2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
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真田哲弥氏(以下、真田):はい、どうもよろしくお願いします。KLab株式会社の真田です。
(会場拍手)
なんかまだちょっと、後ろの方空席が多いですね。外にいる人を呼んできてください(笑)。はい、それでは「成長し続ける経営者らの『自らを進化させていくヒケツ』とは」という長いタイトル……その前に、長かったですね、IVS。
初日に朝活部長に任命されまして。初日の朝も今朝もですね、IVS審査員は朝8時からでした。昨日1つセッション、今日も1つセッションということで、IVPのみなさまに早朝からご用命いただきまして、非常に感謝しております(笑)。
ということで、待っていたら人が入ってくるかなと思ったけど入ってこないので始めたいと思います(笑)。まずは自己紹介からいきましょう。(スライドに出ている名前から)順番に、自己紹介をしていってください。ついでに会社の近況も含めてお願いします。
家入一真氏(以下、家入):僕からですね。CAMPFIREの家入と申します、よろしくお願いします。近況は、まさに今朝ですね、CAMPFIREとして資金調達の発表をしました。これからさらにアクセルを踏んでいけたらなと思っています。よろしくお願いします。
真田:ちなみに、いくらをどこから調達したんでしょうか?
家入:今回は6億円を、ジャフコさんとSBIインベストメントさんからですね。今年1月のラウンドでは、およそ3億円の調達だったので、累計調達額は10億ぐらい……なんだか株主総会みたいですね(笑)。
真田:ではのちほど、壇上で株主総会を。
家入:はい。よろしくお願いします。
真田:よろしくお願いします。
(会場拍手)
佐藤光紀氏(以下、佐藤):はい、セプテーニの佐藤です。みなさん、今日はよろしくお願いします。今日のテーマに近かったことで言うと、社員数がけっこう増えてきています。企業理念研修とか、改めて自分たちのアイデンティティや企業文化をしっかり浸透させていく必要があるなっていうことで、わりと社内向けの仕事をしてます。
あとはこの3年くらいなんですけど、自分で立ち上げたマンガアプリの新規事業にフォーカスしています。メディア事業を自分で陣頭指揮をとって行なっていて、今はこっちにかなり投資をしています。なので、既存事業と新規事業のバランスをどうとるかということが、最近の関心事です。今日はよろしくお願いします。
(会場拍手)
平尾丈氏(以下、平尾):はい、次元を超える事業家集団じげんの……ってもう前のセッションで聞いた話だと思いますが。「愛情、友情、平尾丈」です。
近況報告はですね……(真田氏の顔を見て)親分、ちょっと目を逸らさないでください(笑)。
(会場笑)
真田:昔は仮面ライダーのようなポーズが付いてなかったんですけど、最近は「愛情、友情、平尾丈」に決めポーズが付いたんですね。
平尾:そうなんです、ありがとうございます。これ、ネタ合わせしてないんで。「愛情」は左胸の前にとっていただいて……あっ、いいですね。
(平尾氏、決めポーズをしながら)左胸の前で愛情ポーズ、右胸の前の下の方で「友情」ポーズ、これはクロスですね。平尾丈の丈は丈夫の丈ですから、最後目の前に掲げて「丈」と、これでキマったぞと。こんな感じで。
真田:(笑)。なるほど、ポーズ付きだと。
平尾:ポーズ付きでやってます、毎年進化しているんですね。今日のテーマ通りです。
真田:(笑)。
平尾:会社自体は、創業来10期連続増収増益させていただいています。上場してからもう少しで4年経つんですけど、約70億円を使って8社、M&Aさせていただいていて。社内でPDCAを回していく中で、自分たちのM&Aに対するPMI(M&A成立後の統合プロセス)の形式知が大分たまってきた点が、この何年かの成果でございます。
今期、あまり外に出していないところでいうと、実は沖縄に進出しようとしています。
真田:進出って、具体的にどういうことですか?
平尾:拠点ですね。じげんって東京で小じんまりとやっていて、連結経営でいろんなところを買っていっているんですけど、その中で全国をリソースとして捉えていてもうちょっと私も……。
真田:単に沖縄にリゾートで遊べるように場所を出したとか、そういうものじゃなくて?
平尾:うーん、どうですかね。私は花粉症なので、花粉がないことには魅力を感じていますが(笑)。
真田:ちなみに、沖縄には開発や営業担当の方がいるんですか? なんの職種の人が?
平尾:セールス、デザイナー、エンジニア、マーケッター……本社と職種自体は同じですね。それぞれどこまでバリューチェーンを切り出せるかを考えてみようと思っています。ベトナムのホーチミンにオフショア開発拠点がありますが、そことは差別化して日本国内の「ニアショア」だからできることにチャレンジしたいなと。
採用手法においても、沖縄で働きたい方も一定層いる中で、UターンやIターン採用を取り入れているのですが、比較的順調に進んでいます。今年は全国に拠点を拡げながらやっていきたいと思っております。
真田:ありがとうございます。
平尾:ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
(会場拍手)
本田謙氏(以下、本田):どうも、フリークアウトの本田です。近況としては、会社を1月にホールディングス化しまして、そのタイミングで社長じゃなくてGlobal CEOっていうものに変わりました。共同代表で、うちの佐藤(裕介)に社長になってもらったんです。
Global CEOという名前の響きだと、海外担当のイメージかなと思うんですけど、実際そういう動きで半分ぐらい海外にいます。まだ日本の売り上げが主体で、ちょっと海外の売り上げがついているぐらいです。
Global CEOというのは海外担当というイメージなんですけど、目指すところとしては、日本以外のところをちゃんと伸ばして、文字通りのGlobal CEOになりたいなと思ってがんばっているところです。
真田:今の海外売上、直近でのパーセンテージをどのぐらいにもっていく目標なんですか?
本田:今の数字は出していないんですけど、当然超したいなというつもりです。
真田:日本以外の合計が、日本の合計を超すところまでもっていきたい?
本田:まずそこまでもっていきたいですね。
真田:なるほど。かっこいいですね、Global CEO。
本田:そうですね。名前の通りというか、肩書き通りまで目指したいというつもりでやらせてもらっております。
真田:なるほど、ありがとうございました。ということで……あっ、ごめんなさい。拍手ですね。みなさんご協力くださいね、拍手。
(会場拍手)
今日のこのセッションのテーマは、会社の経営ではなく経営者個人。一人ひとり自分個人として、どうやって成長を遂げてきたのか。ということに、個人にフォーカスをしたセッションです。
3つに分けて議論をしたいと思います。1つ目は、「もともと、自分の課題だと認識し、意識的に変える努力をしたこと」。もともとと言うのは、ひょっとしてそれが中学生・高校生の時期かもわからないですし、大学の時期かもわからない。サラリーマンをやっていたときかもしれないし、創業初期かもしれない。
自分の弱点がここ、長所がここ。この弱点を克服する、あるいは自分はこういうスキルを身につけるんだという目標設定をしてやってきた、そういうような初期段階の問題。
そして次に、会社をつくりました。会社をつくったときは、自分のこういう能力がよくて会社は成長軌道に乗りました。あるいは、スタートアップで上手くローンチしました。
しかしながら、会社が成長していく過程で、規模が大きくなるにつれて自分に足りないことが見えてきたり、あるいは自分のここを身につけないと会社はこの殻を破れないんじゃないかという課題が見つかったりする。こういうことはよくあると思うんですね。そういう点について、2つ目はやりたいと思います。
そして3つ目は、今度は逆に誰がなんと言おうと「俺のやり方だからここは変える気がないよ」、あるいは「ここは俺がやらなくてもそれをできる部下を見つけて、その部下に任せればいいじゃん」「俺はそんなことやらないよ、そんなこと身につけないよ」「変えたくないこと」です。ここは変えないよ、変えないための努力をした。
この3つに分類して議論を進めたいと思います。
はい、1つ目。「もともと、自分の課題だと認識し、意識的に変える努力をしたこと」。まずこの課題認識ですね。これをお1人ずつ言っていただきます。
ひょっとして実はみんなに似たような課題を持っているかもわからないです。課題を全部テーブルの上に載せた上で、その課題解決のためにどんな努力をしてきたのか。あるいは、成長するためにこんな手法をやったというノウハウをですね、みなさんにご披露していただきます。会場で今日聞いていただいているみなさんも、それをぜひ参考にしてノウハウを持って帰っていただきたいと。
こういう進め方でやりたいと思います。では、この順番でいいですかね。それでは家入さんから、もともと自分が持っている課題、あるいは自分が初期に設定した、自分がこういうスキルを身につけたいとか、そういう目標設定をお願いします。
家入:うーん、課題ですか……。僕の周り、課題だらけなんですよね。すぐ逃げがち、いなくなりがちで、会社にも家庭にもすぐいなくなって。そうやって転々として、今に至っています。あ、CAMPFIREは本気でやるので! いなくならないですから。
(会場笑)
真田:一瞬、株主の2人が不安な顔をしておりましたが、はい。
家入:でも、各所にファイナンスして回っている時も、いろんなVCさんから「どうせ家入さん、またいなくなるんでしょう?」と言われるので、過去の行動は今の自分を苦しめるんだなとすごく反省しています。なので僕の課題は「逃げがち」ってことですかね。いなくなりがち。
真田:なるほど。
家入:すぐにいなくなっちゃうので。中学生のころからずっとそうですね。僕、中二から引きこもりでしたから。
真田:なるほど。今日の朝のローンチパットで、「引きこもりの方のためにVRで暮らす」というのをやってましたね。
家入:「cluster.」。素晴らしいですね、あれ。「引きこもりを加速する」ってコピー、すごくいいなと思って。なんか悔しいなあって思ったんですけど。
真田:(笑)。課題はまず、逃げる、引きこもる。
家入:はい。
真田:じゃあ佐藤さん、お願いします。
佐藤:はい。
真田:あっ、ちょっと待ってくださいね。この課題認識として課題を1人いくつか挙げてもいいです。この課題、自分にも当てはまる。自分の課題は、引きこもりだと当てはまる方、ちょっと拍手をしてもらってもいいですか?
(会場無音)
いない! 唯一無二の(笑)。
家入:あれ、そう? 僕だけ? 絶対?
真田:いない! これを課題だと認識している人はいない。
本田:そもそも引きこもりは来ないですからね、ここに。
佐藤:みんな部屋にいますからね。
真田:その通りですね。はい、佐藤さんお願いします。
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