「お前、おもしろいからウチに来い」 ホームレスから日本人初のY Combinatorへと転身した起業家の壮絶人生

IVSスタッフから世界で活躍する起業家へ #2/3

IVS 2014 Spring
に開催

DropboxやAirbnbといった、世界で注目される企業を育てるスタートアップ養成所・Y Combinatorの日本人初の出身者となったAnyPerk・福山太郎氏。独立ベンチャーファンド・ANRIのGeneral Partner 佐俣アンリ氏をインタビュアーとして迎え、世界で注目される起業家の思考法を説いた。(IVS 2014 Springより)

多くの人を幸せにするために、弁護士志望からITへ

佐俣:今、そもそも何でこういう会社やっているのかみたいなことを伺ってみたいんですけれども。

福山:何で起業しようと思ったかは、ソーシャルゲームをつくっていて、もともと世界で使われるようなサービスをつくりたいとか、日本だけにとどまらないものをという思いが個人的にすごくあって。

ソーシャルゲームを選んだのは、その時、どこで作っても世界中にFacebookのプラットホームとかがあって、使えるサービスにしやすかったからなんですけれども、作るゲームがことごとく3カ月後ぐらいにもう誰も使っていないみたいになった。

よっぽど成功しないと難しいんだなと感じ、だったら今度は、10年後になっても20年後になってもずっと使われるようなサービスをつくりたいなと思って、次は自分でやってみようかなと思ったのが……。

佐俣:そもそも何でインターネットのサービスをやろうと思ったんですか? シンガポールの会社もITの会社ですね。

福山:そうですね、インターネットを選んだのは、僕は法学部出身で、もともと弁護士になりたかったんですけれども、マジレスするとですね。

佐俣:マジレス、マジレスしてください(笑)。

福山:どっちのストーリーにすれば(笑)。マジレスのほうでいきますと、弁護士になろうと思って法学部に入って伊藤塾にも入ったんですけれども、その時ちょうどmixiとかがバンって大学の中でブームが来て、弁護士というのは格好いいし、お客さんのことを幸せにできるんですけれども、触れられるお客さんの数というのは、1億人とかにならないじゃないですか。

お客さんの分は売上を上げられるけれども、お客さんの数に限りがあるので、その中でmixiとかを見ると、みんなが使っていて、こういうふうに自分が作ったものをみんなが使っている、みたいな。

佐俣:たくさんの人に提供できるという。

博報堂が本屋さんだと思っていた

福山:そういうのがすごいなと思って、ITがいいなと思ったのがきっけですね。みんな就職になると博報堂とかへ行くんですけれども、本屋さんかと思って、全然知らないじゃないですか。

佐俣:それは知らな過ぎですね(笑)。

福山:商社とかに行くんですけれども、商社が何やっているかはあんまりみんなよくわからないで行くじゃないですか。それよりかは、自分が「あ、こういうサービスやっている」とかそういうふうなのがいいなと思ってITに進みましたね。

その時いろいろな人のブログを読んでいたんですけれども、当時RSSとかもよくわからなかったので、ひたすらブックマークだけして、F5を押して更新しないかな、更新しないかなというのをずっと見ていて、誰かがRSSというのがあるよと教えてくれて、テクノロジーすげぇ! と思ったのが結構大きかったですね。

佐俣:へぇー。

福山:IT系を一通り受けてサイバーエージェントさんも役員面接で落ちて。

やるんだったら全力で

福山:そういったことがありながらもITに入って、何で起業したかの話でいくと、ソーシャルゲーム以外のことをやりたいなと思って。自分の中でブレストをして、シンガポールであんまり友達がいなかったので、今も友達はあんまりいないんですけれども。

そのアイデアをぶつける人がいなかったので、スカイプで上から順にオンラインで会った人に全員にこのアイデアどう? と送ってみたんですよね。それで、みんな無視するか、「ああ、いいね」みたいに適当に流された中で唯一、今一緒にやっているサニーというパートナーが「おお、そのアイデアいいじゃん、やろうよ」みたいなことを言ってくれて、「じゃ、やろうかな」と。

だから、ちょっと怖かったんですよね。起業するのはやっぱりお金もなくなるし、お母さんにも怒られるんじゃないかと思って、僕はどっかに就職しながら週末とかでやって、アイデアがうまくいったらやろうみたいな、ありがちな言い訳経営みたいのをやろうと思って。そのつもりだったんですけれども、サニーは、「いや、だめだよ。やるんだったら全力でやろうよ。フルタイムでやろうよ」みたいな感じで熱く口説かれて、やることにしましたね。

それで今、何であんなに熱かったのと聞くと、彼は、ちょうどその前の月に会社を売却した後で暇だったらしくて、彼だけフルタイムでやって僕だけ半分というのはちょっと、という思いが強かったらしくて、今思えば何でだと思うんですけれども。なので、彼はカリフォルニアにいて、僕はシンガポールにいて、1回しか会ったことがなかったんですけれども、それで起業することにしましたね。

佐俣:へぇー。

サニーはアンリ氏がtwitterで紹介

福山:アンリさんのお話をしていいですか?

佐俣:はい、いいです。

福山:サニーとの出会いは、アンリさんなんですよ。知っていました?

佐俣:知っています。

福山:Twitterでですよね。僕が大学4年のときに、「シリコンバレーに行ってみよう!」的ないわゆるミーハーな大学生だったので、行こうと思ったんですけれども、成田に着いた時にホテルを用意してないことに気づいたんですよね。なので、やばいと思って「誰か泊めてください」ってつぶやいたら、アンリさんがメンションで現地に住んでいる方を紹介してくれて、「こいつんちに泊まれ」と言って……。

佐俣:1日か2日ぐらい泊めてくれるかなと思って、僕の友達が向こうにいたのでお願いしたら、何日いたんだっけ?

福山:2週間ぐらいいましたね。

佐俣: 2週間ぐらい住みやがりましてですね(笑)。

福山:ありがとうございました。そこでサニーと出会って。あっちというのは全部、車で移動なんですよ。僕のデフォルトでは電車なので、高円寺ではずっと電車だったので、僕、車の運転もできないんですよね。

でも、Appleとかへ行くのに歩くと超時間がかかるので、運転はできないし、タクシーは超高いし、UBERもなかったので、やべぇと思ったら、サニーがすごいいいやつで、じゃ僕が運転してあげるよと言って、打ち合わせを全部キャンセルして僕といろいろ回ってくれたんですよね。

佐俣:超いいやつ。

福山:超いいやつなんですよ。その時、彼はデザイン会社を経営していたんですよね。デザイナー、かつ、いいやつという僕の持ってないスキルを2つを持っているので、こいつはイケているなと思って、スカイプで話した際に彼と起業しようと思って始めたのがそれですね。なので、アンリさんのおかげです。

アメリカで日本をからかわれて…

佐俣:ドラマ過ぎますね。

福山:確かに。それで起業して……。

佐俣:会社をやるならアメリカでやろうというので、2人で創業……。でも、そもそもシンガポールとアメリカにいて。

福山:そうですね。アメリカは自然と、どこでやる? アメリカでしょう、みたいな感じで決まったんですけれども、個人的には高校の時にミズーリ州に1年間だけ留学していました。

もっとも、本当かどうかわからないですけれども、親がニューヨークで出会ったらしくて、母が英語の教師ということもあり、僕が幼いときに学校で悪いことをすると英語で僕の陰口を言うんですよね。

それがすごいむかついて、何で? 何でだよと思って、英語を学びたいなと思って留学することにして、高校で1年間、ジャック・ドーシーが生まれたミズーリ州に留学したんですけれども、ミズーリ州というのはあんまり都会ではなくて、もちろん日本人も僕の行った学校にはいなかったんですね。

僕、行く前は、日本てすごいんじゃないかみたいなスタンスでみんな来るかなと思ったんですよね。御飯もおいしいしテクノロジーもあるし、日本最高! みたいな感じのスタンスで来るかと思いきや、すごいばかにされて。

「まだ侍が歩いているんだろう」とか、「プレステ9は出た?」みたいな感じで半分冗談で半分本気だと思うんですけれども、ちょっといじられて。何か悔しいなというか、こいつら見返してやりたいなというすごいコンプレックスがあったんですよね。

その時、ちょうどイチローとかゴジラ松井が野球でメジャーに行って、テレビでみんながイチローとかゴジラとか叫んでいるわけですよね。なので、すごいことをやればこいつらでもバイネームであれしてくれるんだと思って、野球はもう無理かもしれないけれども、自分のインダストリーでやりたいなとアメリカでは思っていたんですよね。

ホームレスからスタートした起業人生

佐俣:なるほど。もう2人でアメリカでやろうといって、アメリカに。

福山:そうです。それで2011年の7月にアメリカのthe CrunchとかMashableとか全部読んでいたら、全然イケてないサービスが、「資金調達しました」みたいに出るじゃないですか。アメリカって誰でも資金調達できるんじゃないかと思って、行ったんですが。

佐俣:行ってみたら?

福山:はい。嘘っぱちで。

佐俣:(笑)。

福山:今メルカリの石塚さんがアメリカにもともと住んでいらっしゃったんですけれども、ちょうど日本いらっしゃるということで車が空いていたので、車だけ無料で借りることができたんですよね。

お金がないし、サニーも「どうする? 車で寝たらただじゃね?」という発想になって、でも、道路だと警察来るんじゃね? みたいになって、ちょうどそこでタコベルというあっちのファーストフードのチェーンが24時間営業と書いてあったので、タコベルの駐車場で車で寝ればいけるんじゃね? と思って、初めのオフィスはタコベルでした。追い出されるまで。

佐俣:ホームレスに近いんですかね。

福山:そうです。3人でミニバンで、スーツケースも入っていたのでめちゃめちゃハードでした。そこは追い出されたんですけれども、その後、ミッションシックスティーンスというサンフランシスコで一番危ない場所で、1泊10ドルのホテルを見つけたんですよね。

交渉したら1つのベッドでよければ3人でも1泊10ドルでいいと言われて、来た! と思って。サニーを選んだ理由がいいやつだったんで絶対うまくやれば、サニーは床で寝るだろうと思ったんですよね。2人だったらまあまあシェアできるじゃないですか。そこまでいいやつじゃなくて、サニーは。僕もベッドで寝るよ、という顔をし始めて。サニー見てないといいんですけれども(笑)。

お金がなくても生きられる、と気づいた

福山:仕方がないので、みんなで足組んで3人で横で寝ましたね。でも、危ないところで、隣の部屋のやつがコカインとかで朝5時に警察に捕まるとか、毎晩オーナーの人とけんかして……。

すごかったのは、ホームレスの方がホテルで無料で泊まろうとして入って来て、オーナーがおじいさんとお父さんで経営していたんですけれども、おじいさんとバトりだして、おじいさんが杖で殴り合って頭から血を流していて。

お父さんがアメフトみたいな体なんですけれども、廊下からバーッと走ってきてボーンって階段から突き落として、僕ちょうどお金払う時で、隣にいながらやべえと思ったんですけれども、「イッツオーケー」と言われて、何だここは!? と思いましたね。

その1泊10ドルの生活は2カ月ぐらいやりましたね。100人ぐらいあっちのエンジェルといわれる投資家とか500Startupsも含めて回って、お金くれと言ったんですけれども、サービスもローンチしてないのでユーザーもいないですし、もちろん売上もないので、かつよくわからないジャパニーズなので、もちろんお金が集まることはなく。

やばいなと思ったんですけれども、個人的にはタコベルで寝た経験が結構大きくて、最悪、お金がなくても生きられるんだというか。

佐俣:死なないと。

福山:御飯だけちゃんと食べれば、起業というのはリスクないんだなとそのとき気づいて、だったら、来年か10年後かわからないですけれども、いつかサービスが跳ねるまで頑張ればいいんじゃね? みたいなロジックに気づいて、そこら辺は大分勇気が出ましたね。

佐俣:ある意味どん底を知ったというか。

通訳としてイベントに潜り込む

佐俣:一番やばいところ経験したから。

福山:そうですね、でも、そのときは不思議とやばいと思わないんですよね。2カ月やってだめで、アメリカから集めたら格好いいかなと、アメリカを回ったんですけれどもだめだったので、ちょっと日本に戻ろうかと思って。

帰る前々日とかにTechCrunch Disruptというあっちでは結構大きなカンファレンスがあって、そこに最後だから遊びに行ってみようと思って行ったら、おまえ登録してないから2000ドル払えみたいなこと言われて、2000ドルあったら200日泊まれるわけですよ。払えるわけないじゃないですか。

でも行きたいなと思っていたら、何か日本の方がいらっしゃったので、その人たちを見て受付に「考えてみてくれ」と。彼らは、日本からわざわざフライトもホテルも高いお金払って来ているけれども、実はあんまり英語しゃべれないから、意外とイベントを楽しめない。つまり来年はもう彼ら来ない。

ただ、そこにバイリンガルで英語と日本語がしゃべれる日本人がいれば通訳してあげられるから、彼らは来年また戻ってくる。そうしたら、いいインベストメントだと思わないか? と言ったら、受付の人が……。通訳でIVSスタッフに潜り込んだスキルを使って、ここでつながってくるんですよ、この話は。

佐俣:なるほどね。

福山:通訳だったらなんでもいけるんじゃね? みたいなロジックはそこで学んで。それで無料で入って、ザッカーバーグとかマリッサ・メイヤーとかと話して、「おおー」みたいな感じで、通訳は一言もやらなかったんですけれども。

佐俣:やってないんだ(笑)。

ポール・グレアムに直談判してY Combinatorに

福山:そこで、Y Combinatorっていわれるあっちのシードアクセラレーターのポール・グレアムという人が話していたんですよね。最後のチャンスだと思って、話し終わった後に突撃して「うちの会社に投資してくれよ」みたいなことを言ったんですよ。そうしたら、「おもしろいけれども、とりあえず日本からやってもいいんじゃないか」というようなことを言われて。彼は結構ブログとかエッセイを書くんですよね。

その中に、大きなことやるんならシリコンバレーというのが書いてあったので、「いや、あなたがブログで、『来るならシリコンバレー』みたいなことを書いたから来たんだから、あなた責任とってよ」と言ったら、「おまえ、おもしろいからY Combinatorに入れ」って言われて、入って、そこから人生が変わったという感じはありますね。

佐俣:なるほど、そこから絵に描いたように。

福山:その後もかなり紆余曲折あったんですけれども、そうですね、そこら辺から大分変わったところがありますね。

すごい人たちの失敗談が財産に

佐俣:会社経営がY Combinatorからまた始まっているわけじゃないですか。そこは、IVSで何かやった経験が役立っていたりするんですか。

福山:結構思うのは、起業する前とかはいい話しか表に出てこないので、誰でもいけるんじゃないかと思うんですよね。自分の会社でいざ辛いことがあると、うちだけだめなんじゃないかと思うときがあるんですけれども、IVSの特にオフレコのセッションとかは、結構失敗談とかを話していただけるじゃないですか。

佐俣:生々しい、倒産しかけた話とかですね。

福山:あんなにすごい人たちでも結構辛いことがあったんだなというのを学んで、あの人たちでもあるんだから特別じゃないんじゃないかみたいのは結構感じました。一回成功している人たちが、起業する前からどうやってここまで来たかみたいな話を身近に聞けたというのは、かなり財産にはなっていましたね。

佐俣:IVSがすごいいいなと思うのは、同じ目線で話してくれるというか。学生向けのイベントだと、全員経営者だから、よくも悪くも、やっぱり大人として振る舞ってしまうのが普通というか。

福山:そうなんですよ。結局、新卒採用のことしか、みんな考えてないんで。

佐俣:そうそう。採用の話しかしてくれないよね。

福山:そうなんですよ、2ちゃんねる見るとブラック企業、ブラック企業みたいな(笑)。ですけれども、こちらの人たちはIVSさんと皆さん、そういうところを本音で語ってくれたというのは、かなり今でも生きていますね。

佐俣:今でも経営者として一緒に頑張ろうよという話が、毎回必ずそういうセッションが出てくるから楽しいですね。

福山:そうですね。今、海外に行っていて、最近なかなか来れなかったんですけれども、やっぱりオフレコのセッションこそ来たいじゃないですか。でも、本当にイケている経営者でないと呼ばれないので、やっぱりスタッフという特別な立場で入れて、そういうセッションを直接聞けたというのは、すごい価値のある経験をさせてもらったなと思って、感謝しています。ありがとうございますという感じですね。

英語よりも熱意

佐俣:ちょっと会社のほうに話を戻してみると、AnyPerkというのは、今、社員はどれぐらいですか?

福山:38ぐらいになりますかね。

佐俣:結構大きい会社に。

福山:そうですかね、ここに来ている皆さんの会社に比べると、まだまだなんですけれども。

佐俣:シリコンバレーで日本人が会社経営するというのは、やってみてどうですか?

福山:あんまり「日本人が」というのは、多分皆さんが思っているほど意識していなくて、というのも最初に行って思ったのは、完璧な英語を話さなきゃいけないなとか、そういうイメージが強かったんですけれども、そういうコンプレックスとか完璧主義でいこうかと思ったんです。

でも行って思ったのは、コーヒー屋さんに入ると隣のテーブルで中国からいらした方とかインドからいらした方が、何言っているかわからない英語でまくし立てるように話して、10億集めました、みたいなそういう感じなんですよね。なので、熱意とパッションさえあればアメリカって意外とあんまり関係ないんだなというのを思って。

アメリカで起業するための3つの壁

佐俣:今の福山さんを見るとわからないと思うんですけれども、シンガポールで始めた時、そんなに英語うまくなかった(笑)。

福山:いや、できなかったですよ、留学は。

佐俣:多分、英語のネイティブだとみんな思っていると思うんですけれども。シンガポールの会社のときに聞いた英語はそんなに。

福山:はい、プリズン・ブレイクで僕は英語を勉強したので、プリズン・ブレイクとかゴシップガールを見て。今ちょっとずつ英語がわかるようになってきたんですけれども、今のほうが全然伸びている気がしていますね。

佐俣:そうですよね。

福山:皆さん、英語がしゃべれないので来ないみたいな話をされるんですけれども、それは全然そんなことないなというか、そんなことより、いいサービスがあってパッションがあれば、全然行けるんじゃないかなと思いますね。

佐俣:日本人でも目指せる。目指すために、じゃ、シンプルに何をやっていけばいい?

福山:日本と変わらなくて、3つ大きな壁というのがあって、多分みんな最初にぶつかるのはビザの問題だと思うんですけれども、それはみんな言い訳で、ビザがおりない大抵の場合は、まずビジネスが日本向けだったりとか、ビジネスがアメリカ人のお客さんを獲得できないもの。そもそも論の問題が2つと、3つ目が、全員日本人で始めちゃうとか、日本人5、6人ぐらいでかたまって行くとか。

なので、ビザ、ビジネス、採用がすごい重要なんじゃないかなと思います。最初は、プロダクトを作って最初の100人のお客さんとかで大丈夫なんですけれども、その後、スケールするときに、あっちのトップ人材を雇わなきゃいけないんです。

やっぱり日本人だけということになっちゃうと、それだけで人材のプールが小さくなりますし、かつ日本人で固まり過ぎちゃうと次の人が入りづらいというか、あっちの人を採用できないので、その3つが結構重要なんじゃないかなと思いますね。

みんな「ビザ、ビザ」と言うんですけれども、ビジネスが成功して採用もできている人がビザをとれなかったケースはほぼないので、結果的に見ていると。なので、「ビザ、ビザ」とか、「言語、言語」とかと言いわけをするのは、あんまりイケていないんじゃないかなと思いますね。

どうせ失敗するなら、アップサイドの大きいほうで

佐俣:確かに。逆に、「行きたいです」と言っていた学生たちに、「来いよ」って思います?

福山:「行く行く詐欺」ですよね。まず、「今度サンフランシスコに行こうと思っています」みたいな人の2割しか来ないですし、2割来たのが、「俺、絶対サンフランシスコで起業します」と言った中の2%ぐらいしか、アメリカでやろうとしないので。

佐俣:2割の2%ですね。

福山:そうですね。0.04%? 0.4%? そんな感じですけれども。なので、あんまりいないんですよね、そもそもいらしている方、多分、本気であっちでやっている方は10人ぐらいしかいないんじゃないですかね。

佐俣:多分、難しいとかではなくてフラットで、やるやつがまず、いないだろうと。

福山:日本で起業したことがないのでわからないんですけれども、どっちにしろ大変なので、3年後に残っている確率、90%が倒産するとかそんな感じじゃないですか。どっちにしろ9割つぶれるんだったら、だったらアップサイドが大きいほうでやったほうが、どっちにしろだめなのでいいんじゃないかというので、僕は行きましたね。

制作協力:VoXT

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