2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
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のぶみ:益城町でもなんかやるんですか?
西野:益城町って?
のぶみ:熊本の益城……益城のところで。
西野:あっあ! そうです。
のぶみ:僕も震災直後に行って。益城が一番大変なんですよ。
西野:そうですよね。
のぶみ:けっこう農家が多くて、子供たちもいっぱいいるんですけど、山のちょうど麓の所にちょうど家が立ってる場所なんですよ。だから山から雪崩が落ちて、バン! って崩れちゃう場所なんですよね。だからあそこ崩壊が多かったんですよね。
西野:えんとつ町のプぺル展ていうのは、明日沖縄でスタートするんですよ。2セットが全国周ってる状態なんですけど、今は熊本でやっていて。
のぶみ:熊本ね。
西野:熊本の主催者の方が、えんとつ町のプぺル展の権利を買われたんですけど、そういう被災地の被害が大きかった益城町。今は熊本のイオンモール熊本でやっているんですけれど、そこは19日までで。
のぶみ:19日まで。
西野:1か月えんとつ町のプぺルの権利を借りれるんですよ。それで、「どこで使ってもらってもいいですよ」って言ったので、その熊本の主催者の方は「熊本の中で移動していいですか?」っていうのがあって。
益城町の小学生ですね。小学生相手にえんとつ町のプぺル展を無料開催したいって言って、それでクラウドファンディングをやっていて、それがこないだ無事お金が集まったので、開催が決定したという。
トンボ:スタッフとして参加しますっていう人が多いね。
西野:あ! ほんとに? ありがとう。
トンボ:沖縄宣伝トラック走ってるんですか?
西野:そう。
トンボ:すごい!
西野:すごいですよねぇ。
のぶみ:だから被災地のところに行くと、家族とか亡くなられたりしてる子とかほんとに来たりしますので、その時どうしよう? って。いろんな事考えますよね。
西野:言葉選びますよね。僕こないだ熊本行って、2ヶ所、えんとつ町のプぺル展でトークショーして、その後熊本城でイベントがあったんですけど、熊本城のイベントで、ほんとふざけたイベントおちゃらけてやってたんですけど、司会者の方に「最後、熊本の方に向けて一言お願いします」って言われた時は、言葉選びますよね。
のぶみ:いやー選びます。僕も熊本に行く時に、『ママがおばけになっちゃった!』どうするんだろう? っていうのがすごいあって、僕の代表作でもあるから絶対読み聞かせを聞きたい人が多いんですよ。それで読み聞かせしてくれとは言われてるんだけど、どうする? っていうのが。それは石巻とかもそうだけど、どうしよう? て言ってやって……うーん。客に聞いたりしますね逆にね。
西野:あー。
のぶみ:「どうします?」っていうので言ったりして、それでもやっぱり、それは絵本とはまた違う話だからって言って。桑田さんとかもTSUNAMIとかを歌わなくなったって言ったんだけど、ほんとはTSUNAMI聞きたいじゃないですか? だからちょっと難しいところですよね。でも西野さんがそれでやるっていうので、小学生が元気になったらいいもんね。
西野:いやでもちょっとステージから真正面が熊本城なんですよ。熊本城もボロボロなんですよ今。屋根瓦が落ちた石垣がドーッてあって「うわぁすごいなぁ」と思って、だからむちゃくちゃ言葉選びました。「熊本どうですか?」みたいな事は。
のぶみ:あのね、お母さん方に聞いたんですけど、もちろん家潰れた人もいるし、A判定・B判定・C判定とかいうがあって分けられるんですけど、「家が崩れてなくて、家族全員無事だった人も、実はずっと怖かったんですよ」って。
西野:あーそうですよね。
のぶみ:一番初めにドーンて来てもう終わったかな? って思ったら、またドーンて来て、「ええ?」って。1回殴られてまたもう1回殴られてみたいな。もういいかなって思ったらまたどんどんどんどん来てっていうので、ちょっと怖いんですよね。
というのをその……。けど家は無事だったし家族も無事だったから、「すごい大変な目に遭いました」と言うのは、おこがましいんじゃないかと思ってみんな我慢するんだよね。そんなかんじでしたね、熊本は。
西野:言ったー。急に振られてうわぁって。ムズイ!
トンボ:そうすよねー。難しいですよね。
西野:まぁ行ってちゃんと喋って、最後真面目なことも言いつつ、おちゃらけつつ、あんまり湿っぽくなると、もう湿っぽいのは散々。
のぶみ:それ別に聞きたくないんだもんなぁ。
西野:もう体験したから。だから言うた。何て言ったかな? 「熊本はご飯が美味しいから、ご飯が美味しい所には笑顔が集まるから、だからそもそも熊本は元気になる才能がある」っていうことを言って。
のぶみ: ちょっと感動しますね。それね。
西野:マジでこれは急に振られたわりには、いいの出たぞと思って。
のぶみ:さすがっすね。やっぱ。
西野:天然で「決まった!」って言っちゃって(笑)。
一同:(笑)。
西野:ほんまに決まったって思ったんですよ。
のぶみ:何で言っちゃったんだろう。
西野:パッと出たからおーと思って、決まったって言ったらマイク拾ってたんで。
のぶみ:入っちゃった。入っちゃったなぁ。
西野:はい。ほんまスケベなところ。
のぶみ:(笑)。
西野:でもあれすごい良かったです。すごい悩んだんですよ。実はあの益城町のクラウドファンディングの事は、主催者のお友だちの方にDM頂いて。実はこういうクラウドファンディングやってるんですよっていうのを頂いて、それでたしか目標金額が40万円だったんですよ。
最初、もう僕が全額だそうと思ったんですよ。40万円。だけれどちょっと待てよと思って。僕が全額ここで出しちゃって、じゃあそれで成立するわけじゃないですか? そこで目標金額達成で。
のぶみ:そうそう。
西野:開催はできるけれども、大事なのは、こういうことをしてる、こういう活動をしてるということが見つかることがすげぇ大事だなと思って。「どうかな?」っていろんな人に相談したら、西野がバッて出すんじゃなくて、西野が出すのは5,000円にしておいて、その代わり一番目立つ注目される出し方したらいんじゃね? みたいな。
のぶみ:頭いいそれ。
西野:「そういうことやってんのね」「僕も」「私も」、ってバーッと集まって、その企画に参加する人が80人、90人、100人なるから、そっちの方が同じ40万円でも価値あるでしょ? みたいなことで、すげー考えて。
それでごめんなさい。ここでようやくなんですけど、「しるし書店」です
トンボ:出ました!
のぶみ:え? そこに繋がるんですか?
西野:そこです。しるし書店。しるし書店の売り上げを全額熊本のクラウドファンディングに払うっていう。
のぶみ:そういう為のやつなんだ。へー。
西野:そうそう入口は。入口はしるし書店ではまずそういうところで、しるし書店で本を5,000円で売って、この5,000円の売り上げは全額そのクラウドファンディングに入れますっていうのを、しるし書店のあそこに全部書いて、これの売り上げはこっちに入れますみたいな。
のぶみ:これね、それを見てる人とか、いい事やろうとすると批判する人がものすごいいるんですよ。
だから僕も震災直後とか、石巻の方も行ったし熊本の方も行ったんですけど、必ず死ね死ね書かれるんですよ。けっこう西野さんがそれやることで、集まるとか注目とかもう1回熊本を見るという人は西野さんじゃないと無理なんだよね。
だからこれ応援してあげるとうれしいなぁって、応援してほしいなぁって思いますけどね。その人じゃないとできない人がいるんだよ。僕も福島ちゃんっていうゆるキャラがあって、それを作ったんですけど、僕も着ぐるみが60万で作れるっていうことで、作って全額自分で払ったんですけど、そしたら「それのぶみさんが払っちゃだめだよ」って言われて。
そしたらみんなのやった事にならないじゃんって言われて。僕もちょっと払いますけど。やることが大事なんだよね。
西野:はいはい。あともう5,000円は出すことが決まったんだけど、マジで40万円出すって最初決めたんで、それを1回引き下げたわけじゃないですか? だからマジで本気で40万円以上のアイデアを出してやろうと思って。
のぶみ:アイデアのが高いからなぁ。
西野:それをでこれは、もう明らかに40万円以上の価値があるアイデアを出してやろうと思って、むちゃくちゃ考えて、「こういう書店のアイデアだったらもしかしたらけっこう広がるかもしんないな?」みたいな。そういうところからですね。
のぶみ:しるしっていうのは、どういうしるし?
トンボ:知らない方ももしかしたらいるかも。
西野:知らない方に言うと、何を作ろうかというと、まだ作ってる途中なんですけど、何かというと、例えば本というのは1回人が読んじゃうと、値段が下がっちやうじゃないですか?
のぶみ:そう。まぁね。
西野:だけれど、誰かよくわからない人が読んだ本と、ソフトバンクの孫さんが読んだ本が同列に語られて、同じ感じで値段が下がっちゃうというのは、不自然だと思っていて。もっと言うとソフトバンクの孫さんが読んで、孫さんが付箋を貼ったりだとか、気になる部分に線引いたりだとか、気になった部分をメモ書いたりだとか、そういう孫さんが印を入れたその本というのは、定価よりも値段が上がるはずだ。
何故なら孫さんが何に注目しているかを、お金出してでも欲しい人がいるから。つまり孫さんの視点には価値がある。付加価値がある。本の値段が下がってしまうのは、よくわからない人が読んでるからそら下がるよね。
のぶみ:そうだよね。ちょっと嫌だもんね。よくわからない人の本は。
西野:だけど憧れのあの人だとか、気になってるあの人の読んだ本と、その人が目印を入れた本は価値上がる。これは有名無名関係なくですね、例えば名も無き男の子が読んで、名も無き男の子が印を入れた本は、世間的には価値はないけれども、その男の子に興味を持っている恋い焦がれている女の子からすると、喉から手が出るほど欲しい本である。
のぶみ:んーなるほどね。
西野:その男の子のご両親からしても、やっぱりどうしても気になる1冊である。今自分の息子は何に注目しているのかっていうのは。少なくともその女の子とご両親からすると、その無名の男の子が印を入れた本というのは、定価よりも絶対に価値があるなと。そういう「あの人が読んで、あの人が印を入れた本だけを取り扱う古本屋さんを作ってやろう」と。
のぶみ:はい。
西野:ということで最初「しるし書店」というのを、勝手にインターネットで立ち上げて、藤原和博さんという教育実践家って言ってんのかな? 今は校長先生やられてる方なんですけど、僕、この方の本がすごく好きなので、藤原さんの本を読んで気になった部分こうやって折って、折って折って折って。それで、読み終わって、これをしるし書店で5,000円で出したら、2秒ぐらいで売り切れたんですよ。1,000円ぐらいの本が。
それはたぶんもちろん僕のファンの方が買われたと思うんです。それで、「西野何おもしろがってんの?」っていうところにお金を出したと思うんですけど、で、ちょっと待てと。「僕だけで独占するのはどうなんだ?」と思って、このしるし書店を全国どこでも誰でも出せるようにしちゃった方がいいんじゃね? と思って、今自分が作ってるのは、しるし書店を誰でも出せるようなプラットフォームですね。
のぶみ:はいはい。
西野:しるし書店のぶみ店だとか、しるし書店山口トンボ店だとか、しるし書店ホームレス小谷店ていうのが、みんな出店できるようにする、このプラットフォームを1回作っちゃうっていう。
トンボ:YouTubeみたいなことですよね。
のぶみ:すごい基盤。その土台のところですよね。
西野:はいはい。2パターンいて、本を綺麗に読まれる方は、これ売ろうと思ったら、別に僕はブックオフで売ったらいいと思う。だけど、本の気になった部分に、付箋貼っていく癖がある方っていらっしゃる。それはやっぱ読み返した時にそれ見たいから。
だけれどもこの本を売ろうと思った時に、「付箋貼ってるから売れないんだよ」というのをけっこう話聞いてて。なるほどな。そういう本ってブックオフで売れないんか。ていうか付箋貼っちゃったら価値が下がっちゃうんかと思って。
でもその付箋が貼ってる本を欲しいて言う人もいるなぁと思って、ここをマッチングさせてあげたら、Win-Win(ウインウイン)だなと思って。
のぶみ:例えば西野さんだったら、誰が読んでた本とか読んでみたいですか?
西野:いや例えばですけど、僕はなんだろなぁ……僕、経済が好きなので、えーと。
のぶみ:経済の詳しい方とかの。
西野:経済の例えば、例えばじゃあ岡田斗司夫さんが読まれて、気になってるところ丸してる本とかは、ちょっと1回読みたいですよね。あのーTBSの角田さんとか。角田陽一郎さんが、読んでこうペッて入れた本とかは読みたいですよね。
のぶみ:その2人はアンテナが高いからね。
西野:その視点に価値があるっていう。その印に価値があるっていう、そういうやつですね。そういう本屋さんをこう……。
のぶみ:素晴らしい。
西野:それは熊本のアレを、こう5,000円入れる一番いい入れ方何だろう? って考えた時に「これだ!」と思って。このアイデア価値があるからなんかそういうの。
のぶみ:すごいよなぁ。
西野:40万円分ぐらいのアイデアがあると思ったんです。
のぶみ:うーん。どうなるんだろうね? それいつからやるんですか?
西野:もう既に始めていて。
のぶみ:あぁ。もう始まってるのか。
西野:3日ぐらい前にその店やって、本出してパッてやって。「あ! これいける!」ってなって、その翌日に、しるし書店を自分の物にするのではなくて、プラットフォームを作るというふうに決めて、すぐにエンジニアさんの所行って、エンジニアさんとかもわかんないじゃないですか?
のぶみ:うーん。
西野:そもそもエンジニアどこにいるの? ってところからスタートする。
のぶみ:たしかにね。わかんないな。
西野:プログラミングできる人どこにいるの? ってところからスタートして、ころいろ電話して「誰々友だちいる?」みたいな。それで、「あ! この人できるよ」って言って、その人伝いにいろいろ聞いていってもう1人捕まえて、あとは法律の人も捕まえて、法律的にどこまでがセーフで、どこまでがアウトかとか知っておかないといけないので。あとは明日、決済の人ですね。
のぶみ:はいはい。
西野:決済。つまりお金をやりとりするから。
のぶみ:決済のシステムを。
西野:決済のシステムを、明日その方と会ってちゃんとクリアにするという。
のぶみ:なるほどねぇ。だから仲間ができたり、お金があったりしてから動き出すんじゃなくて、動き出してるうちになんか1人でもがんばります。てやってるうちに、なんかそういう人たちが現れるような気がするんだよね。
西野:はいはい。
トンボ:ルフィですよこれ。
のぶみ:そうそう。だからルフィも最初は1人で行くつもりで……。
西野:1回行っちゃった方がいいんだよ。その様子ろ中継……、いやオンラインサロンはもう完全に……。
トンボ:メイキングですよね。
西野:僕のオンラインサロンはこのメイキングです。今誰々が捕まっただとか、今これで悩んでるだとか、ここの文章どうしようだとか、えこのサービスの穴があるとこちょっと教えて、みんな気になったら教えて、みたいのをバーッてやってもらってオンラインサロンがもう中継。メイキングですね。
トンボ:あれは過程が一番ねぇ。見えるところ。
のぶみ:すごい。すごいよなぁ。
トンボ:doryokukaakihironishino.
西野:(笑)。
トンボ:ローマ字で。
のぶみ:よく読めたなぁ。何て書いてるんだろ。
トンボ:doryokukaakihironishino.
のぶみ:外人だ。きっと外人。(笑)。
トンボ:さぁそんなこんなでそろそろ1時間経つので、有料の方にいかしていただきたいなと思いますが、その有料の方ではどういったことをお話しましょうか。
西野:えーと。
のぶみ:西野さん話すこといっぱいあります? 今日って。
西野:これについて喋れって言われたら喋りますし、なかったらそれで。
のぶみ:僕、来週の火曜日に、アニメ持ち込みに行くんですよ。
トンボ:きたー。
のぶみ:原稿があるんですよそれの。
トンボ:みんなで考えるみたいな(笑)。
のぶみ:行く前にちょっと見てほしいっていうのがあるんですよね(笑)。
トンボ:素晴らしい。
のぶみ:ちょっとわからないんですよね。自分なりには毎日いろいろ見て、毎日良くしてるつもりではあるんですけど、それがだいぶあるのでどうしようかな、と思って(笑)。
トンボ:なるほどおもしろい。
のぶみ:はいるんですよね。そんなのもあるんですよね。だから実は会議を見せるテレビには一番初めの目標があって、「国民的キャラクターを作りたい」っていうのがあったんですよ。その1歩として、僕がやってみようと思って。アニメ持ち込みをしようとしてるんですよね。それをちょっとね。
西野:なるほど。
のぶみ:まぁその時間があればなんですけどね。
トンボ:次回が決まり次第連絡しますということで、無料の方はこのへんで。
西野:というわけでまたお会いしましょう。さよなら。
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