寒いと鼻水がダラダラ止まらないのはなぜ?

Why Do Our Noses Run in the Cold?

冬に入りました。これからさらに冷え込みが厳しくなると思われますが、寒い日に外を歩いていると気になるのが、サラサラの鼻水。風邪をひいているわけではなくても、寒いところにいるだけで鼻水が出てくるのは一体なぜなのでしょうか? 科学的に言えば、それには生物学と物理学の2つが関係しています。YouTubeの人気サイエンス系チャンネル「SciShow」より、寒い冬に鼻水が止まらなくなる理由を紹介します。

寒いときに鼻水が止まらない原因

マイケル・アランダ氏:凍えるような冬の夜、地元の野外アイススケート場で初デートをしています。恋人はあなたの手を取り、あなたの目を愛しい眼差しで見つめます。そしてあなたの鼻から出てる鼻水を見つけます。

鼻をグズグズさせてすすってもすすっても鼻水は止まりません。鼻水で恥をかかされたとき、その原因は鼻水をたくさん出させる生物学と、それから吸い込んだ水蒸気を液状に戻すという物理学の両方のせいだと言えるでしょう。

生物学的に言えば、冷たく乾燥した空気を暖めて湿度を持たせるために鼻がさらに多くの粘液を作り出します。そのなかのいくらかの粘液はみんなに見られるために鼻から流れ出てきます。これをお医者さんは「鼻漏」と呼びます。

鼻から出てくる鼻水は粘膜から作り出されます。粘膜とは、薄いブランケットの様な、鼻の穴の中を覆い守る細胞です。

粘液はほとんどが水、塩分、そして白血球と糖タンパクまたは炭水化物と結合したタンパク質でできています。冬場のように空気が冷たく乾燥してくると、粘膜は多くの粘液を作り出すように指令が出され、それにより空気が潤され、鼻腔が乾燥してひび割れたり血が出たりするのを防いでくれるのです。

それに加え、粘液は空気中の粒子を捕まえてくれるので、肺にそれらが入り込むのを防いでくれます。

息を吸い込むと、両方の肺に暖かい空気で満たされます。それを吐き出すときに、物理学が登場します。吐き出す空気のいくらかは水蒸気で、それはあなたが吐き出す時に、突然心地よい暖かな環境から、厳しい冷たい環境に押し出されます。その急激な温度変化によって、水蒸気は濃縮されて水滴となり鼻の先のほうにつきます。

それはちょうど暖かいシャワーを浴びた時、冷たい鏡面に水滴が凝縮するのと同じです。突然鼻から水が垂れ、鼻水が垂れてきて、デートは台無しです。次回はボーリングにしたほうがいいかもしれませんね。

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