挑戦する生き方とは何か? - GMO熊谷社長とGREE田中社長に聞く:part3

挑戦する生き方 #3/3

IVS 2012 Winter Workshop
に開催

まだインターネットやスマホが出てきたばかりの頃から事業に取り組み、いまやWeb業界、スマホ業界のリーディングカンパニーとなったGMOの熊谷氏と、GREEの田中氏。その成功のウラには、両氏それぞれの生き方に根付いた信念とストーリーがあった。(IVSウィンターワークショップ2012「挑戦する生き方」より)

熊谷 もう一人聞いていいですか? せっかくだから。

田中章 はい皆さん又手を挙げて下さい。さっき挙げた方々……。

熊谷 じゃ、そのブルーのシャツの方。いいですか? 前から3列目。

質問者 僕の目標なんですけど、僕エンジニアを目指してるので、僕の作ったサービスとか、アプリとかで世の中の誰かを幸せにとか、こんなサービスがあって良かったな、と言ってもらえるようなサービスを作る事が目標です。で、スパンとしては、大体3年スパン位で、何回も何回も世の中を変えていけるようなサービスが出来たらいいと思います。

熊谷 なるほど。すごくいいと思います。僕も生まれ変わったら、エンジニアになって、経営もしたいと思ってます、とてもいいと思いますので一つだけアドバイスとしてはですね、大体ってのは僕は絶対使わないのね。大体って使う人は、自分に甘いから、流されちゃうんですね。大体って使う人は大体って使わない人に流されちゃうから。だからいついつまでにっていう風に決めるとすごくいいと思いますよ。

質問者 はい、いいアドバイスありがとうございます。

熊谷 じゃ最後もう一人。夢を持ってる女性の方? はいじゃあ、そちらの赤いセーターをお召しの方。

質問者 企業家の集まりの方に来てちゃいけないんですけど、私の夢は小説家になる事で、それは、言葉で人の心を暖めて、癒して行きたいなっていう風に考えてます。でも、それには、経験が沢山必要なので、まずは社会に出て働いたり、世界一周をしてみたいなと考えています。あともう一つ、欲張りなんですけれども、ずっと続けてきた部活動での経験を生かして、最近女性を社会で利用していこうっていうのがすごい聞かれるので、女性として女性リーダーとして、女性リーダーって言葉はあんまり使いたくないですけど、自分が社会を引っ張っていけたらなと思います。

熊谷 はい、ありがとう。あのね、僕のアドバイスとしてはですね、僕も本を出させて頂きました。2004年に出させて頂いたんですけれども、どうして出したかって言うと、皆さんと同じ位の時に、自分の夢を語ってたんですね、僕は35歳で上場企業の社長さんをして、何かの分野でナンバーワンになるんですって。

先輩方に話してたら、皆笑ってたんですけど、その中の一人がですね、それが実現したらお前は本を出せ、と。で、八重洲ブックセンターで1位取ってくれって、本の絵を描いてくれて、それを僕ずっと手帳に入れていて、それがあったから出版の話を頂いた時に、八重洲ブックセンターで1位が取れるような本を書きますって。その話をお受けして、本当に出して、本当に一番になって、15万部位売れたんです。

小説家になります。すごいいい夢だと思います。逆にですね、いつまでに自分の本を出版されて、どういう風に世の中に受け入れてもらえるのか。別に一番を取る事だけがいいことじゃないですけれども、例えば、そのイメージをですね、この本がどのように受け入れられるのか? 何処の出版社から出るのか、あるじゃないですか、出版社によって毛色が。そういう事まで目をつむって、イメージが浮かぶくらい、頭の中で鮮明になってれば、きっと実現すると思うよ。

是非そういう風にしてみたら如何でしょうか? 何となくなるって思ってると、いつなれるかわかんないし、なってどうなるのかってイメージしてないとなれないと思うんですよ。人間ってそういうもんなのね。思ったとおり自分がものすごく目つむって映像的に浮かぶように鮮明に自分の夢を持っていれば、それは実現出来るはずです。何となくとか、大体とか、目をつむってもボヤッとしてるようじゃ実現しないんです。これは僕自身が人生で感じてきた事で、お勧めをいたします。

田中章 田中さん、何か聞きたい事ありますか?

田中良 僕これからの日本が不安だと毎日思ってるんですけど、日本をより良くして頂きたい、皆さんの主題にしてね。こういう風に自分は良く出来るという風にね。僕の年金を払って頂けるのは誰でしょうかと興味が……僕も年金払ってるんですけど。

田中章 年金必要なんですか?

田中良 え、当たり前じゃないですか。というか僕は別に教育とか別に言わんとしてですね。ただ僕もですね最近もらえるって言うから払ったほうがいいんですかね? って結構若い人に聞かれるんですけど、払ったほうがいいよっていうんですけど、正直返って来るかどうかわかんないけど、とは言ってもこれ、税金みたいなもんだから、社会に還元するものだから、返って来る返って来ないって問題じゃないんだよっていう風に、払っとけって言ってるんですけれども、とは言うものの返して欲しいなって一抹の気持ちを持ってる。どうやったらこれから日本を良く出来るのか、意見を持ってる人にちょっと。

田中章 はい、これから日本をどうやってより良く出来るのか、意見を持ってる人。ちょっと手を挙げて下さい。……こりゃ年金返って来ないですね。あ、一人います、良くしてくれる人が……。

質問者 僕が思っているのは、今所得格差がすごくあると思うんですよ、なので、どの職業でも一定の賃金にする。いい仕事だとか、全然稼げない仕事だとか分けずに、同じ仕事をしているので、8時間。一定賃金にすれば、もっと日本は良くなって行くかと思います。

田中章 これは、田中さん、熊谷さん、どう思いますか? 仕事の時間で賃金を固定にする。良し悪しに関わらず。

田中良 僕は、自分なりに感じた事とすれば、資本主義って仕組みと民主主義って仕組みが、作ったのは誰だか知りませんけど、とにかくこの人すごいなと思って、良く出来た仕組みだなと常々ホントに思うんですけど。

人間ってものをやる気にさせて、かつその人たちが色んな間違いを繰り返しながらも、ゴールに辿り着くという風な意味においては良く出来た仕組みなんだなという風に思ってまして、そういったようなものは、ある意味信じている派閥に服しているので、色んな弊害はあるんですけど、そうするとやる気のある人が、頑張る必要ないと思っちゃうんじゃないかと思うんですが、そこはどうしたらいいんですかね?

質問者 思想は変換する必要があると思って、自分はお金がもらえるからいい仕事をするんじゃなくて、人の為にやるんだから、お金をもらえるっていう、根本的に教育を変えて、価値観自体を変える必要があると思います。難しいとは思うんですけど。

熊谷 あの、内容によって報酬を一律にしてしまうというと、報酬でモチベーションを感じるというレベルだと多分世の中変わらないし、又報酬でモチベーションを感じるというのは駄目だと思うんですね。人はお給料とか報酬が無ければ動かないけど、それが目的で動くっていうのは、それは順番が違うと思うんです。報酬とか、会社って書いてもらえばわかると思うんだけど、会社は利益追求の装置ですよ、そりゃ皆。

僕自身も一番最初は金儲けって事で事業やりました。お金が無かったから。だけど、ある所から人も会社もそれは結果なんだよ、お金ってのは結果なんですよね。っていう考えに頭切り替えないと継続しないんですね。僕のスピードベンチャー宣言っていう社訓があって、会社は関わる人々、お客様、仲間達、株主様が幸せになる為の道具ですって書いてあるんですね。

でも、何が幸せかっていうと、お給料とか配当ではなくて、それは結果であって、やっぱり沢山の人に喜んでもらえるからって事が一番の目的で、お客さんが喜んで下さると、最高のサービスとか最高のツールとかを一番リーズナブルにお客さんに提供出来れば喜んで頂いて、喜んでいるお客さんを見て嬉しいし、お客さんに褒められて仲間達は嬉しいし、そういう笑顔の循環が出来ると、結果として利益も生まれてって、株主様も喜ぶ。

というような笑顔の循環がベースにあると、その会社って幸せだし、永続するし、だと思うんですよ。お給料とかってその中の一部だと思うんですね。だから、そういう考え方に頭を切り替えていくってのが重要で、自分自身もそういう風に変わっていくって事が重要で、そういう風に国家全体がなっていけば、皆がホントに、ま、理想論でしかないかもしれないけども、そういう風になってけば本当にもっと良い社会になっていくし、活性化すると思うんです。だから、そういう事を成し得るのってのは、話が元に戻るんですけど起業家なんで、そういう夢を持った熱い起業家がこの中から沢山出てくる事によって、日本はもっと良くなるんじゃないでしょうかね。そう思います。

でも、さっきの質問で思ったんですけど、やっぱり日本の問題と捉えるか、全世界の中の日本と捉えるかっていう問題が1個あると思うんですけど。僕は中国ですごい頑張ってる女子学生に会ってたまたま話をしたら、僕が日本人だって話したら、日本の女子大生を見てるとすっごい憎しみを覚えるんだって話をしてまして、俺なんかそんなに怒らせましたっけ? みたいな話でごめんなさいみたいな、日本を代表して謝ったんですけど。

何でですか? って聞いたら、日本の女子大生はキラキラ発光してチヤホヤされながら毎日遊んで、お気楽極楽で生きてるらしいねって。うちはこんなに苦学をしてお金を貯めて中国の大学に行って頑張ってるのにコイツ等何なんだと、コイツ等がこんなチヤホヤされてるのはおかしいと、私は一生懸命頑張ってお金を貯めて、この人達よりも良い生活がしたいんです、て。

僕は結構それは考えさせられるなぁって思ったんですね。多分親御さんとか周りの友達はそういう風にのびのびと過ごして欲しいなぁ、より良くあって欲しいなぁって、そういう風にステレオタイプの話ですけど、より良くしようと、そういう社会を作った結果、ある人から見ると、この人達は何もしてないんじゃないか? と、遊んでるばっかりだと。だったら私達の方がもっと頑張ってるんだから報われるべきなんだって熱く語ってる人達に反論出来ない部分もあるなと思ったんですよね。

そういう風な意味に於いては、あんまり日本とか日本以外とか分けるの好きじゃないんですけど、やっぱり日本以外の国に於いて、日本より貧しい暮らしをしてた人たちは、日本の人達はそんなに頑張ってないのに、そんなにいい暮らしをしてるなんておかしい。あなた達の半分の給料で頑張りますから、あなた達の仕事下さい。っていう人達って、その人達がお金を貯めていっぱい家族を作りたいとか、駅まで30分なんだけどバイクを買いたいとかいった人達がいっぱいいるんですよね。

そういう人達がいっぱい居るって社会を認識した時に、そのまま日本だけでユートピアを作ってたらいいんですけど、世界の中に於いて競争力ある日本って形にないと、そういう人達にもし仕事を奪われた場合、世界的に見ると果たしてその、日本人としては悲しいなぁと思いつつも、地球人としては、それはそれで何か地球全体的で見るといいんじゃないかなぁって気がするところも正直あるので、そういった意味で、やっぱり世界で一番頑張ってる人達が一番報われるべきだなぁと思っているので、そういった意味で、日本でどうするべきかなぁって考えてますね。

田中章 ありがとうございます。ちょっと時間チェックしてるんですが、少し時間も押してきてるので、今度は学生の皆さんから、熊谷さん、田中さんに質問したい方も居ると思いますので、こんな事聞いてみたいという方、挙手頂ければマイクを……はい後方の方お願いします。後ろから3列目位の方。

質問者 質問なんですが、日本の政治に働きかけるような事を考えていませんでしょうか?

田中章 政治に働きかけるような事、田中さん熊谷さん、考えてますでしょうか?

田中良 僕は一人一票を実現する会みたいなのがあるんですけど、一票の格差ってのがあるじゃないですか? で、僕は自分の立場として特定の宗教とか政治とかに対するああだこうだって事は言わない立場だし、そういう立場じゃないと思ってるんですけど、民主主義を機能させた方がいいって意味に於いて一人一票じゃないって事だけが、民主主義に於いていいって事は、そんな事はないなぁという風に根本的に思ってたので、そういったような事には賛同したりとか、そういうのはしてますね。

熊谷 今、お金は会社仲間を大切にするツールですってツィートした人、会社、会社ね、会社は仲間、株主、関わる人を大切にするツールだからね。お金じゃない会社ね。

田中章 訂正お願いします。

熊谷 今訂正ツィートしようと思ったんだけど、間に合わなかったです。間違えてリツィートしちゃいました。ちょっと待ってね……。

小林 じゃその間に僕がちょっと。ちなみに僕も最近なんですけど、国家戦略大臣の前原さんとか、ちょっと前に古川さんって大臣がいたんですけど、休眠預金とかの使い方の意見交換会とかのメンバーとかもちょっとやってまして、実はこういう学生向けの活動って言うのを真面目にやる事が重要ですよと大臣に向かって言ってはいますね。

やはり、そういう機会ってのは僕自身もやっと廻ってきたってなんですけれども、そこで言いたい事は言うようにはしてますね。多分前原さんは京都選挙区かもしれないけれど、直接なんか話してると、こんにちはって握手くらいしかないと思うんですけど、会議とかチャンスがある奴は、しっかり意見を言うべきかなぁっていう風に思っていて、それを示していくってのが非常に重要かなと思うんですよね。

実際に若い起業家がどうなっているのかってのは本当にお爺ちゃんとか知らないですね。取り巻きの意見しか聞いてないって、逆にそこに行ってないってのが問題だって思ったんで、そういう機会があるんだったらいうべきだし、メディアに出る機会があったら正しく意見を言う。

僕も、ベンチャーキャピタルはリスク取らないとかですね、意見交換会で某政策投資銀行の取締り常務が言ってたんですけど、真っ向から否定しましたよ。常務に向かって否定しましてね、そんな事はないと。言ったらちゃんと議事録に残っててですね、嬉しかったみたいな、僕の名前検索すれば出てくると思うんで……そんな事やってます。

熊谷 実は僕の祖父が政治家をしておりまして、色んな事を見聞きしてるので、私自身は政治に何にも関心ないし、寄りたくも無かったんです。ただですね、否応なしにやっぱり社会の情勢だったり、うちの会社の状況であったり、が避けて通れない状況も出てきまして、先日楽天の三木谷さんからお声掛け頂きまして、彼が立ち上げた新経済連盟、略して新経連の理事を今サイバーエージェントの藤田君なんかと一緒にやらせて頂いてます。

田中章 経団連に対立するものなんですか?

熊谷 対立というか、共存をしつつキチンと我々の言うべき事を通していくというような団体なわけですけども。今800社以上で構成してまして、それこそマスコミにも専門の取材の担当者が付いてまして、理事会を月に一回やってるんですけど、必ずテレビも入って取材が行われるという。きっちりとしたアクションを取ってます。で、そこを通じて、やっぱり政治に対して言うべき事は言っていこうと思ってまして、代表理事の声明でしょっちゅうリリース出してます。

新経済連盟で皆さんウェブをご覧になって頂くと、そこに色んな声明が出てまして、政党に対して、インターネット選挙早めに導入しましょうとか働きかけもしたし、あと、今アイキャンが管理してるインターネットの自由な世界をあちこちの政府が関与しようとしてる、それに対する反対声明も出したし、一応そこを通じて、一企業一個人として関与できる事は限られてるので、その団体を通じて政治に対しては働きかけを行っていこうと思ってます。以上です。

田中章 はい、じゃぁ、どうぞ。

田中良 ちなみに僕も最近政治に興味を持った時期もあったんですけど、面白いなと思ったんですけど、最近グローバル企業としてですね、色んな国にオフィスを作ったりしてるんですけど、僕初めて聞いたんですけど、例えばアメリカ一つとってもですね、国籍によって入国出来る出来ないから始まって、入国して滞在できる期間とか、労働ビザが出易い出難いとかあるんですよ。

初めて気が付いて、僕が不勉強だった事もあって同盟国だから働き放題だろうなんて思ってアメリカ行こうとしたら、そんなわけないみたいな……全然駄目だよ来ちゃ~ みたいな話で、中々ビザも発券されないんですよ。労働ビザとか? そうなんだと思って、今のは冗談なんですけど、言いたい事は、要は国力に応じてしか他国の人は入国させてくれないという現実をまじまじと知ったというか、感じて。

今の日本の国力はそうはいっても相当あるから、こうやって僕等も日本以外の国で働けるわけであって、国力がない国だったら、入国もそもそも出来ないかもしれないわ変な不法移民とか沢山居ちゃったら、あなたも来てもらっちゃ困りますって話になってしまうから、だから冗談抜きで日本の国力が下がると、本当に日本国民として働く場が働けなくなるって現実があるし、日本の国力が上がれば、日本以外の国でも働けるって現実が本当にあるんだな、という事をひしひしと感じたので、皆さんも政治っていうより日本がより良くならなければ、自分の生活もより良くならないという現実をですね、日本は日本、自分は自分って考え方がありますけど、そこは完全にリンクしてますから、そういった事を皆さんも感じて生きるといいなぁって思ってます。

田中章 ありがとうございます。じゃぁ、もう一人二人質問、受けたいと思いますけど。一番前から2列目の方。

質問者 お話ありがとうございました。お二方にお伺いしたいんですけれども、目標とか色々と達成してきたと思うんですけど、熱量ってのを保ち続ける要因がございましたら、よろしくお願いします。

熊谷 自分のモチベーションは自分で上げる。で、上げ方ってのは、僕は運動なんかするとモチベーションが上がってくるんですね。だから、絶えず一番大きな遠いゴールを忘れずに、そこまでは全然達成してないわけですよ。落差が相当あるので、ちきしょうやってやる! って気持ちを絶えず自らの心の中を燃やして持ち続けてます。具体的にやってる事は運動ですね。

運動がすごい大事で、やっぱり歳と共に筋肉落ちてくるじゃないですか? そうすると、背中丸まってきちゃったり太ってきたりすると、やっぱりやる気が失せてくるんですよ。人間て少し栄養が足りない位の方が、飢餓状態の方がやる気が出てくるんですね。僕はすごく体重をコントロールしてるし、運動もすごくしています。あとは自分の心の中を燃やしてモチベーションを保つって事をやっています。回答になってますでしょうか?

質問者 ありがとうございます。

田中章 田中さん、運動したりしてるんですか?

田中良 僕も……運動はあんまりしてないですけど……

小林 ちょっと太りましたよね。

田中良 そうなんですよ~、業績と共にですね……って冗談は置いといて、忙しいとですね、単純に。僕本当に思ってるんですけど、駄目なサラリーマン像の一個に、上司が僕のモチベーションを上げてくれないから駄目なんです。って人がいるんですけど、その時点で、コイツ駄目だなって僕は見捨てるんです。お母さんがこうやってくれないから僕は勉強しないんです、お母さんがモチベーション上げてくれないから大学に入れないんです。みたいな。

こう言ってる奴と同じ位なしょーもないレベルの話をしてると思って。やっぱ、社会人っていうか人生に於いて最も重要な事の一つは、自分でモチベーションを管理して、上げ続けるって事だと思うんですよね。健康管理と同じように自分でモチベーションを管理して上げていく事自体が、自分の最大のミッションの一つであるという認識をするのが重要な事で、そう思うか、モチベーションって誰かが上げてくれると思うか根本的に違うので、まずモチベーションを上げられるか、という能力とか才能とか努力とか、するかしないかで問われてる事であって、一番重要です。で、その中に於いて、一番重要な能力はですね、目標再設定能力だと思うんですよ。

やっぱ目標があって、そこに対して努力するってのは繰り返しだと思うんですけど、僕も、これも変な話なんですけど、僕が大学の頃ですね、親友がいまして、その彼がですね、お父さんが自殺されてしまいまして、そのお通夜に行ったんです。その時に友達と話してたんですけど、何があったのか? って聞いたら、ある仕事をしてたんですけど事情があってその仕事を強制的に辞めさせられて、自分にはこれからやる事がないって言って自殺されてしまったという話を聞いて、僕は不幸だな悲しいなと思いつつ、人生ってイうのは常に自分が思い描いている通りにはならない事が多い。

例えば、僕はその時に思ったのは、足で絵を描いている画家の人って話を思い出したんです。で、その人は手で元々絵を描いていたんだけど事情があって手が使えなくなった。そこで、常識的に考えると、手が使えない時点で画家は諦めましょうってのが、一般的な結論だと思うんですよ。でも、その人は いや違う、私は足でも描くんだって言って画家になったって話を聞いて、多分人生ってのはそういったような、極端な例ですけども、自分の何かやりたいと思った事が出来ない現実ってのがあるんですよ、能力がないとか、タイミングがない、才能がない。

けどそれはやっぱり、新しく乗り越えて、次の目標に自分を切り替えていく事が人生では問われていくんだなぁって事をすごいその時に感じまして、皆さんもある目標があって、目標に対して続けるってのは、当たり前であって、目標があんなに強く思ってたのに続けられなくなったって時に、もう一回目標を立てられる人間になるんだって事が一番重要なポイントで、そういう風に思ってそれが実現できれば、モチベーションが続くのかなぁって思ってます。

質問者 ありがとうございます

田中章 ありがとうございます。そろそろ時間もかなりオーバーしてしまいましたので、セッション終わりにしたいと思うんですが、是非熊谷さん田中さんに大きな拍手を、学生の皆さん送って頂きたいと思います。ありがとうございました。

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