結局、家を出たの?
水谷健彦氏(以下、水谷):就職活動は結局、リゾート系ホテル会社。
遠藤さん(以下、遠藤):そうですね、はい。
水谷:決めて終了、という感じなの? どんな就活だった?
遠藤:意外と早く終わったんで、そんなに苦もなく楽しく終われました。
水谷:「就活ファール!」に出た時はなんか「考えが甘いよ」みたいな話があって。「家を出ろ!」みたいな(笑)。
(前回の出演映像)
眞邊明人氏(以下、眞邊):自宅?
遠藤:自宅です。
眞邊明人氏(以下、眞邊):今すぐ家出て一人暮らしした方がいいよ。
(映像終了)
水谷:さすがに家は出なかったんだよね?
遠藤:そうです。さすがに家は出れなかった。
自分の足で店舗見学をしていた
水谷:出れなかったけど、なにか変わったの? あの番組に出て。
遠藤:はい。あの番組に出て、アドバイスでいろんなお店に行って、店員さんとかに話を聞いたほうがいいっていうことで……。
(前回の出演映像)
鈴木康弘氏(以下、鈴木):1日3店舗お店にお客として行ってください。店員に必ず話しかけよう。食器屋さんだったら食器屋さんになりたいとちょっと思ったりするんですけどって聞いてみる。
(映像終了)
遠藤:百貨店とか行って話を聞いたりとか、自分の足で動いて店舗見学とかはするようにしました。
水谷:したのね。へえー。どんな境域の店舗?
遠藤:百貨店の各フロアとか、お客様の客層とか、いろいろ自分なりに調べたりしました。
水谷:それをやって、なにがわかった?
遠藤:ターゲット層がわかるようになって、ここの百貨店はどういう人をターゲットにしてるのとかがわかるようになりました。
水谷:さっと行って終わっちゃうんじゃなくて、比較的いろんなのをじーっと見ながら?
遠藤:そうですね。自分で表みたいなの作って。
水谷:えらいじゃん。
遠藤:(笑)。はい、そういうことをするようになって。「就活ファール!」に出て変わったと思います。やる気が出てきました。
実際に見て回ったことで得られたものは?
水谷:百貨店の面接では役に立ったでしょ?
遠藤:そうですね、聞かれました。「他のお店とどういうふうに違うんですか?」というのも実際に聞かれたんで。そういうところでは自分なりの考えを言えたんで、よかったと思います。
水谷:そういう取り組みしてるんですっていうと、百貨店の面接官の人たちはけっこう食いついてくれるの?
遠藤:細かく言うと、「あ、そこまで見てるんですね」って感じでしたね。
水谷:なるほどね。いい話だね。
遠藤:(笑)。
水谷:やる気、出たね。
遠藤:やる気、出ました。はい(笑)。
ナレーター:次回、接客業へのこだわりと後輩たちへのアドバイスを語る。
遠藤:丁寧に接客できるから、そういうところに行きたいなと思って。ネットだけの情報じゃやっぱり足りないと思うので……。