デイリーポータルZ編集長へバーグから本気の質問

セブ山:今回もはじまりました、バーグハンバーグバーグTV。前回に引き続きデイリーポータルZのウェブマスター、林雄司さんにゲストとして来ていただいております。よろしくお願いします。

林雄司氏(以下、林):よろしくお願いします。

セブ山:前回せっかく来ていただいたのに、派手なシャツの話しかしなかったので。

シモダ:学びたかったことですからね。

原宿:興味深かったです。

セブ山:すごく有意義な回でした。我々もデイリーポータルZを追いかけてるんで、サイトの運営のコツなんかも聞いていきたいんですが。

シモダ:(手を上げて)僕、いいっすか?

セブ山:はい、シモダくん。さっそくお願いします。

シモダ:編集部あると思うんですけど、その編集部の中に「あ、この女いいなあ~」って思うことあるんですか?

セブ山・原宿:(笑)。

:編集部の中で?

シモダ:「抱きたいなぁ~」みたいなのって。

:ないです。

シモダ:すいません。

原宿:抱きたい女のタイプは?

:そんな、ないっすよ。

シモダ:知的かバカな女だったらどっち?

:そりゃ知的ですね。

シモダ:知的な女が抱きたいんですね。

:……この話、まだ続くのかな?

セブ山・シモダ・原宿:(笑)。

デイリーポータルZが下ネタをやらない理由

シモダ:デイリーポータルZって、基本的に下ネタはやんない?

:やんないですねー。

シモダ:めっちゃスケベそうな顔じゃないですか、失礼ですけど。

セブ山:失礼ですよ。ほんとに失礼だよ!

:下ネタをやりたいんだけど……。なんか、すごい下品になっちゃう人っているじゃないですか。それって、もうその人のキャラだから。

シモダ:確かにね。さらっとイケる人っていますから。

:「君の下ネタ、脂っこいからダメ」って言うと人格否定みたいになるじゃないですか。

シモダ:でも、下ネタを禁止すると支持層が広がるじゃないですか?

:そう、そうなんです。『死ぬかと思った』って本を作ってて、

あれ、半分以上うんこ漏らす話なんです。テレビの収録の時に芸能人に渡したんですよ。名前、忘れちゃったけど。そしたら普通に楽しく読んでて、うんこのとこだけ「うわ~」って言うんですよ。こういう人いるんだ、「うんこ」って書いたほうが面白いじゃん、って。

シモダ:まあ、楽しいもんですよねぇ。

:「うんち」って言ってる奴を見るとなんかダメだと思う。

シモダ:確かに。

:むしろ「ち」のほうがねっとりして汚いかな。

シモダ:そうなんですよ。ピッとやって指に付いているやつが「うんち」って感じ。

:「うんこ」はもっと遠い。村上春樹みたい。乾いてる。

シモダ:うんこ界の村上春樹。

「ち○こ」の呼び方で世代がわかる

シモダ:「ちんこ」と「ちんぽ」の違いみたいなのあるじゃないですか。「ちんぽ」もいいカッコしてるような。

:「ちんぽ」のほうがね。

シモダ:林さんから「ちんぽ」って……。はじめて聞いたかも。

:俺、1回調べたんですけど、ちんこの呼び方で年齢が出ないですか?

セブ山・シモダ・原宿:あー。

:50近い人だと「ぽこちん」とか。あれ、老人感ありますよね。

シモダ:林さんはちんぽ世代?

:俺、「ちんこ」ですね。ガチャポンじゃなくてガチャガチャって言う世代だから。ガチャポン世代が「ちんぽ」なんじゃない?

原宿:さっきから「うんこ」と「ちんぽ」の話しかしてない。

マンネリを打破する方法

セブ山:そうですよ。もっと僕はメディア論みたいなのを聞きたい。林さん、未だにやりたいことがどんどん湧き出てくるって話をされてて……。

シモダ:「もうマジで飽きた!!」とかないんですか?

:年に2回ぐらい「もう飽きた」ってなる。

原宿:飽きたってなったらどうするんですか?

:飽きてもなんとなく続ける。

シモダ:時が過ぎればだんだん……。

:またやる気出るよね。デイリーの他のライターの記事読んだり、オモコロ読んだりすると、「俺もやろ~」って。

原宿:なるほど、人の作品を読む。

シモダ:僕もマンネリしてた時ありましたよ。ただみんなが自動で書いてた。自動書記だったんですよ。ただ、ある日見て「おもろいなー今日!」って。毎回初見なんで知らんかったから。ああいう面白さは刺激になってましたね。

原宿:記事の内容に関して怒ったりは?

:内容に関しては言いますよ。「お前の顔写真多すぎ」とか、そういうの言いますね。

シモダ:ああ、なるほど。

原宿:顔写真多いとちょっとウルサイ。

:ちょっと多すぎ。全部に写ってるだろう、みたいな時は。

シモダ:出たがり感みたいなのはね。

:イラッとする。

シモダ:オモコロでよう見るわー出たがり感。

セブ山:メッチャみんな出てる。

シモダ:出たがり感溢れてるもん。

先駆者ならではの苦悩とは?

セブ山:インターネットのおもしろサイトとして最初にデイリー(ポータルZ)を始めたじゃないですか。そこに後からポッとオモコロが出てきたわけじゃないですか? この時、どう思ったんですか?

:大歓迎。「お、やった!」って。

セブ山:なんか言うやついなかったんですか? スタッフの中に。

:いや。何も。

シモダ:むしろ林さんの方から連絡くださった、僕に。

セブ山:え!?

:仲間にしなきゃと思って。

シモダ:そうそう。

セブ山:めっちゃいい話じゃないですか。

シモダ:作って半年ぐらいの時にですかね。でも、「真似してるって思われたらどうしよう」ってそう思ってる奴らは、まだオリジナル性があるじゃないですか。完全に意識してる奴とかはどうなんですか?

:すごい似てるなって……面白くねえなと思いますね。

セブ山:思うだけなんですか? ムカツクとか、なんやねんコイツ! みたいなのは?

:テレビが納豆を1万回かきまぜた企画をやって、

:デイリーがあのテレビの真似だって書かれたって時は……。

セブ山・シモダ・原宿:あ~

:面白いな♪ って。

セブ山:(笑)。で、どうするんですか? その場合。「はいはい、面白いなーこいつら」って思うわけじゃないですか。

:思ってFacebookにガガッって、嫌味書いて「自分だけ公開」にして保存。

シモダ・原宿:(笑)。

セブ山:(シモダを指さして)同じことやってる!!

(一同笑)

シモダ:まあまあまあ、元編集長だから。そういうスキルはやっぱありますよ。

シモダ:うわーーって書いてドカーンと投稿してやりたいんやけど、指が迷いながらも……「非公開」って。

シモダ:パンドラの箱に詰めておかないと。面白いことだけ言っとかな。ピエロですから我々は。

セブ山:なるほどなー。

:いつもズボンのチャックが開いてるみたいに、ほんとにアホなんだなって。

セブ山:ほんとは入口入るときにワザと開けているのに、でも「ずっと家から開けてたんだよ」ってやらないといけない。

シモダ:それが大変なところかもしれない。

セブ山:確かに辛い。でもそれ聞いて安心しました。林さんも人間だったってことで。

シモダ:そういうことだね。

セブ山:林さんには記念の合間合間にゲストに来ていただくということで。

:はい、いいですよ。でも派手なシャツ着ないとね。

原宿:次回は僕と一緒に。

セブ山:その時もまたよろしくお願いします。ということで、今回はゲストとして林雄司さんに来ていただきました。ありがとうございました。

シモダ・原宿・林:ありがとうございました。