時間を上手に使う方法について考える

DaiGo氏:どうも、みなさん、お待たせしました。DaiGoです。(コメントにて「(ネックレスが)今日は2だ」)今日は「2」です。

今日のテーマは、「時間を上手に使う方法」です。(コメントにて「マッチョわこつ」)いや、まだマッチョというほどマッチョではないです(笑)。(コメントにて「こんばんは」)どうもどうも。

前に会員のみなさんとお話したんですけど、「平日の放送は20時からのほうがうれしいよ」と。それで、休みの日、平日の前の休みの日、日曜日とかは19時ぐらいからがうれしいみたいなお話をいただいたので、平日は全部20時スタートに設定したつもりだったんですけど、1個だけ19時のままだったので、今日は時間を変更しました。

これから平日は20時からやります。それで、休みの日の夜の場合は19時からやりますね。

今日は、この前アンケートを取ったら「1時間〜1時間半ぐらいがいい」ということだったので、それくらいでやっていきたいと思います。

今回は、けっこう凝縮回です。わりと学術的な内容で作ろうかなとも思ったんですよ。心理学の話だったり、「どうすれば人間は時間を有効に使えるのか?」って話もしようと思ったんですけど。

結局、時間の使い方って「なにが答えなのか?」よくわかってないわけですよ。朝型の人もいるし、夜型の人もいるし。例えば、そういう本がありますけど、歴史に名を残す天才だったり著名人たちの時間割って、けっこうむちゃくちゃだったりするんですね。

だから、いちばん時間をうまく使う方法は、自分のスタイルに合うやり方を見つけることなんですよね。

試して自分のスタイルを見つけてください

今日は、もちろんいろんな本で紹介されているような内容も話しますし、僕がいろんなやり方を試したなかで、どういうスタイルを確立したのかって話を紹介します。

そのなかで、「こういうやり方と、こういうやり方と、こういうやり方があるんですけど、みなさんだったらどれやってみますか?」とか、「これ試してみてください」みたいな話をしますので、自分に合うものを選んでくださいね。

僕はいろんなものを試したなかでこれをやるようになりましたって話とその根拠については話しますけど、みなさんは自分のやり方をぜひ見つけてもらいたいと思います。

試すことがすごく大事です。試さないで聞くだけ聞いて終わりにしちゃうと、今日はもったいない回になるかなと思います。

性格とか、仕事によってもやっぱり違いますから、「動かせない時間」と「動かせる時間」をしっかり認識して、動かせる時間をどう動かしていくかってことが大事です。

(コメントにて「ネックレス何番まであるんだろう?」)ネックレス、これは1〜9・0まであるんですけど、僕は1と2しか持ってないですね。

(コメントにて)「ニートです。時間は無限にあります」(笑)。じゃあ、今、僕と同じニートな方が「時間が無限にある」って話をしたので、時間が無限にある人の話をしたいと思います。

自由な時間がたくさんある人は不利!?

僕もわりと時間は無限にあるタイプです。無限にあるって言ったら変なんですけど、自分で自由にできる時間はかなり多いタイプだと思うんですね。

そうすると……、ほら、よく「仕事は忙しい人に頼め」っていうじゃないですか。実はあれとまったく同じで、時間があり余ってる人は、モチベーションが上がらないんですよ。

時間に対する作業量、つまり時間の密度がぜんぜん増えないんです。それで、この密度の低下というのがすごく怖くて。人間って不思議なもので、作業量とか時間がどれぐらいあるかを気にするより、ミスを気にするほうが圧倒的にいいんですよ。

なぜかというと、人間は機械と違って、例えば、機械だったら時間を10倍にしたら生産量が10倍になるんですけど、人間の場合は、時間を10倍にしても、2〜3時間とほとんど変わらないんです。できあがってくるもの、成果は。

なぜかというと、人間の集中力はそんなに保たないんですよね。だから、密度を上げるのはすごく大事です。人間の時間に対する密度は10分の1とか平気で落ちますので。

だから、実は、ニートが一番有利なのは「時間がたくさんあること」。そして、一番不利なのは「時間がたくさんあること」なんですよ。

夏休みの宿題が(学校が始まる)前日になるまでやる気が起こらないとかも同じで、時間の使い方については、どちらかというと、時間と集中力の関係、時間の性質をちゃんと知ることが大事なんですね。

マグロアボカド丼を食べながら

そういう話をしたいなと思ってるんですけど、1個問題があって。ぜんぜん関係ないんですけど、僕の今日の晩ごはんこれです。

マグロとアボカド丼です。すいません、食べないとぬるくなるので、無料枠は食べながらやります。ごめんなさい(笑)。

みなさん、今日用意してる内容もあるんですけど、今のうちに時間について聞いておきたいことをコメントでいっぱい流してください。僕がそれを見て覚えるので、そこからいろいろ話もしていきたいと思っています。

今日は本当に時間がなくて。ただ、大事なのが、時間がないというのは、時間がないんだけど、いろんなことができているわけですよね。なぜそうなるのかって話なんですけど。

(コメントにて「なにしてたの?」)今日はついさっきまで、仕事の打ち合わせで渋谷にいました。

DaiGo氏があまり時計を見ない理由

あと時間の感じ方もすごく大事です。例えば、「時計はたくさん見たほうがいいのか。そうじゃないほうがいいのか?」という考え方もあるんですよ。

実は僕はあまり時計を見ない派なんです。「だから、遅れるんだろ」って言われるんですけど。なぜかというと、例えば、時計を見ると、時間を常に意識するわけですよ。時間を常に意識すると、時間の経過が遅く感じるんですね。

そうするとなにが起こるかというと、2つのよくないことが起こります。1つは、「まだまだ時間があるんだな」と安心感が出ちゃうわけですよ。

あともう1つは、つまらないことしてる時って時間を長く感じません? つまらない授業とか、好きでもない人と会ったりとか、文句ばっかり言うクライアントと話したりしてると、「まだぜんぜん時間が経ってない」って時計を見ながら思うと思うんですど。あれはなにかというと、「時間の拡張」というのが起こっていて。

人間は、つまらない時ほど時計をたくさん見るんです。時計を見れば見るほど、「時間がまだ経ってない」って感覚が強まるので、時間を長く感じて、つまらなく感じちゃうんですよ。

だから、熱中してる場合は、かえって時計を見ないほうがよかったりするんですね。

時間をうまく使うと稼ぎが上がる

じゃあ、時間の効果、時間単位の成果を圧縮する方法っていろいろあるんですけど、例えば、僕が今やってるニコニコもまさにそれなんですね。

このニコニコの目的として、今「1万人プロジェクト」というのをやってるんですけど、会員1万人を突破させて、みんなで武道館を貸し切ろうみたいなプロジェクトをやってるわけですよ。

それと同時に一応裏テーマで、今日はビジネス、これから自分で仕事をしたいとか、そういうことを考えてる人にぜひ見てもらいたい内容なんですけれど。

時間の使い方をうまくすると、やはり稼ぎが上がるんですね。もちろん副業をやるでもいいし、とくに自分でビジネスを始めたら、時間をお金に変換していくという考え方が最初なんですよ。

やっぱり「時間をどうやったらうまく使えるのか?」という感覚をぜひ身につけてもらいたいなと思うので、そういう意味で、今回はビジネスにも役立つ話をしたいと思ってます。

もちろんビジネス以外にも使えて。例えば、主婦の方とかも、時間を上手に使えたほうが、やりたいこともできるようになりますからね。