2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
リンクをコピー
記事をブックマーク
記者7:上西議員、ちょっと先の話になるんですけど、今後選挙になったら立候補されるんですか?
上西:そうです。それはもちろんですね。それを見越して、土日祝日は地元選挙区でずっと回らせていただいておりますので、その意志に変わりはございません。
記者7:無所属で活動する?
上西:やはり私、従来から言っておりますけれども、政治というのは政党がするものだと思っております。ですので、一度週刊誌に掲載されましたけれども、小沢一郎生活の党代表と、野党連携ですとかそういう関係も含め、色々コミュニケーションをとりながら、今政治活動をさせていただいております。
記者7:今後また小沢さんと話をしていくということですか?
上西:そうですね。コミュニケーションをとりながら動いていくとは思うんですけれども、ただ国会法で、私は生活の党、まだ生活の党でよかったですよね。その生活の党に今入るということはできませんから、なんらかのかたちで連携をとっていくということです。
記者8:デイリースポーツですけれども、今回の件はある意味では上西さんが発信されるTwitterが1つの発端になっているのかなと思うんですけども、上西さんはさまざまな、今回に限らずいろんなことをTwitterで書かれてるんですが、先ほどツイートはすべて裏をとって書いているとおっしゃったんですけど、それは今回の件に限らず、基本的にはそのようなスタンスでツイートを?
上西:もちろんですね。私は自分で発信したことに関してはすべて責任を持ちますし、当然、裏に関してもすべて説明できますので、なにか聞きたいことがありましたらご遠慮なく聞いていただければと思います。
記者8:わかりました。
笹原:まあ、デイリーさんにはいつもお世話になって(笑)。
記者8:インターネットのニュースメディア「THE PAGE」のグシケンといいます。1つお聞きしたいんですけども、今回開いた記者会見の結果で、相手方にはどういうリアクションを求めたいですか。
上西:まあ相手方がどういうふうに……たぶん打つ手もないからこういうことを向こうはしてるんだろうと思いますんで、こういう告訴を受けたことに関して、私は「事実はこうですよ」と「向こうが言っていることに虚偽の記載があるんじゃないですか」ということを発信をさせていただくというのが今の私の対応です。
笹原:上西事務所としては、やはり先ほど申し上げたとおり、維新にしっかりと調べていただきたい。日本維新の会、大阪維新の会に調べていただきたい。
これ逆に言えば、党にとって私どもはかなり過激なことを言っているはずなんです。今回の記者会見の内容は。いつものようにだんまりを決め込むのか。だんまりを決め込むんだったらもうそれは逆に言うと「ああやっぱり維新ってそういう政党なんだね」と。
維新というのは、「上西なんか売名行為だから炎上商法だからいちいち相手にしてないんだよ」っていうスタンスで地元の有権者の方々には説明しているそうですが、そんなわけはなくて。影響力はあるわけですから。
それについてはしっかりしていく。それは維新に対してですね。
例えば今、日本維新の会に私が電話をすると、ほとんどが途中で切られます。例えば「これこれこういう議員の件でこういう対応されたんですが」って言ったら、「議員のことは議員の事務所に連絡してください。党は関係ありません」とまで明確に言われております。
今度逆に議員のほうに連絡すると、「一切答えられません」と。上西さんの事務所には答えられませんと。これは例えば、維新の若い方々とか党員の方で、公認候補を受けている方がたまに上西にツイートをしてくると。それに対して1つ返すと。
そうすると、神奈川の議員の方は「すみません先ほどのはTwitterのアカウントを乗っ取られてました」というかたちで返してくる。それは党から怒られるんでしょうね。それはめんどくさいでしょうから。
だからこそ、個別にこんなことをやっていても意味がないので、ちゃんと党として上西と1回話せばいいんじゃないですかと。橋下さんが出る前に、衆議院議員、代議士の、今十何人いると思うんですが、それと1人でもいいですよ。僕行かないですよ。議員同士の話ですからね。その代わり公開で、公でやっていただきたい。
それぐらいをやらないと、維新が少なくても言っているパフォーマンス、「身を切る改革」と言っているのもパフォーマンスですからね。彼女の言葉で言えばいいと思うけど、どういうことを言われてた?
上西:有馬温泉で勉強会ということで……これ言ってもいい? もう言ってるからいいよね。有馬温泉で勉強会をするということで、大阪維新の所属議員が300人くらいドンチャン騒ぎをしたわけなんですね。
私はそのとき、維新の会というのは貧乏だと聞いていましたから、「会費はどこで払うんですか?」って党職員3人くらいに聞いたんですね。そしたら、「今回は松井さんがしてくれるので」って。松井さんはそのとき幹事長ですから、「どこから出ていたのかな?」というのは容易に想像がつくところですけれども。
そういうドンチャン騒ぎの前に、30分から1時間くらい、勉強会と称した会議があったんですけれども、そのなかで橋下さんがはっきりとおっしゃったのが、「身を切る改革と言っているんだから、法案を出せ」と。
どうせ維新が法案を出したって人数が足りないから、その法案は扱われること自体がないんですね。審議に入ることすらないんです。だから、どんどん出してアピールしてくださいと。
私ははっきり言って、そのときびっくりしたのが、アピールするためだけの法案を出す……法案を作るには、当然人手がいります。人件費がかかります。
通りもしない、中身のない法案を出せと。こういうことをおっしゃるというのは、はっきり言って、かたちだけのものだなと思いました。
笹原:今回の臨時国会でも、何本?
上西:最初は1日……。
笹原:最初は1日1本だったのが、今回の臨時国会で「目指せ100本」と。まあ100本くらい出すでしょう。
上西:一般の方は、国会議員の仕事は法律を作ることだと思われていると思いますけれども、当然、冷静に考えていただければ、国会議員だけで700人? いるわけですから。その全員が毎日毎日法案を出しているわけでもなく、むしろおかしな法案が出てきたら止めるのも国会議員の仕事なんです。
ですからそういうふうに、ただ法案を出していれば、国民の方は「仕事をしてるんだな」と思いますから、そういうパフォーマンス的なことはお辞めになられたほうがいいと思います。
笹原:もちろんパフォーマンスはあってもいいと思うんですが、パフォーマンスだけでいいんだというのが今の維新の体質です。まあ橋下さんのときのほうがまだマシだったかもしれない。
パフォーマンスだけしかできないというのが……それで、パフォーマンスのおもしろさに味をしめたんですよ。例えば、足立議員が「アホ」と言う、「アホ」と言えばメディアが扱ってくれる、そうすると「今日、俺の名前が3回出たぜ」と本会議場でみんなでワーワー、キャーキャーやっている。その程度です。
彼女(上西議員)もふくめて、維新の議員、少なくても彼女がいた内部、私がコミュニケーションを取っている議員はその程度ですよ。だからこそ、今回の件はちゃんとやっていきたい。維新には、今回の件をきっかけにちゃんとやっていただきたい。少なくとも、大阪府民の支持を得ているわけですから。
ただ、このやり方を、例えば小池さんと一緒に「政治塾をやるんだ」というかたちで、東京なんかに持ってきてほしくない。ただ単に、パフォーマンスだけです。まだ小池さんのほうがちゃんとやってますよ。
ところが大阪維新の連中、上山信一さんなんかも、僕たちはなにも言ってないけど、彼女のTwitterをブロックしてますよ。言われる前にブロックですからね。でも「維新政治塾」というのが生み出したのは、代表的なのは彼女ですよね。
だったら、自分たちが生み出したんだったら、ちゃんと(上西議員と)話すべきですよ。話してけじめをつけるべきですよ。橋下さんもですよ。橋下ベイビーズと言われているんだったら、家出をしている最中なんだから、1回くらい戻ってきて話をしてみろと。
東京で悪い男に騙されて、セーラー服を着て踊ってると、そういうことがあるんだったら、親として一度話してみろと。それくらいのことは維新はやらなきゃダメですよ。橋下さんも「俺、知らね」じゃ。
彼女だって「政策秘書を採ったのは自分の責任だ」と言っているわけですから、橋下さんだって公認した責任はあると思う。その公認について迅速だったという、対応を評価する人がいるのは、僕は意味がわからない。
そういったことを話すべきですよ。維新が今後、国政政党としてやっていく気があるんだったら。「大阪ではこうです」「ワクワクドキドキ、身を切る改革」「教育の無償化」、いいことも悪いことも含めて、とにかくパフォーマンス。
だいたいあんなものは、銀座のホステス相手に言われた話を使ってるというのは彼女も見てるわけで、それを表に出てきて言うっていうのは卑怯ですよ。正々堂々とやっていただきたい。
上西:だから私はTwitterで維新の会の今の体制について、いろいろ厳しいことを言います。これはなぜかと言うと、やはり私の出身は「維新政治塾」でありますから、そこから始まった原点というところを大切にしていただきたいんですね。まず今の維新は、あのときの維新とは完全に別物です。橋下さんがいた時の行動力・鮮やかさもありません。
そして出てくるのは金銭スキャンダル、税金を使って印刷代を計上してみたり、嘘の印刷の印刷代を計上してみたりだとか、警察沙汰というのも後を絶たないと思いますね。
ですので、あの時、府民が維新に期待したクリーンな政治というのは一切なくなっている。そしてなによりも自民党政権、政権与党と当時はしっかりと対立軸を立てて国会運営をしていたはずなんですけれども、それが今まったく見られずに。そして与党に擦り寄っているというふうな姿勢しか見られませんから、ぜひとも私としては、あの時の維新に戻っていただきたいなと思います。
橋下さんに関しては、先ほど笹原のほうから話ありましたけれども、私としっかりと向き合って話す義務が私にはあると思っています。
笹原:先ほどから例えば、もっというと、私がかなりこういう記者会見、しかも記者クラブを通じて集まってきていただいた方もいらっしゃると思うので、けっこう異例な喋り方を私がしていると思うんですが。
私からすれば、先ほどのもともとの情報、文春さんに申し込んだっていうのももともと私が聞いてきたもので、それで彼女にその話をし、私は今年の2月から公設秘書になっているんですが、その間に彼女は向こうが当然訂正してくると思ったんですが、一向にない。
そういう状況のなかで第2秘書が今年の1月の末に辞めるということで、私、公設秘書になっております。
で、この問題、少なくとも足立議員の問題を含め、橋下さんの問題等が解決する、もしくは彼女が政党に入るときというのは、私のような秘書ではダメだと私も十分承知しておりますので、その場合は集団ではこういった記者会見はおそらく許されないと思いますので。
そのへんはわかったうえで、今しか話せないことは話させていただいて、誤解は誤解として、やってしまったことはやってしまったし、起きてることは起きてることとして、というかたちで、こういうイレギュラーなかたちの記者会見をさせていただいているという。
上西:当然党に入りましたら、党から制限を受け、「これは言っちゃいけない」「あれは言っていい」というふうな制限があります。
ですから、私1年半前に記者会見した時、ある程度党から「これはどうなんだ」「これは言っちゃいけないんじゃないか」という制限を受けたなかでお話をさせていただきました。その結果がああいう記者会見となり、誤解を結局解くことができなかった。
ですので、また当然私がゆくゆく党に入れば、おそらくなにかを拘束を受けながら発言をすることになろうと思います。
ですが、今、無所属という立場でありますから、国会のなかで起こっていることをすべてみんさん方にお伝えをする、そして私の身に起こったこともしっかりと自分の口から発信をしたいと思っております。そういったかたちの記者会見が今日だと思っております。
笹原:今いろいろ、Twitterもそうなんですが、すべて自分の責任だと。もちろん自分の責任で自分で調べて、僕も情報を渡しますが、最終的には自分で判断して出してます。でも、政党に入ればそういうことは許されないことが多々あると思います。
ただ、私としてはそれでそれでいいと思っております。すべてが一致して政党というのは動くものじゃないですから。
今のうちに言わないと言えないこともある。今、無所属の状況のなかで言わないと言えないこともあるということで、ちょっとイレギュラーなかたちでさせていただいていることだけ、非常に失礼だというのは重々承知のうえなんですが、すいませんが。
記者9:光文社の編集部のマチダと申します。よろしくお願いします。2つ質問させていただきたいんですが。まず窃盗の件なんですけれども、これ朝に気がついたということを先ほどおっしゃいましたが……。
笹原:はい? ごめんなさい、もう一度……。
記者9:朝に気がついたと。窃盗の事実。これ、その前何日か空けてたということですかね? 事務所のほうは。
上西:彼が先ほど申し上げましたように、私たちが退室をしてから、夜の10時ですとか深夜にかけて入室し、そして備品であったり書類であったりそういったものを一切合切、足立事務所に持ち出したというふうに聞いております。
笹原:これ昨年の11月……。
記者9:これは一晩のこと?
笹原:いや違います、違います。もう何日か……。
上西:書類だとかは、秘書にある程度管理は任せますから、その書類を少しずつ持ち運んでいたというふうに聞いております。
笹原:一番いわゆる大きなものは……いや、時間があれなので。大きなものはいわゆる11月の連休中に集中的に持ち出されています。
記者9:なるほど。そういうことですね。
笹原:それ以前のだいたい10月の下旬ぐらい、いわゆる解雇を言い渡したのがその1ヵ月前ですから、10月の下旬ぐらいから徐々にどうやら減っていったようです。
ただ、そのフタがされている会館のなかの棚のなかって彼女も確認はしませんので。ところが大きなものというのは、その11月の連休あけて、彼女が東京に来たときに僕に連絡が来て「こういうのがないんだけど」という話だったので。当時、僕、私設秘書にはもうなっていた時期ですからね。
記者9:じゃあ、気がついたのがまあ、気がついた時点で警察のほうにご相談されたということですね。
上西:そうですね。
記者9:持ち出したとすると、おそらくお調べになってると思うんですが、何日間かにわたって持ち出しているということですね。
笹原:はい。すべて入退出歴もこちらのほうにございますので、それで時間等々はすべて見ております。ただ、館内にどうしても防犯カメラがないということなので、警察からは映像提出って言われたんですが、「ここは防犯カメラがないんです」ということだったので。
記者9:2つ目なんですけれども、すいません、今回の訴状について私拝見してないので、そこはご了解いただければと思います。そのうえでの質問なんですけれども。
今回ツイートの内容に関する名誉毀損ということですので、今後警察のほうから呼び出し等あって、おそらく調書等を取られることになると思うのですが。
そのときにそのなかで、これは仮定の話です、立証の必要性があったときに、そもそもの旅行事件ですね、これ、私の記憶の範囲では「秘書の方と旅行していない」ということの証明を、要するにはっきり言えば「秘書の方がどなたと旅行に行った」ということを最終的に陳述を出せば済むことかもしれません。
上西:えっと、それは内容とちょっと違っておりまして……。
笹原:一応今回の告訴の内容は、要は「自分が週刊文春に記事を持ち込んでいません」という。
記者9:あ、そうです。それはわかっています。ただ、あの……。
笹原:あ、その内容自体ですね。
記者9:そこで立証の必要性なり妥当性が、警察がどう考えるかわからないんですけど、だから「仮定の話」というふうに。
笹原:なるほど。わかりました。そうであれば非常にノーマルな話、普通な話で。警察から言われてるんだから、それは家城に言って、「悪いけど、前の彼女呼んできて……」、前のというのもあれなんですが、呼んで来てもらって「警察に証言してくれ」って話で終わると思います。
記者9:それはできる?
笹原:できます。
記者9:できるということですね。わかりました。以上です。
記者10:フリーのホッタです。前向きの質問をさせてもらいます。法務委員会ですよね。
上西:はい。そうです。
記者10:先週、日本弁護士連合会が死刑廃止の宣言をしました。どう思われますか?
上西:これに関しては非常にデリケートな問題だと思いますし、さまざまな意見もあると思います。当然被害者の気持ちもありますし、そして人権をどういうふうに守っていくかというふうなこともあります。
そして法務委員会のなかでも、共産党の議員を中心に議論が、一般質疑でありますけれども、そのなかで進められている状況であります。
そのなかで私も個人的にいろいろなところから意見を聞きながら、そして質問の機会をいただいたおりには、通常国会と今回臨時国会の間にけっこういろいろ調べものができましたので、次の機会に、そういうことも言える機会がありましたら言っていく。そして、必要に応じて質問主意書等などで対応させていただこうと思っております。
笹原:また、うちは政策秘書を取っておりませんので、だいたいスタッフで対応しております。
今回、日本弁護士連合会が出した趣旨というのは、2020年までに議論を高めていこうということだと思っておりますので、ここで早急な答えを焦るということではなく、まず議論が開始されたというところが重要なポイントだと思っておりますので、今の段階ではそれぐらいのかたちの話しかできないのかなとは思っております。
記者10:宣言はしましたけどね。宣言をする前にだいぶ紛糾しました。福井で。
笹原:それはそうですよ(笑)。だけれども、弁護士連合会はどうしても前に進めたかったと。これ、議論を前に進めることはぜんぜん悪いことではなくて、むしろ当然のことですから。
いわゆる「先進国で……」というか「アジアのなかで……」という話、2つの問題をはらんでいるんで。それを議論しないでどうするんだっていう話で。
それは法務委員会でなくとも、もちろん法務委員会ですから率先してやるべきですが、法務委員が国会議員であるかぎり、それは当然だと思います。
記者10:それで明後日、死刑廃止議論の亀井さんがその会議やりますので、時間があったらぜひ参加してください。
笹原:(笑)。
記者10:それからもう1つですけれども、国会議員辞めるんじゃないんですよね。次、出るんですよね。
上西:今、そういうふうにお話ししました。
記者10:なにを訴えて出ますか?
上西:私、今いろいろツイートで、まあツイートばかりの話で申し訳ないんですけれども、ツイートで発信を。憲法改正についてもそうですし、集団的自衛権に関してもそうです。そして原子力発電に関してもそうですが、いろいろ発信をさせていただいております。
憲法改正に関しましては、端的に申し上げると、今の自民党草案に関しては議論すら値しないようなものだと思っております。そして、あと……今、なに言った?
笹原:原発。
上西:原子力発電に関しましては、最終処分地が決まっていない、そういったなかで稼動すべきではないと思っております。
笹原:まず、「自民党がダメだったら、この国はどうするんですか?」というのが、上西事務所の物事を考えるコンセプトです。
上西:ですから今、自民党、政権与党が一強と言ってもいいほど強い体制を維持されていますけれども、国民からすれば、やはり選択肢はあるべきだと思います。ですから、野党の立場をしっかりと明確にしていくことで、「自民党はこう」「野党はこう」というかたちで対立軸を明確にして、私は活動していきたいと思っております。
笹原:昨年末から、やはり年末になりますと、「政党に入りませんか?」という話がきます。ただ、当然、政党助成金がほしくて入るいうのも大事なことなのかもしれませんが、少なくとも、上西という人間は偽善者でなければいけないと思っております。
頭数できたとか、普通の人が許されることでも、彼女では許されない。例えば、白紙の領収書1つをとっても、彼女だったら大問題です。
今回も私どもは調べました。万一のことがあるんじゃないかと思って。でも家城は「絶対にない」「明言してもらっても構わない」と。それはそのとおりだと思います。
当時みなさん、上西が辞めるのは、旅行とかではなく、どうせ政治資金規正法に引っかかることをやってんだろうと。だから1ヵ月もやっていれば出てくるだろうと、みなさん散々調べたはずです。ところが、一切出てこなかった。お金にだけは綺麗です。その代わり「ケチんぼだ」とか書いてありましたけど。
ただ、そこの部分も踏まえて、なぜ「小沢さんと話してみる」と本人も言うのかというと、私も会議場で見てましたけど、この前、「拍手をしましょう」と言って、自民党の議員がスタンディングオベーションをすると。そこまでは別にいいです。
ところが、私も毎回いろんな取材が来るんで迎えに行くんですけど、エレベーターに乗るとところで自民党の議員が興奮して、「やったね!」とか言って握手してるバカとかがいるわけですよ。自分たちで高揚しちゃってるんですよ。
そういう状況のなかで、今の野党ってなにができるんですかって。私も普通に日本人で国民ですから、そんな選択肢がないような状況が……昨日書いたの? 「民進党が嫌い」って。
(国民は)自民党を積極的に応援してるのではなくて、民進党が嫌いだからということです。でもそういうことです。民進党さんもなにをやってるんだとか、こんな記者会見をやっている状況のなかで私どもが言うことではないのかもしれないですけど、私どもは確かに、いろんなことをやってなんとか目立とうとします。
でも、なんとか目立とうとするのは、そうしないと聞いてくれないからなんです。「どうせ上西バカだろ」というのは、もうみなさんのなかでコンセンサスがとれてると思うし、本人もテレビで言っていたとおり「自分はバカだった」と。「でも、バカじゃいけないんだ」ということで、うちは関係各省庁に連絡をするアポイントも、全部本人に取らせてますし、すべての資料を、必要とするときも私どもは一切やりません。
自分ですべて連絡させて、レクチャーを受けさせて自分で書いたものを私どもがチェックすることはありますけれども。
上西:ですから、党に所属していたときというのは、当然、政策秘書を雇い、そして部会というものが頻繁に開催されますから、党にいたときは国が抱えていることに関する問題意識すら希薄だったと思うんですね。
そしてまあ、部会というものがありますから、そのなかで得た情報をもとに、例えば、政策秘書と相談をして、政策秘書がそのなかから質問を作っていく、完全に党と政策秘書に頼りっぱなしだったと思うんですけど。
道に立てば維新らしく「身を切る改革」だとか「大阪都構想実現」だとか、そういうことを繰り返しているだけだったんですけど、無所属になってからはそれまでの私がいかに勉強不足だったかということを身にしみて実感をしましたので、こういうこともいい機会だということで、もう政策秘書は雇わずに、自分で資料を集め、省庁等と連携を取っていくということは全部自分でやっています。
笹原:ですから今回の通常国会も、他の党の方に本人が交渉して、質問時間をいただいたと。おそらく維新からは質問時間を分けていただけないと思いますから、本来は5秒とかしかないものを20分とかいただくのは、共産党の議員の方にわかってもらう。わかってもらうというのはこちらの熱意だけではどうにもならなくて、「こういうことをどうしても質問したいんだ」ということを、それは僕らが言っても……彼女が自分で言うことですから。
「政策秘書をとっても意味がないよ、はっきり言って」と。その代わり私設秘書はとってます。政策秘書はとる気はないです。現状では。
先ほど申し上げたように、政党に入ったあとに、私はもちろん身を引くつもりですから、それはもう彼女と政党の問題ですけど、今の段階ではそうやってこの1年半は本人は勉強してきていると思っています。
記者11:産経新聞のキノシタと申します。ちょっと勉強不足で大変申し訳ないんですけど、確認も含めてなんですが、結局訴えた方へ今回告訴は取り下げてほしいということなのか。もう1つ、さっきこのまま向こうがこういうふうに続けるとこっちも訴えることはありうるとおっしゃいました。それはつまり名誉毀損という話なんでしょうか。
で、ごめんなさいまた勉強不足で。窃盗と公文書偽造の被害届の話もあったと思うんですけど、それは現在進行形で続けていて、被害届を出すべく活動されているんでしょうか。
上西:警察とのやりとりはテクニカルなことですので笹原から回答します。
笹原:先ほど12時ぐらいですかね、警察署のほうと一応確認をとりまして、この話については麹町警察で進行形として考えていいかどうかというのを記者からの質問が出るかもしれないというふうに。
ただ、一応麹町警察の本部の広報課の意見として、「今の段階として警察としてコメントは出せないと言ってくれ」ということだったので。私どもの考え方を申しますと、現在進行形です。
先ほど大阪の弁護士さん、足立議員の政策秘書の方が入れた弁護士さんとも私直接電話でしまして、今日こういう記者会見がありますと。そこが一番最初の。で、まあよろしくお願いしますというかたちで終わってますので、この記者会見を受けて、代理人がどう考えるかということですよね。私どもとしてはこれは事実じゃないということですから、当然取り下げるべきだと思っております。
取り下げてくださいという言い方ではちょっと弱いのかなと。なにかの交渉をすることではないので。私はだから先ほど、上西事務所の意志として、維新のなかでしっかり調べてくれと。
党として、これだけのことをメディアを通じて発信しているわけですから、知りませんとか私は関係ありませんとか、例えば足立議員は昨日のTwitterで「事後報告だった」みたいなことを書いている。でもそれじゃダメです。ちゃんと調べてください。ということです。
記者12:訴えるとしたらどういうアプローチでなにを。
家城:だから名誉毀損です。できることで対抗はしていかなければいけないのかなと。
記者12:つまり名誉毀損も含めてなんらかのことで当該秘書を訴える?
笹原:あの、公人ですから、名誉毀損というものがはたして当てはまるのかどうかということを考えております。で、当てはまらないだろうという解釈はしております。そういう立場ですからね。
もっと言うと、こうやって発信する場を与えられているわけですから、名誉毀損されたんであれば、こうやって発信して戦っていけばいいわけで、それはもうメディアの方々の冷静な判断と公平な解釈の仕方。
こっちが悪いんだったらこっちが悪い、悪い事すれば書かれるわけですし、いいことしたら書いてくれるかもしれないわけですし、例えばこういうふうに言ったって編集権はすべてそちらにあるわけですから。
それを踏まえたうえでのコミュニケーションがもともととれていなかった。私どもはそれを踏まえたうえで、名誉毀損等々ではないと。
ほかになにかございますか? よろしいでしょうか。よろしければこれで。
本当に無礼な発言、いろいろ申し訳ありませんでした。みなさまの考え方で報道していただければと思います。よろしくお願いいたします。
上西:どうもありがとうございました。
関連タグ:
2024.12.10
メールのラリー回数でわかる「評価されない人」の特徴 職場での評価を下げる行動5選
2024.12.09
10点満点中7点の部下に言うべきこと 部下を育成できない上司の特徴トップ5
2024.12.09
国内の有名ホテルでは、マグロ丼がなんと1杯「24,000円」 「良いものをより安く」を追いすぎた日本にとって値上げが重要な理由
2024.12.12
会議で発言しやすくなる「心理的安全性」を高めるには ファシリテーションがうまい人の3つの条件
2023.03.21
民間宇宙開発で高まる「飛行機とロケットの衝突」の危機...どうやって回避する?
2024.12.10
職場であえて「不機嫌」を出したほうがいいタイプ NOと言えない人のための人間関係をラクにするヒント
2024.12.12
今までとこれからで、エンジニアに求められる「スキル」の違い AI時代のエンジニアの未来と生存戦略のカギとは
PR | 2024.11.26
なぜ電話営業はなくならない?その要因は「属人化」 通話内容をデータ化するZoomのクラウドサービス活用術
PR | 2024.11.22
「闇雲なAI導入」から脱却せよ Zoom・パーソル・THE GUILD幹部が語る、従業員と顧客体験を高めるAI戦略の要諦
2024.12.11
大企業への転職前に感じた、「なんか違うかも」の違和感の正体 「親が喜ぶ」「モテそう」ではない、自分の判断基準を持つカギ