PR2025.11.27
数理最適化のエキスパートが断言「AIブームで見落とされがちな重要技術」 1,300社が導入した「演繹的AI」が意思決定を変える
Commonly Asked Questions about Dates | LittleArtTalks(全1記事)
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カリン・ユエン氏:歴史を語るときに日付は明らかにとても重要なものです。しかし、日付に関して困惑するいくつかの詳細な事柄があります。あなたはそれらについてまだ聞いたことがなかったかもしれません。
そこで今日は日付についてしばしば尋ねられる質問についてお答えしたいと思います。AD、BC、BCE、CEとはなんでしょうか。また、それらはなにを意味するのでしょうか。
日付の前に書いてあるあの小さなcはなんでしょうか。それはBC、CE、ADと同じなのでしょうか。
もしこのことを聞いたことがないのでしたら、ぜひ、この動画を観てください。
世の中には、さまざまな種類の異なるカレンダーがありますが、もっとも広く使われており、教室で覚えておかなければならないのは、グレゴリオ暦です。今日では西洋の暦とも、クリスチャンカレンダーとも言われます。グレゴリオ暦はポープ・グレゴリー13世にちなんでおり、1582年に導入されました。
時の始まりについて意見の一致を見るのはかなり困難なので、クリスチャンはキリストの誕生をその起源としました。それで、キリストの誕生以前はBC(Before Christ)と表され、誕生後はADと表されました。これは“After Death”つまり“キリストの死後”という意味ではありません。なぜならそれは彼の誕生年だからです。
ADは実際には“Anno Domini”というラテン語から来ており、それは「主の年に」という意味です。古い方からいくと2BC、1BC、AD1そしてAD2と続くわけです。
今日、BCやADに代わる、より一般的な表記はBCEやCEです。カレンダーシステムはまったく同じですが、略記としてはBCE(Before Common Era)は紀元前、CE(Common Era)が紀元後を表します。それで50BCは50BCEとまったく同じ時を表し、AD50は50CEと同じです。最初は少し戸惑いますがそれらはまったく同じことを意味します。
さて、もしかしたらこれまで私がADの後に年数を言い、それ以外の3つは年数の後に文字を言っていたことに気づいたかもしれません。もし略記がないとしたら、それはこの動画が作られた2015年であるCE(またはAD)と推測してください。
しかしながら、混乱を避けるためにいつもBCE(またはBC)は使うべきです。
ではBCとADを、またはBCEとCEのどちらを使うべきでしょうか? それはあなた次第です。もしあなたの教授が特例を設けないようでしたら。ただ、それらのうちの1つを選び、それで通しましょう。そうでないととても困惑してしまうでしょう。決めたら変えないでおきましょう。
また、日付の前に書かれているあの小さなc.またはca.についてはどうでしょう。あれは実のところ、ラテン語のcircaからきており、“近似”を意味します。もしなにかが創られた正確な時がわからない時は、表記としてcircaを使います。
つまり、「これが創られたのはいつなのかは分からないんだけれど、限りなく正しい推測の範囲としてはこれくらいだよ」という意味なのです。

最後に、世紀についてお話しいたしましょう。自分が今何世紀にいるのかはどのようにわかるのでしょうか。今、2015年は21世紀です。あなたは思うかもしれません。「1世紀が100年というのは知っているよ」。しかし、それはとても安直と言えるかもしれません。私たちは2000年のうちの100年以内にいます。なぜ20世紀ではないのでしょうか。
それについて考えておかねばならないことがあります。CEのまさに最初の1世紀は、1CEの1月1日から100CEの12月31日までです。それで101CEの1月1日は2世紀になり、200CEの12月31日に終わるのです。というわけで、世紀はその西暦の数字より100年後で数えており、100年前ではないということを常に念頭に置いておきましょう。

同じことは千年紀についても言えます。1000年紀は1000年です。現在わたしたちは3000年紀にいます。それは2001年の1月1日に始まっており、3000年の1月1日まで続きます。1999年の12月31日に人々が興奮して、また報道陣も叫んでこう言ったのを覚えていますか? 「1000年紀の終わりだ!」と。それは間違っていました。なぜなら、1年早かったからです。

この動画をご静聴いただき、ありがとうございました。なにか新しいことを学んだと思っていただければ光栄です。
またお会いしましょう!
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