子供がテレビに出ていいのは何時まで?

西野亮廣氏(以下、西野):今日、BAO(中島芭旺くん)がいてるんですよ。さっきからなんかウロチョロウロチョロして。

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):一応見てる人たちがいるのでお断りしておくと、BAO君は11歳だから、テレビにいつまで出ていいのかというので調べた結果、夜21時ですね。

西野:21時。

のぶみ:夜21時ぐらいで。それでBAO君は今日、ノーギャラで出ます。

西野:お仕事じゃありませんね。

のぶみ:そうです、お仕事ではありません。

西野:なるほど。

のぶみ:はるかぜちゃん(春名風花)が出たことがあるらしいですけど。

西野:はるかぜちゃん、中学の時に岡田斗司夫さんと喋ったんですって。

のぶみ:そうですよね。

西野:面倒くさかったでしょうね。

トンボ:そうですよね(笑)。

西野:中学生で岡田斗司夫さんと喋ったら、すごい吐くわ。

(一同笑)

のぶみ:もう本当に濃い。だからちょっと21時までやりますから。

西野:働いてはおりませんから。

のぶみ:法律に触れるというのがあるから、ノーギャラで出るということと、あとは21時まで。『ライオンキング』の子役とかは21時にいなくなるんですね。舞台とテレビはそういうふうになってるみたいですね。じゃあ、そんな感じで、労働基準法(違反)とかじゃないのでやさしく……(笑)。

西野:よろしくお願いします。

キンコン西野も絶賛、11歳の天才少年

のぶみ:BAO君です。今大ベストセラー中です。すごいよこれ、BAO君が出たいって言ったんだよね?

BAO:はい!

西野:こいつ、すごくて。

のぶみ:知ってますよ、BAO君。

西野:(本の)印税で僕のクラウド・ファウンディング、30万円のやつ(キンコン西野とのトークショー開催権)を買ったんです。そんなやついました? 11歳で……。

山口トンボ氏(以下、トンボ):ちなみに11歳のときどうでしたか? 西野さん何やってましたか?

西野:俺は本当に覚えてない。まるで記憶にない。トンボには何回か言ったかもしれないけど、俺18歳の高校3年生でアロンアルファにはまって、当時、虫とか殺していったから。田舎の人間だから蛙とかぜんぜん殺してたのね。

トンボ:ダメですよ、やっちゃ(笑)。

西野:今はもう絶対ダメですよ、そんなことやっちゃ。今はやってないけど、当時田舎の人間だからみんなやってたんですよ。蛙に爆竹入れてたりとかって。

トンボ:蟻の巣に花火やったりとかね。昔はやりましたね。

西野:そうそうやった。僕は18歳で、カマキリを3匹連れて来て、カマキリの背中と背中を瞬間接着剤でくっつけて、どっから攻められても大丈夫なカマキリ。

トンボ:やめて! ダメでしょ!(笑)。カマキリに殺される。

のぶみ:(コメントで)すごい「馬鹿」って言われてる(笑)。

西野:もうボロ負けやで。やばいやろ、18でカマキリにはまってんだから。それで俺、「やっべえことやってる!」と思って、すげえ興奮して世界が変わると思って。

(一同笑)

西野:こんな360度の、カマ6つも持ってるやつ作ってるんだから。

トンボ:最悪(笑)。

西野:それで「わー!」て言ってたのにさ……BAOは11歳で印税で。

キンコン西野とBAOくんのトークショーの内容

のぶみ:それでBAO君が今出してる本のタイトルは何ていうんですか?

BAO:『見てる、知ってる、考えてる』です。

見てる、知ってる、考えてる

のぶみ:それはいい本ですか?

BAO:はい、いい本です。

西野:いい本ですか?

BAO:いい本です。

西野:ベストセラー。いや、超おもしろかったよ。

のぶみ:いやおもしろかった。ちょっと聞きたかったのは、西野さんと「30万円でトークショーやりたい」ってやったじゃんか。それ一緒に何話したいの?

BAO:わかんない。うーん……何も考えてないです。

のぶみ:考えてないの?

BAO:考えてないです。

西野:でも対談やんなあ。

のぶみ:本当にもうギリギリまで考えないで、すっと行くんだね。

BAO:はい。

のぶみ:カッコいいね。

西野:でも結局、トークショーが始まってしまったら、なんとでもなると思うんですよ。

のぶみ:うん、まあそうですよね。

西野:おもしろいのが、11歳の子が運営をするっていうのが……。

のぶみ:いやおもしろい。

西野:チケット代どうするだとか、集客どうするだとか。それで一緒に言ってるのは、30万で買ったものだから、絶対黒出そうと。

のぶみ:そりゃそうだよ!

チケット代はいくらが妥当?

西野:それでまた、BAOがオンラインサロン入ってんねんけど(笑)、その勉強をしようよという。チケット代諸々とか。

のぶみ:BAO君はそれで1回、「あ、こういうふうにやればいいんだ」ってわかったら、何回でもできるからね。

トンボ:だって知らない大人はまったく知らないよ。

西野:ほとんど知らないよ。

のぶみ:僕もやるまでは知らなかったですね。

西野:チケット代、今悩んでるんだっけ?

BAO:悩んでます。

西野:悩んでるんや。

のぶみ:どっちで悩んでんのかな? 価格設定で悩んでる? 価格設定いくらくらいにしましょうか?

西野:いくらかな……。BAOと言ってたのは、それもBAOが1人で決めるんじゃなくて、悩んでるところも晒して、共有して、それを宣伝にしたほうがいい。

のぶみ:なるほど。今ニコ生で見てる人がけっこういるんですね。BAO君と西野さんのトークショー、いくらくらいだったら行きますかというの、ちょっと打ってもらっていいかな?

トンボ:今、金額で2,500円と出てますけどね。

のぶみ:何人くらい呼びたい?

BAO:80人。

のぶみ:何分やりたいですか?

西野:あれ、日にち決まったっけ?

BOA:何分? 日にち? 覚えていない。

西野:違うの。BAOはそれこそ子供だから20時までしか、仕事としては働けないから、だから19時から20時までの1時間だと。そこからはもう終わっちゃって、交流会みたいなことにしたら、BAOが提供する側でなくしてしまえば引き続きいけると。

のぶみ:だから、20時前に終わらせないとダメだということですね。

西野:20時までと一応言っておいて。

のぶみ:ギャラが発生するからね。

トンボ:そうですね、行く人は6,000円でも行くんですよね。

BAO:どうしようかな。

のぶみ:これは西野さんのギャラも、BAO君のギャラも入るの?

西野:僕のギャラはないです。それを30万円で買ってもらってるんで。

のぶみ:そういうことか。

トンボ:いや、すごいな。

のぶみ:(コメントを見て)3,500円、6,000円でも行く、2,500円、3,000円、2,000円から3,000円くらいのやつが多いね。

西野:そうですね。

のぶみ:「5,000円はいってもいいんじゃない?」と書いてありますね。

トンボ:子供料金があったらおもしろそう。

BAOくんはいったい何者?

西野:でも僕、独演会2000円か2500円ですよ。

トンボ:そうですよね。

西野:ありえないですけどね。ほかの芸人のトークライブとか観に行った時の雑さって酷いですよ。本当に雑なんですよ。セットだとか。

トンボ:組まないですよね。

西野:組まない! それでけっこう値段取ったりしているから。独演会の2,000円、2,500円というのはあり得ないですよね。

トンボ:あの空間であの値段は絶対にないでしょうね。

西野:そうそう。

のぶみ:西野さんがBAO君と何か話したいことはありますか?

西野:何しゃべる?

のぶみ:西野さんの独演会となるからね、しゃべらないといけないですね。

西野:僕は1時間くらい適当にしゃべれますよ。それっぽく「わー、楽しかったなー」って思わせるくらいの。

トンボ:そこはやっぱりプロフェッショナル。

西野:プロフェッショナル。何でも大丈夫。

トンボ:すごい。

のぶみ:BAOくんに質問も来てますよ。「何者か答えてください」だって。

BAO:何者でしょうね?

のぶみ:何者なのでしょうか? 今、本は出していますね。そして先日どうなったんでしょうか?

BAO:紙を出して、社長になったらしいですね。

のぶみ:社長になったんだよね。

西野:BAO、社長になったの?

のぶみ:BAO君は社長になったんだよね。

トンボ:質問で「将来の夢は?」って書いてあります。

BAO:将来の夢はないですー!

のぶみ:将来の夢ない?

BAO:はい、ないです!

のぶみ:今なんだね、BAO君は。

BAO:はい、今です。

西野:なるほどな。

のぶみ:社長になった上でこれからやりたいことは? 何の会社に?

西野:ここでしゃべっちゃうと……。

トンボ:確かにそうなんですよね。本当そうなんですよね(笑)。

のぶみ:後々のことは、あとで考えましょうか。