ヒットし過ぎてサーバ屋のサーバを落とした伝説の企画 - バーグハンバーグバーグTV

【第013回】ロリポップ十周年記念おじいちゃんキャンペーン #1/2

ロリポップの10周年記念キャンペーンを手がけたバーグハンバーグバーグ。10人ものご老人を集め、一部キャストに酷ともいえる演技をお願いした結果、ロリポップのサーバーをダウンさせるほどの大ヒットを記録しました。

おじいちゃんの体調をとるか、作品の質をとるか

セブ山:え~と、苦労話ですよ。

シモダ:苦労話な。みなさん高齢で動きもゆっくりなんですよね。スチール撮影って写真の撮影があったんです。いろんなポーズをやってもらうんですけど、そのポーズが関節の可動域が少なくなってるんで難しいらしくて、できないんですよ。ジョジョっぽいポーズとか。

セブ山:(笑)。

シモダ:体操で「亀」ってあるやん。

セブ山:ああ、自分の足を持つ。

シモダ:あれをやってもらったんですけど。

セブ山:それは……。やってもらってたんですか?

シモダ:やってもらってたんですけど、スタッフ全員が青ざめるぐらい、血管が切れそうで。この場で脳溢血とか、くも膜下的なことが起こる寸前みたいな状態になってて、ヤバイ。どこまで俺は「やれ」って言い続ければいいんだやろ。

セブ山:もうやめたほうがいいんですよ。

永田:それ、うちのばーちゃんの死因。脳梗……。

アイディアが降りてくる瞬間

セブ山:アイディア誕生の瞬間! ってわけで。

永田:よし! 巻きでいこうぜ!!

セブ山:どういう時に今回のおじいちゃんキャンペーンの企画案が出たのか? を聞いてきたいんですけど、どうですか? 永田さん。

永田:会議中でしょう、これは。ね?

シモダ:ううん。なんて言うんですかね。降ってきたというか、ただただ僕は……。

永田:降ってきた。おじいちゃんが?

セブ山:おい。社長をバカにすんなよ。

永田:「降ってきた」って言葉を使うやつ、一番ダサいと思う。

セブ山:そういう人なんや! 天才やから。

シモダ:ちょっと荒れてるなコイツ。喋りづらいわ~今日。

セブ山:なんでゲストに来たんよぉ~。

永田:「降ってきた」って言い方はやめましょうよ。

シモダ:いやいや、降ってきたんやもん。イメージが降りてきたんやもん。

永田:勘弁して下さいよ。

シモダ:ただただ、見たかったんですよ。おじいちゃんが大合唱してる。

セブ山:歌ってるとこ、メインになってるところね。

シモダ:ほんとは理屈とか理由がないとダメやと思うんですけど。ただただ見たい。集めたい。おじいちゃん使いたいって衝動があって、それをこうプレゼンするわけですよ。なんか出してって言うから。アイディアを。

永田:つまりアイディアが……。

シモダ:降りてきたっていうか。俺は何も考えてないもん

永田:撮ってる? ちゃんと。

セブ山:撮るな、撮るな!

永田:エフェクトかかってる?

セブ山:いい感じに編集してくれるから。大丈夫大丈夫。

シモダ:不安だなあ。

永田:いいシーンだから。

クライアントへのプレゼンの仕方

セブ山:そんなん(クライアントが)納得してくんないでしょ?

シモダ:まあね。「なんで?」とは言われましたよ。「なんでおじいちゃんなん?」って。 

セブ山:それをどう説得したんですか?

シモダ:いやだからそんときに、何々が当たるキャンペーンとか言ってても、興味ある人しかクリックしない、と。文字列がTwitterとかで流れてきても。

シモダ:だから、おじいちゃんキャンペーンって言ってたら、「?」が頭に浮かぶでしょ。その「?」こそがワンクリックにつながるんだ。みたいな話を、ほんとはおじいちゃんを使いたかっただけやのに、嘘で喋ってたんですよ。さも前から考えていた戦略かのように。

セブ山:そん時、思いついたんですか?

シモダ:そん時、思いついてバッと喋って、それ言いながら「あれ? これなんかいい台詞やな」って、その後ずっと色々なインタビューで喋るようになった。

セブ山:そうなんですか? 確かにインタビューで見たことある。

シモダ:偉そうに「前から俺、考えてました」みたいに言ってるけど、そんときに何か言わなって。

セブ山:ほら、やっぱ降ってくる人なんや!!

シモダ:すぐ「?」が降ってくる!

永田:大丈夫大丈夫? カメラ切れてない?

セブ山:東京倉庫さんを信用して。大丈夫。いい感じにやってくれるから。

永田:言っとかないとわかんないからね。

セブ山:永田さんが降ってくるときはあるんですか? やっぱり。

永田:いやあ~俺はぜんぜん。まだ降ったことない。

セブ山:やっぱり。

永田:降らねーかなー。明日ぐらいに降らねーかなー。

シモダ:やめてもう、恥ずかしい。

サーバ屋のサーバをダウンさせるほどの人気コンテンツに

セブ山:さて、こっからはシモダさんに社長目線で今回の案件を……。

永田:「ここからは…」っていうか、ずーっとそうだったけどね。今回は。

シモダ:うん。

セブ山:そうですね。今回は。

永田:台本読みやがってコイツ。

セブ山:うるせーなあ~。いいやろが。

シモダ:なんか疲れたわ。応用効かんな~と思って。

永田:今回はずっとシモダさんなのに。

セブ山:見てる奴、馬鹿ばっかりやから気づいてないわ。そんなの。

シモダ:やめろよお前! うちの会社名で冠でやってんだから。

セブ山:スンマセン、スンマセン。それでね、今回のキャンペーンでどういうことを成功の基準として設けてたのとか、どういう反響を想定してたのか? てのをシモダさんに聞いていきたいんですけども。

シモダ:反響はけっこうよかったんですよ。リリースといっしょに一気にアクセスがブアーっと集まって、うわーっとなって。ロリポップってサーバー屋なんですけど、サーバー落としやがって。

永田:それ言っていいの? そっちのほうが言っていいの?

セブ山:ぜんぜん「繋がりにくい状態です」になってて、これあかんやん、ネガキャンやん、と。そんな不安定な状態でもロリポップのサーバーチームは優秀ですから、ガーッとがんばって、たま~に繋がるような状態に。

セブ山:かろうじてね。

シモダ:今は誘導、かけんといてとか言われながら。裏話ですけど。

永田:マジのやつ。

シモダ:でも結果的に数値的にもいい。話題になることもできたんで、まあまあまあ、よかったんじゃ……よかったのかな? よかったんじゃないかなって、俺は思ってますけど。

セブ山:ペパボ(paperboy&co.)っていうのは、ユーモアのある企画打つんだよ。みたいなのはもう……。

シモダ:たまにサーバーも落とします。そんな茶目っ気のあるレンタルサーバーロリポップ! よろしくお願いしますねってキャンペーン。

セブ山:なるほど。じゃあ、今回のキャンペーンは大成功!

シモダ:大成功でしょ。これは。

セブ山:よかった。おめでとうございます。ただシモダさん。今回のキャンペーン、1個気になることがある?

シモダ:やっぱね。魅力的なおじいちゃんだらけだったんで、またお仕事一緒にしたいなと思うんですけども、ゾッとするんですよね。確認取りたくないんですよ。何人、まだこの世にご存命なんだろうかとか、ひょっとしたら亀をさせたおじいちゃんは、もう亡くなっているかもしれないわけじゃないですか。

永田:やめたほうがいいと思うけどね。冗談でも。死の笑いはさ。

シモダ:死の笑いね。こいつ、おばあちゃん死んでも笑ってる。

セブ山:よう笑えるな。

永田:泣いたわ! その時は。

<続きは近日公開>

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