忍者レスラー・太田「日体大の練習は世界一」銀メダルの悔しさ、4年後のリベンジを語る

レスリング男子グレコローマン59キロ級銀メダル

リオ五輪メダリスト記者会見
に開催

リオ五輪、レスリング男子グレコローマン59キロ級で銀メダルを獲得した太田忍氏のメダリスト記者会見の書き起こしです。

レスリング男子グレコローマン59キロ級銀メダル

司会者:本日はレスリングの男子グレコローマン59キログラム級、太田忍選手の銀メダルの記者会見を始めたいと思います。

今回初出場となるオリンピックで見事銀メダルを獲得いたしました、忍者レスラーと呼ばれております太田選手、昨日はメダルセレモニーの後、夜は取材ですとか、関係者とお会いしたりしていろいろ忙しかったと思います。

自分の時間を取って、ゆっくり一晩休んで、朝起きて、一夜明けての率直な感想をうかがえればと思います。よろしくお願いいたします。

太田忍氏(以下、太田):試合終わって、「すごい悔しい気持ち」と言ったんですが、一夜明けてもその悔しい気持ちは変わりません。

この悔しい気持ちを4年間しっかりと持ち続けて、2020年東京オリンピックでは必ず金メダルを取りたいという気持ちになりました。

司会者:はい、ありがとうございます。一夜明けての感想ということです。それでは、記者のみなさま方からご質問をいただきたいと思います。

父親の夢が的中して悔しい

記者1:読売新聞のマサキと申します。昨日終わった段階では、まだお父さんとはお話されていないということなんですけども、ご連絡を取られてどんな言葉をかけられたんでしょうか?

太田:はい。終わってから少し経って電話が来たんですけど、「十分だろう」という言葉と、実は父がオリンピックの前に「おまえは銀メダルだ。おれはそういう夢を見た」という連絡が来て、「くそっ」と思って(笑)。

(会場笑)

太田:「絶対金メダル取ってやる!」と思って臨んだんですけど、「ほら見ろ、俺の夢のとおりだろ」と言われたので。東京では絶対に金メダルを取ろうと思います。

日体大の練習は世界一

記者2:産経新聞、アマノと申します。おめでとうございます。悔しいというなかに、世界一の練習をしてきたという自負があったと思いますが、その世界一の練習というのはどういうものだったのか、そのご苦労を教えていただきたいのと。

もう1つはちょっと変な質問で恐縮なんですが、太田という名前を聞くと、我々はやはりフェンシングの太田を思い浮かべてしまうんですけども、「太田といえばレスリングだ」というアピールがもしございましたらお願いします。

太田:まず世界一の練習なんですけど、日本体育大学という母校で毎日練習をさせていただいているんですけど、本当に日体大の練習自体は世界で一番だと思ってます。

また、このオリンピックに向けて、日体大のスタッフ、日本レスリング協会のスタッフをはじめ、練習パートナーになってくださる学生の選手たちにも、自分の練習をそっちのけで自分の相手をしていただいたので、本当に追い込めた練習ができたので、世界一の練習をしてきたという自信になったと思います。

2つ目は……レスリングの太田。僕は太田忍という、太い田んぼに忍者の忍と書くんですけど、「忍者レスラー」と言われてるので、フェンシングの太田、レスリングの太田というよりは、太田忍=忍者レスラーと覚えていただいたらいいなと思っています。

司会者:はい、ありがとうございます。海外からも忍者レスラーと呼ばれている太田選手です。ほかにご質問いかがでしょうか? はい、お願いします。

今、一番食べたいもの・会いたい人

記者3:産経新聞社のササキと申します。おめでとうございます、そしてお疲れさまでした。今休みたいという気持ちだと思いますが、少し明けて何をしたいか、たまっていたものをちょっと教えていただければと思います。そして、今何を食べたいか、そして会いたい人も。この3つの質問、よろしくお願いします。

太田:何をしたいか、まずまだ今年の夏に入ってからオリンピック、夏らしいことができていないので、海に行きたいなと思っています。

食べたい物は、やっぱり焼き肉ですかね。減量期間中、脂質を削った食事をしていて、そういうカロリーの高い物はあまり食べなかったので、焼き肉が食べたいなと思っています。

会いたい人ですけど、オリンピックに応援に来てくれた方々は、決勝戦しか見ていない……飛行機のエンジントラブルで着いたのが決勝戦の直前で。

僕がレスリングを始めるきっかけになった勝村先生には、まだ自分で会って銀メダルの報告をできてないので、ぜひ会って、「銀メダルを取りました。金メダルじゃなくてすいません」というのを伝えたいですね。

グレコローマンスタイルの魅力

記者4:時事通信のヤスイと申します。おめでとうございました。日本のグレコローマンの16年ぶりの銀メダルということで、すごい久しぶりだったんですけれども、グレコローマンの魅力は何でしょうか? どういうところをアピールしたいですか?

太田:グレコローマンスタイルというのは、そもそもフリースタイルと違って、上半身のみの攻防なので、下半身への攻撃ができないので、組み合ってダイナミックな技が見せられたり、それは自分のレスリングの持ち味でもあるんですけど、本当になんていうか、アクロバティックな技もありますし。

技のスピードの展開だったり、パワー感だったり、またフリースタイルや女子レスリングとは違った迫力であったり、本当に格闘技らしいというか、そういうものがグレコローマンの魅力ではないかなと思っています。

司会者:私も昨日決勝戦見させていただきましたけども、あらためてグレコはおもしろいなと思いました。ほかにご質問いかがでしょうか?

吉田沙保里選手、伊調馨選手へのエール

記者3:度々すいません。産経新聞社のササキと申します。昨日、メインプレスセンターで吉田(沙保里)選手、伊調(馨)選手が登場されて、ちょうど太田選手の戦いがある頃、お二人が世界のメディアに向けて、「太田選手が決勝に行ったことがうれしい、励みになる」ということをおっしゃってました。お二人に逆にエールをお願いします。

太田:僕の決勝に行った姿を見ていただいて、「励みになる」と言っていただいたのは、本当にありがたいことですし、この大会で4連覇を目指す本当にすばらしい方々なので、僕の口から「がんばってください」とか言うのは恐れ多いんですが、ぜひ4連覇を達成したところを見たいので、「がんばってください」と伝えたいです。

記者6:共同通信です。青森県出身とうかがっているんですけれども、今まで地元の方からの声援もあったかと思うんですけれども、地元の方のファンとお世話になった人々に、なにかひと言あればお願いします。

太田:はい。試合が終わっていろいろなメッセージをいただいたんですが、銀メダルという残念な結果に終わってしまったのにもかかわらず、みなさん、「胸を張って日本に帰って来い」「かっこよかったぞ」というメッセージを、いろいろいただいたので、本当にありがたいなと思っています。

しっかり日本に帰ってから、青森県、山口県に帰って、しっかり報告させていただきたいと思っています。

司会者:はい、よろしいでしょうか。ありがとうございます。

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