クライアントの社長を死刑に!?

セブ山:続いて2本目。続いては、『妖怪ウォッチ ぷにぷに』制作秘話『仁義の虎』についてなんですけれども、この見どころ、注目ポイントはどこでしょうか?

長島:これはやっぱりゲーム業界のカリスマと言われるレベルファイブの社長を死刑にするところですね。

(一同笑)

永田:なかなかないですよね(笑)。

セブ山:それだけ聞くと意味がわからないですけど、要するに制作秘話の漫画を描いてて、まあいろいろあって、最後は死刑になってっていう。

シモダ:まあまあ、そうですね。

永田:普通制作秘話ってね、なんかもっとやさしいタッチの普通の、進研ゼミの漫画みたいな感じで進んでいくんですけど、それをもう全部劇画でやったら、みんな読んでくれるんじゃないかなと思って。

シモダ:極道漫画として。

セブ山:なるほどなるほど。でもこれ、実際そのカリスマ? 日野社長ですか。怒らなかったんですか、これ?

永田:いや、でも、これが修正も一切なしで。

長島:ほぼないですね。

永田:僕らもさすがに死刑は絶対ダメだろうなと思って、笑いながら「無理だ、無理だ。」とかって「どうでもいいわ!」と思って出したんですけど。

シモダ:まあでもちょっと「どうですか?」と、こっちもチャレンジをしてみなきゃと思って出したら、速攻オッケーみたいな。

セブ山:ええー。

シモダ:最終的に、本当極道の悪い親分的な顔に描かれてるのに、そのアイコンをTwitterの自分の顔写真にしたりとか。

永田:すごく気に入ってくださって。

セブ山:へえ、じゃあもうけっこう乗っかってくださって。むしろ。

永田:そうなんですよ。普通だったら絶対ダメじゃないですか。

長島:そうですね。

シモダ:反社会的ですからね。

セブ山:そうですよね。

シモダ:実際そうやった可能性……。

セブ山:(笑)。

長島:いやいや、違います。絶対違います(笑)。

極道はOK、でもアレはNG

セブ山:それは違うと。全部想像で作ったものですけれども。じゃあ公開後、どんな反響があったんですか?

永田:じゃあ、数字のほうを。

長島:そうですね、これもやっぱりすごくって。ツイートとかもやっぱり万。シェア1万は超えて。

永田:まぁん(笑)。

シモダ:しぇあぁ(笑)。

長島:もちろんPVとかもすごかったんですけども、やっぱりゲーム系の業界の方とかによく拾ってもらいましたね。日野社長もつぶやいてくださって、それでその界隈の人だったりとか、ゲーム雑誌の人とか拾ってくれて、ほかのゲームメディアに取り上げていただいて、すごくよかったですね。

セブ山:なるほど。でも、作品の内容にそこまでOKをくれてるんだったら、なんか「ちょっとここカットで」とか「なしで」みたいなラフの段階でやったりというのも、それも全部なかった?

永田:シャブだけはやめてくれと。

シモダ:ちょうどあの時期ね、多かったんですよ。

永田:そう、芸能人がそれ系で捕まるみたいのが多かったので。

シモダ:だから、まあシャブだけはネタでもちょっと、描きたかったんですけれども、扱っちゃうとちょっとあれだねと。

永田:シャレになってないぞと。日野さんもやってるし。

(一同笑)

長島:いやいや、そんなことない(笑)。いや、むしろ僕らから「さすがにちょっとシャブは……」みたいな感じでちょっと、なので。

シモダ:でも、まあ本当ね、殺人と暴行?

永田:銃刀法違反。

シモダ:銃刀法違反。そのへんはOKがスッと出たんで、だからやってる……?

長島:いやいや、やってない。やってない(笑)。