バーグハンバーグバーグTVも13回目
セブ山:こんにちは! 今週もはじまりました、バーグハンバーグバーグTV。この番組では株式会社バーグハンバーグバーグが携わったお仕事の制作の裏側や、幻のボツネタなんかを根堀り葉堀り聞いていきます。司会進行は私、セブ山が務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。そしてお相手は、株式会社バーグハンバーグバーグ代表取締役社長のシモダさんです。
シモダ:シモダです。よろしくお願いします。
セブ山:バーグハンバーグバーグTV、回を重ねるごとに人が多くなっていきますよ。
シモダ:そうだね。スタッフも多くなった。
セブ山:なんかカメラとかも、どれを見ていいのかがわからなくなってきた。
シモダ:今日だってカメラだけで4台ありますからね。
セブ山:僕なんて最初、違う方向見てましたよ。
シモダ:未だに僕、どこ見ていいかわかんないっす。
セブ山:出てる人数よりも、スタッフ方が多くなってきたんで……。
シモダ:ありがたいですね。
セブ山:頑張っていかないといけない。
シモダ:東京倉庫さんと一緒にやらせていただいてるんで。
セブ山:東京倉庫さん、ありがとうございます。ぜひ、覚えて帰っていただいて。
何も知らないゲスト、永田氏
セブ山:では早速、今回の案件をご紹介していきたいと思います。
ロリポップ! 十周年記念おじいさんキャンペーン!!
(ナレーション)こちらの案件では、ロリポップレンタルサーバー10周年記念の特設キャンペーンサイトを制作。とにかく、おじいちゃんがたくさん出てくるおじいちゃんだらけのおじいちゃんキャンペーンを実施しました。
セブ山:さて、そんな案件に携わった社員ゲストとして今回、永田(智)さんに来て頂いてます。よろしくお願いします。
永田:はい。バーグハンバーグバーグ社員の永田です。よろしくお願いします。
セブ山:早速なんですけども、おじいちゃんキャンペーンに携わった案件担当者として、見所なんかを聞いていきたいんですけども。
永田:いや、あの~……。なんも知らないんですよ、この案件。
セブ山:なんも知らない?
永田:何も知らないです。なーーーーーんも。
セブ山:案件担当者っていうのでゲストとしてお呼びしてるんですけど……。
永田:嘘なんですよ。それが。
セブ山:嘘……。
永田:これはシモダさんがメインで担当して、企画からキャスティングとか構成とかも考えて。
セブ山:「おじいちゃんキャンペーン」はシモダさんがメインで?
永田:ほとんどがシモダさんの構想で動いてたもんで。僕はそのとき入社してないんで。
セブ山:え! 入社すらしてない!?
永田:知らないんですよ、なんも。
セブ山:え!? 他の人いたでしょ。
シモダ:(永田が)案件担当者ですよ。
永田:なんも知らないゲストです。今回は。
セブ山:なんも知らないゲストって何ですか? なんも知らないゲストって、そんな(目の下の)クマすごいんですか?
セブ山:メチャクチャ、クマできてますよ。何も知らなかったら寝れないの?
永田:昨日夜更かしをした、なんも知らないゲストが私です。
セブ山:……大丈夫なんですか!? じゃあ今日はシモダさんにいろいろ聞いていったらいいんですね。
シモダ:いやいや、彼にもいろいろとこう。
永田:ゲストは僕ですから、聞いていただいて。
見所はおじいちゃん達による合唱
セブ山:わかりました。いろいろ聞いていきますけど、永田さんは見所わからないってことなんで、シモダさんに聞いていきたいんですけど。今回のおじいちゃんキャンペーン。担当されたシモダさんとして、どういうところが見所なのか?
シモダ:そうですね。おじいちゃんが音楽室でロリポップ10周年を祝う歌を大合唱してるってところが、1番の見所ですね。10人ぐらいおじいちゃんがいるんですけど。
セブ山:けっこう揃ってますよね。
シモダ:10人の中のひとりに、中塚さんっていうおじいちゃんがいるんですけど。
セブ山:中塚さんね(笑)。
シモダ:彼だけボケてるって設定なんですよ。だから一人だけ、まどろんだ表情で一切歌ってないおじいちゃんが混じってる、ってところが見所。
セブ山:なるほど。僕、見させてもらったんですけど、歌詞も素晴らしいなって。
シモダ:ありがとうございます。
セブ山:歌詞も注目して見ていただいたら、けっこう素晴らしい内容になってるんで。
ロリポ10周年記念ソング
ロリポ10周年記念ソング 作詞 山田山太郎 作曲 川田川子
歌詞 月額105円から使える マルチドメインに複数メアド 最大30ギガバイト 孫がよろこぶ ナウでヤングなロリポップ♪
シモダ:そのね。歌詞も1番覚えてきてくれたのが、中塚のおじいちゃんだったんです。
セブ山:(笑)。事前に「あなたボケ役ですから」って……。
シモダ:言ってなくて。全員に歌詞と、だいたいこういう歌ですよって録音したやつを送ってるんですよね。みんな覚えてくれるんですけども、中塚のおじいちゃんだけ完璧に覚えてきてくれて。リハの時に完璧に歌い上げれるような。1番声も出てるし、うまかったんです。そのおじいちゃんが、キャラクターがめちゃめちゃ良すぎて、『TRICK』とかでもレギュラー的に出てたおじいちゃんなんですよ。
セブ山:へえ~。
シモダ:『TRICK』ってドラマ?
セブ山:ドラマ、映画とありましたね。
シモダ:けっこういい味のおじいちゃんなんですけども。
セブ山:プロ意識があるから歌も完璧に覚えてきて。
シモダ:完璧に覚えてきたその人に伝えるのがツラかった。「ボケて」って言葉がリアルすぎて、イラッとされたらどうしよう? って思うわけですよ。だから「その、あのちょっと……なんというんですかね。まどろむというか……言いづらいんですけど、その~何て言うんですか。……あるじゃないですか、ご高齢の方の……」って。そしたら「わかりました」って言って、なんかイメトレやってるの。
セブ山:プロや。
シモダ:「わたしカメラ写ってる間何を考えてたらいいですか? 監督」みたいな感じで。
セブ山:(笑)。すごい。
シモダ:すごいんですよ。そこが見所ですかね。
セブ山:なるほどね。歌詞とかも永田さんが手伝って考えたりとかしたんじゃないですか?
永田:「歌詞とかも」じゃないよ! こんな置いてかれている人間いる? 人間ってこんな置いてきぼりにされるの? 楽しそうだね! お前らは楽しそうだな!!
セブ山:他も見所がありますから。
シモダ:1個ぐらい答えられるのありますから。
永田:探して、それを。二人で探してよ。置いてかないでよ。
テレビショッピング風にキャンペーンを宣伝
セブ山:シモダさん、合唱以外の見所を。
シモダ:テレビショッピング風の動画も作ったんですよね。よくある「わたし、毎日ロリポップに申し込んでるんですよね」って、ボケ老人ネタなんやけども。
今城久雄さん(70歳):いやー、100万人に使われてると聞いて安心して登録することができますね。私は毎日ロリポップに登録してるんですよ(笑)。
(アナウンス)そう笑顔で語る今城さんは、登録するためにすでに100回以上の申し込みを済ませているそうです。今では凄まじいスピードでクリックできるようになったのです。
シモダ:(クリックを)カチカチカチカチ、繰り返し繰り返し。1回で済むのに100回以上申し込んで「やっぱいいですね~」って言っている映像をやる。
おじいちゃんにいろいろインタビューしてく中で、豪快風に見えるおじいちゃんがいたんで、彼に牛丼をガツガツ食わせながら、その状態でロリポップを褒めてもらうみたいなのをやっていただいたんですよ。で、もの食ってる時ってうまく喋れないじゃないですか。でも、その時に高齢の方って飲み込めない。細胞が死んで縮んでるのかわからんけど、喉に飯が……。
セブ山:そもそも食ってるのは牛丼ですから。まだ、サラっといけるものならわかりますけど。
シモダ:いや、コッテリしたものをグワーって食うてる。その流れを見てて、うわぁ、可哀相やなあ。死ぬんちゃうかなー。
セブ山:やらしてるのはアンタでしょ。
田山正之さん(70歳):(牛丼を食べながら)今年で71歳になるんですよ。……パソコンはあまり使わない私でも……かんた……んにホームページができるんです。
永田氏による裏話とは?
シモダ:そういうのがあったんよ。
永田:話、長くない?
セブ山・シモダ:……。
セブ山:見所喋ってくれてるんだからいいじゃん。
シモダ:そうなんすよ。
セブ山:俺も見ましたよ。
永田:いいよ。もっと裏話みたいなのしようよ。みんなでしていこうよ。
セブ山:はいはい、じゃああれ。プレゼントキャンペーンもあったじゃないですか? アメフトのやつプレゼント。
シモダ:そうそう。アメフトの道具一式当たるよって。
シモダ:永田さんこれ、どうですか?
セブ山:僕、あれ裏話的に聞きたかったんですけど……。
永田:そんなわけないでしょ。聞きたがってるって、お前、よく言えたな。
セブ山:それ言い出したら全部壊れるぞ、この番組の構造が!
永田:普段飲んでる時、聞かねえじゃん。なんでこの場になったらそんな急に。気持ち悪い。
セブ山:カメラがあるから聞いてんのやろ。邪魔すんなよ!!
シモダ:司会なんでね。司会も進めてくださいよ。
セブ山:なんなんや。邪魔しやがって。
シモダ:痰ついてるよ、ここに。
セブ山:(痰を拭く)すいません。アメフトのやつ、高かったんじゃないかって。
シモダ:高かった! けっこうしたような気がする。
セブ山:1回見ただけじゃわからない。そういうとこ見て行きたい。
永田:高かったとか、いいでしょ別に、そんなん。興味ないから、視聴者は。
セブ山:なんの話をしたいんか言えよ。
永田:いや、知らんし。知らん知らん知らん。
シモダ:なんやろ? 裏話なあ。
永田:僕が先週、嫁としたセックスの話をします?
セブ山・シモダ:いいよ。
永田:コレの話します?
セブ山:やめろよ!
シモダ:こいつ、先週おばあちゃん死んでるんやで。お前、おばあちゃん死んでるんだったら嫁とセックスすんなよ!
セブ山:目のクマにリアリティー出てきましたね。
シモダ:人の死を目の当たりにして、生命を作らなあかんことあったんか。
永田:いつこうなるかわかんないから、大事に生きなきゃな。愛を大切にしないとな。昨日、おとといと頑張った。
セブ山:なんやねん。
永田:生理だったんですけど。
セブ山:もう! 裏話はもういいです。おじいちゃんキャンペーンの見所聞いてきましたけど、仰るとおり……。
永田:生理だと違うんだよ。気持ちよくなるって俗説があって……。
セブ山:女性のスタッフもいるからやめて。