2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
8 Creepy Animals That Are Actually Harmless – YouTube(全1記事)
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鉤爪、鱗、角、牙。多くの動物は見た目も動きも、まったくもって恐ろしいものです。しかし実際のところは、そのような見た目は周囲を欺くためのものに過ぎません。そして欺くには理由もあるのです!
防衛メカニズムは、動物がどうしようもない状況に陥った時に敵から逃げる助けとなるのです。もしあなたが虫やプランクトンなどを静かに食べて、他から放っておいて欲しいと思うような動物だとしたら、敵が手出ししたくなくなるような外見をしていた方が有利ですよね。
そうすると、自分を大きく、トゲのあるように見せるかもしれません。または近所に本当に危険な生き物が住んでいるなら、見た目や行動を彼らに似せればいいかもしれません。そして最善を願うのです。動物が食べ物を見つけたり、他の動物の食べ物になってしまわないよう身を守ったりするために発達させた適応性には、眼を見張るようなさまざまなかたちがあります。ではここで、基本的に無害なのにそれを隠すために、見た目や行動が奇妙な8種類の動物をご紹介しましょう。
「アイアイ」は世界最大の夜行性霊長類です。マダガスカルの熱帯雨林に生息しています。体に合わず大きすぎる耳と、呪われたような大きな黄色い目をしていますが、何より奇妙なのは長く、骨ばった中指でしょう。それは呪われた骸骨や苦々しいパンクロッカーも恥ずかしくなるほどです。
この奇妙な外見のせいで、民間伝承の中でアイアイは「悪魔の前兆」と呼ばれています。アイアイが夜中に人間を襲い、その中指で犠牲者の心臓を串刺しにするという言い伝えまであるほどです。なんて酷い話でしょう。
しかし実際、このギョロ目の霊長類はあなたを襲ったり、心臓を串刺しにしたり、パンクロッッカーでもありません。その代わり、アイアイは木に登り、中に住む虫を驚かせるために、ドラマーのように木を叩くことしかしません。
そしてその長い中指を木の幹に差し込み、中の獲物をすくい出すのです。ですからアイアイがあなたに中指を突き立ててても怒らないでくださいね。彼らは単純に栄養豊富な虫を夜中につまむため、狩をしに出かけているだけですから。
スズメバチやクマバチが恐ろしいことはみなさんご存知でしょう。しかしこの次に出てくる動物からは逃げなくても大丈夫です。よく見てください。これはスズメバチではありません。これは「アブバエ」です。又の名を「ハナアブ」ともいい、彼らは世界中の花壇で見つけることのできる、無害な昆虫です。
このハエは「ベイツ擬態」の典型的一例です。この擬態は無害な種が、有害な種の外見を真似することを言います。この「アブバエ」はスズメバチやクマバチのように、黄色と黒の縞模様をしていますが、刺すことはできません!
彼らの中にはスズメバチのように針を刺す動作をするものまでいるのです。彼らのうち1匹が捕まると、針がないにもかかわらず、敵の体に腹の先を押し付けるのです。彼らは無害なだけでなく、庭にとって彼らの存在は有益です。彼らは活発な花粉媒介者ですし、庭で悪名高いアブラムシを好んで食べてくれるのです。ですから黒と黄色の昆虫を見かけたらすぐに追い払わず、ちょっと観察して見てください。もしかしたら「アブバエ」かもしれません!
タコはカモフラージュが上手なことで有名です。とくに「ミミックオクトパス」はこの点で優れています。
彼らは「ベイツ擬態」を使って他の一種のものに自分を似せるだけではなく、いくつかの異なる種類の他種の真似をするのです。その真似のほとんどは有毒種です。彼らは通常明るい茶色とベージュ色をしていますが、ミミックオクトパスは白黒の縞模様に変え、後方で腕を振って、ミノカサゴの毒のある棘を真似します。
または6本の腕を隠して体を細長く伸ばし、有毒なウミヘビの真似をすることもあります。報告によれば、そのほかにも彼らはクラゲ、カレイ、巨大カニ、イソギンチャクに擬態することもあるようです。しかし、彼らもまた同様に無害です! ミミックオクトパスは海底で餌を取る動物で、熱帯の川などに住み、あなたのような人間ではなく、海の虫や小さなカニを好んで食べます。
サメはもちろん悪い評判を持っています。テレビの影響が大きいでしょう。多くの場合、大きいサメはさらに恐ろしいと思われています。「ウバザメ」を見てください。
彼らは世界中の温暖な海に生息していて、体長12メートルにまで成長します。ジンベエザメに続く地球上2番目に大きな魚類です。体が大きいですから、口も大きく、何列にも連なる歯を持っています。そんな恐ろしい外見をしていますが、ウバザメは自分の主食として、動物プランクトンしか食べません。
彼らはゆっくりとした受け身の濾過摂食者で、洞窟のようなえらと小さなカギのようなかたちをした歯を使ってゆっくりと水の中を泳ぎながらプランクトン、甲殻類そして魚を捕まえるのです。そして他のサメとは異なり、ウバザメは社交的でもあります。
社交ダンスのようにペアとなったサメがお互いの周りを泳いでいる様子が観察されています。他のサメは単独でいる傾向があるのですが、ウバザメは小さな群れや、または大きいものだと100匹に及ぶほど大きなグループとなっていることもあるのです。少し気味が悪いですが、あなたがプランクトンでない限りは恐れる必要はありません。
エイはサメと近い仲間です。両方ともその骨格は骨ではなく軟骨で形成されている「軟骨魚類」です。エイの中でも一番大きいのが「マンタ」と呼ばれ、平均で胸ビレの先の幅が6、7メートルほどもあります。
恐ろしくなってしまうほどの大きさですし、アカエイに似ているため、マンタは恐ろしいという評判があります。しかし彼らはサメやアカエイに進化的関係では近いですが、マンタは捕食種ではなく、穏やかな濾過摂食者です。アカエイのように鞭のような尾がついていますが、アカエイのような有毒なかえしは付いていません。
当然ですが、マンタは巨大なのでほとんどの捕食者を寄せ付けません。
あなたはサメやエイ、奇妙な霊長類を見ても恐ろしいとは思わないかもしれません。ではあなたは「蜘蛛恐怖症」でしょうか。もしそうでしたら、子犬ほどの大きさの蜘蛛を見たらどうしますか? 「ルブロンオオツチグモ」はタランチュラの仲間で、世界最大の蜘蛛と言われています。それぞれの足が30センチずつも伸びると言うのです!
この大きさのおかげでほとんどの捕食者からは狙われませんが、3つの派手なメカニズムのおかげであるとも言えます。その1つは、足を腹部にこすりつけることにより、返しのついた小さな毛を抜くというものです。その毛は捕食者の顔や目に刺さります。そして毛をこすり合わせる時、シューという音が出るので、人も動物もその音を聞くだけで恐ろしくなるでしょう。そして、5センチにもなる牙があります。
それで強く噛みつき、獲物を殺すための毒が放出されます。彼らはまた「バードイーター」とも呼ばれ、その由来は科学者たちが南アフリカでこの蜘蛛の1匹の見本がハチドリを食べているのを目撃したのから来ています。ですから彼らがまったくの無害であるとは言えませんが、彼らはほとんどの場合昆虫や幼虫やカエルなどの、地上で簡単に見つけられるものを食べて生活しています。
それに彼らの持つ毒は人間に害がありません。実際、人間に噛み付いたという報告は自衛のための「ドライバイツ」であり、つまり毒は放出されませんでした。返しのついた毛は刺さればチクチクして痒くなりますので、抱きしめるのはやめたほうがいいかもしれませんね。
蜘蛛恐怖症のみなさまにもう1つご紹介しましょう。「ウィップスコルピオン」(非有毒性蜘蛛形類動物)です。彼らは暑い、乾いたところに生息しています。
長いムチのような尾を持っていて、それによりサソリのような外見をしています。しかし実際はまったく異なるクモ型類節足動物です。そのサソリのような尾にはサソリが危険な理由である、あの危険な毒はありません。
しかし何もできないわけではありません。攻撃されると、尾の近くにある線から酸を放出します。その酸は酢のような匂いがするため、彼らは「ヴィネガルーン」という異名も持っています。噛まれれば痛いですが、その酢臭い酸は人間に害を及ぼすことはありません。
最後に紹介するのは、その名前からして素晴らしいですが、爬虫類の「モロクトカゲ」(Thorny dragon lizard)です。彼らはオーストラリアの砂漠に生息しています。
砂の中でアリや他の小さな昆虫が来るまで辛抱強く待ちます。しかしその動きは容易に鷹やコヨーテなどの捕食動物に見つかってしまいます。そこでこのトカゲは自衛のためのメカニズムをいくつか生み出したのです。棘のある皮膚や頭から突き出したツノもそのうちの一つです。危険が迫ると彼らは自分の体を膨らませて大きく、さらに尖って見せることもします。
しかし、この爬虫類にできる最も恐ろしいことはこれでしょう。彼らは攻撃されると、その目から血を噴出すのです。これは捕食されてしまいそうになった最後の手段としての自衛です。その血液の味は捕食者にとってとてもひどいので、一度噛まれただけですみ、願わくば、捕食者が他の獲物を探しに行くことになるというわけです。
刺々しい外見をしていますが、人間の手にかかると彼らはなかなかおとなしいのです。ハエを殺すこともしませんが、アリは食べます。しかも1日に何千匹ものアリを捕食します。
ですから外見が恐ろしいからといって、その通りだというわけではないのです。無害な動物たちにとって、大きく、棘を持ち、恐ろしい外見をするということは、簡単に外敵を追い払う手段なのです。
少なくともその進化的技術は人間の私たちに対してとくに効果的なのかもしれません。これらの多くの動物たち、アイアイからウバザメに至るまで、非常に多くが人間によって殺されてきました。なぜなら彼らは人間たちに恐れられ、嫌われてきたからです。今日そのいくつかは、絶滅危惧種であると言われています。もし私たちが動物たちの本当の生態を学び、保護活動をすることでその多くが増え、彼らの評判を回復させることもできているのです。
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