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会議を見せるテレビ第20回(全7記事)

絵本の表紙に“西野亮廣”はいらない キンコン西野が語る『えんとつ町のプペル』へのこだわり

キングコング西野亮廣氏と絵本作家のぶみ氏によるニコ生チャンネル「会議を見せるテレビ第20回」。西野氏は、10月21日に発売される新作絵本『えんとつ町のプペル』の表紙に対するこだわりを語りました。

出版社と作者のすれ違い

西野亮廣氏(以下、西野):でも、ちょっとないですか? 本を出すときの、出版社の方のルーティーンの感じって。自分はこれに命かけてるじゃないですか。

絵本作家のぶみ氏(以下、のぶみ):いや、本当にそうですよ。

西野:マニュアル化してる感じがちょっと臭うときないですか?

のぶみ:だって僕の『ママがおばけになっちゃった!』は53万部いってるのに、初め4,000部にしようとしたんですよ。「クソ見る目がないな」と。

(一同笑)

のぶみ:本当に、この人たちは無能なんだなっていうのは確信するからね。

西野:本当に難しいですよね。

のぶみ:実は、僕は帯まで考えるんですよ。初めに作るときに帯まで考えて、この次『サンタパスポート』というのが出るんですけど。「今年からいいことを100個しないとクリスマスプレゼントがもらえません、サンタより」という帯が付くんですよ。それは帯ありで考えてるんですよ。

西野:なるほどね。

のぶみ:だから西野さんの場合は、言ってることは合ってるし、今もう注目度がかなり高いので、絵本としてはベストセラーになると思いますね。

だから、西野さんがちょっとでも売る方法というのは、ハロウィン色を絶対に出さないことだよね。ハロウィン色でやると、ハロウィンが終わると撤去されたりする場合がある。

西野:本屋によっては。なるほど。

のぶみ:だからそうじゃなくって、「時期ものじゃないんです」というのをけっこう強めにやって。

西野:なるほどね。

のぶみ:出版社から送るFAXがあるんですよ。あれとかをやって。西野さんがどのテレビに出るかとか、どのメディアに出るかを言ったり、西野さんがどのくらいの影響力があるかとかいうのをちゃんと本屋に熟知させないと。「知らんから」と言ってやられる場合がかなりある。

例えば、クリスマスのやつはけっこう返されちゃうんですよ。『しんかんくんのクリスマス』という本があるんですけど、その時期、1ヶ月か2ヶ月くらいしか置かれないんです。ただ、需要はかなりありますよね。

『プペル』の帯は結局どうなった?

山口トンボ氏(以下、トンボ):(『えんとつ町のプペル』の)帯はそこからどういう。

のぶみ:付けるんだったらすごい大事ですよ。それですごく変わる。

西野:インスタ文化だから、絶対表紙勝負だなと思ったんですよ。それでそうなったときに、「西野亮廣」って名前が入ってるのがダサいと思ったんです。

のぶみ:えー、そうかな?

西野:もちろん僕のことを好きな人ばっかりじゃないから、となったときに、絵だけが好きなんだよという人が絶対にいるなと思って、絵として成立してたほうがいいなと思ったんで、「表紙に自分はあんまり入れたくない」と言ったんですよ。

のぶみ:えぇ!

西野:その代わり、タイトルの上に「Akihiro Nishino’s」みたいな英語表記はある。

のぶみ:あぁ、なるほど!

西野:英語だったらちょっとごまかせるから。デザインになるから。

のぶみ:確かに。そんなことすんだ。

西野:でも出版社の人もそうだし、取り次ぎさんもそうだけども、作者の名前が本の本体に入ってないとやっぱ具合が悪いと。困るんですって。

トンボ:それはなぜなんですか?

西野:例えば本屋さんだったら、「西野亮廣」で検索する人がいるんで。

トンボ:紀伊國屋とかにありますね。

のぶみ:ああー、そうか!

西野:あれに反応しないとか。要は英語表記で登録されちゃうと、平仮名で「にしのあきひろ」って入れても反応しないんです。本屋さんが「これは平仮名表記なんですよ」ということを知っとかなきゃいけないんですって。

のぶみ:カウントしないんだ。

トンボ:なるほど。初めて知った。

絵本の表紙に“西野亮廣”はいらない

西野:じゃあ、どうしようかなと思ったときに、今探ってるのは、帯に「にしのあきひろ」って入れませんかという話をしてるんです。

背表紙には載ってますけど、表面には西野亮廣は載せないで、西野亮廣という名前は、帯に平仮名で載せようみたいな。

帯には裏側もありますから、それは袖山さんも見事で、メッセージボードに。「Dear誰々さん」みたいなメッセージボード。だから帯には、なんも書いてないんですよ。「Dear誰々」で線があって、「From誰々」と。そうしたら、プレゼントにしようと思う人が出てきて買うきっかけになるから。

トンボ:最高じゃないですか。

西野:俺はそれ、販売促進の装置としてすごく機能してるなって思うんです。なぜなら、僕の絵本は原画展でお土産としてけっこう売るから。これをプレゼントしようと思ってもらえるのはすごくいいなぁと。

のぶみ:女の人はね、お土産率高いんですよ。僕のサイン会でもそうなんですけど、「友達の子供にも、この似顔絵書いてください」みたいなやつがけっこうあるんですよね。だから、女の人はやっぱり絵本のお買い上げとかするんだって。

なんかここ(コメント)にも書いてあるんですけど、帯について超ざっくりの内容をほしいと。推薦人はいらないと書いてありますね。

西野:推薦人はいらないんですよね。

のぶみ:だから西野さんがよく言ってる、アニメとかもそうなんですけど、このキャラクターは知ってて、こういう話だとわかってアニメって見るじゃないですか。

例えばドラえもんって不思議な道具出すな、のび太がこういうふうになるなというやつ、知ってる上でやるというのも、けっこうブログで書いてありますよね。

西野:中身言っちゃうみたいなね。

のぶみ:その点についてはどうするんですか?

西野:帯はどうだろうな。でも僕は、帯はそれでOK出したので。コメントがどうとか、推薦人が誰それとかじゃなくて、帯をプレゼントのアイテムとして機能させるためにメッセージボードを書くというのはむっちゃいいと思ったんですよ。

のぶみ:前のほうは?

西野:前のほうはたぶん、「にしのあきひろ」を載せて文章をほとんど載せないと思います。もう絵だけです。それか劇中のひと言か。だから、そんなに文章でだらだらやらないっていうのは、どうなるでしょうね。

のぶみ:でもネットでけっこう拡散してるから、あの影響力はすごい強かった。

西野:そうなんですよ。僕は(絵本の)話を全部出しちゃってるんですよ。

のぶみ:ブログで全部出したじゃないですか。僕、見てたんですけど、そのときAmazonで西野さんのやつ6位だったんですよ。それからあの直後に一気に1位になりましたもんね。

西野:おもしろいっすよね。知ってる話を買うという。

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