11月に神津島への出張を発表

小池百合子氏(以下、小池):それではまず、私のほうから2点ご報告がございます。神津島への出張の件についてであります。

先の話ですけれども、11月23日に神津島村を訪問をいたします。この神津島村では、海にせり出す観光施設がある赤崎遊歩道であるとか、本土から進学、いわゆる島の留学を受け入れている都立の高校がございます。ここの視察を行うということを予定しております。

島を訪れるのを私はたいへん楽しみにしておりまして、しっかりまた現場を見て、話を聞いて、島の方々と交流を深めていきたいと思っています。

ちなみに、これまで伊豆諸島でございますけれども、大島、利島、新島、式根、神津、三宅、御蔵、八丈、青ヶ島と、9つの島を、これですべて行ったことになります。

詳細に言えば、小笠原のほうの母島はまだうかがっておりませんので、これも楽しみにしていきたいと思っております。

「しまぽ通貨」の販売を開始

小池:それから10月の2日からでございますけれども、伊豆諸島と小笠原諸島での宿泊とか買い物、飲食店の加盟店に支払いする際に利用できる「しまぽ通貨」というのを販売を開始をいたしました。

このしまぽ通貨でありますけれども、けっこうお買い得なんですね。7,000円分購入すると、プレミアム額が3,000円ついてくるということで、計1万円分が使えるという、そういうお得なものでございます。

宿泊旅行商品券となっておりまして、スマートフォンとか携帯電話でも利用ができるようになっております。

それから11月1日から、しまぽ通貨とタイアップいたしまして、同じく代金3,000円が割引となるツアーも旅行会社が実施するということでございます。この島の魅力により多くの方が触れていただきたいということでございます。

これは伊豆諸島、小笠原諸島、11の島が連携した取り組みでございまして、島しょ地域の観光を盛り上げるということでございます。

この機会を活用して、とれとれの魚であるとか、温泉、トレッキングなど、夏だけでなくて秋とか冬も魅力がございますので、島しょ地域への旅行を楽しんでいただきたいというものでございます。これがまず1点。

東京五輪に向けたボランティア施策

小池:もう1点が「ちょいボラ」についてのお知らせでございます。ちょいボラ、前にお伝えしたと思いますけれども、ハッシュタグがついて「#ちょいボラ」。「ちょっとしたことだって、もうボランティア」というのをテーマにしているわけでございますけれども。

東京都では、東京2020大会の開催の機を捉えまして、ボランティア文化の定着を図るという目的のために、ボランティア活動の推進に向けた機運の醸成に取り組んでおります。

今回、これまでにボランティアに参加した経験のあまりない20代とか30代の方々、若い世代を中心に活動への関心を持ってもらうということで、「#ちょいボラ」「ちょっとしたことだって、もうボランティア」ということで、動画を作成しましたのでご覧いただきたいと思います。

(映像が流れる)

ご覧のように、若い世代に人気のあるモデルさんでみちょぱ、池田美優さん、それからお笑い芸人のロバートのみなさんにご出演いただいておりまして。

4人が商店街で外国人への道案内をしたり、ゴミ拾いなどを実際に体験をするという動画になっております。仲間と楽しく活動できるボランティアをやってみたいなと思えるような、そういうPRの動画に作り上げたということでございます。

今のはダイジェスト版でして、今後SNS、それから渋谷のデジタルサイネージなどで発信をしてまいります。

それからちょっと長いバージョン、5分バージョンなんですけれども、こちらも作っておりまして。今日から東京動画、そして都のちょいボラ特設ホームページのほうでご覧いただけることになっておりますので、みなさんも一度覗いてみていただきたいと思います。

Jリーグの試合で「ちょいボラ」告知

小池:それから、さらにこのボランティア活動を広げていこうということで、10月21日の土曜日に味の素スタジアムで行われますFC東京のJリーグの公式戦で、大型ビジョンを使いまして、この先ほどの動画など放映をしてまいります。

同時にボランティア団体の紹介、特製ゴミ袋の配布といったところで、観戦に来られた方にさっそくちょいボラを体験してもらうと。後押しする企画も用意をしているところでございます。

都民のみなさんにはぜひこれらのPRを通じてボランティアに関心を寄せていただいて、そしてアクションにつなげていただきたいと思います。この機会に身近な場所、そして場面で、気軽にボランティア活動にご参加いただきたいと、このように考えております。

私のほうからは。以上2本です。

市場移転についての見解

記者1:幹事社の毎日新聞のヒオカでございます。よろしくお願いします。幹事社からまず2点おうかがいします。先日、都が築地市場の豊洲市場への移転時期を来年9月から10月とする方針を発表されました。

移転時期が具体的になった一方、業界団体などから移転前に知事が安全宣言を出すことなどを求めております。そのことについての見解をお聞かせください。

小池:2点のご質問だと思いますが、まずは10月16日に市場長から新市場建設協議会の業界の委員の方々に対しまして、具体的に平成30年の9月から10月ということで移転の時期を明確にご提案をさせていただいたということでございます。

具体的な移転の時期についてはこれまでも業者のみなさま方の意向も尊重しながら真摯に、かつ丁寧に協議を重ねてきたものでございまして。都といたしまして早期に決定をしたいと、その旨を申し上げてきたところであります。

業界のほうで協議機関として新市場建設協議会というものがございますけれども。

9月に開催された協議会で最初は6月上旬から秋にかけて、かなり幅広く取っていたところを、移転に向けた環境が整うということから、より具体的に移転時期を来年の9月から10月と提案をいたしまして、移転集約を各団体の中でおまとめいただいているところでございます。

ちなみに追加対策工事ですけれどもできるだけ早く、補正予算も成立したわけでございますので、速やかに契約の手続きを進めてまいりました。

一部契約で入札中止になったというのはみなさんも報道しておられるかと思いますが、全体的には豊洲市場への移転時期に影響を与えることはないと、このように考えております。

そこで安全宣言のご質問でございますけれども、豊洲市場のさらなる安全性の向上を図るという観点から、専門家会議の提言に基づいて今申し上げた追加対策工事を着実に実施するということが1点。

市場の情報を正確にわかりやすく伝えていく

小池:それから正確な情報をわかりやすく、都民のみなさん、関係者のみなさんに発信をしていくということ。それから都民、そして市場業者の理解と安心を得る努力の積み重ねと3つのところが柱になるかと思います。

追加対策工事が完了いたしますと、そのあと今度は専門家会議によって対策の有効性を確認していただくことになりまして。また農林水産大臣の認可手続きなど行政として必要な手続きも着実に進めていくことになります。

そこで、ここの点をお尋ねかと思いますけれども、こうした一連の取り組みを進めて手続き面も含めまして安全面での条件が整った段階で解説者としてしかるべき発信をしていく考えでございます。

ワンフレーズというよりは全体的なパッケージで具体的な取り組み、正確な情報を積み重ねていくということ、それをベースにしてこの一連の取り組みを進めて、そしてどのようなかたちで発信をしていくのかなどについてはこれから具体的に検討していきたいと考えております。