人と接することが好きだから、営業職を志望

ナレーション:この番組は、就職活動を控えた学生たちが本番を前に面接シミュレーションを行う、言わば「就活“虎の穴”」就活ファール!

水谷健彦氏(以下、水谷):今日就活ファールに挑むのは、こちらの学生です。

ナレーター:今回は立教大学に通う学生。人と接することが好きなので営業職を志望。仕事を通じ、人に影響や刺激を与えたいという。

眞邊明人氏(以下、眞邊):なにを売りたいの? 売りたいものは?

西堀氏(以下、西堀):売りたいものは……僕自身の熱さとか、その商品とか。

眞邊:だから、「熱さ」はわかったので。売ろうとするもの自体がなかったら、営業はなにも売れないから。なにを売りたいの?

西堀:はい、そうですね。なにを売りたい……。

眞邊:だって、営業をしたいんだよね? 例えば広告を売りたいのか、商品を売りたいのか。証券会社なら、商品は証券。株券を売りたいのか……とか。いろいろ、売るものはあるでしょ。その中で、どれを売りたいの?

西堀:そうですね。広告も売りたいと思っていますし、人材会社などで人を紹介するとか、そういうお仕事もしていきたいなと思っています。

眞邊:例えば、商品を売る営業職がある。地べたを這いながら、飛び込み営業に次ぐ飛び込み営業。「おい西堀。あの会社、まだ電気がついているだろ?」と言われることもある。夜中の9時ぐらいですよ。「1軒ずつ回ってこい!」「飛び込んで、お客を獲ってこいよ!」という営業職でも、やれる?

西堀:やってみたいなと思います。

眞邊:地べたを這ってやれるなら、「営業職をやりたい」というのは、いいかもしれないね。

外面を良く見せてしまうが、本来の性格は……

ナレーター:飛び込み営業をいとわないという彼に対する、並木の印象は。

並木裕太氏(以下、並木):なんだか、今までの話を聞いているだけだと、面接で「よくいるヤツ」なのね。人が好きで、押しが上手で。冷静に自分自身を見つめたとき、周りの学生と比べて、「自分は周りの学生とはここが違う。ここが売りだ、ここを伝えたい」と思うことは、なんですか?

西堀:もっと、ふざけられる人間だと伝えたいです。やはり外面を良く見せてしまっていて、最初に受ける印象が、良くなりがちなんです。そうなのですが……例えばインターンシップを始めて、1週間過ごすと、3日目あたりでよく「お前、そういう性格をもっと最初から出してくれよ」とか言われます。

並木:どんな感じで?

西堀:やはり周りに対して気が許せるようになると、外面をすべて取り払って、自分自身のプライベートな話とか、くだらない話とか……そういうことを話し出すタイプなんです。僕の壁を取り払うまでに、少しだけ時間が掛かるというか。

並木:それでは、イチ押しのプライベートネタを教えてください。

西堀:「イチ押しのプライベートネタ」ですか? なんですかね……。

ナレーター:ここで、彼が「イチ押しのプライベートネタ」を披露するも……アドバイザーはご覧の表情。

西堀:僕……根は真面目なのですが、やはりふざけたい自分も持っている。両方とも伝え切れないのが、僕の中では残念なんですね。でも、ちゃんと自分を見せられると、もっとおもしろい人なんじゃないかなと思います。

人一倍負けず嫌いで、人一倍話好きで。僕自身をもっと知ってくれたら、相手も「あっ、おもしろいね」って言ってくれます。そういう意味で、ムードメーカーにはなれる人間なのかなと思います。けっこう、天然ですね。天然で、それをやっちゃうタイプなので。

ナレーター:そんな彼に対し、アドバイザーたちの反応は?

真面目ぶった自分、ふざけたい自分

並木:天然なのは確かだね。

鈴木康弘氏(以下、鈴木):会話がスムーズなんだけど、フラットなんだよね。声のトーンもスピードも大きさも、ずっと変わらず一定で喋り続けているんですよ。

西堀:はい。

鈴木:だから聞いている側からすると、けっこう眠くなる人(笑)。

眞邊:自分を伝えたい気持ちがあるなら、伝える相手を見て話さないといけない。例えば、単純だけど簡単なテクニックを言うと……非常に、声が小さい。声が小さいというだけで、熱意は伝わりにくい。それは声やトーンで表れている。そこまでの腹ぐくりが、まだ完成されてない。良いとか悪いとかではなくて、ちょっと幼い感じがするかな。

西堀:真面目ぶっている自分がいるのはなんとなくわかっていて、直したいなと思っているんです。真面目ぶった自分を傍から見て、「気持ち悪いな」と思っている自分もいるんですよ。どちらも正しい自分なんですよね。ロボットみたいな僕も僕だし、ちょっとふざけられる自分も自分だし……両方の自分も正しいので。