2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
Celebrities Making Art(全1記事)
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カリン・ユエン氏:かなりの数のセレブたちが、自分の手でアートの制作を試みてきました。マイリー・サイラス(Miley Cyrus)、ジェームズ・フランコ(James Franco)、シャイア・ラブーフ(Shia LaBeouf)など数人の名前が挙げられます。
マイリー・サイラスは、ヒッピーに扮し、これは想像の範囲内ですが、幻覚を起こさせるような創造物を発表しました。色鮮やかな花飾りやキャンディーやビーンズで覆いつくされた、5フィートの水パイプのオブジェです。
ジェームズ・フランコは、シンディー・シャーマンの作品を引用した写真コレクションだけでなく、数多くのドローイングや油彩画を発表してきました。
彼の最新の絵画シリーズは『Fat Squirrel(太ったリス)』と呼ばれています。
シャイア・ラブーフのパフォーマンス『#I AM SORRY』は、イギリス人アーティスト、ルーク・ターナーとコラボレーションをしました。机の後ろに座り頭にかぶった紙袋には、「私はもはや有名ではない」と書かれています。
5日間の間メンバーや人々が列を作り、自分が持ってきた小道具と共に一緒に座ることができるものです。
マコーレー・カルキンやジェイ・ジー(Jay-Z)、リンゴ・スターなどの名前も挙げられます。
いつでも、我々の反応は大きく分かれます。つまり、これはアートではなく、お金を稼ぎたいため、ジョークのようなものだ、というものです。私にとって大変興味深いのは、セレブリティーであるというだけで、これを見ている人もいるということです。
今日では、こういったものに参加するのは大変容易になっています。ソーシャルメディアがまずPRに大きな役割を果たし、アートについて話すことのない人々でも、有名人のゴシップは常に興味を引くものですから、それが功罪になっているのかもしれません。
セレブがアートの業界に入っていくことはなにも新しいことではありません。同じ芸術上の領域ですし、アートの世界は常に群れを成す人々で動かされていて、そこで有名になることは成功することであり、大きな役割や見返りをもたらすことなのです。
非常に単純ですが、ギャラリーは有名人とつながりを持ってお金を稼ぎたいわけですし、裕福な人々に財布を開けさせたいのです。そして、セレブの名前が並ぶような展覧会を開催したいのです。
これは自然な選択ですので、このような実践についてギャラリーを責めたりはできません。アートに関わることとは、なんらかの戦慄するものを作ることから始めるべきだ、と話す人々もいますが、私にはそうであるとは思えません。
私は、アートを作るということは、純粋なことであり、クリエイティブなことであり、貴重な時間を投入するという意味では、それ自体が重要なメッセージなのだと思います。アートを作ることは、多くの恩恵があり、誰も落胆させることではありません。いくつかの物語にうんざりしている人を除いては、ネガティブな側面の影響は決してないのです。
いずれにせよ、アートを作りたいというモチベーションのある人は誰でも、それなりの時間をそこに投入できるのなら、少なからず印象に残るものになるのです。このような努力はお勧めしたいですし、作品自体をよくすることになります。ギャラリーで発表して稼いだり、口コミが生まれるのに、ふさわしい価値があるかどうかという意味ではありません。
しかしながら、彼らが有名だからという理由で展覧会をするというのは、公平でしょうか? おそらく違うでしょう。これはまさしく、彼らがなぜアートを作るのかということとは違う問題になります。
自分がそれをしたいと感じていて、そして楽しめるものであるという、非常にシンプルな理由であるのならすばらしいことです。しかし、一方では、口コミを集めるためのマーケティングの道具になりますし、安易にお金を集める方法にもなり得るのです。
私は、個人的には純粋なものであってほしいと思いますが、誰かがあるいは集団が舞台の背後から、これはあなたのもう1つの面だからアートを作るべきだ、とそそのかしているのなら、非常にがっかりすることでしょう。
もし、彼らが、アートを創造することに対してなにかしら誠意を持っているならば、どれだけセレブの名前がインパクトを与えているのか、注意を払ってほしいのです。作品を売ったりオークションにかければ、チャリティーに対し多くの資金を得ることができますし、基金プログラムや教育プログラムなどを支援するなど、彼らができることは多くあります。
またパフォーマンスや展覧会では、そうでなければ普段話したことのないような多くの会話が生まれるでしょうし、1秒でもアートについて考える必要のない人々が、それに関わってアートについて話すことができるかもしれません。これは、本当にすばらしいことだと思います。
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