男女で求める顔のタイプの違いとは?

DaiGo氏:続いては、(コメントにて)「世の中顔だな」と。なんで顔立ちがきれいなほうがいいかというと、いわゆる進化心理学の観点から、顔がきれいというのは、顔が左右対称ということなんですね。

左右対称=病原菌に感染したことが少なくて、かつ遺伝子の変異も少ないということなんで。長期的な関係ってなにかというと、結婚して子供を作っていくというのが長期的な関係ですよね。

進化心理学的に、あるいは生物学的に考えると、どうしても遺伝子的に充実しているというか、変異が少なくて優良な遺伝子を求めるわけですよ。

それが一番表れるのが顔なんですね。もちろんスタイルにも表れるんですけど、遺伝子の部分ではやっぱり顔に表れる。

そういう意味でいうと、顔の左右対称性を見ていくのがすごく大事ということになってくるわけです。だから、こういうのは理にかなってるんですよね。だから、「別に面食いじゃなくて、遺伝子がいい人を探してるんだよね」っていう言いわけが成り立つということですね。

(「肌は関係ないの?」というコメントに対して)肌のきれいさは若さですね。「肌のきれいさとか、若さは大事じゃないの?」と言う方もいらっしゃるかもしれないですけど、その疑問にもちゃんとお答えします。

みんな誤解している、男女では求める顔のタイプが違うというお話なんですけど、実は違うんですよ。

「PLoS ONE(プロスワン)」という海外の論文がさっと読める非常に便利なサイトがあるんですけど、女性が求める理想的な顔と男性が求める理想的な顔がぜんぜん違うということがわかってるんですよね。ここらへんのお話をしていこうかなと思います。

男は絵に描いたような美人を求めない

(コメントにて)「男は若いの好きじゃん!」。そう、そのとおりですよ。若いのが好きなんですよ。好きなんですけど……そこらへんの話もしますから落ち着いてください(笑)。

男性が好きな顔と女性が好きな顔というのは違うんですね。女性が好きな顔というのはどんな顔かというと、左右対称な顔なんです。だから、実は女性のほうが面食いなんですよ。女性は左右対称な顔を求めるんですね。

じゃあ、男性はどんな顔を求めるのかというと、実は男性は派手な子は求めないんですね。派手な子というか、「めちゃくちゃ左右対称じゃないと嫌だ」とか、絵に描いたようなきれいな美人をそんなに求めてないんですよ。

むしろ男性は、パートナーとしてはある程度平凡で若さが見える顔を求めるんですね。ここに大きな違いがあるんです。

なんでかというと、女性からすると、子供はカエルの卵じゃないのでポコポコ作れないじゃないですか。やっぱり人間の場合は、子供を1人作ると長い時間拘束されちゃいますから。

そう考えると、いい遺伝子を見極める必要があるんですね。だからより左右対称な、遺伝的に変異の少ない優秀な遺伝子を求めようとするんです。

ところが、男性の場合はどちらかというと、もちろん遺伝子の質も大事なんですけど、男はある程度ばらまけますよね、生物学的に考えたら。そうすると、妊娠しやすければいいんですよ。ある程度妊娠しやすくて、優秀な遺伝子が残せればそれでいいと。

そうすると、妊娠しやすい若い人を求める方向に走っていって、そんなに遺伝子の質は求めんよというのが、生物学的に出てると。

服装の若作りは逆効果

大事なのは、「若くないとダメなんですね」「私はけっこう年齢いっちゃってるんでアウトです」と。そういうことじゃないんですよ。

今言いましたよね? 顔の好みって言ってるんですよ。顔の好みだから、男性のほうがキツいんですよ。女性から見たら、男性に左右対称の顔を求めますから、男性の場合はメイクするという手段もないですから、左右の対称性が崩れてる男性はけっこう大変なんですよ。

ところが女性は、化粧だったり、整形は男性でもできるかもしれないですけど、髪形とか洋服とか、そういうのを使って、あとはブラとかいろいろありますけど、そういう物を使って若さを擬態することができるんですね。

チークなんかもそうですね。血色をよくすることによって若さを擬態してると。美白なんかもそうで、白くて透明な肌にああいう赤い色が入ってると、血色がよく見えて若く見えるわけですよ。だから女性は若く見せることができるんですね。これがすごく重要だってことです。

ただ勘違いしちゃいけないのは、若さを判断するときに、肌色とかを見るんです。だから、時々ぜんぜん若くもないのに、ピンクのフリフリだったり、見た目と合致しないファッションをしてる人がいるんですけど、あれは絶対やめたほうがいい。

なんでかというと、服装に比べて顔が老けて見えるんですよ。若作りというのは、例えばメイクとか髪形とかではなくて、肌質とかを高めるための栄養学だったり食事とか、そういうのにお金を使うのはいいんですけど、服装だけ若くしようというちょこざいなことはやめたほうがいいわけですよ。

そうすると、むしろかえって肌とか顔の若さがないってことが見えてきちゃうんで。そうすると、逆効果になっちゃうんですね。

だから、服はそれ相応の落ち着きのある服にして、「そのわりには肌がきれいだな」「若いんじゃないかな」と思わせたほうがいいということなんですね。年齢相応の服は着るんだけれども、肌がすごくきれいというのがベストってことですね。

男女の恋は“同レベル”でしか成立しない

続いてのお話は、「同等レベルの魅力がないと恋は成立しない、ただし例外あり」。これは基本的に、同等レベルの魅力がないと恋は成立しないと言われてますね。しないと言われてるんですが、重要なのは「同等レベルの魅力」というのは何なのかと。

心理学的には、見た目のレベルが同等レベルじゃないとダメというのが前提としてあるんですね。

だから、美女と野獣のカップル、あるいはその逆のカップルというのは、基本は成立しないんですよ。それはどういうときに起きるかというと、見た目以外の魅力が十分に高い場合は成立するということなんですね。

同等レベル。男性でいうと、美女と野獣が成り立つときというのは、女性のほうが極端に心理的な問題を抱えている場合以外は、例えば経済力があるとか、育ちがいいとか、そういう見た目のレベルを超えた部分にメリットを持ってる場合に起きると。要するに、男性は稼げってことです。

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