ファンは売れてる作品が好き?

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):僕のときもそうだったんですけど、売れてる(作品の)ファンというのがいるんですよ。この日本中で、誰の作品かはどうだっていいんですよ。テレビで取り上げたりして、とにかく売れてるもののファンって。『君の名は。』とかも、ある一定のときになったときに、バーッて観に行くじゃないですか。

西野:売れてるから。

のぶみ:「売れてるから、これお金払っても間違いないな」っていう。売れてるファンがつくんですよ。100万部から、バーッていっちゃうんですよ。

トンボ:そうですよね。

のぶみ:そうなんですよ。

トンボ:見たくなるんだよなぁ。

のぶみ:そういうことで、みんな売れると、こうやってバンバンバンバン出してくんですよね。

西野:へー。

のぶみ:前、さくらももこさんに聞いたときには、一生懸命やれば10万部まではいけると。10万部を超えたら、こうやってパッて火がつけば、20万部にいって、100万部にいくまでには、壁が何個かあるんだと。50万部が壁で、50万部を越したら、100万部にいく可能性が高まるよって言われましたけどね。

トンボ:そうですよねー。超えたらじゃあ。

のぶみ:何個かあるんっすよね。

西野:すごいですね。そこの倍々ゲームの感じ。

のぶみ:そうなんですよ。

西野:50万部超えたら、そのあと100万いくって。

のぶみ:たぶん、売れてるファンがのっかるからですよね。

トンボ:そうですよねー。

西野:あ、ちょっとあの感じ、見たいな。こんな感じで、はじまってるっていう。

ハヤシコウさんってどんな人?

のぶみ:ハヤシコウさんは、ふだんはどういう?

ハヤシコウ氏(以下、ハヤシ):俺っすか? ふだんは働いてないです。

(会場笑)

のぶみ:なんだ!

西野:ハヤシさんめっちゃやってくれる!

のぶみ:そんな、ばかな! 謙遜するわ、すごい人でも。

西野:『えんとつ町のプペル』のタイトルロゴが、ハヤシさんっすよ。

トンボ:うわー! もうあれ、素敵っすよね。

のぶみ:うわー! 入口のとこだ。

西野:入り口にも出てますかね?

トンボ:入口の写真を。

西野:そう、この写っているやつ、全部ハヤシさんですよ。

のぶみ:これは、ハヤシさんから一発でできたんすか? 何パターンかきて、これにしたんすか?

西野:文字のパターンっすか? 

のぶみ:おお。

西野:3〜4パータンぐらいあったんっすかね。

トンボ:いや、かっこいいなー。

のぶみ:かっこいいなー。

人の金で食う飯は最高

トンボ:「プペルハンバーグってどこで食べられるんですか?」っていう質問がきてます。

西野:(プペル展の)地下1階。

トンボ:地下1階。

のぶみ:そんなのあるんっすか?

西野:ハンバーグ出てるんすよね。うまいらしいっすよ。

のぶみ:すげーな。

西野:食べてないっすけど。

のぶみ:あ、そうか。ハンバーガー(笑)。

西野:食に興味がないから。

のぶみ:それだけ食べれば?

西野:でも、うまいらしい。

のぶみ:そうなの?

西野:小谷食ったよな? ハンバーグ。

小谷真理氏(以下、小谷):あ、食いました。

西野:あれ、うまいっすよ。

のぶみ:うまかった?

小谷:バリうまいっすよ。最高っすよ。

西野:小谷、全部うまいもんな。

小谷:はい、全部。

(会場笑)

トンボ:寿司もうまい。

小谷:人の金で食わしてもらうんで。

(会場笑)

小谷:最高ですよ。人の金で食う飯は。

(会場笑)

西野:「小谷は参考ならん」って書いてある。

のぶみ:最低の発言じゃないか。

西野:うまいっすよ(笑)。

トンボ:ラッパーみたいに見えましたね。なんか知らないけど。

(会場笑)

のぶみ:すごいな。見事だよなー。

「えんとつ町のプペル展」のお楽しみ

西野:あ、(みんな)なんか作業してる感じ。

のぶみ:すげーな。こういうのちょっと楽しいわけでしょ。参加型だって言ってたもんなぁ。

西野:いいっすよね。

トンボ:すごいっすね。女の子、小谷の子分みたいなニット帽で。

(会場笑)

のぶみ:あ! 本当だ、本当だ!

トンボ:(コメントにて)「西野さん明日行きます、いますか?」っていう。

西野:明日どうだろ……ちょっと待って。

トンボ:スケジュールがどこかに出てましたね。

のぶみ:インタビューとかもすごいいっぱいになるしなぁ。

西野:ちょっと待ってや。明日出てたっけ? 明日は、18時半からこっちに来て、19時からイベントがあるので。

トンボ:あー、なるほどなるほど。

西野:『魔法のコンパス』の。

のぶみ:ちなみに、ここは何日までやってるんですか?

西野:30日まで。

のぶみ:だから、また1ヶ月借りたってことか。

西野:そうですそうです。

のぶみ:すごいよなー。

西野:そうそう。明日は、だから18時半からいますね。

トンボ:18時半から。

西野:1階が17時半最終入場で、18時退場なので。僕がいるのは地下1階です。

トンボ:なるほど!

のぶみ:なるほどなるほど!

西野:地下1階に18時半からという。

トンボ:だから、絵とかを見たい方は、その前に。

西野:その前に来ていただいて。本とかにサインするんだったら、終わってから30分後に来ます。

のぶみ:これ1ヶ月やるんだったら、またここにいるわけでしょ。

西野:けっこう。

『えんとつ町のプペル』の新たな仕掛け

西野:今日この後ちょっと打ち合わせが。

トンボ:打ち合わせも。

西野:はい。

のぶみ:打ち合わせも、入るのか。

西野:ちょっとおもしろそうな番組の話があって、それをここでやるかもしれないって。

トンボ:なるほどなるほど。

のぶみ:うわー!

西野:ただ、それ有料放送入ってから。

のぶみ:それけっこう、あれだよね。また、いろんな、これをやったから集まってきた、メディアの人たちも絶対いるから。やっぱこれが、よかったんだよね。

西野:あー。

トンボ:いや、最高ですよね。

のぶみ:絵本だけで終わるより、やっぱずっといいかもしれない。これは。

トンボ:確かに。

西野:あとやっぱ、次も絶対にそうしようと思うんっすけど。前も、チラッとその話させていただいたんですけど、主題歌むっちゃいいっすね。

のぶみ:そうですよね。

トンボ:確かにね。

西野:絶対!

のぶみ:ロザリーナさんのね。

西野:今回は、そうなんですけど。要は、絵本作るときに、主題歌があったほうが絶対にいい。バズらせやすい。広めやすい。

のぶみ:僕もなんか、西野さんがそういうふうに言ってて、僕のところにもすごい主題歌が集まってくるようになりました。

トンボ:あー!

西野:あー! 絶対いいと思います。

のぶみ:そしたら、けっこう確かに、再生回数がすごいんですよね。「あ、そういうことがあるんだ」っていう。僕自体、作詞くらいしかできないので。

トンボ:はいはいはい。