2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
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記者12:フリーランスのハタケヤマと申します。今回の代表選なんですけど、郵便投票の投票率が全国で40.89パーセントしかありませんでした。投票率が一番高かったのが、玉木さんの地元の香川で70.64パーセント、次いで前原さんの地元の京都で62パーセント。投票率が50パーセントを超えたところが5つしかないんですね。
東京の場合は39.31パーセントしかないということで、政党支持率以前に党員サポーターの関心も低いと言わざるをえないと思うんですけれども。これだと政権交代はかなり遠いんじゃないかと思うんですが。
この党員サポーターの低投票率をどのように受け止めて、今後どのような行動を取られるのか、お聞かせいただければと思います。
蓮舫:その厳しいご指摘、本当にそのとおりだと思うので、甘んじて受け止めさせていただきたいと思います。
各都道府県連において、それぞれの地域で投票率が低かった原因等は、自己分析をしていただいて、それを寄せていただいて、次の代表選に向けて改善しうる点があるのかどうなのか、これ分析をさせてください。ありがとうございます。
記者13:日本テレビのハラです。すいません。法務省が国籍問題についてですけれども、一般論としながらも、「日本国籍取得後も台湾籍を残していた場合は、二重国籍状態が生じて、国籍法違反にあたる可能性がある」という見解を示しました。
これについてどうお考えになるかということが1点と、これまでにこの問題について十分にご説明をされたとお考えかどうかを、お願いいたします。
蓮舫:私自身は、籍を放棄したとずっと認識していました。あわせて、今、放棄をする手続きに入っていますので、その努力はしてきた部分も含めて、違法ではないと考えています。
記者14:ウォールストリートジャーナル、オベです。2点あって。1つは、本日の決意表明のなかでもご自身の祖母やご両親のことをお話しされましたが、台湾人とのハーフというために、日本社会で生きていくうえで、これまでとくに苦労された経験だとか思い出とか、そういうのがおありかどうかというのが1点と。
それともう1つは、日本に来たい、住みたい、働きたいという外国人は多いと思うですけれども、政策面でなにか、外国人の労働者であるとか参政権であるとか、なにか具体的なお考えをお持ちかどうか、お願いします。
蓮舫:私は父に、日本で生まれ育って、日本語と日本の文化・伝統をたいへん厳しく教えてもらいました。その部分では、私が生まれ育ってくる今日までの間で、なにか特段の思いをしたということはございません。
今、観光政策面では、今の政府が進めているインバウンド、これもともと前原国交大臣の時に、我が政権で進めてきた政策ですけれども、これをもっと力強く打ち出していく部分は賛成しています。
ただ、研修生の制度、政府が法案を出そうとしている内容も、いま一度検討させていただきながら、どうすればこの国が共生社会、多様性を訴えていくことができるのかは、いま一度私が代表に今日させていただきましたので、党内で議論していきたいと思います。
記者15:東京新聞のシミズと申します。今日の党大会の演説で前原さんが、自身の支持を訴えるべき演説で、異例ともいえる自身の失敗について蓮舫さんに、蓮舫新代表に語り掛けられました。
リスクマネジメントに関してだったと思うんですけれども、率直にどのように聞かれたかということと、改めて新代表になって気を付けていきたい点というか、前原さんから引き継いだ教訓というのをどのように自分の中で受け止めていきたいかということを教えてください。
蓮舫:厳しい提言をくれるいい先輩がいるなと、率直に感謝をいたしました。リスクマネジメントも含めてこれから気を付けていかなければいけない、という提言もしっかり受け止めました。できればこれからいろいろな質疑をやらせていただくときにも慎重に発言はしていきたいと思います。
記者16:北海道新聞のツダと申します。民進党は自民党に比べて地方組織が弱いという現実があると思います。また選挙では無党派層を頼りにする選挙をしてきたとも言われています。これからどうやって支持基盤を広げて、地方組織を強化していくのか、この2点をお伺いしたいと思います。
蓮舫:やっぱり都道府県連の改革、これは岡田前代表も相当見えない部分でも力を注いできました。これを一層より強力に進めてまいります。合わせて自治体議員の数が絶対的に現政権と比べて少ないわけですから、1人でも多くの方に手を挙げていただける、手を挙げた方を1人でも多くの方に当選をしていただける、これは地方組織改革と一緒にやるべき課題だと思っています。
記者17:フジテレビモリモトです、よろしくお願いします。今日の代表選投票前の、最後のスピーチ、訴えでご自身の半生を語られました。おじいさまの時代、おばあさまの時代、なぜ半生を話そうと思ったのか、意味合いはどんなところにあったのでしょうか?
蓮舫:今回の代表選挙もそうなんですけれども、気づいたことが1つありまして、これまで13年目の政治家活動に入りましたけれども、自分のことをアピールする場所が実はほとんどありませんでした。
自分の選挙でも3回くらいしかマイクを持たない、常に他人の仲間のための他の総支部長のための応援で日本を回ってて、人をほめることはよく、人のいいところをみなさんにお伝えすることはできたんですけれども、今回私は自分で何をアピールすればいいかということを、実は一番恥ずかしくて、どういうふうにしていいか悩んだところなんです。
仲間の選対の議員たちと議論をして、今までみんな蓮舫さんってどんな人生を歩んでいたのか、どんな思いを持って政治家になったのかを聞いたことがないから、そこに重きを置いて話してもらえないのか、という声をいただきましたので、そのうえで自分で考えて書き上げた原稿です。
司会者:あと1、2問ですが。では向こう側のブロックの前から3列目の方。
記者18:産経新聞のトクノです。最近僕ら若者の政治に対しての関心が大変薄くなっているのですが、そのような若者に対してどのように自分らの支持基盤に入れていくか、お考えをお聞かせください。
蓮舫:わかりやすい言葉で伝えようと思います。難しい専門用語ではなくて伝わる言葉で話しかけたいと、これまで努力をしてきました。これからも代表として、この言葉にはみなさんに伝わるような思いで話していきたいと思っています。ありがとうございます。
記者19:山陰中央新報のオオノと申します。よろしくお願いします。参議院の合区問題についてお聞かせいただきたいんですけれども、8月3日に、先の参院選挙で合区になりました鳥取・島根、徳島・高知の4県連がですね、党本部に対して合区を解消してほしいと申し入れがありました。
具体的には憲法改正か立法措置、そして3年後の参院選挙までには必ず解消してほしいという文言が入っておりました。自民党のなかにも、合区解消に向けて検証チームができたり動きがあるなかで、今後、合区問題についてどう取り組むかお考えをお聞かせください。
蓮舫:想いとして、やっぱり自分たちの県からずっと代表を出していたものが、2県一緒で1人となると、すごく複雑だという気持ちはよくわかります。
ただ一方で、地方の人口減少は相当なスピードで進んでいて、最高裁の1票の格差の判断もあるなかで、今の合区、鳥取・島根、高知・徳島、1年以上かけて、もっとですね、2年近くかけて、参議院のなかで議長のもとで、各党各会派の会議体をつくって議論をしてきたものですから、やっぱりそう簡単にこれを変えられるものだとも思っていません。
やっぱり政策として、今の政権が進めている地方創生、私たちは地域活性と言っていますが、人口が首都に集中しないように努力をする。地方に人口が増えるような努力をしながらも、選挙制度は常にみなさま方にご関心を持ってもらえる制度があるのであれば、これは各党会派に提案で議論を呼びかけていくべきだと思います。
司会者:ありがとうございました。まだご質問したい方もおられるようですが、時間となりましたのでこれで蓮舫新代表の会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。
蓮舫:ありがとうございました。
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