自分らしい格好ってなに?

第5問「志望度が高い企業の説明会や面接で、「自分らしい格好でお越しください」と言われたら、どんなファッションで行く?」

水谷健彦氏(以下、水谷):せーの、ドン! おお。

白シャツにジーンズ。

スーツ、黒。シャツを好きな色にすると。

シャツ、スラックス、革靴。

なるほど。じゃあ、1人ひとりどういうことか聞いていきましょうか。じゃあまず、たいへいから。

たいへい氏(以下、たいへい):僕は「自分らしい」って言われてたとしても、ある程度たぶん奇抜な格好とかはおそらくダメなんじゃないかなって思ってまして。白シャツ、シャツは楽なんですけど、やっぱり白で悪い印象を与えることはないかと思って。下もべつにジーンズでいいんじゃないかなと思って。まあ、はい、こんな感じですね。

水谷:じゃあ、突飛な印象を与えないようにしながらも、リクルートスーツで行くって感じでもないと。

たいへい:そうです。スーツじゃなくていいよという、スーツ指定がない場合は、基本的に私服が楽だし、いいんじゃないかなって。

水谷:なるほどね。じゃあ、しょうこちゃんいこうか。

しょうこ氏(以下、しょうこ):私は「スーツはご遠慮ください」と書いてない限りは、スーツで行きますね。やっぱり自分らしいというので、私まじめなところがあるので、スーツで行くのがまじめという自分を表すのかなというのもありますので、やっぱりスーツなんですけど。

でも、中のシャツを青のストライプにしたりとか、自分な好きな色を着るので、ちょっと自分らしい、あまり堅くなりすぎない感じではあるかなという感じを出しますね。

水谷:なるほね。けん。シャツ、スラックス、革靴っておじさんの格好だけど、大丈夫?

けん氏(以下、けん):え、そうですか?(笑)。

水谷:なんでその格好?

けん:「好きな格好で」って言われても、たぶんスーツ着て来る人ってけっこう多いと思うんです。そのなかでスーツっぽいけどちょっと違うな、みたいな印象を与えられるかなと思ったので、これにしました。

水谷:なるほど。

スーツはマイナス印象!?

たいへい:僕は逆に「自分らしい服で来て」って言われたときに、スーツで来ちゃう、もしスーツで来る人は、逆にマイナス印象与えちゃうのかなって思いましたね。

水谷:どう?

けん:僕もスーツちょっとマイナスかなと思って。

しょうこ:え〜。

けん:「とりあえずスーツ着ていけばいいかなっていう考えを持ってるのかな?」みたいな。

たいへい:そうそう。

たいへい:あえて「自分らしい」というふうに指定があるときは、やっぱり私服を見たいんじゃないかなって思いました。

けん:ごめん。間に挟んで……。

しょうこ:いやいや(笑)。

水谷:どうどう? スーツ派としては?

しょうこ:いやでも、とくに自分らしいって書いてあることにあんまり気にかけたことあんまりなくて。スーツだから無難かなみたいな気持ちはあったかも。格好についてあんまり考えてなかったかも。

たいへい:私服で行くと不安だっていうこともあるよね。そのなかに。

しょうこ:「もしみんながスーツだったらどうしよう?」とか、いろいろ考えちゃうかもしれない。

たいへい:ああ。

けん:逆にそこで自分だけ私服ってことでアピールできるみたいな……。

たいへい:僕もそう……。

しょうこ:え、絶対思わない。絶対思わない(笑)。

けん:日本人やな、やっぱり(笑)。

たいへい:日本人やね。

水谷からのアドバイス 「どういうスタイルで仕事をしたいかで服装を選ぶべき。『自由なスタイルで』を望むなら服装もスーツ以外で。『規律正しいスタイルで』を望むならスーツ」。

渋谷で5時間人間観察

第6問「ESに本当は書きたいけど書けない私のこんな強みや特技!」

水谷:せーの、ドン!

水谷:おお。街中で人間観察。

水谷:実はおもしろい。変人。ぶっとんでいる。

水谷:ゲーム好き。

水谷:なるほどね。じゃあ一人ひとり聞いてみましょうか。じゃあ、けんからいきますか。街中で人間観察。

けん:おもしろそうな人を見つけたら、その人で物語とか作ったりするんです(笑)。

水谷:妄想するわけ?

しょうこ:へえ、すごい。

けん:まあ、妄想癖があるんです。

水谷:今、しょうこちゃん、距離離れたけど。

しょうこ:(笑)。

けん:普通に5時間とか。

水谷:5時間!? それすごいよ!

けん:暇なとき、今日の予定は夜の飲み会だけみたいなときは、とりあえず昼に渋谷に行って買い物して、2時ぐらいに終わって。「どうしようかな?」ってなってるときに、カフェの窓際とかに座ってずっと観察していますね。

しょうこ:へえ。

水谷:じゃあ、しょうこちゃんいこう。実はおもしろい。変人。ぶっとんでいる。

しょうこ:はい。普通にみんなが1人で行かないところも1人で行っちゃったりとか。

水谷:例えば?

しょうこ:えーと、月島もんじゃを1人で食べたりとか。

水谷:おお。

けん:すげえ。

しょうこ:草津温泉に1人で。

たいへい:へえ。

しょうこ:しかも、前日に「あ、行こう」ってなって1人で行くとか。すごい満喫して、湯畑があるじゃないですか。湯畑の周り5周ぐらいして。1人で。「超楽しい! 超楽しい!」って思って(笑)。

水谷:「友達いないのかな?」っていう空気になってるけど、大丈夫?

しょうこ:やっぱり1人が気楽だな、みたいな。たぶんいるんですけど……。

水谷:じゃあ、最後。

たいへい:僕、すごいゲームが好きなんです。僕、見た目がこんなんで、「バーにいそう」とか言われるんですけど。

しょうこ:ああ。

たいへい:まあ、行ったことないんですけど。

(一同笑)

たいへい:とか思うんですけど、僕すごい引き篭もるというか。休みの日は家にいることが好きで。

たいへい:「暗い人なのかな」って思われちゃうんだろうなって思うので「言えないな」みたいなことで。という意味で、書けないことですね。

水谷:なるほどね。それは……書かないほうがいいね。

(一同笑)

水谷からのアドバイス 「他者との差別化を図れるので、多少突飛なことでもポジティブな印象を与えられるストーリーがあるならチャレンジする価値は大きい」。

罰ゲームは……

水谷:今週のがんばり賞を選びますが……しょうこちゃん!

しょうこ:マジですか!

水谷:マジですよ!(笑)。

しょうこ:なんでですか?(笑)。

水谷:就活でこうありたい、こう考えたいって自分があるじゃない? それと今の自分との距離が一番遠いの。この3人のなかで。

しょうこ:なるほど。

けん:自分を出せてないもん。まず。

たいへい:うん。

水谷:そうそう。画一的に云々というよりは、自分らしさをとか、おもしろい自分ももっと伝えたいとか思ってるわけでしょ。

けん:まじめ。

たいへい:そう。スーツで行くってところがちょっと……。

しょうこ:なるほどね。

けん:ありのままを出せていないから。

たいへい:そう。出せてない。

しょうこ:そうなのか(笑)。

罰ゲーム中

しょうこ:がんばりま賞に選ばれてしまったので、がんばるしかないなと思うんですけど、3回ということで、あと1回ずつ2人がやってくれたらよかったのになと思ったのに、いじわるだなって思いました。では、いきます。

怖っ。

しょうこ:おお。

水谷:おお。セーフ。

しょうこ:ちょっと……。

水谷:もうちょっと顔に近づけないと。

しょうこ:マジですか?

しょうこ(笑)。

水谷:ラスト1回。割れるかな。

しょうこ:これ最後。ラスト1回。

しょうこ:わっ。

水谷:おお。セーフ。

しょうこ:セーフ。よかったです(笑)。でも、これ割れたほうがよかったですよね。