」という言い方でアメリカのなかでは出てるじゃないですか。

シバタ:そうですね、はい。

尾原:ただ、ミレニアル世代という言い方だと、ある意味、次の世紀の人みたいな感じを与える。僕のなかでは隔離しようとする言葉に聞こえちゃうんですよね。

シバタ:そうですね。

尾原:だけど、「ないものがない」と「ないものがある」とか、「乾いた」と「乾いてない」という対比だけだから。単なる属性がちょっと違うだけだから。

シバタ:そうですね。

尾原:そこが理解できると、壁を超えることができるんじゃないかと思って、そこを一番の着眼点に書いています。

シバタ:すごいですね。どうですか? 手応え的には36歳から下の世代と上の世代では、どっちが読んでくれてる感じなんですか?

尾原:今はですね、圧倒的に若い子ですね。

シバタ:へー、それは狙い通りですか?

尾原:そうですね。変な話なんですけど、上の世代の方は、下の世代の方が読んでいて「わかった、わかった」って言っていたら、不安になって上の世代が読んでくれると思うんです(笑)。

シバタ:(笑)。そうですね。

尾原:やっぱり下の世代のほうが、僕の本を読んで「救われた」とか「認められた」とか、そういうことをツイートとかポストしてくださるので。

シバタ:なるほど。

尾原:すると、それが広がって、ほかのまわりの方が読んでくださいます。逆に言うと、上の世代もいろんな方がいらっしゃるので、そろそろ上の世代も下の方とのコラボレーションのために読むみたいな感じになってくるんじゃないかなと思いました。

シバタ:なるほど。そうですね、個人的には下の世代の人はもちろん読んだほうがいいと思うんですけど。上の世代の人こそ読まないと。自分の会社の若い子たちが、何考えているかわかんなくなっちゃう。

尾原:そうなんですよね。

シバタ:すごいあると思うんで。

若い世代に起こっている「2つの変化」

尾原:だからとくに、2種類の変化に気づかなきゃいけないと思っています。1つは若い方がどういう心のエンジンがあるかを理解したうえで、コラボレーションしましょうという話。

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