日本の農業がまるで成長しない理由、橋下徹氏「農協の1社独占がダメ」

Twitter企画2 既得権益打破・ 農業改革

2013年7月に公開された、維新の会代表・橋下徹氏の街頭演説を書き起こし。農産物の輸入自由化の流れが始まってから20年以上、その必要性が叫ばれ続けてきた農業改革。しかし自民党でも民主党でも、メスを入れることはできなかった。なぜ政治は農業を変えられないのか、橋下代表が分析した。

農協の1社独占がダメ

橋下徹氏:皆さん。不景気なときにお金の量を増やすのは、これは僕は認めます。賛成です。しかし一番重要なことはね、お金を増やすだけじゃダメなんです。既得権を打ち破らないとダメなんですよ。

日本維新の会はね、お金の量を増やすだけじゃなく、既得権を打ち破る! 今まで補助金をもらって当たり前の顔をしていた人たちに、「NO」を突きつける。普通の国民の人々、普通の国民の皆さんにお金が回るように、既得権を打ち破っていく改革を続ける! これが日本維新の会の政治哲学なんです。

しかしこれは、自民党では絶対できません。ひとつふたつ例を挙げますけれども、例えば農業改革。農業改革なんかね、20年間くらい政治家は言ってるんですよ? それでも全然農業は成長してないじゃないですか。補助金をバラまいてもね、特定の人にしか補助金は行かない。

農業改革で必要なことはただ1点。農業協同組合、JAの大改革です。農協の大改革なんて、今の政治家では誰も口に出せません。……皆さん、農協で一生懸命やってくれる人はたくさんいますよ。ウチも農協の牛乳買ってますから。あれは美味しいです。

でも何が問題かといえばね、一社独占体制がダメなんです。電力会社でも同じ。新規の参入を拒むような業界では、そりゃあ発展なんてありません。農協は今、一社独占体制です。僕らはね、この農業協同組合の世界に、いろんな団体の人たちに入ってきてもらおう。そういうことを言ってるんです。しかしこんなのは、農協やJAはみんな大反対。だから自民党も言えないんです。農協の票がほしいから。

結局ね、皆さん、選挙前になってみんなに反対されるようなことを全部落としたのが、今の自民党の成長戦略! こんなので成長なんてするわけない。反対論が巻き起こる、批判が巻き起こる、もしかしたら票を落とすかもわからない……そういうところにこそ、本当の改革が隠れてるんです。

それを今回の選挙で訴えて、選挙で決着をつける。皆さんに審判を委ねれば、その改革は進むんです。それを今の自民党は全部隠して、安全運転の選挙をやろうとしていますが、こんなので秋になったところで、既得権を打ち破ることなんてできません。

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