ゲスト、自己紹介

藤田功博氏(以下、藤田):札幌で開催中のIVS Spring 2014インタビュールームよりゲストをお招きしてお送りしております。今回のゲストはウォンテッドリー株式会社、代表取締役の仲暁子さんです。

(会場拍手)

仲暁子氏(以下、仲):よろしくお願いします。

藤田:よろしくお願いします。株式会社trippiece、CEOの石田言行さんです。よろしくお願いします。

(会場拍手)

石田言行氏(以下、石田):お願いします。

藤田:まずは簡単に自己紹介ということで、会社の仕事の内容、こんなことをやっていますということで紹介をお願いします。仲さんから。

:弊社は特にWeb業界で中心に使われている求人サービス。仕事充実化サービスというのをやっているんですけれど、メインは仕事を探しているスタートアップと、あとはそういうところで働きたい人をつなげるというプラットフォームを運営しています。今、ユーザーは月間、Monthly Active Userでも20万人ぐらい。クライアント数も3000社弱ぐらいにご利用いただいています。

藤田:どうですか、手応えは。

:手応えは、かなり皆さんに使っていただいていて、すごいうれしいですね。

藤田:Web業界では結構定番という感じで、FacebookでWeb業界の求人となったら、大体ウォンテッドリーのリンクが張られているような感じですけれど。

:そうですね、ウォンテッドリーはさっきも話したかもしれないんですけど、給与とか条件とかを書いちゃいけないみたいなルールがあるんですね。なので、ビジョンとかがしっかりしていれば、中のやっているメンバーがすごく優秀で、理想が高ければ大企業と互角に戦えるということで、たぶんベンチャーとシナジーが高いので選んでいただいているんじゃないかなと思います。

ウォンテッドリーの採用効果

藤田:スタートしたのは、いつぐらいなんですか。

:2012年の頭ぐらいです。なので、2年半ぐらいやっています。

石田言行(以下、石田):僕らも使っていますけど、すごいと思いますよ、本当に。

:ありがとう(笑)。

藤田:出したら結構応募が来る?

石田:ちゃんとPRしなきゃいけないんですけど、そこもうまくて、応援してもらえるとランキングが上がって掲載の上位になってくるとか、そういうのがすごい仕組み化されていて。僕らは旅行の写真を見せればいいだけなので、わかりやすいというのがあり、昨日、一昨日だけで30人ぐらいは来ています。

藤田:おー、30人。

:ありがとうございます。

藤田:2日で30人。

石田:もっと来ているかもしれないです。

藤田:結構いい人材も?

石田:うちには14人いるんですけど、うちウォンテッドリーから5人ぐらいいますからね。

藤田:実際やっぱりWebって誰でもチャンスがあると言われながらも、意外と女性経営者って少ないので、その意味で仲さんの存在って結構貴重だし。

:そうですか。ありがとうございます。

藤田:成功することがモデルにつながるのかなと思っているんですけどね。

:まだまだ道半ばなので、さらに、たくさんの方にご利用いただけるように頑張ります。

非日常を演出、旅をつくるWebサービス

藤田:わかりました(笑)。じゃ、石田さん、どうぞお願いします。

石田:はい、僕たちはみんなで旅をつくるWebサービス、「trippiece」というのを運営しています。これはユーザーが行きたい旅の企画を立てて、そこに集まった仲間と一緒に旅行に行こうというサービスで、僕たちは残念ながらIT系のユーザーがあまり多くないという、ある意味特殊かもしれないんですけれども、本当に一般の方々に使っていただいているようなサービスです。

今、登録者数ベースでやっと10万人を超えてきて、10数万人で、月間見てくれる人を含めると3、40万人は見てくれているようなところ、旅行のコミュニティというところで成長していっています。

藤田:手応えはどうですか。

石田:今月だけでも1500人ぐらいが旅行して、今月はゴールデンウィークも、ちょっとまばらだったというのもあって、ただそれでも結構今、週末になればたくさんの人が旅行に出てくれて、いい写真をアップしてくれるので、うれしいですね。

藤田:どういう旅行が人気あるんですか? 海外旅行ですか?

石田:国内も海外もたくさんあるので、やっぱり長期休みのシーズンは海外、それ以外は国内の日帰りとか決まっちゃっているんですけど。夜、代々木公園でピクニックしようっていうのなんて200人ぐらい集まったりしますからね。ちょっとよくわからないです(笑)。

:ちょっとしたイベントもやれちゃうみたいな。

石田:日帰りの、土、日を非日常に彩るというのが僕らの仕事だと思っているので。

IVSに参加したきっかけ

藤田:なるほど。ありがとうございます。そんなお2人ということで、お二人とも過去にIVSのスタッフをされていたということで、質問はいつぐらいにスタッフとして参加したのかということと、最初にどうやって知って、なぜ応募したのかという、そこをお聞かせいただければと思うんですけど。仲さん、どうですか。

:私はまさにこの札幌の回で、2010年の多分5月か6月に開催されたやつだったんですけど、そのときは自分でマガジンというサービスをやっていたんです。

藤田:家に引きこもっていたころですよね(笑)。

:漫画家を目指していたころですね(笑)。漫画を投稿できるサービスをつくって、それをLaunch Padに宣伝できる場所がないかっていうのをWebで検索して探したんです。

そうしたらIVSというのが出てきて、小林さん(IVSの運営者)にメールを送ったら、1回会おうみたいな感じでお会いしたんです。そのときはサービスが最後までできていなかったりとか色々あって、通訳で参加したらみたいな感じでお話をいただいて、そのときは札幌に住んでいたので近いしと思って参加させていただきました。そういう経緯です。

藤田:そのときにもう既にIVSというものの存在を、何らかの形で知っていたということですか?

:たまたまググったら(Googleで検索したら)出てきたっていうだけですね(笑)。すごい偶然なんですよ。

藤田:どういうふうに検索したんですか。

:多分、「Webサービス 宣伝」とか「Webサービス スタート マーケティング」とかそういう感じですね。イベントとかもしれない。イベントで宣伝しようと思って。

藤田:最初に知ったときはどうでした? ああ、こんなのがあるのかって。

:そのときは、このホテルのロビーかなんかで小林さんと打ち合わせを最初にして、そのときはマガジンを売り込む気満々だったので、イベントは当日にならないとわからなかったし、Web業界の中でのプレゼンスとかも全然知らなかったので、本当に何もわからずに、そういうことが結構多いんですよね(笑)。だから、あまり考えずにという感じです。

Launch Padでの同世代の活躍に刺激を受けた

藤田:石田さんはどうやって知りました?

石田:僕は多分、今VOYAGE GROUPで当時ECナビの宇佐美さんのところで1年ぐらいインターンをしていて、宇佐美さんは多分毎回参加されて皆勤賞じゃないかな。ちょっと名前を聞いたことがあったんです。

いざ自分が起業しようと思うときに、多分仲さんの次の回ぐらいだったんですけど、Launch Padに出ようというところで出したんですが、僕もそのときサービスがまだ全然できてなくて、結局だめで、当時は学生だったので「学生スタッフとして参加したら?」と小林さんに誘っていただいて参加させていただいたという経緯ですね、多分。

藤田:実際、IVSって参加するまではどういうイメージでしたか?

石田:なんかITのお偉いさんたちが集まるんだろうなっていうすごい漠然としたイメージでしたね。これだけ真面目な会というよりも、どっちかというともっと交流会っぽいのをそのときは想像していた気がします。

藤田:実際スタッフとして参加されて、どういう印象でしたか?

石田:まず小林さんが真面目ですよね。

藤田:小林さんが真面目?

石田:スタッフ用のマニュアルがあるんですけど、すごいですよね。

:確かに。細かいですね。

石田:細かいですよね。

:私、運営スタッフじゃなかったのであまりマニュアルとかを見ずに、自由に来た人のお付きの人みたいな感じでついていただけなので、そこまで見てはないんですけど、でもマニュアルは確かにすごいなと思って。

石田:かっちりしていて、集合時間に遅れたら本当に怒られるとか、当たり前なんですけどね。そういうところがかっちりされていて。IVSにかける思いみたいなのがすごい伝わってきたっていう。

実際にスタッフとして、ちょっとだけ見させていただいたりとかもしたんですけど、特にLaunch Padなんかは、僕のスタッフのときはちょうど同世代の鶴田もっち君が優勝したんですけど、それで悔しい思いもしたし、いろんな意味で思い出深いですね。